鹿友会誌(抄)
「第二冊」
△佐渡二見浦遭難ノ記 正員 石川壽次郎
(この記述の中から二首)
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いさゝらば此世のなこりかすむ目に 雲におほろの月を見るかな
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うれしさのあまりにこゝろとつおひつ うたよむすべもわすれけるかな
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