KI10064 長嶺毘沙門ビシャモン神社の大公孫樹オオイチョウ 1本
 
鹿角市指定天然記念物
昭和61年1月16日指定
所在地 鹿角市八幡平字堂の前
所有者 長嶺部落
 
 長嶺の毘沙門神社の境内にあって、村の鎮守堂の神木として大事にされてきた。
 かつて、小豆沢の吉祥院キチジョウインにも幹囲約10米の大イチョウがあったが、昭和51年 に風倒したため、現在鹿角市内ではこれが最も大きいイチョウである。
 樹高約30米、目通り幹囲約5.5米、推定樹齢約400年、樹勢盛んで、地上3米程のとこ ろから大小約50個の気根キコンが垂れ下がり、独特な奇観キカンを呈している。気根は長さ10 pから90p、直径も30pにも及ぶものもある。
 因みにイチョウは雌雄異株で、この木は雄株である。
 
[八幡平地区の神様を訪ねて「06 長嶺老人クラブ区域内の神様(毘沙門神社)」]

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