元山神社モトヤマジンジャ
 
鎮座地 鹿角市尾去沢字尾去前平二二
御祭神 天照皇大神・金山彦大神・大山祇大神
例 祭 旧五月十一日
由 緒 慶長年間南部重左衛門の創立という言い伝えがある。
 正徳六年旧領主にて再興され、昔より尾去沢鉱山の産土神として祀られ、明治六年村
社に列せられる。同四十年一月神饌幣帛料供進神社に指定せられ、同四十四年尾去沢の
各聚落にあった無格社九社を合併し、昭和七年神社名を村社両社山神社と改称した。
 本神社は大正十四年四月十九日全焼したため、鎮座地を三ツ矢元山より尾去沢地内に
移転した。その際跡地を同神社末社境内地(飛地境内地)として小祀を建て、地元の旧
田郡地区の人々百戸で祭事を続けていたが、昭和十六年六月六日氏子の人々が旧元山神
社の祭典を執行し、この際氏子の一人であった佐藤某氏の寄進で現在地を購入し、現地
に神社を建て「元山神社」と名付けて崇敬をし、祭事を続けて現在に至っている。
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