26 神拜詞
 
 この神拜詞シンパイシは、毎日の家庭の祭りなどのときに、主人等参拝者が奏上する詞の
一例です。
 
                神拜詞
 
かけまくもかしこきあまてらすおほみかみのおほまへををろがみまつりてかしこみかし
掛介麻久母畏伎  天照大御神乃     大前乎  拜美奉里弖   恐美恐美母
 
こみもまをさくおほかみのひろきあつきみめぐみをかたじけなみまつりたかきたふとき
   白左久 大神乃  廣伎厚伎  御恵乎  辱美奉里     高伎尊伎   
 
みをしへのまにまにすめらみことをあふぎまつりなほきただしきまごころもちてまこと
神教乃随爾    天皇乎    仰疑奉里  直伎正志伎  眞心以知弖  誠乃道
 
のみちにたがふことなくおひもつわざにはげましめたまひいへかどたかくみすこやかに
爾   違布事無久  負持都業爾  勵麻志米給比  家門高久   身健爾   
 
よのためひとのためにつくさしめたまへとかしこみかしこみもまをす
世乃爲人乃爲爾   盡左志米給閉登  恐美恐美母    白須

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