MTO 2003/09/05
同名の漫画、アニメを原作とするアクションゲーム。
平安朝からやってきたおじゃる丸が、カズマ少年の背に乗って、宇宙人「ほしのくん」の手を逃れつつ、
個性的過ぎる住人が住んでいる月光町を駆け回る。
操作の基本は歩行とジャンプ、そして「杓」を伸ばすことによる攻撃。
杓を伸ばせば特定のバーにぶら下がることが出来、伸縮や振り子運動によるちょっとしたワイヤーアクションが可能。
ただしぶら下がりを解除した時点で振り子の勢いが無くなってしまうのが少々残念。
難易度は低め。しかしキャラの大きさに対して上下の視界が狭いので、
天井にぶつかったり穴に落ちたりする事故が起こりやすい。
足場判定も見た目より小さめなのでやはり転落事故が起こりやすい。
ライフが無くなるとステージの途中から復帰、残機が無くなるとステージの最初から。
デモが毎回出る上にスキップ不可能というのも地味に不便だ。
難易度的には「ぬるい」が、決して「やさしい」ゲームでは無いと思う。
ボスはミニゲーム。こちらはクリア後は単独でプレイでき、ハイスコアも記録される。
目新しさは無いがこちらの出来は悪くない。カウントクイズは説明が過剰だと思ったが。
ステージをクリアするとお助けキャラが仲間になり、一度に一つだけ特殊効果が得られる。
収集要素である「満月のかけら」を全て集めるためには彼らの力を借りなければならない。
これを集めるために、少なくとも同じステージを2回はプレイする必要がある。
特に変化があるわけでもなく、相変わらずスキップできないデモは同じものが流れるのだが。
全部で7ステージしかなく、エクストラモード等すら存在しないのは物足りない。
一応スコアアタックができるが、無限に発生する敵キャラを得点源にできるので面白くない。
お助けキャラでの高速移動ができるので、せめてタイムアタックが実装されていれば少しは遊べたかも知れない。
基本的にはおすすめできないが、ワイヤーアクション好きや原作ファンなら試しに買ってみてもいいかな。
最終更新日:2010/10/20
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