0804 道筋探訪「腰廻(大湯道)」 腰廻の下り口と、それに続く大湯川の渡し場も、川の流れの移動に伴って再三変わ り、現在は殆ど消滅している。腰廻の渡しにあったと云うボサマ石(縦105p、横80pの 自然石)が大湯上町の旧神明社境内に置かれているが、川渡しの守護神であったと考え られる。 道筋は字湯脇、字下川原の田中を通って川原の湯西側へ出、鹿倉山の山根を廻って下 の湯へと入る。 △芦名沢観音堂 関上村の北方に大湯道と芦名沢道の分岐点があり、路傍に年紀不明の庚申塔が立って いる。葦名神社(もと観音堂)は、相思の男女と馬にまつわる伝説に彩られた、金光明 寺十一面観音堂が起源と云われる。慈覚大師が本尊を刻んで奉納したと云う伝えも持っ ている。元禄八年(1695)の絵馬や漆絵馬など大小二百枚に及ぶ絵馬は、鹿角市指定有 形民俗文化財である。[次へ進む] [バック]