ヒストリアカップ2nd オフレポート

概要

2016年12月4日に行われた、ゴールドさん主催の初代VC対戦オフ会(詳細)。
前回同様、ルールはニンテンドウカップ97で行われる。まさかの2回目開催には大感謝である。
前回に引き続き、僕は一般参加者としては誰よりも早く参加申請を行った。

前回オフのレポートはこちら

「かける」のパーティ紹介

ポケモン Lv
ラプラス 55
サンダース 55
ケンタロス 50
ルージュラ 50
マルマイン 50
フーディン 50

今回はシンプルな55-50構成とした。
性質の全く異なるダブルエースで揺さぶりをかける、というコンセプト。
ケンタロス、ルージュラ、マルマインは自動的に決まり、残る1枠で悩んだ。

メンバー詳細

能力値の()内は個体値、技の+はポイントアップの使用回数を意味する。
個体値は16進数表記(F=15)。

ラプラス(とっちー)Lv55
選出率:4/7

HP 258 (E)  
攻撃 138 (5) 10万ボルト(+3)
防御 139 (B) 吹雪(+3)
素早 122 (F) のしかかり
特殊 155 (A) 影分身

各地で評判のLv55ラプラス。テンプレでは眠るだが、敢えてのしかかりを入れてみた。
言うまでも無くルージュラ対策である。麻痺を撒ける氷は強いだろうとの発想。
実際、火力と攻撃範囲のおかげで、分身で誤魔化せば眠る必要性はあまりないと感じた。

サンダース(シナモン)Lv55
選出率:3/7

HP 187 (F)  
攻撃 127 (F) 10万ボルト(+3)
防御 111 (5) のしかかり(+3)
素早 199 (F) 影分身(+3)
特殊 177 (F) 眠る(+3)

前回はLv53で起用したサンダースのレベルを上げた。
本来は仮想敵であるラッキーのために二度蹴りを入れていたが、ほぼ皆無だったのでのしかかりに変更。
麻痺を撒きつつ電気を殴れるというのが強み。
メンバーの中では唯一ポイントアップをフル投与。これは実戦において報われた。

ケンタロス(ぎゅうた)Lv50
選出率:7/7

HP 169 (3)  
攻撃 150 (E) のしかかり
防御 137 (6) 踏みつけ
素早 161 (F) 吹雪(+3)
特殊 121 (F) 破壊光線(+3)

ルージュラ対策、というか牽制用の低Lvケンタロス。個体値はかなり妥協。
踏みつけはLv差があってもルージュラとほぼ互角に戦える。
(怯み発動or悪魔のキッス回避からの破壊光線で倒せる)
ルージュラが本当に怖かったので、気が付いてみれば全試合で起用していた。
吹雪での凍結に成功したら即座に入れ替えて有利な対面を作るという方針。

ルージュラ(ビエネッタ)Lv50
選出率:1/7

HP 171 (F)  
攻撃 95 (9) サイコキネシス(+3)
防御 80 (9) 吹雪(+3)
素早 146 (F) 悪魔のキッス(+3)
特殊 146 (F) 影分身

前回からの流用。技も全くいじっていないテンプレ構成。
今大会では完全にマークされているので非常に出しにくかったが、出した試合では先鋒で活躍した。
前回でも選出率は2/7と低い。もっと思い切って使ってみても良かったかも。

マルマイン(チャップス)Lv50
選出率:3/7

HP 162 (B)  
攻撃 101 (F) 10万ボルト(+1)
防御 110 (4) 身代わり
素早 191 (F) 物真似
特殊 125 (9) 大爆発

前回の個体を流用。電磁波を身代わりに差し替えた。
理由としてはまず、麻痺したくない奴はそもそもマルマインの前に留まらないだろうとの考え。
身代わりの使いどころとしてはラプラスやスターミーと対面したときのワンクッション。
地面やナッシーが出てきたら一か八かで物真似を使う。
たとえ普通に攻撃してきても、身代わり破壊後に吹雪に耐えられる回数は変わらない。
また、吹雪などのミスを期待して貼り続けるというのもありだろう。

サイドンが増えたこと、またPT内の麻痺撒き要員の変更もあり選出率は激減した(前回は6/7)。
選出した3試合では全て先鋒である。

フーディン(アナ)Lv50
選出率:3/7

HP 161 (F)  
攻撃 93 (7) サイコキネシス(+3)
防御 88 (7) 電磁波
素早 171 (F) 自己再生(+3)
特殊 186 (F) 影分身

麻痺撒き要員。スターミーと迷ったが、吹雪を入れるスペースが無いならこっちだろうと判断。
もともと使い捨て程度のつもりだったが相当の粘りを見せた試合もあり、やや運用法を間違えた感がある。
なお名前の「アナ」で穴を掘るを持っていることを仄めかして電磁波を躊躇させようとしたが、さすがにそこまで甘くなかった模様。
ちなみにフーディンをLv50で使ったのは本大会では僕だけだった模様。
実際に覚えさせる予定もあったので攻撃にも努力値は一応振ってある。

選出した3試合では全て先鋒。それ故にマルマインとは共存していない。

対戦記録

予選リーグであるフシギバナブロックの面々との対戦の記録。
自分のポケモンは赤い太字、相手方のポケモンは緑の太字で表記。
ターン経過については完全にメモっているわけではないので省略している部分もある。

手持ちのメモが不完全なので、対戦相手様によるレポートを反映して修正する場合もある。
記録や記憶が曖昧な部分には(曖昧)と記述。
対戦相手様がブログなどを一般公開している場合はリンクさせていただきます。

VS.エンドウさん

ポケモン Lv
マルマイン 50
ルージュラ 50
ラプラス 50
カビゴン 55
フーディン 55
ケンタロス 55

いきなりのトリプルエースである。
岩やゴーストはいないので、最低限の仕事ができそうなマルマインを先鋒に。
地面がいないのでエースはサンダース安定。あとは適当にケンタロスかな。

1ターン目、エンドウさんもマルマインが先鋒。迷ったが大爆発を選択。
先に動いたのはこちらで、急所に当たって両者相打ち。この時点では有利か不利かわからない。
こちらはケンタロス、エンドウさんはカビゴンを繰り出す。
2ターン目の裏にてカビゴンが凍結に成功させる。
すぐに入れ替えずに様子見。分身は使わずのしかかりでケンタロスがダウン。
こちらは最後のサンダースを繰り出す。地震を食らいつつも10万ボルト2発でカビゴンを下す。
あちらの最後のポケモンはルージュラ。とりあえず影分身をするが、吹雪が命中してあえなくダウン。

反省:どちらかといえばラプラスを選んだほうがエース軍団に対して強かったかも知れない。
それにしてもカビゴンは完全にノーマークだった。もし分身を積まれていたらこちらの勝率はさらに下がっただろう。

VS.あーみんさん

ポケモン Lv
ケンタロス 50
ルージュラ 50
マルマイン 50
サイドン 50
フーディン 55
ラプラス 55

サイドン相手のマルマインの動きを試してみたかったので先鋒に。
電気2体はリスクがあるのでエースは当然ラプラス。あとは無難にケンタロス

前試合に続きミラーで開始。今度は爆発せずに身代わりで様子を見る。
こちらが先制し、あちらの電磁波がなんと素で外れた!(1/256の確率)
次のターンはお互い10万ボルト。サイドンに替わる気配が無かったので爆破で相打ち狙い、微妙に残ってしまった。
こちらはケンタロスを繰り出す。あちらは当然のように大爆発。ここで急所でダウン!これは痛い!
最後のラプラスを出す。あちらはルージュラ
影分身1回からののしかかり連発。サイキネを2発食い、特殊が1段階下がりながらも何とか倒す。
あーみんさんのラストはエースのフーディン。ここは攻めるしかない。
あちらは身代わりを連続で使うが、全て吹雪が命中して破壊。3ターン目に自己再生。ここで吹雪を当てて凍らなかったのは痛い。
長引きそうなのでのしかかりに切り替える。こちらでも一撃で壊せる。身代わりの切れ目に運よく麻痺したものの分身を入れられ、
HPに余裕が出たところでサイキネを食らってダウン。

反省:爆発のタイミングが早すぎた。分身を警戒したが、この時点で使っていなかったので無いと見るべきだったろう。
ケンタロスが生き残っていたらフーディン相手に少しは善戦できたのかも知れない。

VS.エドワードさん

ポケモン Lv
マルマイン 50
ルージュラ 50
サイドン 50
ヤドラン 50
ケンタロス 55
フーディン 55

マルマインミラーはもうこりごりなので、今回は先鋒にフーディン
ルージュラケンタロス警戒でエースはラプラス、あとは迷ったらケンタロス

予想通り(?)相手先鋒はマルマイン。まずは無難に電磁波を入れる。
先に10万ボルトを撃たれて急所に当たったが、影分身と自己再生を使い(この間、2連続で痺れて動けなかった)、あちらの電磁波を食らいつつもサイキネで倒す。
エドワードさんはエースのフーディンを繰り出す。
身代わりを貼られたが電磁波を入れることに成功。ケンタロスに入れ替えるが、今度はあちらから電磁波を食らう。
のしかかりで身代わりを潰すもサイキネ2発でダウン。
さっさと仕留めたいのでラプラスを出す。吹雪を急所に当てるも電磁波を食らい、
2連続で痺れたまま自己再生→サイキネ急所2連発で落とされてしまう。さっきのお返しとはいえこれは痛い。
最後にフーディンを出す。分身1回だけ積んでひたすらサイキネで攻めるが身代わりには勝てない。
フーディンと残る1体を絶対に倒せないとわかった時点で投了。
ちなみに、相手に3体目を出させられなかった試合は今回のみ。

反省:エース起用のタイミングが早すぎた。先にフーディンを出して消耗させればよかった。
とはいえこれは結果論で、実際は影分身積みを警戒してしまったのはやむを得ないだろう。
ラプラスがあまりにもあっさりと落ちてしまったのが痛かった。

VS.伍段さん

ポケモン Lv
ケンタロス 55
マルマイン 50
ルージュラ 50
ラプラス 55
サンダース 50
ナッシー 50

前回も同じブロックだった伍段さん。地面がいないからエースはサンダースで。
あとマイン対決は嫌なのでフーディン、そしていつものケンタロス

いきなりエースのサンダースが光臨。
毒々を撃ってくるがミス、こちらからは電磁波で麻痺させる。
次のターン、こちらはケンタロスに入れ替え。あちらは再び毒々、今度は食らう。
踏みつけで怯みを狙うが怯まず。影分身→10万ボルト急所でダウン。
こちらは再びフーディンを繰り出す。サイコキネシスでサンダースがダウン。
お次はラプラス登場。1回だけ分身してひたすらサイキネ。
吹雪を食らいつつも凍らずに倒すことに成功する。
最後はナッシー。決定力に欠けるので使い捨てるつもりでサイキネ連発。怪力でダウン。
こちらもラストのサンダース。分身を3回積んで眠り粉を避けつつのしかかりで攻める。
あと2発で倒せる!というところで攻撃し、相手のサイキネが急所に当たってダウン。
伍段さんは申し訳なさそうにしてたが…以下反省欄にて。

反省:今思うとフーディンを捨てたのが謎。サイキネの特殊ダウンに期待しつつ普通に自己再生で粘るべきだっただろう。
仮に分身眠るで粘られたとしてもサンダースにも同じことができるので一方的に不利になるわけではない。
そして最後のターンにしても、ナッシーの技が3つ割れている時点で分身眠るはあり得ないので、攻撃を焦らず眠ればよかった。
立ち回りにおける根本的なミスを2度も犯して勝てる試合を捨ててしまった。猛省すべき。

VS.ワイルドさん

ポケモン Lv
サンダース 55
ラプラス 55
ダグトリオ 55
ケンタロス 50
ルージュラ 50
マルマイン 50

ダグトリオ以外の5匹はLv含めてこちらのパーティと完全一致。 高Lvケンタロスがいないのでルージュラを先鋒に起用。
ダグトリオは怖いがサンダースラプラスはもっと怖いのでエースはサンダース。そして安定のケンタロス

1ターン目、ワイルドさんもルージュラが先鋒。
ここで引いても仕方ないので一か八か悪魔のキッス!先に動いて相手は眠り!
即座にケンタロスに入れ替えたら、あちらも同時にケンタロス
この時点で相手にはラプラスがいないと判断。躊躇なく吹雪を撃ちにいく。あちらも同じ考えだったようだ。
先に動いたのはあちらのケンタロスだが、凍らせるのに成功したのはこちらのケンタロス
これを基点とするためにサンダースに入れ替えると、なんとワイルドさんもサンダース まさか選出が完全に一致するとは、お互いに苦笑い。
もちろんやることも影分身で同じである。こちらは2回積んだ時点でのしかかりでの攻撃に移る。あちらは身代わり。
PP的にはこちらが有利である。昨夜、眠気を振り絞って最後のポイントアップを集めた甲斐があった。
以降はひたすら影分身でターンを稼ぐことにする。身代わりがあるので、こちらが1回殴っただけでは眠れないというのも大きい。
それに気付いたのか、途中でルージュラに入れ替えたりもしたが、
回避率が素に戻ったサンダースはのしかかりで押し切ることができた。今大会初勝利!

反省:ミラーの博打を2連続で制した。勝負は時の運とはよくいったもの。
仮に眠ったり凍ったりしたのがこちら側だったらどうだったろう。サンダースで全抜きできたかな?

VS.イワサキさん

ポケモン Lv
ダグトリオ 55
フーディン 55
マルマイン 50
ケンタロス 50
ルージュラ 50
ラプラス 50

ダグトリオが怖いのでエースはラプラス。先鋒もフーディンにする。
あとはいつものケンタロス

イワサキさんの初手はマルマイン。お互い電磁波を入れる。
2ターン目、あちらは嫌な音、こちらは影分身。3ターン目、大爆発が命中して相打ち。
次にこちらが出したのはケンタロス、あちらはルージュラ
ここ一番の踏みつけで怯みを引き、そのまま破壊光線で撃破!
ラストはダグトリオ。迷わず吹雪を選択。影分身を使われたが急所に当たってKO!

反省:積極的な攻めがうまく回った事例。ルージュラの前で下手にラプラスに引いて眠ったりしたらぐだぐだになっただろう。
悪魔のキッスが来ようが吹雪が来ようが、ケンタロスだけで仕留められるようにするのが理想的である。

VS.コウさん

ポケモン Lv
サンダース 50
サイドン 50
ラプラス 50
ナッシー 50
ケンタロス 55
スターミー 55

低Lvと高Lvに水タイプ、そしてサイドンマルマインに仕込んだ身代わり物真似が試せそうだ。
ケンタロスが出てきそうだからエースはサンダースだろうな。あとはケンタロスでいいや。

コウさんの先鋒はケンタロス。引くにしても攻めるにしても身代わりが安定。
出てきたのはサイドン。この機会を待っていた!物真似!!…地震をコピー。サイドンは岩雪崩で身代わり破壊。
再び入れ替え読みを読んで身代わり。さすがに普通に攻めてきた。マルマインを捨てるつもりで地震(大爆発よりちょっと強い)、向こうの地震でダウン。
ケンタロスを繰り出すが、ここで吹雪を当てても倒しきれなかった。しかも相手の吹雪でこっちが凍る。
岩雪崩を読んで留まったら影分身、ラプラスに入れ替えたら岩雪崩と踏んだり蹴ったり。
とにかく目の前のサイドンを吹雪で仕留める。
コウさんが次に出したのはケンタロス。のしかかりで麻痺するも吹雪で凍結。
この隙に影分身。あちらもラプラスを繰り出す。
影分身を使われるも、こちらの10万ボルトが命中。次のターンはあちらの10万ボルトをかわしてこちらの10万ボルトが急所!最後の最後で辛勝を勝ち取った!!

反省:吹雪、影分身、急所による逆転と、これぞ初代というような戦い。
振り返ってみるとこちらのラプラスを出してからが幸運すぎたような気もするが、
地震か吹雪のどちらかが急所に当たるか凍っていればケンタロスが凍るリスクも無かったのでお互い様だろう。
自分としてはサイドンから安全な物真似(前回は吹雪に晒されながらの物真似だった)ができただけでも割と満足。

おまけ

相手トレーナーによるポケモン別の選出数

※同率の場合は大会全体のKP順

ポケモン 回数 Lv 備考
ルージュラ 4 50のみ
マルマイン 4 50のみ
ケンタロス 2 50、55
サンダース 2 50、55
ラプラス 2 50、55
フーディン 2 55のみ
サイドン 1 50
ダグトリオ 1 55
ナッシー 1 50
カビゴン 1 55 今大会唯一
(不明) 1