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 ■ 9月14日(土)

 涼しいをとおり越して肌寒い一日。これくらいの気温になるとそろそろ冬眠の準備にかかろうかという気になってくる(ちと早い?)夏よ帰って来て〜〜〜

 娘の志望校の文化祭に行った。一緒に行ったお友達は去年から学校見学や説明会、文化祭など何校か見たということなので、いろいろ教えてもらった。私には想像もつかない特殊な世界って感じの部分もかなりあった。だって、何回かある学校説明会には必ず毎回出席して、先生に顔を覚えてもらったほうが有利なんて、うそか本当かわからないがなんだかなぁ・・・(ちょっと反発)

 うちの場合は志望校と言っても「どうしてもここに行きたい!」という積極的なものではないが、消去法で消していくとココしか残らないという感じなので、出来たらココに入って欲しい。したがって(私にしては)かなり真剣に見た。私立はやはり施設がすごい。子供は「こんな学校で勉強できたらいいな」とあこがれの目でみているが、親としては「これだけの施設を維持するためには、一体いくらくらいかかるんだろう」と費用の面ばかりが気にかかる。しかも、中学の修学旅行はヨ−ロッパ1週間だぁ?私だって行ったことがないぞ。これも費用が気にかかる。制服だって高そうだし・・・(泣)まだ、この学校しか見てはいないが、きっと費用の面ではどこも似たようなものだろうし(大泣)
でも、生徒の様子は印象がよかった。中学・高校合同での文化祭だったが、みんな楽しそうだった。すれ違う子がみんな挨拶してくれたり、あちこちでさりげなくゴミを片付けていて校内も綺麗だった。あとは娘の頑張り次第ってところ。それにしても、ここしか見ないってわけにはいかないので、まだ何校かの文化祭や学校説明会にはいくつもり。でも、本当はめんどくさい。

 ■ 9月13日(金)

 今日は13日の金曜日だ。昨日職場で行員さんが「明日は13日の金曜日なんですよ、知ってました?」と言っていたが、何事も起こらず(あたりまえ)
今年入行した人のお母さんは43歳とか!聞いた時はショックだった。私と何歳も違わないもの。
どおりでパ−ト同士の話題に「???」って顔をしているわけだ。世代が全然違うんだもんなぁ。しかし、そんな若い人と同じ制服を着ているのって・・・

 今日は懇談会のため休みをとっていた。で、午前中からまたまた部屋の片付け。しかしあんなに頑張った割にはあまり片付いたようには見えない(泣)。
それにしても物というのは溜まるものだなぁ。その中でもどうしても必要なものってすごく少ないと思う。家の場合は特に本を全部捨てたらきっと寂しいくらいにがらんとしてしまうのだろう。でも本はなかなか捨てられないんだけどね。
長袖の服を着るようになると、私のテンションは思い切り下がってしまい、(寒いのは苦手)しかも、そのまま花粉症と11月〜4月くらいまでは冬眠しているのも同然になってしまうので、片付けどころか何もしたくなくなってしまう。なんとか今のうちにやれるだけのことはしとかなきゃ。

 外は雨だが、明日も降るのだろうか?
明日は娘の第一志望の学校の文化祭に行く予定。降らないといいけど。
明後日はバレエ。これはとっても楽しみ!

 ■ 9月12日(木)

 化粧をしないまま出かけるのは平気なのに、バッグの中に本が1冊も入っていないと無防備な、落ち着かない気持ちになるのは何故?

 最近、妙に片付け熱に取りつかれている(とは言っても家が片付いているわけではない)。昨日はタンスの整理をして1年以上着ていない服を処分した。もともと捨てて惜しいものもなかったんだけど(笑)。また近々家中のあちこちに押し込まれている本をなんとかすべく、本棚の増設を計画中。あまりにあちこちにあるので、目的の本を探すのに大変な苦労をしなければならないのだもの。いらない本は処分するつもり。我が家が片付かない原因の90%は私の本と子供のおもちゃや小物なんだもんなぁ。やっぱりなんとかしなきゃ。夫は捨て魔で、なんでもかんでもすぐ捨ててしまうので、彼のテリトリ−だけはなんとなく片付いている。だから余計に氾濫する私の物が片身がせまく感じてしまうのだ。
今はとにかくすっきりしたい気分なので、なんでも捨てられそうな気がする。このチャンスに不要品を全部処分してしまおう!

 『琥珀のひとみ』(ジョーン・D・ヴィンジ/東京創元社文庫)読み中。
村上春樹の3部作を一気に読む予定だったのに、間違えて持って出たのがこれだったので。まだ表題作だけなんだけど、やっぱりSFはいいなぁ。好きだなぁ。これは短編集なので読み安い反面、なんとなく物足りなさが残るが(短編集はなんとなく苦手なので)、これが終わったら、『ハイペリオン』のようなSFらしいSFが読みたい気分。なにかないかな?

 ■ 9月8日(日)

 雨が降って(サッカ−の)試合が中止になればいいと願っていた息子。夜はかなり降っていたが朝には雨は上がっていた。息子の願いは空しく試合は決行だ。練習は好きだけど試合は嫌いだと、いやいやながら出かけていった。まぁね、毎回大差で負けてばかりじゃ嫌にもなるかな。

 娘は塾に出かけた。夫は休日出勤。静かな休日だ。

 夕べは『北の国から 遺言』の最後の方を観た。私は今まで『北の国から』はほとんど観ていなかったので、あまり思い入れはないのだが、最後の五郎の言葉でぐっときてしまった。先日読んだ『王国 その1 アンドロメダ・ハイツ』(よしもとばなな/新潮社)のおばあちゃんと同じだふとと思った。
15年ほど前、富良野のあの風景の中をオ−トバイで走ったことがある。道の左右に見渡す限り続く畑。風にそよぐ麦やジャガイモの花。前にも後ろにも一台の車もなく、対向車もない。広い空間に自分ひとりという孤独感と、自然に対する畏怖のようなものを感じながら、同じ道をぐるぐると何度か回ったのだった。道の端にポツンと『北の国からの町 富良野へようこそ』の看板が立っていたっけ。あんな風景の中でなら謙虚な気持ちで生きていけるのかもしれない。
前編・後編ともにビデオに録画したので日を改めてじっくり観てみようと思う。

 『風の歌を聴け』(村上春樹/講談社文庫)読了。
私がやっと村上春樹を読み始めたことを知って、友達が村上春樹の本をどっさり貸してくれた。20冊くらいありそう。ありがたや。これでいちいち図書館や本屋で探さなくても途切れることなく、好きなときに読める。(読みたいのに手元に本がないのはつらい)

 『春になったら莓を摘みに』(梨木香歩/新潮社)読了。8月半ばから読み始めたのだけど、一気に読んでしまうのがもったいなくて少しずつ読んだ。最近心の深い部分にじっくりと染み渡るような本を多く読んでいる気がする。これもその1冊。
 

 ■ 9月6日(金)

 やっと、(仕事が)今週も終わりだ!休日の前日というのはなんともいえない開放感があるものだ。
あの暴言上司が夏休み以降変わった。以前だったら怒鳴り散らすような場面でも声を荒げることがなくなり、言い方もやさしくなった。お休みに奥様と温泉に行ったらしいが、きっとリフレッシュして気持ちにも余裕ができたに違いない。忙しすぎると「心を亡くす」(自分もそうだけど)。適度にストレスを解消して余裕を持つことは大切なことなんだとしみじみ思う。

 朝、出勤前でバタバタしていた時、インタ−フォンが鳴った。こんな時間に誰だろう、と思ったら近所の人。なんでも「5年生の息子が国語の授業で自分が持っていった本を読まなきゃいけないのに持っていく本がなくてすねている、何か本を貸してもらえないだろうか」という事だった。こんな時にうちを思い出してくれたのがうれしい。慌てて本を探す。貸せるような本はたくさんあるけど、その子がどれくらいの本を読むのかわからないし、大半の本は本の山脈に埋もれていて短時間では発掘できないしで、「ズッコケ三人組」と「かいけつゾロリ」と「夢水清志郎」と「パスワ−ド探偵団」のシリ−ズから1冊づつ適当に(時間がなかったので)選んで貸した。夕方本を返しにきて、結局「ズッコケ三人組」を学校に持っていったと話してくれた。オマケに梨まで頂いてしまった。ごちそうさま!

 ■ 9月3日(火)

 今週唯一のお休みの日だというのに、魔窟と化した子供達の引き出しの整理やカ−テンの洗濯などで一日がつぶれてしまった。どうも「ゴミの山に埋もれた家」とか「片付けられない女」などどいう番組を見ると、「片付けなきゃ!綺麗にしなきゃ!」という強迫観念にかられてしまうようだ(普段がひどいからね)。今日は本当はのんびりするつもりだったのに、昨日「ゴミに埋もれた家」なんていうのを見てしまったものだから、気が付くと片付け始めていたのだった。汗だくになりながらもせっかく綺麗になった部屋だが、一体何日いや何時間この状態が保てるのだろう?お願いだから母の労働を無駄にしないでね。

 掃除の合間には読書。何冊か続けて読んでみようと思っている村上春樹の『国境の南 太陽の西』を読む。今の自分にしっくり来る文章で、なんで今まで読もうとしなかったんだとろうと思う。でも、吉本ばななを初めて読んだ時にも思ったけど、本(作家)には出会うべきして出会う時期があるに違いない。もっと前に読んでいたら受け入れられなかったかもしれないし。次は「風の歌を聴け」を読む予定。

 ■ 9月2日(月)

 やっと2学期が始まった。昨日の我が家は磯野さん家のカツオ状態だった。40日も休みがあったのに、何で最後の日になってこんなにあわただしくやるんでしょう?私は嫌なことはなるべく先にやってしまう主義なので、明日提出って日に慌てるなんて信じられない。なんて言っていてもどうにもならないので、少しだけ手伝う。全く親子してなにやってんだか。

 仕事の方も急に忙しい。8月末に中堅の行員さんがふたり辞めてしまったので余計に大変。この先この人数でやっていけるのか本当に不安。昼食交代の時なんて窓口が2人になってしまった時間があったりするんだもの。お待ち客数が30人とか。

 私立中学の受験と塾というのはかなり密接に繋がっているんだな、としみじみ思う。過去の受験問題なんかを見ても「こんなこと学校で習った?」というようなひねった(?)内容が多く、小学校で成績がよかったとしてもなかなか解けないような問題のように思う(もっとも家の子供たちが通う学校のレベルが低いだけかもしれないが)。そうなると塾に行かないと受験が難しいということになってしまう。家の場合夕方5時から夜9時半から10時くらいまで塾にいる。そうなると家に帰ってお風呂に入って宿題(学校&塾)をやると12時近くになってしまう。私にはどうしても納得できない。小学生なのに、遅くまで勉強しなければならないなんて、なんだか変。なんで塾に行って勉強しないと解けないような問題なんだろう。しかも塾は塾で足元を見て、「この講習も取らないと合格は難しいですよ」と、オプションを押し付けてくる。我が家のように、始めたのが遅く(有名私立を受験する子は4年生くらいから準備をしているらしい)、自信もあまりない家は言われるがままである。子供がやりたいと言えば、やらせてしまうもの。結局、2学期は週4回塾に行くことになってしまった。それでも、娘がやりたいと言って始めたことなので、本人には不満はないからいいが、もし、親の方が熱心だったら?こんな生活はいつか破綻しないだろうか。
いくら考えても、塾のいいなりになってしまっている自分がなんとも情けないんだよなぁ。でも、子供に受験をやめなさいとも、塾を辞めなさいとも言えないんだもの。なんだかなぁ・・・