第一回 タイムトライアル記

 

実は管理人は、タイムトライアルの主催者でありながら、
自らタイムトライアルに挑戦したことは一度もなかった。
ここのところタイムアタックが加熱してたので、それに触発されて自分でもやってみることにした。

まずはゲーム開始。緑バージョンを選んだ。
ゲーム開始直後に設定を「早い、勝ち抜き、飛ばしてみる」にするより、
一度すべてのデータを消して(タイトルで↑セレクトB同時押し)、
「最初からはじめる」前に設定をいじっておく。わずかだが時間のロスを防げる。

最初に選んだのはフシギダネ。最初のバトルは体当たり連発で何とか勝利。
急所に当たれば鳴き声の効果を無視できるのがうれしい。
その後はお使いイベントだが、行き、帰りとも一度も敵に遭遇せずに突破できた。
オーキド博士から図鑑をもらい(もっとも、ページを増やすつもりなど毛頭ないが)、
本格的にゲーム開始。トキワの森まで進み、最低限の虫取り少年のみ倒す。

タケシ戦は宿り木を植え付けて、ひたすら体当たり。結構時間はかかったが勝利した。
その後、ショップで薬を購入。
お月見山に向かうのだが、途中のトレーナー戦でPPが尽きて一度引き揚げた。
洞窟入り口近くでカモネギ交換用のオニスズメを捕獲。
お月見山には入ったあとは、「セーブして数歩すすみ、またセーブ」で、
野生ポケとのエンカウントを防いだ。
山男は楽勝だが、ロケット団のズバットの吸血の4倍ダメージに苦戦しつつも脱出。
出たあとの丘の上で隠しアイテムのスーパーボールをひろう。

ハナダに着いたら真っ先にポケモンセンター、
そしてカスミ戦。幸いにもディフェンダーばかり使ってくれたので、
想像よりもずっと楽にクリアできた。予想外に苦戦したのはゴールデンボールブリッジ。
この時点での直接攻撃技は体当たりとツルの鞭しかない。
宿り木を効率よく使い、何とか7人抜き。その後草むらでケーシィを捕獲し(先のスーパーボールを使用)
山男で経験値を稼いでマサキから船のチケットをもらう。
もちろんショップで虫除けスプレーを購入。

クチバについたらまず、オニスズメをカモネギと交換。
忘れないうちに引換券ももらっておく。
サントアンヌ号は、のしかかりの技マシンを回収した以外はすべての部屋を無視し、
さっさとライバルを倒し船長にあう。
その後、クチバジムへ。
ここでポケセンに行くとテレポートでハナダへ飛べなくなるので、
傷ついたままでマチスと戦わないといけない。
スイッチ探しは迷ったが、直前セーブで時間のロスを回避。
マチスは得意の電気技もさほど効かないので、割とあっさり勝てた。

その後ハナダへテレポートし、ロケット団を倒してイワヤマトンネルへ。
途中で気がついたのだが、自転車をもらうのを忘れていた。
ここで戻るとかえって時間がかかるので、今は戻らないことにした。
暗闇のトンネルには慣れているのであっさり突破。
山男や怪獣マニアも属性的に絶好の獲物だ。

洞窟を抜けたら、すぐにタマムシを目指す。
デパートでピッピ人形とゲート通過用のおいしい水、
そして回復用のいい傷薬(本来ならおいしい水だが、時間がかかるので)を買って、
空を飛ぶの技マシンをもらう。ハナダに戻って自転車を入手後、
シオンのタワー。ここのライバルを倒した時点でフシギバナに進化した。
ゴースに混乱させられたりで、かなり苦戦したが、葉っぱカッターの連発で何とかクリア。
7階の祈祷師のゴースでフシギバナが倒れてしまったが、
敵のHPもわずかだったのでなんとレベル7カモネギでとどめを刺せた。
その後、不思議なアメといいキズ薬で復活。例によってガラガラの霊はピッピ人形で供養して、
ロケット団*3はのしかかりで強引に倒し、ポケモンの笛入手。

さっそくサイクリングロードへ。
暴走族どもはすべて無視して、一気にセキチクへ。
サファリで波乗りと金の入れ歯を入手し、キョウと戦う。
プラスパワーのあとのヘドロ攻撃で予想外のダメージを受けたが、何とか勝利。

その後、ヤマブキへ行こうと思ったが、エリカを倒し忘れていたことに気付きタマムシへ。
まきつきコンボの前にのしかかりでさっさと倒してしまった。
ヤマブキでは、5階でカードキー入手後、すぐ3回中央左でワープ。
ここのライバル戦はかなり激戦だったが、のしかかりの麻痺がうまく出て何とか勝利。
社員からラプラスをもらい、サカキは葉っぱカッター連発で楽勝。
ヤマブキジムのナツメのポケモン達は、ユンゲラー以外はのしかかりで一撃で倒れてくれない。
サイコキネシスも致命傷となる。
うまく補助技を使ってくれるまで何度もやり直して、やっとの事で勝利した。
ちなみに、この戦闘中に生長を覚えた。普段なら覚えさせないが、
「もしかしたら…」という気持ちで覚えさせてみる。
詳しくはあとでわかるが、この判断が大正解となる。

すっかり忘れてたサファリ園長に怪力の技マシンをもらい、
ラプラスに波乗りと覚えさせる。さっそくグレンへ船出だが、
マサラから旅立ったの言うまでもない。
ポケモン屋敷はシルバースプレーで一気に最後まで…と思ったが、
鍵を目の前にしてスプレーの効果切れ。「このくらい大丈夫」と思ったら、
運悪くベトベターに遭遇してしまった。まぁ、一度ぐらいなら大したロスにはならないが…
グレンジムは例によってクイズで突破。カツラ戦は大苦戦すると思いきや、
生長で特殊を上げることによって非常に楽にクリアできた。
ショップですごいキズ薬とゴールドスプレーを購入し、グレン島をあとにする。

トキワジムは、空手王とエリートトレーナーのみ倒してサカキへ。
もちろん葉っぱカッターで楽勝。ちなみにこのとき持ち物がいっぱいだったので、
地割れの技マシンは受け取ってない。つまりロケット団は解散していない(笑)。

さて、次はライバル戦。余裕があるときに生長することで、
フーディンのサイコキネシスやリザードンの火炎放射のダメージを最小限に抑える。
火炎放射が急所に当たったので倒れてしまったが、
HPがわずかだった上に麻痺していたのでレベル15ラプラスの波乗りでとどめを刺す。
チャンピオンロードは、通り道にあった何でも治しと快復の薬を拾い、
空手王と水ポケ使いのエリート♂を倒した以外に寄り道はしなかった。

さて、いよいよ四天王戦。いつもはあっさり倒されてしまう彼らだが、
今回の戦いは非常に苦戦した。何度も試行錯誤を繰り返した結果、
葉っぱカッターでは倒しきれなかったので、
生長の特殊上昇が反映されるメガドレインを使うことにした。
まずカンナ戦。ジュゴンに宿り木を植え付け、眠ってる間に生長。
最大まで上がったら、メガドレインでジュゴン、パルシェン、ヤドランを。
攻撃力を下げられていなければルージュラはのしかかりで一発。
ラプラスはメガドレイン一撃とはいかないが、吹雪が急所に当たらない限り負ける要素はない。

次にシバ。生長は4回で十分だった。
最後のカイリキーだけはメガドレイン一発で倒れてくれなかったがあっさりクリア。

そしてキクコ。四天王の中ではもっとも苦戦した。
毒を持ってる上に特殊が高いので、メガドレインで大きなダメージを与えられない。
しかもゴルバットの黒い霧でせっかくの生長の効果をかき消される心配もある。
何度か試行錯誤した結果、宿り木を植え付けられると必ずと言っていいほど入れ替えることが判明。
最初のゲンガーに宿り木を植え付けてゴルバットに入れ替えさせ、
真っ先に倒すことで安心して生長を使うことができた。
ゴースト軍団は補助攻撃がうっとうしいものの、決定打を与えることはできないので、
メガドレイン連発で勝利。

四天王の大将、ワタル。
ギャラドスの時に生長してる間に睨みつけるで防御を下げられ、
破壊光線で大ダメージを受けるので大苦戦!かと思いきや、
何故か自慢のドラゴン軍団に高速移動ばっかり指示するワタル。
プテラの突進が来たときには一瞬焦ったが、運良く外れてくれた。
カイリューも高速移動ばっかりなので、のしかかりであっさりクリア。はっきり言って拍子抜け。

そしていよいよ最後のライバル。
まず最初のピジョットに宿り木を植え付け、その間に生長。
ゴッドバードも1発は耐えられる。一通り使ったらのしかかりでピジョット、フーディンを倒し、
サイドンはもちろんメガドレイン一発。体力を大回復できるのがうれしい。
ギャラドスの破壊光線も致命傷にはならず、やっぱりメガドレイン。
ナッシーの催眠術連発が非常にうっとうしかったが、のしかかりで撃破。
いよいよ最後の敵、リザードンだ。まずは真っ先に宿り木を植え付ける。
宿り木には「巻き付き系の技を使用中の敵からは1ターンに2回分体力吸収」という隠れ効果があるので、
炎の渦対策となるわけだ。大文字も、生長を使っているのでさほどダメージは受けない。
のしかかりで削っていき、最後のとどめは宿り木が刺してくれた。
これこそが、まさにフシギバナの真骨頂。

ところで、この戦いをしていて気付いたのだが、
生長には特殊以外のステータスを上げる効果もあるようだ。
通常時なら150近くのダメージを受けるゴッドバードも、
生長を6回使ったあとなら80程度に軽減できた。
さらに、通常時は先制できないフーディンから先制攻撃を奪い、
普通なら2/3程度しか削れないのしかかり一発で倒すことができた。
ナツメ戦のところでも書いたが、生長を覚えさせたのはやはり大正解であった。

さてさて、ライバルを倒したあとはいよいよエンディング。
セリフは長ったらしいのでひたすらA連打。殿堂入りの時に表示されたタイムは、
2時間56分!はじめてのタイムトライアル、しかも攻撃面に不安があるフシギバナで、
3時間を切れたのはとてもうれしかった。

最後に、今回のタイムトライアルを振り返って。
はっきり言って、「テレポートで移動時間短縮」等、
mat.さんのアイディアを使わせてもらったのは事実。
しかし、宿り木や生長の使いどころなど、フシギバナ独自の戦い方も発見することができた。
また、移動や戦闘でちょっとつまずいたところがあり、そこら辺を改善すればもっとタイムは縮まると思う。
フシギダネは僕のポケモンの原点でもあるので、これからもタイムアタックに挑戦していきたいと思う。

 

2000年7月3日 期末テスト一日前(汗)