大湯環状列石:@どこからやってきたのか? |
△「鹿角の中世館跡一覧」探訪 鹿角の成立を物語るに、ここでは次の二つの時代をみてみたい。 @大地平人の住んでいたBC5000年(縄文時代早期)〜大湯環状列石が 出来たとされているBC1800年(縄文時代後期) A社寺や鹿角四十二館などが築造された中世、即ち鎌倉時代(1180年頃)〜室町時代(1573年) この二つの時代の歴史と、今現在の鹿角の佇まいを比較することで、更に鹿角のこと についての理解が深まる。 では、今現在の鹿角の各集落の原型となっている、社寺や館跡などを おさらいしてみたい。 [参照] 「中世における社寺」 「鹿角の中世館跡一覧・鹿角四十二館 」 上記を参考にしながら、関連する社寺などの海抜高を調べてみた。 ▽印は、『鹿角由来記』記載の四十二館である(位置は推定)。 01 碁石館(神田館)▽:140m 稲荷神社:120m 02 高梨館▽:130m 川原館:85m 03 瀬田石館(小館)▽:140m 八幡神社:110m 04 高清水館(八幡神社)▽:200m 05 関上館(八幡神社)▽:175m 06 当麻館(古館・前館)▽:150m 月山神社:230m 07 芦名沢館▽:200m 観音堂(葦名神社):200m 08 尾去館(赤神館)▽:180m 八幡神社:200m 09 花輪館▽:180m 幸稲荷神社:220m 専正寺:130m 10 花輪古館:160m 11 孫右エ門館:180m 12 黒土館▽:169.3m 13 乳牛館(妻ノ神)▽:150m 14 柴内館▽:150m 不動堂(大己貴命神社):300m 萬松寺:130m 15 新斗米館▽:140m 16 高市館(八幡神社)▽:150m 17 小平館(下館)▽:140m 円福寺:140m 八幡神社:150m 18 小枝指館(七ツ館・八幡館・八幡神社)▽:140m 19 高屋館(茶臼館)▽?:160m 観音社:110m 20 高瀬館(浦館)▽:130m |
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