月山神社ガッサンジンジャ
 
鎮座地 鹿角市十和田毛馬内字毛馬内沢三二
御祭神 月読命・誉田別命・金彦命・大日霊命・菅原道真・伊邪那美命
例 祭 七月十二日
 
祈年祭 三月十三日
新嘗祭 十一月二十三日
由 緒 社伝によれば、大同二年に坂上田村麻呂の東征の時奥羽に七所の月山神社を勧
請した中の一社といわれる。毛馬内道(鹿角)惣鎮守として、崇敬されてきた。
 近世、荒沢月山大権現とも称し、別当寺の広増寺(真言宗)と羽黒修験不動院によっ
て、祭事や管理が行われてきた。
 南部藩主の崇敬も篤く、十三石の社領を安堵され、しばしば種々の寄進も受けていた。
 江戸時代、三度も火災により焼失したが、そのたびに篤い庶民の信仰に支えられ、見
事に再建されている。鹿角市の文化財に指定されている「小倉百人一首」の献額を始め
数々の絵馬の奉納者名からも、広く篤く信仰されてきたことが知られる。
 明治六年、郷社に列せられる。同四十一年一月、神饌幣帛料供進神社に指定される。
同四十一年字大坊館無格社稲荷神社、同四十四年字柏崎神明社、字中野平神明社、字八
幡平八幡神社、字又四郎川原稲荷神社、字白根金山神社、字蟹沢稲荷神社を合併する。
 大正十四年七月秋田県社に列せられる。
月山神社里宮
月山神社里宮
月山神社
月山神社

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[文化財 「YU10001 月山神社本殿」 「MI10034 百人一首献額」 「MI10053 川原大神楽」]
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