12 霊地・霊域
 
いしづち‐さん【石鎚山】
 愛媛県東部、石鎚山脈の主峰。標高1982メ-トル。面河オモゴ川が南流し、面河渓を作
 る。修験道の霊場。四国第一の高峰。石槌山。天狗岳。
 
おおみね【大峰】
 奈良県吉野郡十津川の東の山脈。最高峰は八剣山(仏経ヶ岳)1915メ-トル。重畳して
 和歌山県熊野に及ぶ。昔は、金峰山キンブセンの頂上と考えられた。修験道の根本霊場。
 
おそれ‐ざん【恐山】
 青森県北東部、下北半島にある火山。中央のカルデラに湖・温泉がある。死者の霊魂
 が集まる山とされ、夏の大祭には「いたこ」の口寄せが行われる霊場として有名。標
 高879メ-トル。宇曾利山。
 
おんたけ【御岳・御嶽】
 長野・岐阜県に跨る活火山。北アルプスの南端に位置し、標高3067メ-トル。1979年に
 史上初めて噴火。頂上に御岳神社があり、古来、修験道で屈指の霊峰。きそおんたけ。
 おんたけさん。
 
かつらぎ‐さん【葛城山】
 大阪府と奈良県との境にある山。修験道の霊場。標高959メ-トル。かつらぎやま。
 
がん‐しょ【願所】
 祈願をなす神仏の霊所。
 
こうし‐びょう【孔子廟】
 孔子の霊を祀った廟。中国山東省の曲阜キョクフにあるものは有名。日本でも、奈良・平
 安時代に大学・国学に置き、江戸時代には江戸の湯島など各地の聖堂に孔子を祀った。
 文廟。聖廟。聖堂。
 
こう‐びょう【孔廟】
 孔子を祭った霊廟。
 
こうや‐さん【高野山】
 @和歌山県北東部にある、千メ-トル前後の山に囲まれた真言宗の霊地。816年(弘仁7
  )空海が自らの入定地として下賜を受け、のち真言宗の総本山金剛峯寺コンゴウブジを
  創建。
 A金剛峯寺の俗称。
 
しこく‐はちじゅうはっかしょ【四国八十八箇所】
 四国にある八十八ヵ所の弘法大師の霊場。四国札所フダショ。他の地にもこれに模した
 八十八箇所がある。
 
し‐どう【祠堂】
 @(家の中の)祖先の霊を祀る所。寺院で、俗家の位牌をまとめて安置する位牌堂。
  持仏堂。たまや。
 A神仏を祀る小さい建物。祠ホコラ。
 B祠堂金の略。
 
じょう‐いき【浄域】
 @極楽浄土。浄土。
 A社寺の境内または霊地。
 
じょう‐かい【浄界】
 @「浄土」に同じ。
 A清浄な地域、即ち寺院・霊地など。
 
じょうざい‐りょうじゅせん【常在霊鷲山】
 〔仏〕(法華経寿量品の偈げの語) 釈尊は法華経を説いた霊鷲山にあって永遠に説法
 していると云うこと。
 
しん‐ざん【神山】
 @神を祀ってある山。A仙人の住む山。B霊山。
 
たて‐やま【立山】
 富山県の南東部、北アルプスの北西端に連なる連峰。標高3003メ-トルの雄山を中心
 とし、北に大汝オオナンジ山(3015メ-トル)、南に浄土山が屹立。劔岳・薬師岳などと
 立山連峰をなす。雄山山頂には雄山神社がある。日本三霊山の一。古名、たちやま。
 
つるぎ‐さん【剣山】
 徳島県の西部、剣山地の主峰。標高1955メ-トル。中世以降、修験道の霊場。
 
てん【天】
 @地平線に限られ、遥かに高く遠く穹窿キュウリュウ状を呈する視界。空。「天空・満天」
 A空模様。「晴天・悪天」
 B〔天〕地球を取り巻く空間。又は、それを仮想の球面(天球)に投影したもの。
 C天地万物の主宰者。造物主。帝。神。また、大自然の力。「天命・天罰・天然・天
  災」
 D自然に定まった運命的なもの。生まれつき。「天性・先天的」
 E〔宗〕天空にあって、神又は天人・天使が住み、清浄であると云う想像上の世界。
  死後、人間の霊魂がここに昇ると信ぜられる所。天国。楽園。
 F〔仏〕 天上に住むもの。神々。 神々の住む領域。
 
てん‐ごく【天国】
 @神・天使などがいて清浄なものとされる天上の理想の世界。キリスト教では信者の
  霊魂が永久の祝福を受ける場所を云う。天堂。神の国。転じて、苦難のない楽園。
  対義語:地獄。
 A比喩的に、心配や苦しみのない理想的な世界。
 
とがくし‐やま【戸隠山】
 長野県北部、信越国境近くに聳える山。標高1904メ-トル。古来修験道の霊場。
 
にゅう‐ぶ【入峰】
 修験者が修行のために大峰オオミネ山を始め霊山に入ること。峰入り。
 
にょにん‐けっかい【女人結界】
 霊場の一定区域を限って女子の入るのを禁ずること。
 
にょにん‐どう【女人堂】
 女人禁制の霊地で、その境外に設けて、女子が参籠して読経・念仏をする堂。高野山
 のは有名。
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