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01 松館天満宮三台山獅子大権現舞

 神楽舞第六番目「剱舞」
 剱舞とは、剱を鞘から抜き払い、破邪顕正・衆生守護を現す、すなわち
剱によって舞人自らの身を研ぎ清めて、お湯立て神事を納め奉る舞である。
すなわち左手に持った鞘から、右手で剱を握って抜き払い、宙を切り、己
の心を斬って研ぎ清めんとして舞う。
 舞の曲と、舞い方の基本は御幣舞と同じである。舞人は似鳥勇一である。
 舞の前後には、御前に正座して拝礼する。
 まず正座の姿勢から中腰となって剱を抜き払い、天空より振り下ろした
後、剱を左腰へ廻し、剱と鞘を上下に動かしてもみ合う。次に直立して剱
を前方上空に横にして差し上げ、その剱先に近いあたりを下から支えるよ
うに鞘を立てて持ち、四面に各々一礼する。
 
 一度目は、右手の剱を天空より振り下ろして立てて持ち、前方上空に差
し上げて右回り舞い廻る。左手は鞘を縦に持って腰に置く。次に左に持っ
た鞘を縦に持ち、前方上空に差し上げて左回りに舞い廻る。右手は剱を立
て胸脇に持つ。これを三回繰り返す。
 二度目は、右手の剱を天空より振り下ろして立てて持ち、それを前方上
空に差し上げ、左手の鞘も縦に持って剱に添えるようにし、両手首を前後
(正面と内側)に動かしながら、曲に合わせて数歩前進、数歩後退する。
これを三回繰り返す。
 三度目は、一度目と同じ舞い方である。
 舞を納め終わると、剱を鞘に納めて一礼する。
 
 以上のいろいろの舞について推測するに、往古は、これらの舞は全て一
人の舞人によってなされていたものであろう。最近では後継者の育成も順
調になされているので、舞ごとに舞人を交代させているとのことである。
また、近年までは同じ舞を二人で同時に舞うということもなされた。

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