YU10021 海沼家所蔵土器類 一式
 
鹿角市指定有形文化財(考古資料)
昭和52年2月4日指定
所在地 鹿角市尾去沢
所有者 個人
 
 そのほとんどが尾去沢地内からの出土と考えられる。縄文時代晩期(約3000〜2300年 前)の遺物である。
 土器11点はほとんどが完形で、器形による内訳は注口チュウコウ土器2点、壷形土器6点、 鉢形土器1点、台付土器2点である。
 石器類は石鏃セキゾク19点、石匙edxd@2点、石剣2点の計23点、他に土製品・石製品と して遮光器シャコウキ土偶ドグウ、岩偶ガングウ等9点を所蔵している。
 発掘調査資料ではないが、鹿角市における数少ない縄文時代晩期の資料として貴重で ある。

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