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有限会社
リカーショップキナセ
営業時間
9時〜19時30分
定休日:水曜・祝日
〒310-0851
茨城県水戸市千波町
     2770-29
TEL:029-241-1025
FAX:029-241-1031
kinase@mud.biglobe.ne.jp


【通信販売に関して】 詳しくは、こちらをご参照ください。

【泡盛】の源流はタイの蒸留酒と言われています。記録の上では14世紀後半
には、琉球王朝の蔵にはタイから輸入した酒が貯蔵され、王朝内での行事
や中国から訪れる冊封使の歓待などに使用されたと言います。
その酒とともに、琉球の人々は酒を蒸留する技術も手に入れました。酒を
発酵させる材料として用いたのは『黒麹菌』です。酸が多いために雑菌が
混ざりにくい特性を持つ黒麹を使ったのは南国の知恵ですが、そのことが
泡盛を泡盛たらしめる大きな特徴を生み出しました。日本酒では黄麹菌、
タイや中国の酒では餅麹と、同じように米を原料にしながらも、麹菌が違え
ば味が変わります。
タイから琉球に渡った蒸留方法が黒麹菌と出会ったとき、初めて琉球
オリジナルの泡盛【琉球泡盛】が誕生したのです。
◆クース(古酒)を愛でる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
泡盛の大きな特徴は、寝かせれば寝かせるほど味が熟成していくこと
です。年代物の泡盛を沖縄の方言で「クース」(古酒)といいます。
年数を経るほどまろやかで、味が濃く、深みのある味わいになって
いきます。かつて、首里の名家では100年物、200年物のクースが大切に
貯蔵されていたそうです。
ただ酒ガメに泡盛を入れて貯蔵するだけでは、美味しいクースはでき
ません。年代の古い順に一番ガメ、二番ガメ、三番ガメ・・・・と酒を貯蔵し
一番古いカメから泡盛を飲むと、必ず二番ガメから一番ガメに、三番ガメ
から二番ガメにと、それぞれのカメに減った分だけ酒を注ぎ、足していました。

これを仕次(しつぎ)と言います。そうすることによって自然の目減りを防ぎ
酒の精度を維持したのだそうです。

こうして大切に育てられた100年物以上のクースは、残念ながら第二次
世界大戦でほとんどが焼失してしまいました。
戦後、泡盛造りはまた一からの出直しとなり、かつての100年物には
及ばないものの、新たにクース造りが行われ、現在になってようやく
15年、20年と上手に熟成されたクースが少量ですが、お目にかかれる
ようになりました。泡盛に限らず、壊れた物は作り直せますが、失われた
時間(熟成)は二度と取り戻せないのだと思いました。

<伊平屋島>
伊平屋(いへや)酒造所 伊平屋村字我喜屋

〓島民をうならせるまろやかな伊平屋島の酒〓
沖縄最北端の伊平屋島で、昭和23年に島民による酒造組合として
出来ました。代表銘柄の照島は、酒造りのために本島の首里から
呼び寄せた職人、島袋氏の「島」と、島に残る天の岩戸伝説、
天照大神の「照」から名付けられました。
創業当時からほとんどの酒が島内で消費され、「島の人に喜ばれる
いい酒を造っていきたい」と杜氏の宮城さんは語っています。また、
味が微妙に変わっても、すぐに島の人々からの声が届くそうです。
アルコール度数を調整する割水には、酒造所から4キロ離れた
「イーヌカー」と呼ばれる、山頂の湧き水を使っており、味の決め手と
なるので、上質な天然水でなければならないと言うことです。
                        
《《お勧め品》》
◆【照島(てるしま)・30度】 600ml 950円
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
伝説に富んだ伊平屋島らしいネーミングの「照島」は島の気候風土に
はぐくまれた銘酒です。新酒ながらも飲みやすいまろやかな味わいは
女性にも人気です。

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<伊是名島>
伊是名(いぜな)酒造所 伊是名村字伊是名

〓行程ごとに性質の違った水を使用するこだわり〓
創業50年の酒造所で、三代目の宮城秀夫社長は、「伊是名島の発展と
共に、最高の味を追い求めていきます」と、言っています。
酒造行程ごとに使い分けられる水は、洗米には米への浸透率の高い
井戸水を使い、モロミを作るための仕込み水には甘味のある軟水機に
かけた水、アルコール度数の調整に使われる割水は、まろやかな旨味
を造る天然水を使用しています。
代表銘柄の『常磐』は常磐の琉球松にちなんで付けられました。
                        
《《お勧め品》》
◆【常磐(ときわ)・30度】 600ml 950円
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爽やかな中に、ほのかな香りと甘さがあり、口当たり、喉ごし共に
まとまりのある酒です。

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<本島北部>
(名)田嘉里(たかさと)酒造所 大宜味村字田嘉里

〓山の水とモロミにこだわるヤンバルの酒〓
昭和24年、精米所を利用した集落共有の酒造所として操業。
地名の田嘉里から付けられた商標‘まるた’(○の中に田)は
今日でもラベルに残されている。生産量の80%は本島北部で消費され、
ヤンバルの酒として親しまれている。
「田嘉里の酒の旨さは、水です」と語る89歳の会長、池間三郎さん。
自慢の水は酒造所から1キロ離れた山頂付近から流れてくる自然水。
まろやかで甘味のある水は、かつて村民のために使われていた上水道で
現在では田嘉里酒造所のみが使用。取水口には時折、沢蟹や川海老が
舞い込むという。そしてモロミの熟成に納得できなければ決して蒸留しない
酒造所に働く全員できき酒をするなど、一貫した小さい造り酒屋なではの
こだわりを貫いている。

《《お勧め品》》
◆【ぶながや・古酒/25度】 720ml 1,250円
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大宜味村の村政90周年を記念して造られたラベルです。
ぶながや、とは、森などに住むと言われるいたずら好きの妖怪です。

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今帰仁(なきじん)酒造所 今帰仁村字仲宗根

〓歴史浪漫を感じさせる地から情緒あふれる泡盛を〓
昭和23年に創業しました。当初は100坪ほどの借地からのスタート
でしたが、現在の大城善男社長になって昭和55年に現在の社名に
改名しました。
泡盛の伝統を守りつつ時代の嗜好に合わせた商品開発をしながらも
味わいは伝統を守り、シンプルでありながら深いコクと艶やかな香り
清新でふくらみのある、バランスの良い酒を堪能させてくれるでしょう。
                        
《《お勧め品》》
◆【王朝乃邦・30度】 720ml 1,100円
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艶やかな香りと清新でふくらみのある味わいは名前のイメージに
ぴったりです。

◆【千年の響・10年古酒・25度】 720ml 2,600円
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10年熟成の琥珀色に染まった泡盛です。
まろやかで、甘味のある自然の旨味が存分に味わうことの出来る
貴重な1本です。

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(有)山川(やまかわ)酒造 本部町字並平

〓八重岳の甘い清水を使い古酒の旨さを伝える〓
日本一早い桜祭りが開かれるも本部町八重岳の麓にあります
『酒は水が命』と言うこだわりで、八重岳の湧き水を引いて泡盛を
造っています。甘くサラサラとした水は、近所の人々がポリタンクを
もって貰いに来るほどです。
原料米を洗う水から最後の割水に至るまで、全行程にこの水を使い
主力商品の『珊瑚礁』や『かねやま』などが出来上がります。
                        
《《お勧め品》》
◆【かねやま・30度】 600ml 950円
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創立当初からの銘柄で、昔ながらの泡盛らしい香りと味わい。


◆【珊瑚礁・30度】 600ml 950円
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地元での祭事ごとによく使われる一般酒

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(資)津嘉山(つかざん)酒造所 名護市字名護477

〓北部初の酒造所〓
昭和2年に本島北部で酒造免許を最初に取得した酒造所です。
創業当時に国頭の華という意味を込めて、國華と名付けられました。
まろやかな舌触りと豊かな味わいが名護の泡盛として親しまれています。
現在3人の従業員によって、月に2回行われる仕込みは独自の伝統
技法を守り手作りで行われています。製品は古酒一筋に絞り、沖縄県内
では唯一の古酒蔵を目指す酒造所です。
………今回お勧めの逸品………
●【國華(こっか)】25度 720ml 1,700円
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
まろやかで口当たりの良さが自慢の手作り古酒です
泡盛の初心者でも飲みやすくなっています。

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ヘリオス酒造 名護市許田

〓ウイスキー用の蒸留機でまろやかな仕上がりに〓
本島北部にある名護市許田に6000坪の敷地を構え、一度に6トンの米の
仕込みを行っています。名護の自然に囲まれた広大な敷地を利用した、
「見せる工場造り」は、全酒造所唯一の銅製の蒸留機3機があり、赤胴色
に輝くその姿は、美しいだけでなく、まろやかな味わいに仕上げてくれます
時代の流れに敏感に反応する感性を持ち、常に上質な泡盛を生み出して
います。
                       
《《お勧め品》》
◆【熟成5年古酒・主(ぬーし)・30度】 720ml 1,200円
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地下の古酒蔵で静かに寝かされた、香り高い旨酒。

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龍泉(りゅうせん)酒造 名護市仲尾次

〓老麹から生まれ育つ風味の強い古酒〓
多野岳の麓にある酒造所。現在四代に受け継がれ、兄が杜氏、弟が
経営という連携で切り盛りしている。
23年の杜氏歴を持つ兄は「いい泡盛は、いい麹を造り、いいモロミを
育てることで生まれる」という。その製法は老麹(ひねこうじ)と呼ばれ
る黒麹を強くはわせ、麹を成熟させること。最近では風味を抑えた
飲みやすい泡盛造りが主流だが、老麹は風味を強調。寝かせると
まろやかで芳醇な古酒となるのだ。
代表銘柄「龍泉」や「羽地内海(はねじないかい)」は、何度口に
してもスッキリとさわやかで、後には雑味を残さない。
                                   
《《お勧め品》》
◆【龍泉 羽地内海・30度】 720ml 1,100円
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(資)恩納(おんな)酒造所 恩納村字恩納

〓昭和24年に村民10名の共同出資で創業〓
景勝地、満座毛近くにあり恩納村唯一の酒造所です。
酒造所の傍らにある「嘉真良井(カマラガー)」の清水を仕込み水に用いて
奥深い旨味のある酒を造っています。
代表銘柄『万座』は、万人に愛される泡盛になるようにとの願いを込めて
つけられました。南極昭和基地にも送られ濃厚で独特な甘みと柔らかい
喉ごしが好評を得ています。

《《お勧め品》》
◆【万座 ブラック 40度】 720ml 2,270円
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◆【万座・古酒 25度】 720ml 1,200円
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◆【まんざ・琉球ガラス】 250ml 2,500円
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目にも鮮やかな、オーシャンブルーの沖縄琉球ガラスに入っています
すべて、手吹きによる手作りなので同じ物は一つとしてありません
今回の物は、取っての付いたとっくり風になっていますので、
中身を飲みきった後でも、お酒を入れたり、インテリアとしても
楽しめます、ちょっと、壊れやすいのが難点ですが・・・。

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(有)金武(きん)酒造 金武町字金武

〓鍾乳洞で貯蔵された古酒はより味わい深い〓
創業50年の名水処の酒造所です。「長寿の泉」で名高い金武大川の水
で仕込んだ「龍(たつ)」は、先代、二代目共に辰年だったことから命名
しました。ふくらみのある柔らかな味で、じっくりと広がる甘さに定評があ
ります。

《《お勧め品》》
◆【龍(たつ)30度】 600ml 950円
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◆【龍(たつ)古酒ゴールド25度】 720ml 1,200円
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古酒の風味を残しつつマイルドに仕上げて泡盛です。
とても飲みやすく、初心者や女性に人気があります。

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崎山(さきやま)酒造廠 金武町字伊芸

〓珍しい天然の軟水を使用、ロックで味わいたい〓
明治38年に首里赤田で創業。戦争で酒造所は崩壊したが、昭和21年に
現在の場所に官営の酒造所として設立し、昭和24年に民営化され
現在の崎山酒造所になりました。
代表銘柄の松藤は、二代目崎山起松さんと、妻・藤子さんの名前から
命名。しみるような甘さと、まろやかさが特徴で、酒造所裏の恩納岳から
湧き出る自然水によって仕込みを行います。その水は、沖縄本島では
珍しい軟水で、原料に良く馴染み、泡盛本来の旨味を引き出すのに
最適だと言います。そして、その旨味を損なわないよう出来上がった酒には
濾過しすぎないように細心の注意が払われています。
「水で割るにはもったいない酒。そのうまさには、水の味さえ負けてしまう。」
と、二代目は言います。泡盛通の支持が高く、ロックで味わいたい酒の一つ
です。

《《お勧め品》》
◆【松藤・5年、25度】 720ml 1,400円
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やんばるのわき水を使用、ライトで飲みやすい泡盛です。

◆【松藤・五合壷/43度】 900ml 3,800円
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濾過し過ぎないで、独特の旨味成分を残した泡盛を、壷の中に
詰め込んだ逸品です。
熟成による味わいが楽しめます。

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<本島中部>
(有)比嘉(ひが)酒造 読谷村字高志保

〓蒸留機からこだわった飲みやすい酒造り〓
「これからの泡盛は、沖縄という地域色よりも泡盛独自の酒としての
発展が必要」という社長の考えから、手作りの蒸留機を開発し
風味を抑えたマイルドな酒造り行って現在に至っています。

「米軍払い下げのお玉を大量に買って、自分で試行錯誤しながら
作った。蒸留機から作るなんて、うちくらいのもんでしょうね」と、
その頃の様子を思い出しながら語ってくれます。

比嘉酒造さんの看板銘柄「残波(ざんぱ)」は発売から20年たち
クセのないまろやかな味わいと爽やかな香りが、人気を勝ち得て
います。

………今回お勧めの逸品………

●【残波・ブラック】30度 720ml 1,100円
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くせのないまろやかな味わいと爽やかな香りが人気です!

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(名)新里(しんざと)酒造 沖縄市字古謝

〓モロミの低温発酵で旨味を引き出す老舗の蔵元〓
琉球王朝時代の首里三箇の赤田の地で1846年に創業。
現存する酒造所で最も古い酒造所です。

新里酒造の泡盛は、女性から泡盛通まで楽しめる伝統の深い味わいと
柔らかさと甘みが特徴です。その秘密は、モロミを低温発酵させると
言うことです。低い温度で発酵させたモロミは、じっくりと時間を掛けた
分だけ旨味が引き出され、柔らかな甘みが出てきます。
そのモロミを昔ながらの製法でコクのある甘みを生み出す単式蒸留
と、フルーティーでまろやかさを出す低温蒸留を行い、この二つを
ブレンドすることで、新里酒造ならではの味わいを出しています。

オリジナルの味を生み出すブレンド作業を行うのは、酒を造り始めて
40年以上という平良さん。「年配の方にも若い人にも美味しいと
思ってもらえる酒を造り続ける事が何よりも幸せなんですよ」と、
笑顔で語ってくれます。

………今回お勧めの逸品………

●【琉球クラシック・3年】25度 720ml 1,450円
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創業当時のラベルをそのままデザイン。25度のマイルド仕立てなので
泡盛初心者にもとっても飲み易い味わいです。

<沖縄県知事賞受賞泡盛>
●【古酒琉球・8年】43度 720ml 2,880円
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同酒造所の8年古酒の原酒となる泡盛です
こくのある芳醇な味わいは玄人好みの味です。
是非、オンザロックでどうぞ!

昨年の11月5日に沖縄ハーバービューホテルで表彰式が開催された、
泡盛鑑評会で、沖縄県知事賞を受賞した泡盛です。

泡盛鑑評会は「泡盛」の品質の向上、製造技術の進歩をはかり、製造業を
沖縄県の重要な地場産業として育成する目的で始められ、年に1度開催され
今年で29回目となります。今回は46酒造所の137点が出品されました。

<沖縄県知事賞受賞泡盛>
●【琉球テトラボトル古酒】25度 360ml 2,750円
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完全手作りの三角錐の琉球ガラスは全部で4種類。
古酒を詰めた瓶はインテリアにも最適です。
「空」をテーマにした「スカイ」。沖縄の海をテーマにした「ブルー」。
太陽をテーマにした沖縄の暑さを感じさせる「オレンジ」。そして
大地をテーマにした沖縄の自然を表現したグリーンボトルがあります。
味わいとともに、目でも楽しめるデザインボトルを是非どうぞ!

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泰石(たいこく)酒造(株) 具志川市平良川

〓県内で唯一のブレンド焼酎〓
本島中部の具志川市で昭和27年に創業し、くせのないすっきりとした
飲み口でアメリカ兵にも好まれブームを呼んだ焼酎です。
代表銘柄「はんたばる」は具志川市の三線と泡盛の酒宴「毛遊び」の
名所にちなんで命名されました。
二日酔いの元となるフーゼル油、メタノールが取り除かれ、健康酒
としても注目を集めており、香りを抑えた後味の引きが早いあっさり
味が受けています。10年貯蔵の古酒「はんたばる」は、醸造学を
学んだ先代が生み出したというブレンド比率で、古酒の風味を生か
した喉ごしの良さが特徴の逸品です。

………今回お勧めの逸品………

●【はんたばる・古酒10年貯蔵】25度 720ml 1,590円
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●【はんたばる・清冽仕込み】30度 720ml 1,100円
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柔らかく、すっきりとした飲み易さが自慢の泡盛です。

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玉那覇(たまなは)酒造工場 北谷町吉原

〓出荷数限定の口コミで知られた北谷の銘酒〓
小さな構えの酒造所は操業150年。4代目となる玉那覇謙一さんは
一度は家業を継ぐことを拒み、公務員の職に就いたものの、その後
家業を継ぎ、酒屋は飲み屋回りをして納品先の新規開拓をしたと
いうことです。
「小さい頃から酒造りがどんなに地味で大変なものかを知りながらも
 泡盛が好きだった」と語る玉那覇さん。「品質重視」を掲げた酒造りは
「人と接するのと同じように優しく暑くないか、寒くないかを気遣って
 あげなければいけない」と言う酒造りが信条です。

一昔前までは、知る人ぞしる幻の酒であった「北谷長老」は、北谷町を
中心に販売されていたが、北谷町の人々の口伝えにその酒のうまさは
県内全域に広まって行きました。

グラスに注いだときの華やかな香り、口に含むと広がる上品な香り。
二口目には極上の喉ごし。風味の変化や香りを楽しめる絶品の古酒
です。しかし、酒造所の規模が小さいため、大量生産ができず、無理に
造っていい酒を提供できなくなってはいけないという信念から、今なお
出荷数を定めています。

今回はそんな中から、13年ものの逸品をご紹介致します。

………今回お勧めの逸品………

●【北谷長老(ちゃたんちょうろう)13年古酒】25度 720ml 2,350円
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芳醇な香りでキレがあり、通の間で評判の高い酒です。

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<那覇周辺>
沖縄県酒造協同組合 那覇市港町

〓良質の泡盛を安定的に出すために設立〓
泡盛製造業者46名全員参加の下に、昭和51年に組合を設立。
同年11月から事業を開始。酒質審査委員会(委員10名)を
設置し、審査をクリアした良質な原酒のみを組合各メーカーより
集め、さらに長期貯蔵で熟成させた古酒造りに努めています。

………今回お勧めの逸品………

●【沖縄サミット使用ボトル10年】43度 720ml 5,400円
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潮騒をイメージし、独自の技法で創作した琉球泡ガラスを沖縄特産の
月桃紙で包装し、サミットの時に各国首脳に送られた同様のボトルです
ラベルは龍と平和の象徴である守礼門がモチーフになっています。

●【海乃邦・10年古酒】43度 720ml 4,100円
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昭和62年4月海邦国体を記念して生まれたこの酒は
ザ・インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション金賞
クリオアウォーズ国際派パッケージングデザイン賞
モンドセレクション金賞
泡盛鑑評会、沖縄県知事賞5年連続受賞
など、数々を受賞し、その贅沢な香りと深いこくが人気です。

●【海乃邦・10年古酒】25度 720ml 1,900円
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お手ごろ価格で、人気上昇中です。

※泡盛鑑評会は「泡盛」の品質の向上、製造技術の進歩をはかり、
製造業を沖縄県の重要な地場産業として育成する目的で始められ、
年に1度開催され今年で29回目となります。
ちなみに今年は46酒造所の137点が出品されました。

●【南風(なんぷう)古酒】43度 1,8L 3,100円
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
深いこくが楽しめる3年貯蔵のお酒です。

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(有)神村(かみむら)酒造 那覇市松川

〓1882年に那覇市繁多川で創業。戦後も官営の酒造所として運営した。〓
1999年に那覇の中心部から沖縄本島の中心、石川市に工場を移設。
土地探しから工場移設まで10年の時を要したという石川工場は、南洋杉
やトックリ椰子、マンゴーの木が茂る広々とした敷地。「いずれは、この自然
環境と広い敷地を生かして、泡盛ランドを作って、大人から子どもまで
家族連れでのんびりとできる場所にしたいんです。」とは、29歳の工場長、
神谷盛行さん。現在は、「くーす蔵」というギャラリーでの試飲や販売、
そして地下蔵での預かり古酒、工場内での一連の製造過程を見学する
ことができる。
 主力銘柄、樫樽貯蔵「暖流」は、先代が10年以上の研究を重ね生み出
したもの。琥珀色で樫樽特有の甘い香りと豊かなコクが特徴で、多の泡盛
とは違った味わいである。発売当初は、「これは泡盛ではない」という声も
あったが、こだわりを貫き通し。今日ではモンドセレクション国際品評会で
3年連続の金賞、イギリスで開催された
「ワイン&スピリッツコンペティション」で銀賞を受賞。
そして、新工場で仕込まれた「守禮」(しゅれい)(新酒)は、コクある甘味
と呑み飽きしないキレのよさが調和。これから熟成され、古酒としても
販売される。

………今回お勧めの逸品………
●【守禮(しゅれい)】30度 720ml 1,200円(神村酒造)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
自然豊かな同酒造の新工場で生まれた泡盛。しっかりとした口当たりと
爽やかな香りが魅力の泡盛です。

●【守禮(しゅれい)・5年古酒】43度 720ml 2,590円(神村酒造)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
平成13年度泡盛鑑評会優秀賞(沖縄県知事賞)受賞泡盛。

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久米仙(くめせん)酒造 那覇市仲井間

〓時代を先行くインパクトある製品作り〓
二号・三号・一升瓶での泡盛販売が主流だった昭和40年代に、グリーン
の卓上ボトルでの販売を始め、一世を風靡した蔵元。昭和27年に久米島
から那覇市に移り、試行錯誤の中で生み出されたそのボトルは、居酒屋
ブームの波に乗り「久米仙グリーンボトル」と、親しまれています。
その風味は、黒麹のこくと泡盛本来の旨味を調和させたソフトで素朴な
喉ごし。ラベルには、沖縄の文化、伝統芸能、風景などがデザインされて
います。
この、久米仙グリーンボトルを中心に、泡盛の入口となる初心者向けタイプ
から、一歩進んだ酒造り、そして通をも唸らせるインパクトのある酒造りに
挑戦し続けています。
また、これまでとは全く異なるコンセプトで、中国大陸の内モンゴル工場で
無農薬ジャポニカ米仕込みの『響天(きょうてん)』を製造。工場が精米所
に隣接し、モンゴルの大自然に育まれたとれたての新米から作られ、米の
風味を残した甘さと、ソフトな飲み口が特徴のお酒も造っています。

………今回お勧めの逸品………
●【響天(きょうてん)・古酒】25度 720ml 1,450円(久米仙酒造)
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モンゴル産泡盛古酒と沖縄産泡盛古酒をバランス良くブレンドし、
コクと甘みが同時に味わえるお酒です。

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咲元(さくもと)酒造(資) 那覇市首里鳥堀町

〓古都首里の王朝時代より受け継がれる『咲元』〓
ここも琉球王朝時代の首里三箇のひとつで、島堀町で操業。
銘柄は、創業者佐久本氏の名をもじって王朝時代に「咲元」と名付けられ
ました。
「咲元」で一般酒(新酒)30度、古酒8年の25度と40度、古酒10年40度
を主力商品として販売しています。味には定評があり、甘味があって飲み
やすいと、泡盛通にも好まれています。その味を守るのは、三代目佐久元
さんが全てをまかせているという杜氏歴50年の新里康福さん77歳。
泡盛鑑評会で数多くの受賞をもっています。
 咲元酒造のもうひとつの特徴は容器に手作り感をだしていること。
カメ入りの原酒43度は、12年もの限定泡盛を120本一枚一枚木札を
三代目自らが手描きし、不定期で販売。これまでのカメの売り上げを大幅
に伸ばしたといいます。また、岐阜から取り寄せる美濃焼のオリジナル壺
は、記念品や居酒屋からの注文品として人気があります。

………今回お勧めの逸品………
●【咲元・8年古酒】25度 720ml 1,590円(咲元酒造)
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春夏秋冬終わりのない時の流れに熟成を待ち、深い眠りから覚めた古酒。
そのやわらかな味わいは、飲み心地、酔い心地共に定評がある逸品です

●【咲元・8年古酒】40度 720ml 2,590円(咲元酒造)
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平成13年度泡盛鑑評会優秀賞(沖縄県知事賞)受賞泡盛。

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識名(しきな)酒造 那覇市首里赤田町

〓〓140年物の古酒も保管。古風味にこだわる蔵〓〓
大正7年首里城のお膝元、鳥堀町に創業。戦後は酒造所を三原に移した
が、昭和59年に再び首里の地に戻り、以来首里赤田町で操業。実はこの
酒造所には戦火を潜り抜けた現在知られる古酒で最も古い140年ものと、
90年ものの古酒が今日も大切に保管されている。
戦後は沖縄では、量り売りが主流だったが、酒造所として最初に瓶詰めし
名前を付けて発売。秋の小雨の降る頃だったことから「時雨」と名付けられ
た。現在も主力商品として、昔ながらのラベルで販売。「古酒にこだわって
古風味を守り続けていきたい」と三代目識名研二さん。
ラベルにも「古風味豊か」と詠われている。独自のモロミの温度調整、
蒸留法を用い、伝統の門外不出の製法で古風味をだしている。
味は古酒の香りを生かしながらも、現代の消費者にあわせた上品で
まろやかな仕上がり。「5年古酒 時雨」は、深いコクと昔ながらの味わい
が人気だ。他に15年古酒の「匠の舞」とマイルドタイプの「歓」(よろこび)
「おつかれさん」等がある。

………今回お勧めの逸品………

●【時雨・しぐれ】30度 720ml 1,200円(識名酒造)
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泡盛ならではの香りと風味が楽しめます

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瑞泉(ずいせん)酒造 那覇市首里鳥堀町

〓〓戦前の黒麹菌を使用した幻の泡盛登場〓〓
首里城瑞泉門のほとりの湧き水『瑞泉』の名にあやかり名付けられた酒造
場です。琉球王朝時代の首里三箇のうち崎山町で創業しました。古酒を
メインとした酒造りにこだわり、工場とは別の場所に古酒蔵を構え、沖縄
最大の貯蔵量を誇っています。20年前に先代によって8年以上寝かせた
物しか出荷しないと言う古酒へのこだわりが築かれ現在も受け継がれて
います。

………今回お勧めの逸品………

世紀を超えた贈り物〜いま、泡盛の源流が甦る!
●【御酒(うさき)】30度 720ml 2,700円(瑞泉酒造)
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幻の百年長寿黒麹を使った泡盛です。
大戦の戦火を免れ、脈々と生き続け、見事発酵に成功した黒麹菌から出
来た泡盛がこの『うさき』です。御酒『うさき』は、この世界で唯一無二の
泡盛で、まともなお酒になる確立は現在でも50%だと言われているほど
造るのが難しい物です。その香りは、バニラやバナナに似た芳醇な物で
この百年黒麹菌特有の香味成分を分解することなく、より豊富に生成する
独自の低温発酵と通風麹法によるものです。
また、昔ながらの手作業「すくい取り法」で丁寧に仕込み、低温冷却、
貯蔵熟成する事によって、よりまろやかな味わいに仕上げられています。
この『うさき』には、これを飲む人に、百年時空を超えた至福の喜びと
味わいを送りたいという、蔵元の熱い情熱が詰まっています。
店内にて、試飲出来ます。

●【おもろ10年】43度 720ml 2,600円(瑞泉酒造)
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古酒の本格的な味わいが楽しめる「おもろ」。10年を超える長期熟成なら
ではの深いコクとまろやかな味わいが十分に楽しめます。

●【おもろ21年】35度 720ml 12,800円(瑞泉酒造)
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とっても珍しい、21年間熟成物。コクとまろみ、全てを極めた逸品です。


●【瑞泉門10年】43度 720ml 3,600円(瑞泉酒造)
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力強い味わいの新商品です。

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津波古(つはこ)酒造場 那覇市与儀

〓旨味成分を残した製造法は何年経ても極上の味〓
津波古酒造場は、明治31年に現在那覇軍港である那覇市垣花で創業し
大正15年に『太平』の銘柄を出して以来、現在までこの酒で酒造場を
支えている。銘柄の由来は、その名の通り平和を願う気持ちを表現。ラベル
には、地球と太陽を意味する二重丸が描かれている。「機械化の進んだ
今の時流の中で、小さい酒蔵ならではの自身の五感を駆使した酒造りを
したい」と語る杜氏の大城さん。
泡盛は貯蔵さえすれば、立派な古酒になると思われがちだが、貯蔵に
よって酒質が向上するには良い香りや味に変化(熟成)する成分が多く
含まれていることが必要。この酒造場ではその成分を発酵、蒸留、濾過
の各工程で、できるだけ失わない製法で、将来よりよい古酒になる泡盛が
製造できる技術を追求していると言います。
蒸留後にでる油成分は、泡盛独特のクセの元となるが、風味豊かな古酒
になるために、欠かすことのできないもの。そのため、微妙な加減で
取り除いていると言います。
ある日「十年前にお祝いに頂いたんですが、大丈夫ですか?」と
一般客によって持ち込まれた『太平』は、蓋を開けた途端甘い香りが広がり
飲むと滑らかなのど越しと上品な味わいが広がったということです。
また、大城さん曰く「古酒は買う物ではなく、個人で造るものなんです。
それぞれの人が自宅で持ち帰った時から、その個性が生まれます。良い
古酒を造るためには、昔ながらの風味を残した手作り製法が最適です!」

………今回お勧めの逸品………
●5【太平・古酒8年】30度 720ml 1,700円(津波古酒造場)
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同酒造所の主要銘柄。アルコール度数も30度なのでストレートでも
ロックでもまろやかな味わいが楽しめます。

●【太平・古酒10年】40度 720ml 2,700円 (津波古酒造場)
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10年間という長期熟成することによって得られる古酒の味、香りが
存分に堪能できる逸品です。

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瑞穂(みずほ)酒造(株) 那覇市首里末吉町

〓〓王朝時代から育まれた伝統の味〓〓
首里三箇である鳥堀町で、嘉永元年に創業。昭和44年に首里末吉町に
新工場と地下貯蔵庫「天龍蔵」を完成させました。先代が酒蔵へ龍が舞
い降りる夢を見たことから築かれた蔵には、64万リットルという県内随一
の規模を誇る地下タンクがあります。一年を通して一定の温度が保たれ
良質の古酒が熟成されています。
製品の味の差別化は、出来上がったもろみ次第で、古酒向きか、新酒
向きかを、当時が判断して、古酒用はカメ、タンク、樽、などの貯蔵法に
分けられます。

………今回お勧めの逸品………

●【瑞穂・クロッシー】30度 720ml 1,200円(瑞穂酒造)
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思わず!え、これが泡盛?と、疑いそうなお洒落なボトルは、
山本寛斉さんのデザインです。ボトルデザインに合わせた
爽やかな飲み口は地元の若者に人気があるそうです。

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宮里(みやさと)酒造所 那覇市小禄

〓20年ぶりに甦った幻の酒『春雨』〓
昭和21年に創業を開始した、唯一の酒名が、『春雨』。「春」には希望を
「雨」には恵みの意味を込めたこの酒は、泡盛通に強く支持され、ラベルに
『古くも香り高く 強くもまろやかに からくもあまい酒』とうたわれる銘酒
です。昭和50年に開催された沖縄国際海洋博覧会の時に、皇太子殿下
(現在の天皇陛下)に献上された泡盛がこの酒です。
しっかし、20年前に小売販売を止め、他のメーカーや組合への桶売り販売
のみとなり、幻の泡盛となっていました。そんな中、平成9年に多くの方々
の強力な要望によって『春雨』の販売が始まりました。
「こだわりは、経験のみ」と語る二代目宮里武秀さんは、現在は酒造りは
三代目に引き継ぎ、指導を行っています。
生産量よりも酒質にこだわり、社長を含め4人の従業員で造る泡盛は、
年間販売量わずか1,000リットルと少なく、出来上がった泡盛は最低
1年以上寝かせ、浮き出た油分を手作業ですくいだします。
この、手作業こそが、熟練した経験と勘を生かした微妙なさじ加減となり
油臭さのない上品な香りの泡盛に仕上がっていくのです。
じっくりと、飲めば飲むほどに、自然な甘さが漂ってくる酒です。

………今回お勧めの逸品………
●【春雨】30度 720ml 1,700円(宮里酒造場)
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●【春雨・古酒10年】30度 720ml 2,800円 (宮里酒造場)
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<本島南部>
(株)石川(いしかわ)酒造場 西原町字小那覇

〓まろやかさにこだわる伝統のカメ仕込み〓
次世代へ残していく伝統の味。唯一のもろみカメ発酵・かめ貯蔵を守り続
ける酒造所は今年で創業55年目を迎える。
首里三箇の流れを受け継ぎ、昭和24年に首里寒川の地に再興。その後
二代目信夫さんにより工場拡大のため西原町小那覇へ工場移設。
広々とした酒造場内には80本のもろみを仕込むカメがずらりと並んでいま
す。他の酒造所ではステンレスタンクを使用してもろみを発酵させているが
この酒造所では昔ながらの製法を守っています。小仕込みと言う一石カメ
の中のもろみを綿密の温度調整し、繊細な風味に仕上げています。
離島・台湾まで泡盛造りに従事した先代とそれを受け継いだ二代目の
大きなこだわりでもあります。
カメ仕込みだけではなく、カメ貯蔵へも大きなこだわりがあります。出来上
がった泡盛を2〜3ヶ月カメに寝かせ、「にーかじゃー」と言われる新しい
においを取り去ります。カメが泡盛の古酒熟成において、最も早くまろやかに
仕上がるのです。主力商品「玉友(ぎょくゆう)」「カメ仕込み」は、この酒造
所ならではのカメ風味漂うまろやかな味わい。カメのまま特別に熟成させた
10・20・30年物の特別限定秘蔵古酒の販売も行っています。
「カメの風味を守りながら、いい古酒を造り付加価値の高い酒に育て、
こだわる方へ少しずつ提供していきたい」と二代目は語っています。

………今回お勧めの逸品………
●【玉友・カメ仕込み5年】30度 720ml 2,100円(石川酒造場)
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沖縄で唯一となったカメ発酵・カメ貯蔵の泡盛。通好みの逸品です。
琉球の古き良き時代を継承し、長期カメ貯蔵した熟成古酒。

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忠孝(ちゅうこ)酒造 豊見城村字名嘉地

〓調和のとれた味の酒と独自のカメを製造〓
三代目大城社長さんは「一番良い物は、唯一泡盛にしかない古酒文化
だ!」と語る。酒造所の手を離れ、それを手にした人が古酒にするための
役割を果たすのが、寝かせる為のカメ。そのカメを独自で造り出すことに
成功した唯一の酒造所である。豊見城村(とみぐすくそん)の土壌に
含まれる泥灰土壌(ジャガール)と呼ばれる土で、10余年の時をかけ研究
先代が忠孝南蛮荒焼を完成。土に含まれる鉄分、カルシウム、マンガン等
の金属成分が、カメより溶けだし、触媒作用で熟成を促進させ、育てるカメと
育てる酒が見事に調和。
 最高のカメには、最高の酒・・・ということで生み出されたのが、
‘花酒つくり「仁風」(じんぷう)’蒸留酒の泡盛には、初留、中留、後留の
三段階の課程があり、花酒づくりとは、うまみと香りと風味が凝縮された
中留だけを取り出して造られた贅沢な手法である。

………今回お勧めの逸品………
●【仁風】30度 720ml 1,430円 (忠孝酒造)
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いいとこ取りの贅沢な手法で造られた古酒。ほのかな甘さとなめらかな
広がり、しなやかに誘う余韻が味わえる。

●【沖之宝】20度 720ml 920円 (忠孝酒造)
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ミネラル豊富な海洋深層水を使用。20度でまろやかですっきりとした
味わい。


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(資)比嘉(ひが)酒造 糸満市西崎

〓製品数ナンバーワン・ギャラリーも併設した酒造所〓
明治16年、泡盛どころの古都首里の町で創業。100周年を迎えた平成3年
本島最南端の糸満市で3000坪の敷地に移転。「流されない、変わらない、
だけど進化する」がモットーた。その酒造所内に常設された1Fフロアー
「泡盛まさひろギャラリー」では、ゆったりとくつろげるゲストホールをはじめ
試飲やショッピング、製造過程のビデオ上映などが行われる。2Fの「泡盛
歴史資料ギャラリー」では、泡盛造りに欠かせない年代物の道具類や
500年前の酒かめの展示、戦前、戦後の泡盛製造の写真など貴重な
歴史資料、泡盛コレクター座間味宗徳氏が30余年の月日をかけて収集した
数百点にのぼる泡盛やそれにまつわる資料品を見学することが出来る。
泡盛の文化を伝える比嘉酒造の夢を形にした’見せる・楽しめる’工場なの
である。
先代当主の名をとった代表銘柄「まさひろ」は地元で広く親しまれ、
酒造所名までも「まさひろ」の名で呼ばれている。昔ながらの常圧の蒸留法
で、若者や女性にも受け入れられるように、研究を積み重ねたライトな味
わい。しかし、旨味を残した泡盛の骨格を感じさせる逸品。その他、
箱の酒「はいさい」、「ワンカップまさひろ」、県外出荷用「島唄」など、
種類の多さでは県内一だ。

………今回お勧めの逸品………
●【まさひろ・ブラック】30度 720ml 1,100円(比嘉酒造)
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蔵元の定番泡盛。芳醇な香りとスッキリとした味わいが
ロングヒットの秘密!

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上原(うえはら)酒造所 糸満市座波

〓電子技法が素材を良質化。バランス良い酒に〓
昭和22年、島尻群兼城村(現在の糸満市字兼城)に創業。
その後、二代目上原政雄さんによって工場拡大のため、糸満市座波へ
移設。上原さんは、幼少時代から酒造りに携わることは当たり前のこと
だったと語る。
現在酒造りを手伝う息子さんの提案によって、電子(マイナスイオン)技法
を平成6年に導入。炭や電子発生装置によって、原料米の残留農薬を
除去し、敷地の12ヶ所に200kgずつの炭を埋め、炭素が入った台に
原料米や製品を積んでいく。その台に触れると、ビリッと電気を肌で感じる
ことができる。電子の負荷は酸化した物質の還元に作用し、原料本来の
持つ生命力が戻るという。
その代表銘柄が、【電子技法あわもり神泉(しんせん)】
神の名にあやかり、他にないものを造り出したいという願いを込めて命名。
味と香りにふくらみのあるバランスのよい酒である。
【神泉マイルド群青】は20度で、飲みやすさとソフトで上品な仕上がり。
その他糸満の地で行われている豊魚祈願の祭りから名付けられた
【糸満ハーレー】はダイナミックでありながら繊細な風味だ。

………当店お勧めの逸品………
●No.6【神泉古酒】(電子泡盛)720ml 1,300円 (上原酒造所)
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電子(マイナスイオン)を泡盛の原材料及び製造工程に活用。
最新技術でより旨い酒を実現。

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神谷酒造所 島尻郡東風平町

〓三代目が造る甘さと香りとコクの泡盛〓
東風平町(こちんだちょう)で創業以来泡盛造りを行う二代目神谷正彦さん
と杜氏である息子の神谷雅樹さんの二人三脚によって酒造りが行われて
いる。雅樹さんは、泡盛造りを始めた当初、父の急病により一人で酒造り
をしなければならなくなった。近くの上原酒造所の門を叩き、原料米を洗う
洗米機の使い方、麹の仕込みなど一連の作業工程の指導を受けた。
そして蒸留過程を宮里酒造所から微妙な風味調整までを仕込まれた。
一人で造り出して当初は「神谷の酒の味は、変わった」という声に苦しみ
もがきながらも、温かく厳しく指導してくれた酒造りの仲間に励まされた。
今日では「甘く芳醇な香りとコクある酒」として静かな人気を集めるほどに
なった。代表銘柄「南光」は、人の温かさから生まれた、素朴で香気豊かな
まろやかな酒。息子の成長ぶりを見守る正彦さんは「全ての作業を丁寧に
行い、いい酒を造ってくれるようになった」と語る。

………今回お勧めの逸品………
●【はなはな・古酒】30度 720ml 2,100円(神谷酒造)
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「はなはな」とは乾杯をする時のかけ声。ネーミングからしてうまい味わいが
きたいできそうな酒です。ブルーのとても綺麗な琉球ガラスの瓶に入って
います。

●【南光】30度 600ml 950円 (神谷酒造)
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神谷酒造を代表する酒です。

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<久米島>
(株)久米島の久米仙(くめせん) 島尻郡仲里村字宇江城

〓規模ではなく、「普偏なる味」で勝負する酒造所〓
品質のバランスの良さで全国に知られるこの蔵は、那覇の西の沖に浮か
ぶ自然豊かな久米島で昭和23年に創業しました。
工場では、県内で最大規模の1日10トンの米が平均10本のタンクに
モロミとして仕込まれています。水は甘みのある堂井(ドーガー)の名水を
使い、冷却には自然風と天然水を使います。人の手によりモロミタンク
一本一本の撹拌作業を行い、熟練職人による品質管理が行われています
出来上がった泡盛は、口に含むとほんのりと甘さが広がります。また、
古酒の熟成には読谷村で造られた南蛮荒焼きカメを用いて一年を通して
室温の安定する地下室でじっくりと熟成されます。

………今回お勧めの逸品………

●【久米島の久米仙】30度 620ml 950円(久米島の久米仙)
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おおらかで、バランスの取れた味わいです。

◆【久米仙・秘蔵12年古酒】35度 720ml 3,150円 
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春夏秋冬にかかわらず涼風そよぐ地下貯蔵庫で自然のおもむくままに
熟成を重ねた古酒は、クセがなくまろやかな深みのある甘さと、あと口
の爽やかさで、時代にマッチした古酒との評判を得ています。

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米島(よねしま)酒造所 島尻郡具志川村字大田

〓時間をかけた製法は新酒でも古酒の味わい〓
『慌てず、ゆっくりと寝かせて美味しくなってからしか売りません!』と語る
家内製手工業の酒蔵所。
白瀬川の水を利用して、蒸留後は1年以上熟成させてから瓶詰め作業を
行っています。
主力銘柄の「久米島」は、昭和23年の創業当時は、米の豊富な久米島
に由来して、「米島(よねしま)」の銘柄で販売していましたが、その後
《美しい海と砂浜・緑豊かな島の酒》を表現するため、20年前から現在の
「久米島」へと変更しました。
一般酒(新酒)でありながら古酒のような味わいが魅力の小さな蔵元です

………今回お勧めの逸品………

●【久米島】30度 600ml 950円(米島酒造所)
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樹齢250年の「五枝の松」と伝統の久米島絣をラベルに、白瀬川の水を
使用した久米島の銘酒。

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<宮古島>
渡久山(とくやま)酒造所 伊良部町佐和田

〓日本の渚100選にも選ばれた佐和田の浜〓
日本の渚100選にも選ばれた佐和田の浜で知られる伊良部町佐和田で、
昭和20年に創業されました。
 昭和20年代後半に、それまでの計り売りから瓶詰め売りへと移行し、
代表銘柄「豊年」が名付けられたのです。
 酒造りの傍ら、農業指導者をも務めた先代が、島の豊作物のの願いが
込めて命名したものです。
 現在、三代目渡久山毅さんの妻、久仁子さんが杜氏を務め、
女性ならではのやさしさで、ていねいで繊細な酒造りを行っています。
その中でも、古酒「豊年」は、5年以上熟成させた、きめこまやかで
気品ある味わいで、まろやかさと甘味が十分に楽しめます。

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(株)宮の華(みやのはな) 伊良部町字仲地

〓 女性達が造り出す華麗な泡盛『宮の華』〓
昭和23年に創業を始めました。『宮古島の華麗な酒になるように』と
名付けられた名前です。また、この酒造所で働く8割が女性で、細やかな
気配りが隅々まで行き渡っています。杜氏を勤めるのは、二代目の
下地盛良さんの妻の洋子さんで、利き酒以外は一切酒を飲まず、微妙な
酒の味の変化にも微妙に反応できるようにと感覚を整えていると言うこと
です。
                       
《《お勧め品》》
◆【宮の華・30度】1800ml 2,000円
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この蔵の代表銘柄です。一般酒なのですが、一年間熟成させているので
口当たりはまろやかです。ほのかな甘い香りと爽快感のある喉ごしは
女性が造り上げたと言うだけあって、繊細さを感じさせます。

◆【宮の華・8年古酒35度】720ml 2,400円
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今までに、二度の県知事賞を受賞した逸品です。
35度と言う度数を感じさせないまろやかな味わいは、8年熟成の古酒
ならではと言ったところです。この価格、度数、熟成年数から言っても
お買い得なのはおわかりですよね・・・。

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池間(いけま)酒造(有) 平良市西原

〓二日酔いの元を取り除いた嬉しい泡盛〓
自然との調和を基調としたこだわりの泡盛造りを行っています
平良市の中心部から離れ、美しいミドリが広がる西原の土地で
創業54年目を迎える池間さんは、製造段階における徹底した
温度管理を行っています。
モロミの熟成においても、低温を保つことで喉ごしの良い甘い
酒を生み出しています。また、大自然の力を用いて二日酔いの
元となる、アセトアルデヒドを取り除く事を行っています。
二日酔いをしないという池間さんの酒は、サラサラと飲みやすく
ふんわりと口の中に甘さが残ります。
甘い香りとまろやかで香り高い口当たりが堪能できる、島の自然
が生み出した希少価値の高い酒をご堪能下さい。
                       
《《お勧め品》》
◆【瑞光(ずいこう)10年・25度】 720ml 2,500円
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地下の古酒蔵で静かに寝かされた、香り高い旨酒。

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千代泉(ちよいずみ)酒造 平良市字狩俣

〓甘い香りとスッキリとした味わい〓
昭和21年に7人の共同事業として酒造りを始めました。当時は、ニクブク
と呼ばれるむしろの上に蒸した米を広げて手で温度を計りながら麹造り
を行っていたそうです。その後、渡口さんの個人経営となり、宮古島の
「狩俣の酒」として地元で親しまれてきました。
二代目の清二さんは、「特別な製法はありません。父のそばで真似をしな
がら覚えてきたことを、味が決して変わらぬように丁寧に行うだけです」
と語ります。『千代に泉が沸くごとく』と名付けられた『千代泉』は、ふんわり
とした甘い香りと、後味を残さないスッキリとした味わいが特徴のお酒です。
                       
《《お勧め品》》
◆【千代泉・30度】 600ml 950円
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珊瑚石灰岩に濾過された硬水で仕込んだ泡盛です。
スッキリとした味わいがとても爽やかで、人気があります。

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沖之光(おきのひかり)酒造(資) 平良市字西里

〓 小さな酒造所こだわりの、後味を引かない製法〓
昭和23年の創業以来、「小さい酒造所なので、限られて生産量の中
いい物を造っていかなければならない。本物志向を守らなければ売ら
ない」と言う精神で、最低でも1年以上は熟成させ、まろやかな味わい
に仕上げてからしか、瓶詰めを行っていません。
また、杜氏歴46年の友利さんは、「嗜好品となる酒の味覚は、人それ
ぞれ。だから、後味を引かない酒造りをしている」と言い。特別な製法
ではなく、子育てと同じように丁寧な酒造りを続けています。
                       
《《お勧め品》》
◆【月桃の花・古酒25度】720ml 1,450円
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沖縄戦を題材にした映画、「ガマ 月桃の花」を記念して特別に作られた
この酒は、華やかな香りでサラリとした飲み易さ特徴の、味わい深い8年
熟成の古酒。

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菊之露(きくのつゆ)酒造(株) 平良市字西里

〓ベテラン杜氏の造る酒は地域に密着した人気銘柄〓
いつまでも変わることのない本物の旨さを追求するこの蔵元は宮古島の
中心地にあります。頑固なまでの職人気質が現在の人気と不動の地位を
築き上げてきました。宮古島には、石灰質の地層を通って、自然濾過され
ミネラル分を多く含んだ良質な硬水があります。その水を使って、モロミを
仕込む事によって、キレがあり、まろやかな菊之露独自の味わいを造り
出しています。洗米から蒸留までの全作業を個別に分けることによって
徹底した品質管理を行っています。地域に密着した酒を造ると言う方針の
もと、主力銘柄を『菊之露』一本に定め、サラッとした飲み口、喉を落ちる
まろやかさ、泡盛本来の風味を生かした芳醇な香りで、広く島民に親しま
れています。
現在81歳の杜氏を勤める平良さんは、14歳の頃から酒造りに携わり
数々の杜氏受賞歴を持ち、「酒造りは、良い香りのモロミを造ることが
大切。良い酒は、3年で10年貯蔵の古酒の旨さに匹敵する」と言います
「酒造りは、欲を持ち、いつも1年生の心」と、語る平良さんです。
いつまでも、変わることのない本物の旨さを求めていくことでしょう。
                       
《《お勧め品》》
◆【菊之露ブラウン・30度】 720ml 1,100円
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手軽な卓上ボトルで沖縄では日常的な泡盛です。
高品質な割に価格がお手ごろなのが人気の秘密です。

◆【菊之露・VIP8年40度】 720ml 2,880円
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文字通り贅を尽くした特別な泡盛です。
上品で繊細な飲み口はオンザロックがお勧めです。

◆【菊之露・5年40度】 カメ出しの量り売り
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今回、9Lのカメからの量り売りを始めます。
通常商品よりもお値打ちの、泡盛ファン待望の企画です。

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(株)多良川(たらがわ)酒造 城辺町字砂川

〓 地下からの良質な硬水で仕込む型破りの泡盛〓
新しい味作りへの挑戦とアイデアに満ちた商品作りへの展開を目指す
創業53年の蔵元です。宮古島には石灰質の地層から作られる地下水
の川があります。酒造所の地下を流れる川の名にちなんで、命名された
多良川は、地下からの良質の硬水で仕込みを行っています。
その地下水によって、洗米、蒸し米の作業を終えて出来上がった麹は
商品別に分類され、麹の温度や発酵の時間調整によって性質を変え
キレのある爽やかな味を生み出す物、甘味を引き出す物、古酒用の物
となります。
                       
《《お勧め品》》
◆【多良川・ブラウン30度】720ml 1,100円
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貯蔵用タンクで一年間熟成させた、風味豊かでスッキリとした
辛口の泡盛です。

◆【久遠〈くおん〉・10年古酒35度】720ml 3,400円
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自然の鍾乳洞の中で贅沢に時間を掛けて出来た通も納得の泡盛
その芳醇な香りとまろやかな風味は円熟味を増しています。

◆【琉球王朝・5年古酒30度】720ml 2,000円
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5年間貯蔵熟成させた古酒です。泡盛の本場、宮古島でもベストセラー
の逸品です。

◆【琉球王朝・マイルド5年古酒25度】720ml 1,350円
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5年間貯蔵熟成させた古酒をマイルドに仕上げました。
爽やかでスッキリとした飲み心地が特徴の泡盛です。

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<石垣島>
請福(せいふく)酒造(有) 石垣市新川

〓素材と製法にこだわった様々な意欲作が登場!〓
昭和24年に漢那酒屋として石垣市に創業しました。
蔵元の漢那さんは、「どのように、何で造ったか・・・という明記を
しなければ売らない」と言う職人ならではのこだわりの持ち主です。
常に、様々な製法に挑戦しています。
                       
《《お勧め品》》
◆【海の道・8年古酒】35度 720ml 3,750円
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小さな瓶で熟成させた、芳醇な香りとスッキリとした味わいの
泡盛です。琉球ガラスの瓶や月桃紙のラベルなど沖縄固有の
物を出来る限り使用しています。

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池原(いけはら)酒造所 石垣市字大川

〓まとわりつくような旨さは、全行程手作業の賜物〓
酒造りを行う池原ご夫妻は「小さい酒造所は小さいなりに丁寧に
昔ながらの味わいを大切に作るだけです」と言っています。
創業当時以来、洗米から蒸留に至るまで全行程を手作業で
行っています。麹部屋は手編みの竹編みがしかれ、古くなると
修繕して使っているそうで、唯一の機械的な物と言えば、麹の
温度が上昇したときに風を送る機械だけです。
代表銘柄の「白百合」は白百合のようなすがすがしい甘味が
ある豊かな味わいの泡盛です。価格が安くても、美味しいのは
妥協を許さない手作業の賜ではないでしょうか!
                       
《《お勧め品》》
◆【白百合・30度】600ml 1,050円
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100%天然醸造。昔ながらの手作りの泡盛は、芳醇な香りと
柔らかな旨味に溢れています。

◆【白百合・古酒43度】720ml 2,600円
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100%天然醸造。カメで熟成させることによって、更に深いコクと
芳醇な香りが楽しめる逸品です。

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(有)八重泉(やえせん)酒造 石垣市字石垣

〓地元で人気の偶然湧き出た水で仕込んだ泡盛〓
昭和30年に創業し、「良いお酒は良い環境から生まれる」と言う
モットーで石垣市内を離れ、竹富島や小浜島を見下ろせる土地に
移転しました。新工場建設中に偶然湧き出た水によって仕込み
最新鋭の技術で徹底した品質管理が行われています。
                       
《《お勧め品》》
◆【黒真珠・5年古酒・43度】720ml 1,050円
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古酒の代表銘柄です。伝統の製法を守り、5年以上じっくりと
熟成されています。芳醇な香りとコクがあり、真珠のように
喉を転がるまろやかさがあります。

◆【八重泉・樫樽貯蔵・43度】720ml 円 2,800円
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フランス製樫樽で長期熟成させた味わいは、トロリと舌に
まとわりつくようにまろやかで、ブランデー感覚で楽しめます。

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(有)高嶺(たかみね)酒造所 石垣市字川平

〓柔らかな喉ごしは昔ながらの直火式釜蒸留法!〓
現在では循環式蒸留機という機械が主流の中、この蔵元では、
大正時代に主流だった、直火式釜での蒸留法を守っています。
本当の泡盛の良さを知っていただきたくて、昔ながらの手作りの
製法を見てもらいたいんです。と、三代目は話しています。
                      
《《お勧め品》》
◆【於茂登(おもと)】30度 600ml 950円
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沖縄県最高峰「於茂登(おもと)」連山の天然水で仕込んだ泡盛です。
豊かな香りと、ふくよかな味わいが人気の商品です。

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仲間(なかま)酒造所 石垣市字宮良

〓注文の分だけゆっくりと丁寧に〓
注文の分だけゆっくりと丁寧に酒を造っている赤瓦屋根の酒造所は昭和
23年に創業です。酒造りの行程は全て旧式の製法で、泡盛の歴史的資
料とも言える道具が、今も現役で活躍しています。以前はモロミを仕込む
ために使われていたカメを洗米作業に使い、木製の桶のようなクシチーと
呼ばれる蒸し器や、直釜式の蒸留機などを使っています。発酵過程におい
ても麹の温度を下げる冷却には、敷地内の地下24メートルから汲み上げ
た井戸水を用いています。
この蔵元の唯一の銘柄は、「宮之鶴」です。創業当時から変わらない、3羽
の鶴が戯れる心温まるラベルです。丁寧な手作りならではの、まろやかで
クセになる味わいです。水割りでじっくりと味わって下さい。
                      
《《お勧め品》》
◆【宮之鶴】30度 600ml 950円 720ml 1,350円
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玉那覇(たまなは)酒造 石垣市字石垣

〓古酒を前提とした製法は甘味とコクとまろやかさを生み出します〓
戦後に八重山最古ののれんを守って創業しました。洗米から蒸留、瓶詰め
ラベル貼りに至るまで全作業を、三代目のご夫婦二人でおこなっています。
昔ながらの手造り製法にこだわり、古酒づくりを前提に麹造りに全力を注ぎ
麹は黒麹を黒くはやす製法です。麹の中に菌糸を多く育てた泡盛は、まろ
やかな旨味成分がたっぷりと詰まった古酒へと変貌を遂げます。
この蔵元、唯一の銘柄の「玉の露」は新酒でさえ、甘味・コク・まろやかさを
十分に堪能させてくれます。
泡盛通の本格派の方なら、きっとこの旨さを分かってくれることでしょう!
                       
《《お勧め品》》
◆【玉の露】30度 600ml 950円
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甘味とまろやかさを兼ね備えた泡盛です。
友人達と軽く飲みたいときにお勧めです。

◆【玉の露・5年古酒】30度 720ml 1,760円
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芳醇な香りと、まろやかさの素晴らしいハーモニーが楽しめる
5年熟成の泡盛です。手ごろな価格が、嬉しいですね!

◆【玉の露・8年古酒】43度 720ml 2,680円
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芳醇な香りとまろやかさに、更にコクも加えた本格派も納得の逸品です

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<与那国島>
(名)崎元(さきもと)酒造所 与那国町与那国

〓伝統を絶やさぬ花酒造り!〓
与那国島に残る花酒文化を守ろうと言うことから、崎元初さんが昭和58年
に創業しました。一晩中寝ずに麹の温度管理を行ったり、直火釜式の蒸留
で出来る手作りの花酒は、モロミを蒸留させたときの初留液で作られ、60度
と言うアルコールの強さの中には、実は泡盛本来の力強い旨味が凝縮して
いて、じんわりと重厚な甘さが伝わってきます。
普段は、島内ですぐ消費されてしまうのであまり知られていない泡盛です。
                      
《《お勧め品》》
限定の蔵出し秘蔵酒
◆【花織酒(はなういざけ)60度】500ml 2,930円 
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日本最西南端、与那国島で作られた花酒。
蒸留時のハナサキと呼ばれる特別の初留部分である一番絞りの
部分だけを抜き取った極上品です。その特徴はアルコール分60度
(日本で一番度数が高い)と高いこともありますが、それよりも香りと
味わいに濃潤なコクがあり冷凍しても凍らずにトロリとした舌触りが
あります。水で薄めても風味を失うことが無く、非常に腰の強い、伸
びの良いお酒です。
花酒1に対して、水を2〜4の割合で割っていただくと、花酒が乳白色
に変わり、スッキリと甘く爽やかな味わいになります。

沖縄の伝統工芸品のミーサー織りのボトルケースに入っていますので
贈り物にも最適です。また、瓶を包んである花織りは、携帯電話や眼
鏡などを入れる巾着としても使えますよ!

◎花酒とは:
国境の島、与那国だけで製造されている独特の蒸留酒です
アルコール度数が45度を超える場合は酒税法上スピリッツとなり
一般の蔵元とは製造免許が違います。
ところで、与那国島ってどこにあるかご存じですか?

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国泉(こくせん)泡盛(名) 与那国町与那国

〓温度管理まで全て手作業の花酒造り!〓
この酒造所では、工場内を製造過程によっていくつもの部屋に分けて、
丁寧な酒造りを行っています。
与那国島は、方言で「どなん=渡難」と呼ばれ、断崖に囲まれた島は、
低気圧などの影響で、天候が不安なために渡り難い島と呼ばれるよう
になったと言われています。酒造りに於いても同様で、黒麹を発酵させる
時の温度調整においても、雨の多いこの島では、とっても難しく、細心の
注意を払っています。
                      
《《お勧め品》》
◆【どなん・クバ巻き43度】600ml 1,950円 
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この酒を一口口に含めば、喉にカッと食らいつくような辛さが広がるもの
の小躍りでもしたくなるような南国気分にさせてくれる陽気な味わいです。

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入波平(いりなみひら)酒造 与那国町与那国

〓島内唯一の古酒造り!〓
今からおよそ250年前、琉球王朝に花酒を献上したところ、「旨い酒だ」
と絶賛されたと言います。更に、「まいなふ(宮古、八重山地方の方言で
親孝行者をしめす)」と言う舞を創作し、国王の気持ちを踊り伝えたと
されています。その、歴史的なことのあやかって、『舞富名(まいふな)』
な生まれました。「新酒の時に旨い酒でなければ、良い古酒には成り得
ない」と断言する、杜氏の入波平さんは、酸味を和らげたモロミを造る
事から、良い古酒は生まれると言います。
                      
《《お勧め品》》
◆【舞富名(まいふな)7年古酒30度】720ml 1,950円 
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まろやかさを重視して造り上げたその酒は、喉を通るときにコロッと
転がる様に感じるほど、深い甘味が口の中に広がります。

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<波照間島>
波照間(はてるま)酒造所 竹富町波照間

石垣島から南西に42km 離れた日本最南端の波照間島で島民の
共同事業として、昭和28年に創業を開始した波照間酒造所。
創業当時は、5〜6ヶ所の酒造所が操業を行っていましたが、
現在ではこの酒造所だけが唯一残り、酒造りを行っています。
 物資の乏しかった創業当初は、原料に粟を用いて酒造りを
していたことから、「泡波」と名付けられました。
杜氏歴20年の二代目波照間忠夫さんは、先代の父から
受け継がれた製法を守りながらも、自身の製法を合わせ、
口当たりがよくまろやかな風味が引き立つ酒を造り続けています。

 微妙に塩分を含んだ波照間島ならではの地下水が生み出した酒は、
果ての珊瑚に囲まれた美しい島の厳しくて優しいおおいなる自然が
育んだ銘酒なのです。「幻の酒」としてその名を知られた「泡波」は、
たった二人のご夫婦でのみ作られており、幻ではなく、
大量生産ができない限りある生産量なのです。

 島民の為の泡盛として作られた泡盛は、皮肉にも現在では
波照間島の島民でさえ、入手し難い酒となってしまいました。
この貴重な酒は、むやみに買いあさるのではなく、
小さな島の限りある酒として、大切に味わってください。


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