[神職奉務心得]
 
十九、教則三条(三条の教憲)
 
                 参考:神社本庁発行「神職奉務心得(資料集)」
 
               明治五年四月の教部省達。
               明治五年三月、維新政府は教部省を設置して、本格的
              な国民教化政策に乗り出す。ここにおいて神職・僧侶は
              「教導職」に補任され、新時代に即応した積極的な教化
              運動を展開すべき役割を担ふことになった。教則三条は、
              その教化活動が指標とすべき全体的な綱領として定めら
              れたものである。
 
一、敬神愛国の旨を体すべきこと
一、天理人道を明にすべきこと
一、皇上を奉戴し朝旨を遵守せしむべきこと
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