第四九番
『見る人の こゝろこゝろに まかせおきて 木末コズエにすめる 月の影かな』
運勢【 吉 】
運気盛サカンにして事をなすによいけれど万事細やかに、きをつけて一度おもい定めたこと
はわきめもふらず一心になさい 何事も成功します
○願望ネガイゴト おそいが思う通 ○争事アラソイ 心和ヤワラかにして吉
りになる 吉 ○恋愛レンアイ 恋敵に注意
○待人マチビト 音信オトズレあり来る ○転居ヤウツリ 十分でない
○失物ウセモノ 出ず高い所 ○出産オサン 安し
○旅行タビダチ 利なし行かぬが吉 ○病気ヤマイ 軽し安心してよい
○商売アキナイ 物価モノノネ上下定まらず ○縁談エンダン 心かわらねば叶う
○学問ガクモン 努力すればよろし でしょう
○相場ソウバ 変動する手を打て
神の教『遣ツカい様では宝の金カネが、其身亡ぼす仇アダとなる』
自然にある物には自から霊がある、造られた物には、人の力と魂がこもって居る、いや
物悉コトゴトく心があり、神の光りが輝いている、だから物を廉末ソマツにする事は、神を廉
末に扱う事になる、人も、物も大切に、生かして使い、生かして働かせもばならぬ