209 遊戯考[遊技雑載・児戯具]
参考:吉川弘文館発行「古事類苑」
[遊技雑載]
△福引ホウヒキ(宝引)
△糸引
△綱引(抜河ツナヒキ・頚挽クビヒキ)
東寺にて綱を引とる人はたゞ 鬼よりつよき力なりけり(一見)
親月オヤヅキとて町々にする綱引は ゑいや大勢の子どもあるゆゑ(良因)
(後撰夷曲集 一春 一見)
△手拭引・帯引・枕引
△扇引
△頚引クビヒキ
△耳引
△指引
△腕押
△臑押スネオシ
△膝挟ヒザハサミ(足相撲)
△コフシウチ(相□)
△競争ハシリクラベ
△目かかう(べかこ)
△にらめくら(笑令ワラヒハット)
△鼠こっこ鼬こっこ
△狐窓キツネノマド
△オなのり
△韻塞インフタギ・イフタギ
△偏ヘンつき
△火廻ヒマワシ
無常
みどり子のあそぶすさびにまはす火の むなしき世をば有とたのまじ
(堀河院御時百首和歌 雑 権中納言国信)
△文字鎖モジグサリ
△継子立ママコタテ
△島立
△左々立
△十不足
△百五減ヒャクゴゲム
△盗人隠
△射字
△目付絵
△花結ハナムスビ
△宿世結・宿世焼スクセヤキ
△糸操(線操イトドリ)
△紙折物(折り紙)
△鋏切形
△紙付
△針打
△無木ムキ
△こまようろ
△ねんがらネンカウ
△隠れ遊(白地蔵カクレアソビ・迷蔵カクレボウ)
もゝしきをいまはなにともせぬ人の たれとむぐらのしたにふすらん
(空穂物語 初秋)
山居せば奥よりおくにかくれんぼう 跡をも人のたづねこぬほど(吾吟我集 九雑)
△目隠し
△草履かくし
△鬼わたし(むかへぼ)
△つばなぬこ
△橋下の菖蒲
△子をとろ子とろ
△鰻の瀬登り
△芋虫ころころ
△鰯こい鰯こい
△鬼どの留守に洗濯しよ
△まはりのまはりの小仏
△鬼の皿
△目白押
△めぐり
△ちんちんもんがら
△肩車
△手車
△馬乗
△浜なげ
△箍タガ廻し
△馬追
△道中駕篭
△千艘や万艘や
△土なぶり・砂あそび
[次へ進んで下さい]