31b 食材の見分け方と美味しく保存する方法
 
△カボチャ
 ①丸ごとのものは重量感のあるもの、また茎の周囲が枯れて窪んでいるものは完熟し
  ていて美味しい。
 ②カット売りのものは、果肉の色が濃い黄色いものは甘くて美味しく、ワタの部分が
  窪んでいたり、乾燥しているものは鮮度が落ちている。
 
△レンコン
 ①全体がふっくらして、丸味を帯びた形のものが美味しい。
 ②肌に傷がなく、またあまり白くないもの。
 ③カット売りのものは、切り口が変色していなく、穴の中が黒くなっていないもの。
 
△タケノコ
 ①皮付きのものは、皮の色が黄色か薄茶色で、切り口が丸く瑞々しく、根元近くの赤
  いイボが少ないもの。
 ②重量感のあるもの。
 ③雄は先端が緑色ですらっとしていて美味しくなく、雌は先端が黄色で全体がふっく
  らしていて美味しい。
 
△カブ(旬は初冬)
 ①小カブは肌がツヤツヤと白く、ひび割れしていないもの。
 ②葉付きのものは、葉が黄色くなっていないもの。
 ③大型カブは皮に張りがあり、萎びていないもの。
 ④どちらのカブも、茎の根元にスの入っているものは避ける。
 
△小松菜
 ①葉肉が厚く艶のあるものが甘味がある。
 ②葉の形が丸味を帯びていて、あまり大きくないものが柔らかくて美味しい。
 
△白菜(旬は冬)
 ①外葉の緑色が濃く、葉先まで堅く卷いていて、重量感のあるものは甘くて美味しい。
 ②根元の切り口が白く瑞々しいものほど新鮮である。
 
△サヤエンドウ・グリーンピース
 ①莢サヤも萼ガクも瑞々しくて張りがあり、莢の先の鬚ヒゲが白いものが新鮮である。
 ②莢付きグリーンピースは、莢の色の緑色の濃いものほど新鮮である。
 
△山イモ
 ①長イモは、太くまっすぐ伸び、皮の色が黄色味を帯びた自然な肌色のもの。
 ②イチョウイモは、表面が滑らかで、黄色味を帯びた自然な肌色のもの。
 ③大和イモは表面が乾燥していないものが、味も鮮度も良い。
 ④カット売りの長イモは、切り口が赤茶色に変色していないもの。
 
△ウド(旬は春)
 ①太さが均一で枝分かれが少なく、直径3㎝、長さ80㎝程のもの。
 ②硬い産毛が生え、白色又は薄ピンク色のものが新鮮である。
 ③根元が黒ずみ、茎に青味の出ているものは避ける。
 
△フキ
 ①葉の色が濃い緑色、茎は明るい黄緑色で、茎の直径2㎝程、根元から葉先まで同じ
  太さのもの。
 ②太り過ぎのものや、先細っているものはスが入り、筋張っている。
 
△ミョウガ(旬は夏から秋)
 ①ふっくらと丸味があり、色は根元だけが白、全体がツヤツヤした濃い紅色のものが
  美味しい。
 ②身が堅くよく締まったもの。
 
△春菊
 ①葉が瑞々しく、濃い緑色のものが新鮮である。
 ②茎は細く、下の方まで葉が付いているものは若くて美味しい。
 
△ズッキーニ
 ①皮に張りがあり、色艶が美しいもの。
 ②皮に爪を立てて簡単に痕が付く位柔らかいものが食べ頃である。
 
△芽キャベツ
 ①巻きがしっかりしていて、緑色の濃いもの。
 ②色の薄い緑色ものは、甘味が少なくやや苦いこともあるので避ける。
 
△シイタケ
 ①生シイタケは、真っ白いヒダがピンと立ってきれいに並んでいるもの。
 ②干しシイタケは、ヒダが白色かクリーム色でヒダがピンと立っていて、よく乾燥し
  ているもの。
 
△シメジ
 ①傘が薄茶色で丸味を帯び、ヒビ割れしたような模様のあるブナシメジは、傘のヒビ
  がはっきりしていて、軸の根元が真っ白でふくらんでいるもの。
 ②傘が灰色で表面が滑らかなヒラタケ(シメジ)は、傘が肉厚で軸が短く、全体にふ
  っくらしたもの。
 
△マイタケ
 ①傘と茎に張りがあれば新鮮である(水っぽいものや、水滴が付いているものは避け
  る)。
 ②傘は濃い茶色で茎は白色と、色がはっきりちがうものが美味しい。
 
△ナメコ
 ①袋詰めしたてものは手に持つと袋がピンと立つ、また軸より傘の色の濃いものが新
  鮮である。
 ②晩秋の生ナメコは、傘があまり開いてないものが若くて美味しい。
 
△マツタケ
 ①傘の閉じたものは、虫食いが少なく上等品とされているが、香りは弱い。
 ②傘の開いた特売品のものが香りが強い。
 
△マッシュルーム
 ①ブラウン種はプロ好みで、煮込みやオーブン料理用。
 ②ホワイト種は、サラダなど見た目を重視する料理用。
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