平成19年6月27日 夜明島渓谷茶釜の滝登山路調査同行記

△素直な花たち
 待望の「茶釜の滝」の滝見は、その念願が叶った。 年齢的にも、体力的にも不安であったが、鹿角市山岳会の精鋭部隊 によるテキパキとした登山路調査や、適切な助言や激励など、 また同行のNPO関善賑わい屋敷の若き役員たちとの楽しい会話などにより、 快適に、そして想定どおりの「滝見」を満喫出来た。感謝感激である。
 
 午後三時、茶釜の滝と雲上の滝との分岐点を後にした。晴天である。

 (本稿は)ここからは、今回の滝見行の途中でかいま見た 「夜明島渓谷の花たち」の素顔を、奥の方から順に、ご紹介したい。
 
 これがハクサンチドリである。十乃至沢山のやや小型で淡い色彩の ハクサンチドリが咲いていた。茶釜の滝の真向かいの、特別観覧席の所である。
 まるで、茶釜の滝とハクサンチドリたちとが、互いに会話を交わして いるようである。ハクサンチドリたちは、茶釜の滝の飛沫の恩恵を得て、 その恩返しとして、可憐で素直な花を咲かせているのだ。
 
ハクサンチドリと茶釜の滝
ハクサンチドリが二本咲いているのが分かるかな。向こうが茶釜の滝の滝壺だ。

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