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brassI.Tさん 画 ”ダブルイエローとピカ、チュチュ”

ダブルイエローとピカ、チュチュ

brassI.Tさんからいただきました、ダブルイエロー&ピカチュウカップル。
イエ郎&イエ子でイエローの魅力が2度オイシイ!( ̄ー ̄)
真斗さんライクでシンプルな感じがほのぼのです〜(^^)


"時を越えた出会い"

「時を越えた出会い」9才のイエローと14才のイエロー

今回のダブルイエローたんは、なんと9才のイエローと14才のイエロー。
ちょっと大人っぽくなった14才イエローがぷりちーです(〜〜)
この絵にあわせていただいた小説も、あわせて下に収録しましたのでごらんください〜。


未来が伝えること

「イエロー イエロー!」
「・・・・う・・・ん・・・」
誰かが呼んでいる。いったい誰だろう・・・

雲1つない青空のもと、暖かい日差しがトキワの森全体にいっぱいに降り注ぎ、時折吹くそよ風が木々の葉を揺らして森全体にざわめきが響き渡る。そしてその木々の下では、ひしめきあった葉っぱの隙間から木漏れ日がさし、木の影をところどころ照らしている。またこの森を流れる小川は、澄みきった水が浅い川底を映し出し、ところどころ光を反射して輝きながら流れている。
そんなトキワの森の中のとある場所。小川のほとりにある木の下でスケッチをしていたイエローは、いつしか暖かい陽気にさそわれてうとうとし始め、木にもたれかかりながら寝ていたのである。

「ふぁぁ〜誰ですかぁ?」
イエローはあくびをして目をこすりつつ見上げてみると、そこには一人の少女が立っていたのだった。
その姿は金髪に長いポニーテール。黒い服に黄色のオーバーオールを着て、腰にはモンスターボールが入れてあるベルトをつけ、足にはまるで馬に乗るかのようなブーツを履いている。
「え〜と、ちょっと君に話したいことがあって来たんだけど・・・」
少女はそんなことを言った。
「わたしに・・・話したいこと?」
「そう、とっても大事な話なんだ。聞いてくれるかな?」
「いいですけど・・・」
そうイエローが言うと、少女は少し間をおいて話した。


「僕が話したいこと・・・それは明日トキワの森で君がポケモンに襲われそうになるんだ。」
「・・・え!? わたしがポケモンに襲われる!?」
一体どういうことだ、なぜ明日の出来事を話すのだろう。イエローは不思議でいっぱいだった。
「あなたはいったい・・・」

「あっ、そうか、まだ名前いってなかったね。僕はイエロー・デ・トキワグローブ、未来の君なんだ。」
その言葉でイエローは初めて分かった、この少女は未来のイエローだったのだ。それも美しくなって・・・

「未来のわたし・・・だから明日起こることを伝えにきてくれたわけなんですね。わざわざ教えていただいてありがとうございます!」
と、イエローが言った時未来のイエローは何かを思い出したらしく、ぽんっ、と手をうった。
「おっと、もうひとつ言いたいことがあったんだ。そうそう、もし襲われそうになってもね、君を助けてくれる人が現れるんだ。」
「助けてくれる人・・・どんな人なんですか?」
イエローの目が興味いっぱいに見つめる。
「う〜んこれを言うとなぁ・・・ま、いいか。」
「じゃあ教えてあげる。あのね、その人っていうのはね・・・・・・・・・・・・・・・・」



ふと目が覚めるとすでに太陽が地平線に沈み始めていた。そして、なんともきれいな夕焼けが森、そして小川をオレンジ色に照らしだしている。
そしてふと周りを見渡しても未来のイエローはいなかった。そう、すべては夢だったのだ。
「なんだか不思議な夢だったなぁ・・・」
そう思いながらイエローは家へと帰っていった。
翌日、イエローはいつものようにトキワの森へ出かけていった。しかし森はいつもと様子が違う、どんよりとした不気味な気配が感じる。
イエローはその気配を気にしながら進む。だが、いつのまにかその気配に惑わされてしらずしらず迷い込んでいたのだった。
イエローはそれに気づき、きょろきょろ辺りを見渡すもののやっぱり自分が知らない場所だったのだ。
「どうしよう、迷っちゃった・・・」
と、その時背後で「がさがさっ」という音がした。
びくっとしたその時、突然ミニリュウがイエローめがけて襲ってきた。
「きゃあ!!」と叫んだ。
すると、どこからかツルが伸びてきてミニリュウを捕まえる。そして誰かがイエローを抱きかかえ、救ってくれたのだった。


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