第十六番
『のどけしと 見えしうなばら かぜたちて 小舟危き おきつしらなみ』
運勢【末吉】
小舟の俄ニワカの嵐にあう様に思いがけない事で災起る恐れがあります決して色に溺れ不
義の行をしないで正しく一心に辛抱するがよいです 小さい処に注意なさい
○願望ネガイゴト 些イササカの事から過りアヤマリ ○争事アラソイ 勝がたし時を待て
思う事破れる恐れあり ○恋愛レンアイ 片思いあきらめよ
○待人マチビト さわりあり来ず ○転居ヤウツリ 見合せてよろし
○失物ウセモノ 出にくい ○出産オサン さわりなし注意キヲツケよ
○旅行タビダチ 災なしさわぐな ○病気ヤマイ 軽くないがなおる
○商売アキナイ 思いがけぬ損あり ○縁談エンダン 他人の無駄口より
○学問ガクモン 危うし全力を尽くせ 口舌クゼツ起る何も
○相場ソウバ 損をする要心せよ 言うな
神の教『神をはなれた心の隙にいつも悪魔が忍びよる』
悪魔は、いつも優しい美しい姿をして、心の隙を伺いよる、目が、鼻が、耳が、口が、
肉体が先ず誘われ、まどわされてついて行く、神様の清い正しい誠の力におたよりして
其正体をよく見きわめ、雄々しく猛く勇ましく、其悪魔をはらいのけねばならない