2005年7月度MCTツーリングレポート

2005年07月23日 第1版公開

日時

7月17日(日)

目的地

長野県・菅平高原

天候

晴れ 時々 曇り

  

一週間前から、ツーリング当日である日曜の予報はずーーーっと傘マークが付いたままだった。一週間のうちに状況が変わるかと期待したが、金曜の朝の予報までは傘マークは取れないままだった。今回は雨を覚悟しなければならないかな?と思っていた矢先の金曜の日中に予報が変わり、初めて傘マークが消えたのだ。いやいや、待て待て。ぬか喜びになってもいけない。土曜の予報まで待つとしよう。........恐る恐る朝のテレビの予報を見ると、なんと!晴れマークが付いているではないか!こりゃもう期待するしかない!

AM3:05、5回セットした携帯アラームの2回目が鳴ったところで目が覚めた。すぐに新聞を取りがてら外のチェックをする。大丈夫、雨は降っていない。だが星の姿は全く無い。曇っているようだ。今回はあえて YAHOO!天気情報や i-mode での予報はチェックせずにおく。これでまた悪い予報が出ていてもイヤなので。....f^^; しかし念には念を入れて、レインウェアだけは持参することにする。

さすがにAM4:30だとまだ少し暗い さすがに朝が早いので My Wife は起きてこない。朝食の支度のためだけに起こすのもなんなんで、そのままそっと寝かしておいてあげる。この日の朝食はトースト1枚とコーヒーだけにしておく。ツーリング準備は前夜のうちに全て終えていたので、余裕で朝の時間を過ごす。

前日は所用で寝床に入ったのはPM11:00だ。なので正味4時間の睡眠だとさすがにまだ眠い。これが走りに影響しなければいいが........。AM4:30になったので、寝ている My Wife に「行ってきます」と声を掛けてから外に出る。

玄関のドアを開けると思わずギョッとする光景が目に入ってきた。外にあるクルマに水滴がいっぱい付いていたのだ。おいおい、今さら雨が降ってきたのかぁ?とビビるが、どうやら今は降っていないようだ。先ほど新聞を取った時からの約1時間半の間に少しだけ降ったらしい。路面も所々濡れているが乾き始めている箇所もある。とりあえず一安心。

キュルルッ、ズボボン!セル一発で元気よく目覚める KATANA のエンジン。よし、快調、快調。早朝の静かな住宅街に KATANA の排気音だけが響き渡る。なるべく短めに暖気を終え、AM4:40に家を後にする。

今回はM.I 原氏がミニミニレポートを寄せてくれているので、随所に挿入していく。
1.


AM4:12にエンジンをスタートさせるが、ヘッドライトが点灯しない!前回走行時にバルブが切れていたようだ。Kiyomiya から出るときには明るくなっているはずなので注意しながら走っていく(ヘッドライトは点かないが、ポジションライトは点いている)。
  
2.



KiyomiyaにはAM4:40に到着。O川氏が直ぐに店から出てきたし社長も出てきた。外にスクーターが置いてあり、社長のものとのこと。今回社長も参加???と思ったらY.S藤氏が店から出てきて社長のスクーターで参加するとのこと。駐車場に見たことのある赤い車が停まっていたが、Y.S藤氏の車だった。
集合場所の Motor Cycle Shop Kiyomiya にはAM4:45に到着する。まだM.I 原氏とO川氏しかいない。さすがにO川氏は2回連続で寝坊はしないようだ。....(^^;
集合時間が近づくにつれて他のメンバーも続々とやって来た。
今回は岩手から久々参加のY.S藤氏が清宮社長のフォーサイトを借りて参加だ。
K谷氏到着 U海氏到着
K賀氏到着 Y.S藤氏登場 N野氏到着 H.I 藤氏氏到着

参加メンバー紹介

 

参加者

愛車
※( )内は普段の愛車

備考

O川氏 RF900R  
U海氏 YZF-R1  
M.I 原氏 SV400S 今回のメイン幹事
  O智氏 CB400SF-HVS II ちょっとだけ遅れた!
  N野氏 ZEPHYR750  
  K谷氏 SKYWAVE400  
  K賀氏 HARLEY DAVIDSON
DYNA LOW RIDER
 
  H.I 藤氏 GSX-R1100 Tオートの社員さん
  Y.S藤氏 FORESIGHT
(ZRX1100)
バイクでは2001年6月以来の参加!Kiyomiya 前のスタートから一緒なのは約9年ぶり!
S枝 GSX1100S KATANA

以上の10名だ(*印はMCTクラブ員)。なおY.S藤氏のバイクは清宮社長のものを借りた。さすがに岩手から片道 500 km を自走してからのツーリング参加は厳しいものがあるのだろう。

15分遅れでようやくO智氏がやって来た AM5:00になったがO智氏がまだ来ない。ちょっと遅れているだけかもしれないので、AM5:05までは待ってみる。しかし来る気配がない。仕方がないのでO智氏の携帯に電話してみると「5時でしたっけ?」との声が。もう少し遅いと思っていたのかな?

O智氏を待っている間に、先に朝ミーティングを済ませてしまう。ミーティングも終了し、集合時間から15分が経った頃、ようやくO智氏がやって来た。O智氏が到着すると、挨拶もそこそこにスタートすることにする。

こうしてAM5:15、清宮社長のお見送りを受けながら出発していく。私はH.I 藤氏と共に最後尾につける。なおM.I 原氏のバイクのロービームが球切れしたらしく点灯しないらしい。日中はまだいいが、暗くなってからだと何か対処が必要だ。

今回のルートは次のように予定している。

行き]Kiyomiya → 都道4号所沢街道 →(所沢市)→ R463所沢入間バイパスR299
    埼玉県道30号 → 埼玉県道172号 →(白石峠)→ 埼玉県道11号 → 埼玉県道82号 →
    140
→ 埼玉県道13号 →(鬼石町)→ R462十石峠街道R299武州街道 →(十石
    峠)→〈千曲病院入口〉交差点 → R141臼田バイパス →(佐久市)→ R18北国街道
    〈諸〉交差点 → 長野県道79号 → 〈鞍掛〉交差点 → 長野県道4号 → R144上州街道
    〈菅平口〉交差点 → R406大笹街道 → 長野県道182号 → 【菅平高原】

帰り【菅平高原】→ 長野県道182号 → R406長野街道 → 群馬県道235号 →(北軽井沢)
    → 群馬県道54号 →(二度上峠)→〈権太〉交差点 → R406草津街道 → 群馬県道33号
    →(地蔵峠)→〈西松井田駅前〉交差点左折 →〈下町南〉交差点右折 → 群馬県道51号 →
    群馬県道47号 →〈一ノ宮〉交差点 → R254信州街道 →(吉井)→ 群馬県道41号 → 群
    馬県道13号 → R462 →埼玉県道13号 → R140 →(秩父市)→ R299 →〈久保〉交差
    点 → 埼玉県道15号 → 埼玉県道30号 → R299R463所沢入間バイパス →(所沢
    市)→ 都道4号所沢街道 → Kiyomiya

    なお帰路は、時間的な関係から十中八九、高速道路を利用することになるだろう。

  

都道4号【所沢街道】を北上し所沢市を目指す。所沢市の〔金山町〕交差点を左折してR463に入り、〔大六天〕交差点に差し掛かったときに、道路右側で手を振っている人を見つける。最初は何している人だろう?と気にも留めずに通過しようとしたその時、その人がツーリング常連のM徳氏であることがわかった。休みが合わずツーリングに参加できないけど、HPの予定ルートを見て隊列が自分の家のそばを通ると知ったのだろう、一生懸命手を振ってくれていた。こちらも慌てて手を振って返礼する。あいにく〔大六天〕交差点では信号が青で停まることができなかったが、心の中でM徳氏に感謝しつつ目の前を通過していった。

M徳氏が見送ってくれた〔大六天〕交差点を右折し、R463【所沢入間バイパス】に入っていくと、アベレージスピードがグンと上がる。それでも先頭が“安全運転”のM.I 原氏なので、無茶なスピードにはならない。淡々と走って道がR299【飯能バイパス】に変わってもそれは変わらない。この頃から青空が姿を現して、この日一日がまた暑くなりそうな雰囲気になっていく。もう“梅雨明け宣言”してしまってもいいのではないだろうか?
  (註:実際の梅雨明け宣言は翌日に発表があった)

しばらくすると埼玉県道30号が出てくるのでこれを右折する。この道は初めのうちは緑の木々に囲まれていい気持ちだが少しするとそれも終わり、あまり特徴がなくなっていく。遅いクルマに何度か前をふさがれるが、先頭のM.I 原氏は積極的に抜いていこうとしない。遅いクルマがいたらその速度に合わせてひたすら後を付いていく。ようやくのことで遅いクルマがどくと、隊列のスピードがアップするのは当然のことだ。

それにしても朝から睡魔と格闘するハメになるとは思わなかった。まだ朝食休憩もしていないのに........。睡眠時間が短いのが災いしてか、少々ボーーっとしながらの走行が多かった。

  

私が案内標示板等に気づかないまま隊列が左折していく。ここから埼玉県道172号に入っていくのだ。最初のうちはなだらかな道だが、峠に近づくにつれてだんだん道もクネクネ度を増していく。本日最初のクネクネ道の始まりだ。まだこの道はクネクネ度もキツくないので、朝の肩慣らしにはちょうどいい。

適度にバイクを倒しながら進んでいくと、ある所で隊列が停まった。知らないと通り過ぎてしまうが、ここが白石峠だ。あいにく眼下はガスっていて景色が望めないため、ここでは特に撮影もせずにそそくさとあとにしてしまう。白石峠滞在時間はわずか2分だけだ。この時点でAM6:30となっていた。

M.I 原氏ミニミニレポート
3.




所沢街道、R463、県道30も特筆する所はなかった。県道172に曲がって、前を走る遅いRVは途中で左折していった。
白石峠への上りは細かいカーブが多く、スクーターのY.S藤氏にはきつかった様だが、あまり遅れることもないので普通のペースで走れた。
白石峠は停まる予定は無かったが、勝手にトイレ休憩とさせてもらった。

白石峠を過ぎると、次の定峯峠までの道は下りの林道となる。結構あっという間に定峯峠まで到達すると埼玉県道11号に接続する。ヘアピンも何箇所かあるが決して走りにくくはない。ただ前を走るK賀氏のことが少々気にはなっていた。K賀氏のハーレーはバンク角が恐ろしく少ない。左に傾けるとスタンドが、右ではマフラーがすぐに擦ってしまうのだ。ガリッといって挙動を乱しかねないので気にして見ていたのだが、ここでは左右とも擦ることなくクリアしていたようだ。

ほどなくすると埼玉県道82号に出る。今度は一転して穏やかな道だ。これを北上して長瀞方面に向かう。このあたりだと空も開けて青空が広がっている。走っているからまだいいが、停まったら暑そうだ。長瀞からは埼玉県道287号を経由してR140を渡り、埼玉県道13号に入っていく。このあたりはほとんど停まらずに通過していくだけなので、部分部分の景色は覚えているものの、あまり印象に残っているシーンがない。どんどんパスしていく。何かトピックがないと、走り詰めのツーリングではほとんど記憶に残らないものだ。

埼玉県道13号は杉の峠まではなだらかな道で、その先は急に峠道になる。道幅はあまり広くないので、大きいクルマが対向車に来るとちょっと危ないかも。私の3台前を走るN野氏は、右下りコーナーでセンターラインに寄った途端に対向車の大型ダンプが迫ってきた。危ない!N野氏もビビったことだろう、あわてて避けていた。その光景を後ろから見ていた私は、N野氏がダンプにぶつかりそうに見えたのでちょっとビビった。

M.I 原氏ミニミニレポート
4.


当初予定では県道11からR140を経由としていたが、県道82、県道287経由に変更。県道13の杉ノ峠からの下り(鬼石の手前)はヘアピンカーブが多く、対向のトラックが迫って少々びびった。

その後はまたなだらかな道となり、群馬との県境を過ぎてすぐにR462に出るので、今度はこれを左折して十石峠方面に向かう。

  

R462【十石峠街道】に入ってすぐ、先頭が右手にあるコンビニにすべり込んでいく。ようやくここで朝食だ。AM7:25、セブンイレブン【鬼石三杉町店】に到着する。

駐車場は広いがたたずまいは普通のセブンイレブンだ 「あぁ、お腹すいた」集合前にトーストを食べておいたとはいえ、4時間も経てばお腹は空くものだ。走っている最中からグーグー鳴っていた私のお腹。早速おにぎりを食べてお腹の虫を抑え込む。

この頃には一旦睡魔は退散していたが、お腹が満ちるとまた出現してくることであろう。気をつけて行かねば。

前傾姿勢のキツいH.I 藤氏(左)はしきりに肩を揉んでいた

ここまででお店スタートから約 95 km ほど走ってきた。全行程が 400 km くらいと言われているので、朝の2時間ちょっとでその約 1/4 を走ってしまったことになる。結構ペース速いかも?

「さ、行きますよ」とM.I 原氏の号令が掛かり、AM7:50にコンビニをあとにする。

  

R462【十石峠街道】は適度にコーナーが連続していてトバせる道のはずなのだが、この時はあいにく遅いクルマ(軽自動車)に行く手を阻まれてスピードが出せない。その遅いクルマは 15 km 近くに渡ってバイクの隊列を抑え続けた。先頭のM.I 原氏は、追い越しのためのはみ出し禁止を理由に追い抜いていこうとしない。これには後ろでストレスが溜まりまくってしまった。積極的に追い抜いていこうとしないM.I 原氏に、というよりも、後ろを全く見ない(もしくは見ていても無視し続けている)軽自動車のドライバーに対して怒りにも似た感情が起きてきて、「おい、道を譲ってくれよ!」と叫びたくなってしまった。実際、道には何箇所も待避できたり道幅の広い部分があったが、軽自動車は後ろのことは全く意に介していないようだった。

その軽自動車がようやく前からどいて、さぁこれからペースが上がるぞ!と期待してスロットルを開けた直後、先頭が道の駅【万葉の里】に入っていく。え?ここで休憩するの?まだ朝食休憩から時間経っていないよ?と思っていたら、ここからR299の十石茶屋の所までフリー走行にするという。

「フリー」と聞くと俄然張り切るメンバーが。YZF-R1 のU海氏だ。写真を撮る間もなくカッ飛んで行ってしまった。ここから先の中高速コーナーが連続する区間は YZF-R1 のもっとも得意とするところだろう。

発進していくM.I 原氏 Y.S藤氏もスタート K谷氏も発進! H.I 藤氏(左)はのんびりタバコを吸っている。タバコを吸い終えたN野氏(右)が先に発進準備中

他のメンバーは一通りスタートシーンを撮影したのだが、まともに写っていたのはこの4枚だけだ。もっと撮影テクを磨かねば。....f^^; ほぼ全ての人が発進して、あとは私とH.I 藤氏だけという時に私も発進する。

M.I 原氏ミニミニレポート
5.



朝食のコンビニまではほぼ予定通りの時間で着いた。朝食処からR299の県道124分岐までフリー走行を考えたが、神流湖沿いは追い越し禁止なので、道の駅「万葉の里」からフリー走行とした。
途中でU海氏が物凄い勢いで追い越していった(速過ぎ!!)。

R462【十石峠街道】はハイペースを維持しながら走れる山間の道だ。峠道ほどクネクネしていなく、神ケ原からは道がR299【武州街道】となるけれどもそれは変わらない。しばらく飛ばしていくと先にスタートしていったN野氏に追いついた。それまではおとなしく走っていた様子のN野氏だが、私が追いついてきたことを知ると俄然張り切ってスロットルを開けていったようだ。コーナリングスピードは遅いが直線ではやたら飛ばすN野氏。その様子を後ろから観察しながら走って行く私。途中“走り系”のクルマにあおられかかったがものともせず、2台のランデブーはフリー走行終了地点まで続いた。

ハーレーでもハイペースコースなら十分走っていける フリー走行終了地点の十石茶屋は左コーナーの途中の道路右手にある。私はすぐにわかったが、N野氏は危うく通り過ぎそうになっていた。

ここではトイレがあるのみで休憩施設は無いので、全員が揃ったところで早速スタートする。ただこの先のR299は道が悪い箇所があるため、一部林道を使い迂回して十石峠を目指す旨、M.I 原氏からお達しがあった。

上野村のみどころマップがフリー走行終了地点の目印だ

スタート直後に現れる群馬県道124号に入り、すぐ右折........のはずが、工事のため通行止めになっている!さてM.I 原氏はどうするか........と見ていたら、一旦停まったあと、Uターンするでもなくそのまま群馬県道124号を進んでいく。この時私は勝手に「十石峠を諦めて、ぶどう峠〜小海町経由でR141に出るのかな?」と想像したが、その想像は30秒もしないうちに外れた。少し先にもう一本、林道に入るルートがあったのだ。こうして無事【矢弓沢林道】に入れた隊列は、悪路部分を避けてR299へと復帰した。

M.I 原氏ミニミニレポート
6.




県道124を少し走って矢弓沢林道に入る所で、通行止め(崖崩れ?)だったため、橋を渡った反対側の入口から林道の分岐へ向かう。林道は5月に通った時と落石の状態は変わらなかった。交通量があると石や砂が跳ね飛ばされるのだけど、殆ど車が通っていないようだ。
R299との合流点で一旦停まって後続が追いつくのを待ってから左折し十石峠へ。

悪路部分は避けたといっても、それでも十石峠に至る道は細い。路肩は濡れた枯れ葉などが堆積していて結構危ない。慎重にバイクを進めていくと右手に展望台らしき建造物があり、左手に駐車スペースが。ここが十石峠だ。AM9:05、十石峠に到着。

十石峠の展望台。これが峠のランドマークだ ここには展望台とトイレしかない。展望台に上れば多少景色が楽しめるのかもしれないが、誰も上っていこうとはしない。みなこの先の走りのために体力温存か?....(^^;

ここではトイレ休憩+α程度の休憩だけで長居はしない。長居しても何もないからだ。AM9:20、十石峠をあとにする。

「いや〜、スクーターでも結構走れるものですね」。ZRX1100 乗りのY.S藤氏はフォーサイトが意外に“走れる”ので驚いていた。ただやはり普段スクーターに乗っていないので、「股の間にタンクが無いのってものすごい違和感だ」とも話していた

  

十石峠を越えた先は長野県になる。古谷渓谷のあたりまでは下りの峠道が続く。道が狭いので対向車が来ると危険なため慎重に走るが、幸い古谷渓谷まで対向車が全く来なかったので助かった。古谷渓谷を越えると道はなだらかになり、スピードもアップしていく。

M.I 原氏ミニミニレポート
7. R299の下りは道幅の狭いところで対向車が来なくて走りやすかった。

信号が全然無いためずーーーっと停まることなく走り続けていくとR141に突き当たるのでこれを右折する。このあたりから制限速度で走るクルマに前を塞がれてしまう。追い越していくかな?と期待するが、やはり、というか、安全運転のM.I 原氏は追い越しもすり抜けもせずにひたすらクルマの後を付いていく。制限速度のその速度域は、ちょうど KATANA の振動スポットにハマる“不快領域”だ。振動が右手首に集まってきて、手首が痺れてしまう。仕事でPCを多用する関係上右手首が痛みがちなので、痛みにさらに輪を掛ける振動はたまったものではない。回転数で言うと 2,500〜2,800 rpm、その回転数での速度は3速で 50 km/h、4速で 60 km/h。一番市街地で多用する速度域で振動が出るが、この振動自体は KATANA の“持病”と諦めてはいる。3,000 rpm まで回せば振動は収まるので願わくばもうちょっとだけペースアップして欲しいものだが、しかし前を塞ぐ遅いクルマとそれを抜いていかないM.I 原氏がそれを許してくれない。結構ツラい。....(T_T)

上信越道の佐久 ICのあたりになってようやく片側2車線となり、途端にペースも上がる。遅いクルマもようやくパスできた。少し進とまた片側1車線に戻るが、もうこのあたりでは遅いクルマに塞がれることもなかった。

M.I 原氏ミニミニレポート
8.

R141は制限速度で走る車のためノロノロでストレスが溜まるが、道幅も狭いので擦り抜けはやめておいた。佐久 IC付近は片側2車線になるが、また1車線に戻ってしまう。

ようやくR18が見えてきたのでこれを左折する。R18に入って少しした頃、信号待ちの際に中程を走っていたO川氏が先頭まで出てM.I 原氏に何か話している。トリップメーターを見るとお店スタートからもうすぐ 200 km になろうとしている。そろそろ1回目の給油タイミングだな、と思っていた私は、O川氏の動きでそれを察知できた。案の定、それから最初に現れたGSに先頭がすべり込んでいく。AM10:25、小諸市のGSで給油する。

レギュラーガソリンがリッター130円とはバカ高! ここでは全車が給油していた 燃費が悪そうなバイク2台。何リットル給油したのかな? 燃費のよさそうなスカイウェイブ(前)とタンクの小さそうなハーレー

スタンドに入ってからふと値段の書かれた看板を見ると、なんとレギュラーガソリンがリッターあたり130円もするではないか!バカ高い!同じ日、私の地元東京・東久留米界隈だとレギュラーが116円、高い店でも120円するかしないかだ。

私の前に給油し終わったU海氏が店員に「ガソリン高いねーー」と話しかけると、若い店員は「あと数百メートル行くと6円安い店がありますよ」とのたまった。給油し終えた人がそこに行くはずもないので平気でしゃべったのだろうが、もしそれを知っていたら間違いなくそっちの店に入っていたことだろう。しかし私だけ別の所に行って給油するわけにもいかないので、仕方なくそのまま給油した。

全車の給油を終えGSをスタートしたのはAM10:35。再びR18にバイクを投じた。

  

R18【北国街道】を西に向かい、〔諸〕交差点を右折して長野県道79号へ........と思っていたが、何を思ったのか、M.I 原氏はそのままR18を直進していく。あれ?ここを曲がるはずじゃ??と訝りながら付いていくと、2つ先の〔小諸 IC北〕交差点を右折していく。ちょっと曲がる交差点は違ったが、小諸 ICの所で長野県道79号に入ることができた。

そして小諸 ICのあたりで、私の KATANA のオドメーターが 44,444.4 km となった。ツーリングの最中なので残念ながら自分だけ停まって写真を撮るわけにはいかないので、オドメーターのぞろ目の瞬間を目に焼き付けて走って行く。

長野県道79号はあっという間に過ぎ去り、〔鞍掛〕交差点を右折して長野県道4号に入る。この道は左手に上信越道が走っていて、しばらく併走する形になる。道そのものは交通量も少なく走りやすい。だんだん県道の方の標高が上がってきて、上信越道を見下ろしながらの走行となる。上信越道の向こう側の景色も見えて爽快だ。しばらく上信越道とのランデブーが続いたあと、県道は山間に向けて離れていく。

信号の全く無い状態で長野県道4号を進んでいき、ようやくR144【上州街道】に出る。すると途端にペースがダウンした。隊列の前方にいるクルマ達が遅いせいだが、よくよく見るとその前には観光バスもいる。クルマも4台くらいいたので、狭い道ではこれらをまとめて抜かすのは無理だ。こういう状況ならM.I 原氏は絶対に抜かしにかからないのがわかっているので、トロトロ走りを覚悟して付いていく。

それにしてもトロトロ走りはツラい。バスやクルマがいなければ快走できるはずのルートなのに全くもってつまらない走りだ。やっとのことで〔菅平口〕交差点まで到達する。ここで観光バスやクルマ達がそのまま直進でR144の方に行ってくれることを願ったがむなしく外れ、私らと同じR406へと左折していく。これって拷問?

R406では短いながらも登坂車線が用意されている。観光バスは素直に登坂車線に入って道を譲ってくれているのに、バスの直後を走るクルマが全く加速せず抜かしていかない。おかげで他のクルマ達もやきもきしていたようだ。私らも登坂車線を機に前に出たいところだったが状況は変わらない。ツーリングマップルには「2車線快走路 菅平付近は明るく気持ちのいい高原風景の中を行く」などと紹介されているが、全く“快走”できなかった。むしろ“ストレス街道”だ。それでも何箇所目かの登坂車線で、さすがにしびれを切らしたバイク達は前走車達を抜かしにかかった。観光バスを1台抜いてもさらに前に観光バス隊がいるので抜かす時しかペースアップはできないが、それだけでも少しはストレス解消になった。

M.I 原氏ミニミニレポート
9.





R18から県道79で小諸 IC横を通りT字路を左折し県道79を進む。東部湯ノ丸 IC手前で、県道79から県道4へ右折し道なりに走るとR144に合流。4台前を走る車が遅く制限速度で走っているが、その前に大型バスの集団も見えたので抜いても仕方が無いのでノンビリ走っていく。登坂車線にバスがよけても4台前を走る車はスピードアップせずタラタラ走っているので、バスを抜けずに登坂車線が終わってしまう。菅平高原の中心部までタラタラ走りとなった。

  

〔菅平〕交差点近辺では、その周囲に建ち並ぶ店に入るためのクルマや観光バスなどで混み合っている。それらをなんとかかわして交差点を右折し、高原方面に向かう。他に何もなく駐車スペースがあるだけの所で隊列がすべり込んでいく。ここで一旦休憩か。AM11:25、菅平高原に到着する。

なんにも無い駐車スペース。トイレすら無い 斜面を登って西を望む景色。今いる斜面は日が照っているが、西の方は雲が多めだ
斜面を登ってくるだけで疲れてしまう ヤレヤレ、と腰を下ろすが、急斜面なのでなんか落ち着かない 駐車場から斜面を登ると景色が広がる。冬にはスキー場になるところなので斜面が急だ。休むといってもなんか落ち着かない。
M.I 原氏によると、もうちょっと頑張って斜面を登ればさらに見晴らしのいい景色を楽しめるらしいが、ここまで登るだけでも体力を相当使ってしまっているのでパスする。この先の“走り”もあるので。....(^^;
M.I 原氏ミニミニレポート
10.


菅平高原の観光の目玉は「ダボスの丘」だけどスキー場の斜面を20分!?以上登る様なので、途中の斜面で断念した。斜面に咲いていた紫の花は「ウツボグサ」。 M.I 原氏撮影「ウツボグサ」

メンバーが少し休めた頃にカメラのセッティングができたので、菅平高原に来た証拠に、とみんなで写真を撮っておく。ただ“菅平高原”といわれても、景色以外それを示すものが何もないのが寂しいが。....(^^;

菅平高原から見える景色をバックに。斜面の遠近のために“小人”に見えるH.I 藤氏とY.S藤氏

写真を撮り終えると、メンバーはカメラや三脚を片付けている私をほったらかしてスタスタと駐車場に向かって下りていく。急いで片付けてあとを追う私。駐車場では「お昼はどこ?」との質問がM.I 原氏に飛ぶ。お昼前の時間なのでお腹も空きぎみだし喉も渇いている。しかしめぼしいお店が無いとのことで菅平では食事しない。さらに1時間弱走って北軽井沢まで行ってから食事にするという。そうとわかれば早速出発だ。既にこの時点でお腹が鳴り始めているからだ。AM11:50、菅平をあとにする。

  

R406を少し戻ってから長野県道182号に入る。菅平牧場の西側を走るこの道は最初真っ直ぐだがすぐヘアピンが連続しだし、そのうち峠道に変わっていく。この急な変化に私の前の方を走るメンバーも少々とっちらかっている人たちが。U海氏やK賀氏などが急な左コーナーを曲がりきれずに対向車線の向こう側まで何回となくはみ出していた。対向車が来ていたら危ないシーンの連続だ。またK賀氏はここにきてマフラーやサイドスタンドをガリガリと擦っていて、一度はサイドスタンド擦った時にリアがホップして挙動を乱しかけていた。ハーレーではちょっとキツい道だったかな?

峠道のクネクネ具合はR144(兼R406)【長野街道】に合流しても変わらない。しかし県境にある鳥居峠を越えて群馬県に入ると途端に緩やかな道に変身する。遅いクルマもいないので当然ペースが上がっていく。群馬県道235号へと右折すれば北軽井沢はもうすぐだ。

M.I 原氏ミニミニレポート
11.


北軽井沢の別荘地内でコースミス。走ったのは当初予定のコースだけど、昼食処に向かう時に同じ道を往復しないようコースを変えようとしたが、間違えて元のコースに入ってしまった。距離は変わらないので問題は無かったけど・・・・。

R146が見えてきたのでこれを右折する。北軽井沢のどこで昼食にするのかまでは聞いていなかったので、どこに停まるかはM.I 原氏次第だ。すると間もなく左手にそれらしき施設が見えてきた。先頭がそこに向けて走り込んでいく。ようやく昼食にありつけそうだ。PM0:30、【浅間牧場茶屋】に到着する。

昼食処とした【浅間牧場茶屋】 早速牧場茶屋の2階にあるレストランに入る。10名全員が座れる席は無かったが、幸いにも座敷席とテーブル席が2つ確保できて、一度に全員が座れた。私らの後に入ってきた人たちは席が空くのをしばらく待っていたので、ラッキーなタイミングだった。
私が頼んだ「信州味噌焼き丼セット」はそこそこおいしく、満腹になった。
「信州味噌焼き丼セット」 1,100円也。セットではない「信州味噌焼き丼」は、冷やしそばではなく味噌汁が付いていた

「お昼寝する時間はあるの?」Y.S藤氏が聞いている。かつてY.S藤氏が東京にいてツーリングクラブ員だった時では、昼食後のお昼寝タイムが設定されていることが多かったからだ。しかしバイクで走ることに関して“クレイジー I 原”の異名を持つM.I 原氏企画のツーリングにそんな“ムダな”時間は存在しない。当然「無いですよ」との返答だ。

お昼寝は無理でも、食事後の睡魔の危険を回避したい私やO川氏が「スタート後1時間くらいの所で小休憩を入れられないか?」と提案するも、「休憩している時間は無いよ」との返事。ま、確かにこの後走った時に1時間の所ではな〜んにも無かったので休憩のしようはなかったが。

食事後、1階がおみやげ売り場になっているのでみな思い思いにおみやげを調達している。一通りメンバーがおみやげを買い終わり、さぁ出発するぞ!という時になって、O川氏が悲鳴を上げた。「財布が無い!」。手にはたった今買ってきたおみやげを手にしている。どこか違うポケットにしまったんじゃないの?と聞くがそれはないらしい。あわてて店内に探しに戻っていった。そうこうしているうちに、店の反対側に駐車していたM.I 原氏らが準備を終えてバイクでやって来た。O川氏の“財布紛失事件”を伝え、少し待ってもらうことにする。

数分してO川氏が戻ってきた。やはり財布は見つからないようだ。幸か不幸か財布にはほとんどお金が入っていなかったらしいこととカード類は無かったそうで、O川氏は諦めて、肩を落としながらスタート準備をしている。

O川氏の“財布紛失事件”の影響はあったが、PM1:30には【浅間牧場茶屋】をあとにする。

  

R146を少し戻って〔北軽井沢〕交差点を右折して群馬県道54号に入っていく。入って少ししたところで隊列が急に止まる。どうしたのか?と思っていたら、ここから先をフリー走行にします、というM.I 原氏からのお言葉が。食後の眠くなりそうな時間帯にフリー走行を組み込むとは、なかなかニクい配慮だ。

そうと決まったらバビュン!といなくなってしまうのがU海氏。もういない。各車もそれに続いてスタートしていく。いつもなら各車が行った後におもむろに走り出していく私も今回は早めにスタートした。

K谷氏などを抜いていったあと、次に追いついたのはO川氏。だがここはあえて抜かすことはせずにO川氏のあとを付いて走る。O川氏も私が抜いていく気配がないと見るや、ペースをアップしていく。見通しの良くない初めて走る道をよくあんなペースで飛ばしていけるな、てなスピードで走って行くO川氏。それには付いていけないので、私は私のペースを守って走って行く。でもクネクネ具合は峠大好きな人には満足してもらえるのでは........?

M.I 原氏ミニミニレポート
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県道54のフリー走行はK賀氏とH.I 藤氏の後を付いて最後を走ったが、K賀氏が四苦八苦しているのが良く分かった。バイクがバンクさせられないので、どうしてもスローペースになってしまうが、それでも結構なペースを維持していた。

道がなだらかになった鬼神岩のあたりでフリー走行は終了だ。全車が揃うのを確認してから、ここからまた隊列を組んで走っていく。

R406【草津街道】に右折で出たと思ったらすぐまた右折して群馬県道33号に入っていく。この道も地図で見るとかなりのクネクネ道だ。しかしここではフリー走行とはならずに隊列組のまま走って行く。隊列といっても峠道なのでほとんど千鳥にはなれず一直線隊列だったが。途中の地蔵峠はそれとは気づかないまま通過していた。途中から道が下りになったので、おそらくそこが地蔵峠だったのだろう。特に印象に残っていないのが残念だ。

道が下りになってからしばらくして、隊列が左折していく。特になんの疑いも持たずにその後を付いていくが、群馬県道216号の表示が出た時に「あれ?」とは思った。しかし隊列は停まる気配もなく突き進んでいくし、M.I 原氏の挙動が不審になっているわけでもないので、「これで大丈夫なのだろう」と思った。そうこうしているともう一度右折した後左折で再び群馬県道33号に出た。ツーリングマップルを見ると、今通ってきた道の方がまともに群馬県道33号を走って行くより距離的に短く見える。きっとM.I 原氏のことだからいろんな道を知っていて、ショートカットしたのだろう(........とこの時は思っていた。下のミニミニレポートを見るまでは....(^^;)。

M.I 原氏ミニミニレポート
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県道33の途中でコースミスした。本来曲がるところではない所で左折して、県道216に入ってしまったが、道なりに走って県道33に無事復帰した。皆は気づかなかった?
高原地帯から下界に降りてくると暑さが厳しくなってきた。

標高がグングン下がってきて暑さが身に染みる。そんな中松井田駅周辺を右左折して群馬県道51号、同47号を経て群馬県道48号へ。このころでは睡魔も襲ってきているし喉も渇いたし、なにより暑いし、と少々ボーーっとしながら走っている。鉄道の遮断機が下がって隊列が停まるが、停まると汗がドッと体中を覆い尽くす。早く遮断機が上がって走り出したいよーー。ようやく遮断機が上がったのでさぁ走れるぞ!と思ったのも束の間、踏切を渡った直後に細い道に右折して隊列が停まった。なんだ?どうして何もないこんなところに停まるんだろう?と思っていたら、ここは面白い駅名で有名?な南蛇井駅だ。ツーリング前からM.I 原氏が寄ってみたいと言っていたのを、現地に着いて思いだしていた。PM3:00、南蛇井(なんじゃい)駅に到着。

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県道47から県道48経由で「南蛇井」へは予定コース外れるが、地名が面白いのでコース変更とした。上信鉄道の踏切手前で、O川氏が「休憩はまだですか?」と聞いて来たので直ぐに曲がって休憩する旨伝える。踏切を渡って直ぐに右折し南蛇井駅に到着する(途中で休憩したい旨聞いていたが、コンビニが全然無かった)。
上信電鉄の南蛇井駅にて休憩。南の蛇の井と書いて「なんじゃい」と読む。ツーリングマップルには「かなり変な駅名!」とのワンポイント紹介文が載っている この駅は朝夕の通勤通学時間帯以外は駅員さんがいない無人駅だ。改札前にベンチがあり、そこで暫し休息を取らせてもらったが、暑さが先に立ってじっとは座っていられない。日陰ですら暑く、日の当たる場所では途端に汗が滴り落ちてきた。

自販機で買ったジュースで喉を潤していると、まだ遠そうだがどこからともなく雷の音が聞こえた。

「なんじゃい観光マップ」なるものが駅の脇に掲げられている

ふと空を見ると黒っぽい雲も立ちこめ始めている。これを見たメンバーは口々に「もう行こうか?」と言い出した。万が一にも雨に降られるのだけはイヤなので、一服できたところで出発することにする。PM3:15、南蛇井駅をあとにする。なおM.I 原氏から、吉井 ICから上信越道を利用する旨通達があった。

  

群馬県道48号を南に進み、すぐの信号を左折してR254へと進んでいく。途中から片側2車線の【富岡バイパス】となるが、あまり思ったようにペースは上がらない。信号待ちの時にはすり抜けていく十分すぎる幅が路肩や車線間に空いているるにもかかわらず、M.I 原氏はすり抜けていこうとしない。二輪なんだからクルマと同じように信号を待たなくても、と思うのだが........。もっと二輪の“特性”や“特権”を生かした走りをしてもいいと思うが。

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R254の富岡バイパス付近は片側2車線だが、信号待ちの車列が短かったので擦り抜けはしなかった(結局、下道では擦り抜けなしだった)。

R254の【富岡バイパス】はまだ完全にはできあがっていないようだ。広い道が急に終わり、右折して狭いR254【信州街道】に向かうように標示板が示している。指示通りに走ると、R254【信州街道】は混んでいた。やはりここでもすり抜けはしていかないM.I 原氏。徹底しているなぁ。

混んでいるR254【信州街道】をなんとかかんとか進み、ようやくのことで群馬県道41号に入る。ここまで来れば高速は目の前だ。信号直進で上信越道・吉井 ICに到達する。通行券を受け取ったら左に寄せて一旦停車する。M.I 原氏から、ここから関越道の高坂SAまでフリーにする、と連絡が回ってきた。それを聞いたらみな次々に飛び出していく。私は全車を見送ってから、最初にスタートした人からは約2分、私の前に出て行った人からも約1分遅れて一番最後にスタートしていく。この時点でPM4:05だ。

高速はクルマがいっぱい走っていて混んでおり、クルマ達の間を縫うようにして抜かしていく。かなりのペースで走って行くものの、さすがに1分以上離れると高速ではなかなか前走メンバーに追いつかない。ふと電光標示板を見上げると、関越道の花園 ICから嵐山PAのあたりまでが渋滞しているらしかった。そしてその渋滞長さが、電光標示板が現れるたびに延びていく。こりゃ早く通過した方がよさそうだ。

結局藤岡JCTまでの間には前走メンバーには誰にも追いつかなかった。みんな結構速く走っているんだな。関越道に入るとさらにスピードアップできるので、ひたすら前を見据えて突き進んでいく。花園 ICに差し掛かると、電光標示板のとおりに渋滞が始まっていた。なので迷わず車線間すり抜けをスタートする。クルマ達の不意の車線変更等に十分気を遣いながらすり抜けていくと前方に見慣れたバイクのテールが。H.I 藤氏の GSX-R1100だ。しばらくはなかなか追いつかなかったが、いざH.I 藤氏に追いついてしまうとあとが楽だ。なぜかって、H.I 藤氏は GSX-R1100 の片目にHIDバルブ(それも光軸無調整で、ローでもかなり上を向いている!)を入れているからで、これに照らされると間違いなくミラー越しでもドライバー達はバイクを認識させられる。だからH.I 藤氏の前で車線変更する(できる)クルマは皆無に近い。なのでその後を付いて走って行ければ、結構なペースですり抜けができるのだ(ちなみに、この時のすり抜けスピードは 100 km/h!だった)。

電光標示板にあったとおり、嵐山PAを過ぎたあたりから渋滞は解消していった。それまで 100 km/h くらいですり抜けていたバイクはさらにスピードアップできて喜んでいる(喜んでいるのはバイクでなくライダーか?....(^^;)。ハイペースで走って行くとあっという間に東松山 ICを越え、すぐに高坂SAが見えてくるのですべり込んでいく。PM4:40、高坂SAに到着する。バイクの駐車スペースにM.I 原氏が見えたのでそこに駐車する。

M.I 原氏ミニミニレポート
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高速では車が多かったので追い越し車線を思いっきり飛ばすことはできなくて残念。車列を縫うように走ったけど、あまりスピードは上がらなかった。U海氏もあまり飛ばせないようで、渋滞に入るとU海氏の後を付いて擦り抜けしていく。
高坂SAのバイク駐車ペースは一杯だったが、近くのゼブラゾーンに止まっていたバイク集団が出発していったので、我々の駐車スペースができた。

私の後にも次々にメンバーが到着したので、可能な限り撮影した。

O智氏が到着 K賀氏が到着 N野氏が到着 K谷氏が到着

O川氏の RF900R を借りて乗っていたY.S藤氏、到着後開口一番「途中でガス欠になって焦りましたよ」と言ってきた。モチロン本当のガス欠でなくリザーブにすれば済む話なのだが、人のバイクのリザーブコックがどこにあるかわからないので走りながら切り替えることができずに一旦停車を余儀なくされたそうだ。停まってからもどこにあるのか見つけるまで時間がかかって焦りまくっていたそうだ。

ふと携帯を見るとメール着信がある。見てみると今日は都合で参加できていないH.I 原氏からだ。なになに?
 「田舎での用事が終わり関越高坂SAにPM4:15にて会えると思ったのですが姿が見えないので帰ります」
なんだ、ほんの30分前にここにいたんだ、H.I 原氏。早速電話してみると、H.I 原氏は既に練馬 ICに到達していた。私らが今高坂SAに着いたことを告げると残念がっていた。H.I 原氏はこの先所沢 ICを過ぎたあたりから渋滞している情報をよこしてくれた。

高坂SAではソフトクリームで糖分補給、スポーツドリンクで水分補給をする。これだけで結構元気が回復する。そしてここで、練馬 ICまで直接行く、というU海氏、K谷氏、N野氏の3名とはお別れだ。挨拶を済ませた後、O川氏の他2名くらいが給油に向かい。他のメンバーはそれらが給油し終わるくらいのタイミングで駐車スペースを出る。SA出口付近にあるGSに向かうと、ちょうどO川氏らの給油が終わって出てくるところだった。とりあえず所沢 ICの料金所を出たところまでフリーにし、PM5:10、高坂SAをあとにする。

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休憩中にソフトクリームとポカリスエットでエネルギーと水分を補給。
高速に復帰しても交通量が多くてカッ飛ぶことは出来なかった。

  

先ほどまでとは違い、関越道はクルマが増えている。なのでさっきまでのようなカッ飛びはできなかったが、前を行くクルマ達を右に左にかわしながら走って行くとわりとすぐに所沢 ICに到達する。料金所で通行料を支払い前方の広めのスペースにバイクを停めて後続を待つ。

M.I 原氏はロービームが切れている O川氏の乗車シーンが撮られることは珍しい H.I 藤氏はよく足をハの字に広げたシーンを撮られる Y.S藤氏は既にフォーサイトのオーナーと思えるほどマッチしている

離脱した3台を除く7台が集まったところですぐに出発する。M.I 原氏がここから先の裏道ルートを知らないとのことで、ここから先はO川氏が先導していく。

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所沢 ICからは道が分からないのでO川氏に先導をお願いしたが、アチコチ曲がっていくので、道順は全然覚えられなかった。

R463【浦和所沢バイパス】から〔亀ヶ谷〕交差点を左折して【オリンピック道路】に入り、〔本郷〕交差点を直進で一般市道に入っていく。あとはいつもの裏道ルートで、何度か右左折を繰り返して東久留米市に入っていく。

  

本隊はPM6:10、定休日で閉まっている Motor Cycle Shop Kiyomiya に到着した。シャッターが完全に下りているので誰もいないのかと思いきや、ピットの電動シャッターが開いていき、中から清宮社長が姿を現した。ピット部を開けると、そこに即席の休憩所を作ってくれた。

距離があるツーリングだったのでメンバーにも疲労の色が 日差しのキツい中半袖Tシャツで走ったY.S藤氏の両腕にはクッキリと日焼けの痕が この日はみんな疲れたからか、Kiyomiya での休憩は長時間にわたった。いつもなら20〜25分程度で解散するが、この日は45分も休憩させてもらった。
「それじゃそろそろ........」と腰を上げたのはPM6:55。すでに外は暗くなりかけていた。
M.I 原氏は左側のロービームが切れているため、急遽右側のハイビームのレンズ上部にガムテープを貼って目隠しして代用

M.I 原氏は切れたロービームの替わりにハイビーム側にガムテープを貼って目隠し代用しようとしている。ガムテープで塞いでも、ハイビーム側のレンズカットの加減から多少上向きに光が漏れていたようだ。

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Kiyomiya からの帰宅時は暗くなってきたのでハイビームにガムテープで目張りしたが、一部の光が左上方向に漏れていた。

私は全車がお店をあとにしたのを見届けてから帰路に就き、GSにて給油後、PM7:20に帰宅した。

  

今回は距離があるため途中休憩の時間を犠牲にしながら走り続けた格好だが、高速を利用しないで下道だけだともっと時間がかかっていたことだろう。当初予定では秩父越えのルートだったから、まともに行っていたらR299の渋滞に引っ掛かっていただろう。吉井から高速を使うというM.I 原氏の適切な判断が、疲れながらも適度な時間に帰ってこられたツーリングとなった。

今回の走行は私のカタナで460.5km、使用したガソリンは26.20L、なので燃費は17.57km/Lだった。帰路に高速区間があったおかげで、峠主体のルートどりでもこの燃費となった。これだけ走れれば十分満足だ。

(終)