0302b 文言一覧3
 
苗而不秀者有矣夫 秀而不実者 苗にして秀ヒイでざる者あり。秀でて実ミノらざる者あり
 有矣夫(論語)
 
貧而楽道 富而好礼      貧しくして道を楽しみ、富みて礼を好む(論語)
 
貧而無怨難 富而無驕易    貧しくして怨ウラむことなきは難カタく、富みて驕オゴるこ
               となきは易ヤスし(論語)
 
父為子隠 子為父隠 直在其中矣 父は子のために隠し、子は父のために隠す。直チョクは
               その中ウチにあり(論語)
 
父在観其志 父没観其行    父在アらばその志ココロザシを観ミ、父没すればその行ない
               を観ミる(論語)
 
父母唯其疾之憂        父母はただその疾ヤマイをこれ憂ウレう(論語)
 
父母之年 不可不知也     父母の年トシは、知らざるべからず(論語)
 
父母在 不遠遊 遊必有方   父母在アらば遠く遊ばず、遊べば必ず方ホウあり(論語)
 
不怨天 不尤人 下学而上達  天を怨ウラみず、人を尤トガめず。下学カガクして上達ジョウ
 知我者其天乎        タツす。われを知る者はそれ天か(論語)
 
不戒視成 謂之暴       戒めずして成るを視る、これを暴ボウと謂イう(論語)
 
不患寡而患不均 不患貧而患不安 寡スクナきを患ウレえずして均ヒトしからざるを患え、貧
               マズしきを患えずして安ヤスからざるを患う(論語)
 
不教而殺 謂之虐       教えずして殺す、これを虐ギャクと謂イう(論語)
 
不在其位 不謀其政也     その位クライにあらざれば、その政セイを謀ハカらず(論語)
 
不恥下問           下問カモンを恥じず(論語)
 
不知老之将至         老いのまさに至らんとするを知らず(論語)
 
不知命 無以為君子也     命メイを知らざれば、もって君子たることなきなり(論
 語)
 
不得中行而与之 必也狂狷乎  中行チュウコウを得てこれと与トモにせずんば、必ずや狂狷
               キョウケンか(論語)
 
不如郷人之善者好之 其不善者 郷人キョウジンの善ヨき者はこれを好ヨミし、その善からざる
 悪之也           者はこれを悪ニクまんには如シかず(論語)
 
不患人之不己知 患己不知人也 人の己オノレを知らざるを患ウレえず、己の人を知らざるを
               患う(論語)
 
不患無位 患所以立      位クライなきを患ウレえず、立つゆえんを患えよ(論語)
 
不患莫己知 求為可知也    己オノレの知らるなきを患ウレえず、知らるべきをなさんこ
               とを求めよ(論語)
 
不遷怒            怒りを遷ウツさず(論語)
 
不践迹 亦不入於室      迹アトを践フまず、また室シツに入らず(論語)
 
不患人之不己知 患己無能也  人の己オノレを知らざるを患ウレえず。己の能ノウなきを患う
 (論語)
 
不曰如之何如之何者 吾未如之 いかに、いかにといわざる者は、われいかんともする
 何也已矣          なきのみ(論語)
 
不義而富且貴 於我如浮雲   不義フギにして富みかつ貴トウトきは、われにおいて浮雲
               フウンのごとし(論語)
 
不逆詐 不億不信 抑亦先覚者 詐イツワりを逆ムカえず、不信フシンを億ハカらず、そもそもま
 是賢乎           たまず覚サトる者は、これ賢ケンか(論語)
 
富而可求也 雖執鞭之士 吾亦 富トミにして求むべくんば、執鞭シツベンの士といえども、
 為之            われもまたこれをなさん(論語)
 
富与貴是人之所良く也 不以其 富トミと貴トウトきとは人の欲ホッする所トコロなり。その道を
 道得之不処也        もってこれを得エざれば処オらざるなり(論語)
 
俯仰廊廟 フギャウラウベウ  らうべうに ふしあふぐ
     廊廟とは、宮殿のことにて、いつも宮殿に在る如く、出入には俯仰拜輯し、
     謹みて禮儀を守ること(千字文)
 
夫人不言 言必有中      かの人は言わず。言えば必ず中アタることあり(論語)
 
夫唱婦隨 フシャウフズヰ  をっとみちびき つましたがふ
     又、一家にありても、夫は唱へ、婦は隨ふとて、夫の命令に婦は服從して、
     夫婦和合すること(千字文)
 
夫子循循然善誘人       夫子フウシ、循循然ジュンジュンゼンとしてよく人を誘イザナう
 (論語)
 
夫子焉不学 而亦何常師之有  夫子フウシ、いずくにか学ばざらん。而シコウしてまたなん
               の常師ジョウシかこれあらん(論語)
 
夫子之牆也数仭 不得其門而入 夫子フウシの牆ショウや数仭スウジン、その門を得て入イらざれ
 不見宗廟之美百官之富    ば、宗廟ソウビョウの美・百官ヒャッカンの富オオきを見ず(論
 語)
 
福縁善慶 フクエンゼンケイ  さいはひは ぜんのたまものによる
     又、幸福の來るは、善行ありし賜ものなれば、居常勉めて善行を爲すべしと
     のことなり(千字文)
 
聞一以知十          一を聞きてもって十を知る(論語)
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