ポケモン本をる!
持ってる本のほかにも、友達の家で1回見ただけというのもあったりします。本の紹介、情報の補足大歓迎。

2015年5月追記:現在、新しく初代ポケモン攻略本の紹介コンテンツを制作中

 

攻略本編

 

ポケットモンスターを遊び尽くす本(赤、緑、青)   KTC       いい加減評価         
僕が初めて買った本だ。しかも図鑑完成後に。
でもこの本はストーリー攻略にほとんどページを使っていないので、それでも十分楽しめた。
そのぶん対戦のすすめや編集部のパーティー紹介など、おもしろい物も見受けられる。
データベースには一応技やポケモンのデータがあるが、
例に漏れず誤植だらけ(攻略本は間違いだらけ参照)なので修正して使うことをおすすめする。
赤、緑、青と3冊出ているが、違うのは袋とじの中だけ。袋とじの中にはバージョン別のポケモン出現率や、
バージョン別おすすめパーティー(青にはない。何故だ)等が書いてある。
ある程度やりこんでいれば、アーボ→サンド、ビードル→キャタピーなど置き換えがきくので1冊あれば十分。
この本の最大の魅力はなんといっても携帯性。
ゲームボーイと一緒にリュックやポーチに入れるにはもってこいの大きさだ。

(00年9月2日追加)
昨夜、改めてこの本を読み返してみると、今まで意識しなかったこの本の良さに気がついてきた。
まず、中表紙には図鑑完成の賞状の写真と共に「本当の冒険はここから始まる!」
なんて大胆な編集者だろう。一応の最終目的である図鑑完成。
それを達成するまではその存在のヒントすら出てこない賞状。
その写真を、いきなり中表紙に使うのである。やはりただ者ではない。
ストーリー攻略についても、「2回目、3回目のプレイのために」というサブタイトルがある。
つまり、初めからやり込みトレーナーを対象としているのだ。これは他の攻略本にはまねできまい。
更に各ページの下にさりげなく書いてある「ポケモンちょっといい話」。全部で100種類近くあるのだが、
「後攻で破壊光線を食らったらカウンター」「技マシン24は慎重に使え」等の素晴らしいアドバイス、
「ワタルはカンナに勝てるのかな?」「カビゴンの住む山は何処に?」等のゲームへの鋭いつっこみ、
さらに「良き対戦は良きマナーから」といった格言まで、とにかくいろんな事が書いてある。
独断に満ちあふれたトレーナーアドバイスも、袋とじの「ゼニガメからの手紙」も最高だ。
田尻智のインタビュー(96年春の次点で「青」や「続編」にふれたものは他に無かったのでは?)、
その上彼の育てたポケモンを抽選でプレゼントしてしまったりもしている。
メーカーからの提供データを掲載しただけで満足している出版社とは訳が違う。
やはり、攻略本は出版社が作るものだ。なんか本の紹介というよりレビューみたいだが、
今になって気付いた。これは最高のポケモン攻略本だと。
(それだけ今の攻略本の質が落ちているのかも知れない)
ああ、KTCが金銀の攻略本作ってくんないかなぁ…

ストーリー攻略
★★☆☆☆

データベース
★★☆☆☆

お楽しみ
★★★★☆

 

ポケットモンスターを極める本   KTC いい加減評価         
遊び尽くすシリーズの一つ。この本はストーリー攻略もデータベースもいっさいなく、
ほとんどが対戦の戦略などで埋まっているので、そのぶん読みごたえがある。
その情報は今見ると時代遅れな気がしなくもないが、読み物としてみるのは十分楽しめる。
編集部が育てた全ポケモンのレベル100のステータス(お疲れさま!)なども公開してあるが、
どう考えても能力値低すぎ。ひたすら四天王で育てたみたいだし、
その当時は「レベル100になっても戦い続ければ能力が上がる」
というのが知られてなかったからしょうがないんだけど。
それに炎ポケモン批判も気になる。防御と特殊の意味も勘違いしてるぞ、絶対。
全編が独断と偏見に満ちあふれている、いかにもKTCらしい本。
ちなみに僕はこの本を持っていない。
塾にあった(なぜ?)のを数回読んだだけだ。間違いなどがあったら補足してください。
ストーリー攻略
☆☆☆☆☆

データベース
☆☆☆☆☆

お楽しみ
★★★★★

 

ポケットモンスター図鑑   アスペクト いい加減評価         
編集はどうやらファミ通らしい。「ポケモン図鑑」というだけあって、
ゲーム中よりもずっと詳しい文章と、カラーの公式イラストのポケモン図鑑がある。
ゲームとは関係ないが、ポケモンの意外な生態がわかっておもしろい。
ほかにもオーキド博士やマサキの講演や、開発者インタビュー、通信のススメなどの読み物満載!
ポケモンの世界観の裏側を知るにはもってこいの本と言える。
ストーリー攻略も、マップがついているので初心者にも安心。
ポケモンの出現率表記の詳しさについては遊び尽くす本に劣るが、
ポケモンごと場所別出現率などがあって便利(ただし赤緑のみだが)。
ただし、データベースは例によって誤植だらけ。
「大丈夫、ファミ通の攻略本だよ」のキャッチフレーズはどこへやら。
ストーリー攻略
★★★☆☆

データベース
★★☆☆☆

お楽しみ
★★★★☆

 

任天堂公式ガイドブック ポケットモンスター   小学館 いい加減評価         
いちおう「公式」だけあってマップは詳しい。階段のつながりなども明記している。
しかしポケモンの出現率が「多い」「少ない」の2段階でしか表記してないのはちょっとひどいのでは?
しかもデータベースは例に漏れず誤植だらけの上に、特に楽しめる要素もない。
「通信対戦は勝ち抜きと入れ替えの2つのルールが選べる」とか、
「ゴーストにはすいとるが有効」など、大嘘が書いてある。
こりゃだめだな〜と思いきや、成長特性値の詳しいデータが載ってるのはこの本だけだったりする。
実はこの本は友達の家で一回読んだだけなので、詳しくはよく覚えてない。
確か赤緑青完全版では開発者インタビューとかもあったような気がするがよく覚えてない。
誰か情報お願いします。
ストーリー攻略
★★★★☆

データベース
★★☆☆☆

お楽しみ
★☆☆☆☆

 

ポケモンスタジアム2必勝攻略法   双葉社 いい加減評価         
ポケスタ2を守備範囲にしてるだけあってストーリー攻略は全くないが、データベースが素晴らしすぎる。
各ポケモンがレベルアップや技マシンで覚える技はピカ版とほかのバージョンで詳しく書いてあるし、
大まかな成長特性値もわかる。その上ありがちな誤植もない。
戦略や育て方などはかなり怪しい(一撃必殺パーティの紹介にもかかわらず、
「相手より遅いと絶対成功しない」という大原則についてふれられてなかったり)が、
そういう物は教わる物ではなくてトレーナー自身が実戦で覚える物なので別にかまわないと思う。
ほかに欠点といえば各ポケモンのレベル別出現率が書いていないところだが、
そのへんはほかの攻略本で補えばいい。
寝る前に枕元でページをめくって「へ〜、こいつこんなに強かったんだ。今度育ててみよ。」
とか思うのに最適の本。
ストーリー攻略
☆☆☆☆☆

データベース
★★★★★

お楽しみ
★☆☆☆☆