症状に効く
〔ニ〕
 
にきび
 △きゅうり水を化粧水として用いる。また化粧下に用いても、化粧ののりをよくする。
 △ほうれんそうの赤い根部にはマンガン、葉肉部にはビタミンAが含まれているので、
おひたし、あえ物、炒め物にして何日か続けて摂る。…皮膚の過敏症にも…
 
肉体疲労の回復
 △とうがんを突きつぶしてしぼった汁を飲む。…魚の中毒にも…
 
肉類(獣肉・鶏肉とも)の中毒
 △じゅがいもの皮と芽をとってすりおろし、白湯を注いで飲むと著効がある。
 
ニコチン中毒
 △しじみの味噌汁を常食する。
 
日射病
 △しょうがのしぼり汁に熱湯をさして飲むと著効がある。…熱射病にも…
 
乳ガン
 △大きいふなの頭をぬれ紙で包み、熱灰の中に埋め込んで黒焼きにし、更に細末にし
たもの10gを、酒で服用して、すぐ寝る。こうして汗を出すと効があると云われている。
 △生のかにの殻を焙烙でよく炒り、焦がしてから粉末にし、これを一日に10gほどず
つ、毎日湯か水で飲んでいると著効がある。
 
乳児の乳かす(白舌)
 △生きたどじょうの胴の真ん中を糸で縛り、それで乳児の口中を撫で回すと、きれい
に治る。
 △煎じた番茶をガーゼに浸して、度々口中をふいてやるとよい。
 
乳瘍ニュウヨウ
 △たんぽぽの茎と葉を水で煮て、その汁を飲むとともに、煮かすを患部に張り付ける
(罨法アンポウ)と効験がる。
 
尿が近い
 △大人なら20個ほどを焼いて食べるとよい(あまり多くは食べないこと)。

尿出血
 △せりを突きつぶしてしぼった汁を毎日、盃に何杯かずつ続けて飲む。
 
尿の濁り(白濁)
 △とうがんの種子を焙烙などでよく炒ってから粉末にし、毎食前の空腹時に20gずつ
を重湯で飲むと特効がある。…帯下にも…
 △生のぎんなんをすりつぶし、水を加えて更によくすり混ぜ、牛乳状になったものを
飲むと即効がある。
 △ももの葉10枚ほどを汁が出るまでよくもみ、氷砂糖を加え、熱湯を注ぎ入れ、しば
らく蓋をしてから飲む。
 △まつたけを食べると効がある。…遺精にも…
 
尿毒症・便秘
 小豆と板こんぶを煮て食べると効く。
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