04 御魂
 
                     参考:大倉精神文化研究所発行「神典」
 
〈御魂ミタマ〉
 
『古事記 中』(仲哀天皇)
(前略)是コは天照大神アマテラスオホミカミの御心ミココロなり。亦マタ底筒男ソコツツノヲ、中筒男ナカツツノヲ、
上筒男ウハツツノヲ三柱ミハシラの大神なり。今寔マコトに其の国を求めむと思ほさば、天神アマツカミ、
地祇クニツカミ、亦山の神、河海ウミカワの神たちに、悉コトゴトに幣帛ミテグラ奉タテマツり、我アが御魂
ミタマを船の上に坐マせて、真木マキの灰ハヒを瓠ヒサゴに納イれ、亦箸と比羅伝ヒラデとを多サハに作
りて、皆皆大海オホウミに散チラし浮ウけて度ワタります可ベしとのりたまひき。故カれ備ツブサに
教へ覚サトしたまへる如くして、軍ミイクサを整へ、船ミフネを双ツラナめて度り幸イでます時に、海
原の魚ウヲども、大きなる小チヒサき、悉に御船ミフネを負オひて渡りき。爾ココに順風オヒカゼ大サカリ
に起フきて、御船浪の従マニマにゆきつ。故れ其の御船の波瀾ナミ、新羅シラギの国に押し騰
アガりて、既に半国クニナカラまで到りき。(下略)
 
 即ち、
 ・・・・・・天神地祇たちに幣帛を奉り、大神の御魂を船上に招き坐させて航海したところ、
悉く順調であった・・・・・・
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