第二六番
『雪にたえ 風をしのぎて うめの花 世にめでらるゝ その香りかな』
運勢【中吉】
初めは憂き事あれど後ノチ吉、深く歓ナゲき悲しまず身を慎んでおれば後は万事思いのま
ゝになります あわてさわぎ心乱れると災これより起る事あり心静かにしなさい
○願望ネガイゴト おそいが後に叶う ○争事アラソイ 控え目にして吉
口舌を慎みてよし ○恋愛レンアイ 楽しむ程度なら吉
○待人マチビト おそく来る ○転居ヤウツリ さわりなし急ぐな
○失物ウセモノ 出がたし低い所 ○出産オサン 災なし後注意せよ
○旅行タビダチ ひかえて吉利なし ○病気ヤマイ 生命イノチに気遣キヅカイなし
○商売アキナイ 扱うて損をせず ○縁談エンダン 初めは破れるが後に
○学問ガクモン 怠たれば危うし 人の助ありて調トトノう
○相場ソウバ 大丈夫売れ
神の教『願いあるなら親御オヤに頼め、国の御祖ミオヤの神様に』
人間が力の限りを尽してなお力の及ばぬ場合、神の力に御たよりするは、止むにやまれ
ぬ自然の情緒ココロである、だが神様と名のつく者にもいろいろある、溺れた時、ワラをつ
かんだのでは役立たぬ、正しい御おやの神様の御いつくしみの御手にすがらねば駄目で
る