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 サトチ注:この物語は、現在ラヴィアンさんがウバメの森の図書館に連載中の長編「auja 〜神に導かれる者達〜」の外伝です。 本編もどうぞごらんくださいませ(^^)
 なお、どこかで見たようなキャラがゲスト出演しておりますが(笑)、サトチ作の物語・リプレイ等とは若干設定が異なる部分がありますので、ご了承ください。


=家族=

 

[114番道路]

 

部屋の窓際に置かれたベッドに昇り始めた太陽の光と、小鳥の……もとい、チルット達のさえずりが入ってくる。
寝起きの悪い私はベッドの上で声にならない呻き声をあげつつ寝返りを打った、が。

ゴンッ!

「ひゃあっ!」

頭の上に落ちてきた相変わらずバランスの悪いモンスターボール型の目覚まし時計が、私の目を途端に覚ました。
アラームでは目が覚めない私も流石にこれでは目を覚ます。その度その度にあのような情け無い声を上げてしまうのだが、おかしな方向で活用されているものだ。
ベッドから這い出た私はトイレと朝の身嗜みを済まし、リビングのドアを開けた。ふっと鼻をくすぐるトーストと沢山の木の実の香り。
それらが置かれた座卓には、コーヒーカップを片手に持った私の父が座っている。父は私に気が付くと、いつものように微笑みを見せた。

「おはよう、パパ。」

「おはよう、ルビー。朝ご飯の支度、出来てるよ。」

よくある朝の挨拶を交わし、私は父の向かいの席に腰を下ろした。父の真っ白な体毛の一本一本と私の鱗の一枚一枚が窓から差し込む日光に照らされ、輝いている。
とりあえず目の前のバタートーストを、私はほおばった。

私、ハブネークのルビー・エティフィーズは父、ザングースのザフィネル・エティフィーズと二人で114番道路にある「家」に住んでいる。家と言っても洞窟や穴ぼこを想像してもらっては困る。大きい訳ではないが、いわゆる人間の「家」と同じタイプの家だ。
私達親子二人の主人であるナオヒコさんが私達の為に忙しい中(と本人は言っているけど……)建ててくれたものである。
元来ザングースとハブネークの親子なんて想像し難いものだろうが、父は本当に穏やかな性格の人(ポケモン?)なので、こうして一緒に暮らしている。
しかし私は母の顔を知らない。小さい時の事もよく覚えていない。家にあるアルバムは何故かつい最近の写真しか入っていない。一度気になって聞いてみたものの、父もナオヒコさんも黙ってしまってそれっきり。何か深い事情がありそうだった。

朝ご飯を食べ終え、ふと時計を見ると午前九時四十分。慌てて席を立った私は口を漱ぐとお気に入りのポシェットを身につけ、ドアを開けた。今日はハジツゲタウンのコンテストを見に行く予定なのだ。

「それじゃパパ、行ってきまーす。」

「気をつけてね。この辺りの野性ポケモンにも凶暴なのがいるから。」

「うん。パパも一緒に行けばいいのに。」

私は食事の後片付けを終え、食器を洗い始めた父の背中に声をかけた。コンテストはそう頻繁に行われるものではないからである。今回も一ヶ月前から計画していた程である。

「今日はちょっと用事があるんだ。ルシアちゃんと二人で楽しんでおいで。」

父の言葉に背中を押され、私は外へ出た。


外へ出ると、照りつける太陽が一層眩しい。家の前の木の実畑を抜けて、川岸を通り、三分後に私は友達であるチルットのルシアの家の前に到着した。大きな木の上にあるルシアの家は、いつも涼しげで風が気持ちいい。しかし今日は家の中に入るわけには行かなかった。
私は既に木から降りて私を待っていたルシアと、ルシアのお母さんであるルチアさんの元に急いで駆け寄った。大きな木が作る影が、私の視界を薄暗く染める。
近所づきあいを大事にする父にとって、ルチアさんはこの道路の中でも特に付き合いが豊富な相手である。お互いを信頼しているが故に私の「二人でコンテストを見に行きたい」という申し出もすんなり受け入れてくれた。

「それじゃあルチア小母さん、行って来ます。」

私はルチアさんにぺこりと頭を下げた。ルチアさんは下げた私の頭を綿の様な羽で撫でながら、

「二人とも、気をつけてね。
 ルビーちゃん、ザフィネルさんによろしく伝えて頂戴。この間のナナの実ありがとうございましたって。」

と、託(ことづけ)した。私はルチアさんの羽が頭を離れるのを確認してそっと頭を上げると、

「はい。」

返事をした。そして私とルチアはハジツゲタウンに向かって歩き出した……といいたい所だが、私達にこの表現はどちらも当てはまらない。私は足が無いから歩きようが無いし、ルシアは飛んでいる為地面に足が付かない。少し不便である。

父はナオヒコさんから全ての木の実の世話をするよう指示を受けている。何かと多忙なナオヒコさんは木の実の世話にまで手が回らない為である。
育てた木の実の使い道はとても貴重なもの以外なら父が自由に出来るので、沢山実が生ったときにはいつも近所の人達にお裾分けしているのだ。事実私は家の外に出て、誰かに会う度会う度「父に宜しく」と声をかけられるのだ。


ルシアの家からハジツゲタウンまではそこそこ距離があり、草むらを幾つか抜けて行かなくてはならない。さらに父の忠告にもあるが、凶暴な野性ポケモンも生息している為私達ポケモンも決して油断が出来ないのである。
私と父はともかくルシアやルチアさん、さらに言うなれば父と近所付き合いをしている他の皆も言ってしまえば「野性ポケモン」になる訳だが、トレーナーに挑みかかる時は警戒心が強まっている時か性格が好戦的な時だ。いつでも何処でも戦うわけではない。
父も他人とのいざこざがあってその事に関して少し荒れていた時に、ナオヒコさんに捕まったんだそうだ。
そういう事もあって草むらに半分埋もれつつ周囲を警戒しながら進む私達の目の前に、白い壁が立ちはだかった。この近辺で白い身体のポケモンはザングースしか存在しない筈だから、恐らく何処かの荒くれ者だろう。
ザングースは基本的に好戦的なポケモンで、父のような穏やかなのは珍しいと、以前ナオヒコさんから聞いた覚えがある。
それに私は宿敵であるハブネーク。相手のザングースの毛の一本一本が逆立っているのが見える。あまりの恐ろしさに私もルシアも動けなかった。

「なんでぇ、ガキじゃねぇか。ま、獲物にはちょうどいいだろうな。」

言葉の一つ一つに殺気がこもっているのがわかる。そう言いながら私達に向かって両手の爪を振りかざすザングース。

――殺される……

そう思って思わず私は目を閉じた。後に襲い来る痛みに恐怖しながら―――


「いけっ、サファイア!」

誰か、女の人の声がした。私がうっすら目を開けると、私とルシアの目の前にハブネーク特有の様々な色の鱗が見えた。ザングースの爪を尻尾の刀で受け止めるハブネークの向こう側に、先程の声の主であろうトレーナーらしき銀色の髪の人間がいる。

「白毛玉(ザングース)とは言えいい大人が、子供相手に大人気ないよっ!」

その容姿とは想像もつかないドスのきいた声でザングースを威嚇するハブネーク。口調は荒いがどうやら雌のようだ。サファイアという名らしい。
サファイアに威嚇されたじろぐザングース。しかしすぐに気を持ち直し、彼女につかみかかっていった。
激しい戦いを繰り広げる両者。人間はハブネークに指示を出す事もせずすぐに、

「サファイア、そいつは任せた!」

と言い残し、すぐさま恐怖で身体が縮こまっている私達の元へと駆け寄った。

「大丈夫?」

心配するような声で彼女は私達に声をかけてきた。遠くからだと大人びて見えたが近くで見ると思いの他若い顔立ちの少女だった。
銀色――というより白銀色と呼ぶに相応しいしなやかな髪を持つ少女の顔を、ルビーは恐怖で震えたまま見つめていた。

「(あれ、何だろう、この人……どこかで会った様な……)」

少女が私といまだに震えて両の羽で頭を覆っているルシアをそっと抱きかかえた時、ザングースはサファイアの放ったポイズンテールを喰らい、川にまっ逆さまに落っこちた。

「ったく、いつの間にアタシの縄張りで白毛玉なんぞがのさばってるんだか。 ミオ、嬢ちゃん達は大丈夫かい?」

尻尾を振り回して、サファイアはミオと呼ばれた少女の腕の中の私達に視線を向けた。鋭い眼差しだが、どこか優しさを湛えた眼。その眼にも私は見覚えがあった様に思える。

「えっと、はい、大丈夫……です。」

戸惑いながら返事をする私達を、ミオはそっと地面に降ろした。私達を降ろしてすぐさま立ち去ろうとする二人の背中に、私は頭を下げた。

「ありがとうございました!」

サファイアはこちらを振り向かず、行く先を見据えたままで、

「これからは、もちっと気をつけな。」

といって立ち去った。呆然とする私達だがハジツゲタウンに行かなければならない事を思い出し、急いでハジツゲタウンへと向かった。

「(何だろう、さっきの……何だかとても、懐かしい感じがした……)」


コンテストが終わり、ルシアとも別れ、家に帰った私は家のドアを開けようとして、ドアに染み付いたいい香りに気が付いて足を止めた。
その香りは、いつも父が客をもてなす際に壁に飾られた大きな金属製のキセルを香立て代わりにして焚くお香の香り。すなわち、今家の中に誰かお客様がいるという事がすぐにわかった。
しかし私は、すぐに家の中に入ることが出来なかった。不安だ。何かよく解らない、言い様の無い不安。
今家の中に入ってはいけない、入ってはいけないと、私の勘がそう言っていた。逃げたい。隠れたい。と思いながら、私の体は何故か動かなかった。
例え家の中に入らなかったとしても客は必ず帰る為にこのドアを開ける。それがいつになるかは解らないが、いずれその時が来る。その時に見つかってしまう。それが解っているのに、何故か体が動かない。動いてくれない。動こうともしない。

「どうしよう……」

私は思わず呟いた。体が小刻みに震えているのがわかる。それに合わせてポシェットも揺れる。とうとうポシェットがドアに当たり、大きな音を立ててしまった。その拍子で、ドアが開く。

「……!!」

私は絶句した。座卓には父だけではなくナオヒコさんも、そして先程のミオさんにサファイアさんもいたのだから。



私はポシェットを自分の部屋に置くと、すぐに父の隣に座った。いまだ恐怖は消えない。私は思わず父の毛皮に寄り添った。

「何で、サファイアさんが、私の家にいるんですか?」

声まで震えている。彼女は小さく溜め息をつくと、そっと口を開いた。

「なんて言ったらいいのかね。簡単に言えばアンタの主人に呼ばれたのさ。」

「ナオヒコさんに……?」

私はナオヒコさんを見た。いつものキツイ眼差しが私に帰ってくる。

「ナオヒコ。その子に言う必要があるのなら、言った方がいいと思うよ。」

先程までカップに並々と注がれた紅茶を飲んでいたミオが、カップを置いて口を開いた。ちなみにこの紅茶、ノメルの木の柔らかい若葉を乾燥させたものから淹れた一種のハーブティー。父自慢の紅茶のレパートリーの一つだ。
私は彼女の言葉を聞いて、体を強張らせた。何を聞いても驚くまいと、心に誓った。

「……ナオヒコさん。」

父も、ナオヒコさんを急かした。ナオヒコさんは暫く黙っていたが、やがて覚悟を決めたように口を開いた。

「最初に言っておくがな、ルビー。俺がこれから言うこと全て、嘘じゃねぇから、肝に銘じとけ。」

念を押され、思わず私は頷いた。それを確認したナオヒコさんが、ミオさんとサファイアさんをそれぞれ指し示す。

「まず最初に紹介。彼女が鴻野 ミオ。で、そっちがサファイア。ルビーのひいばあちゃんだ。」

私は、驚いてしまった。驚くまいと誓っていたのに。しかし今日の事を考えると、納得がいった。あの懐かしい感じは、サファイアさんが自分のひいおばあちゃんだからだったのだ。

「だからあの時、「アタシの縄張りで」って言ってたのね……」

その言葉が口をついて出た事に、私自身が一番ビックリした。何故ここでこの言葉を言ったのか、私にもわからなかったけれど。

「まあ、そういうことさね。アンタとアンタのお父ちゃんが住んでるこの土地も、元はアタシの縄張りの一部だったからね。あの頃はアタシもかなり幅を利かせて威張ってた訳だけど。」

サファイアが――ひいおばあちゃんが語る自らの過去。かなり幅を利かせていたという事からかなりの実力者であった事は私にも予想は付いた。ナオヒコさんがその後に繋げる。

「で、もうこの辺りでルビーも予想は付いてるとは思うが、言うぞ。いいな?」

ナオヒコさんに再び念を押された私。その声に先程より力がこもっていたので、私は少し間を置いて覚悟を決めてから、ゆっくりと大きく、頷いた。

「ルビー、すなわちお前は……里子だと言うことなんだ。」

ナオヒコさんのキツイ口調も、今回ばかりは弱弱しかった。私は、再び驚いてしまった。驚きのあまり、涙がこぼれた。ナオヒコさんの言った通り、話の内容から予想は付いていた。でも、いざこうして聞くと、信じられなかった。ナオヒコさんの話は続く。

「一年位前、ミオから里親の依頼を受けて、引き受けたはいいんだが何せ忙しいから構ってやれない。その時正式に里親として名乗りを上げたのが、ザフィネルだった。
 あん時お前はまだほんの子供だったから覚えてなかったようだが、ザフィネルは里親を引き受けてからずっとお前を可愛がってくれていたんだ。
 ミオとサファイアだって協力してくれた。まだこの近辺はサファイアの縄張りの土地が多かったから、その一角をお前達親子の住まいとして譲ってくれた。そして今に至る。そういう事だ。」

ナオヒコさんは一気にそこまで言うと、下を向いた。肩が震えている。しかし私は既に泣いていた。父も涙を堪えている。家の中に、重たい空気が広がる。

「……つまり、私は、パパの本当の子供じゃない。そういう事でしょ?」

私は父の顔を見て、そう問いかけた。父は涙を堪え、眼鏡を外しながら微かに頷いた。

「私、前からおかしいと思ってた。小さい頃の写真が無いアルバム。ママには会ったことも無い、ママの話を聞いたことも無い。パパも話してくれない。
 前から、もしかしたら……って、感じてた。でも、言い出せなかった……」

うつむいて涙を流しながら、私は言葉を繋げた。

「パパは、私を大事にしてくれた。私を愛してくれた。そして、愛してくれている……そんなパパが、私の、私の本当の、パパじゃないなんて……
 どうしても、どうしても言えなかった……信じたくなかった……!私、私……もう、パパのこと、大嫌い!」

もう、我慢の限界だった。私は大泣きしながら家を飛び出した。
日は既に傾き、空には闇が広がりつつある。それでも構わず、私は泣きながら畑を抜け、這い回り、川の所までやってきた。
涙が止まらない。悲しみも止まらない。孤独と、絶望と、悲しみが私の心を覆いつくしていく。
私は、川岸で泣き続けた。とにかく泣きたかった。忘れたかった。この苦しみを。ナオヒコさんの言葉を。父の涙を。何もかも。

そんな私に後ろから、あのザングースが迫っていた。体中傷だらけで、息も荒い。だがあの時とは比較にならないほどの殺気を発している。
私はそれに気が付かなかった。泣き続けて自分の後ろなど気にしていなかった。無防備な私の背中に、あの鋭い爪が襲い掛かろうとしていた。

「危ない!」

父の声。そんな筈は無い。だって今は。
私が涙目で振り向くと、そこにはザングースの爪を家の壁に飾ってあるキセルで受け止める父の姿があった。

「ルビー、早く、逃げなさい!」

逃げろとは言われたが、体が動かない。だが恐怖がある訳ではない。恐れてはいないのに、体が動かない。そんな間も父はザングースと格闘を続けた。キセルを巧みに操って。

「ルビー!」

後から追いかけてきたミオさんが、私の元に駆け寄り、「大丈夫?」と声をかける。私は涙を流しながら、頷いた。

「貴様、まだ生きてたのかい!」

ミオさんから少し遅れて、ひいおばあちゃんがザングースを睨みつけてあのドスのきいた声で言う。父のキセルを両手で何とか受け止めていたザングースはひいおばあちゃんを一瞥すると、ふっと力を抜いた。父が体勢を崩す。
その瞬間、父の胸に二筋の赤い筋が走った。ザングースの爪に、赤い鮮血が付いていた。

「ザフィネル!」

ナオヒコさんが呼びかけるが、父はキセルを支えに、膝をついてしまった。その間にザングースは、私のほうへとゆっくり歩いてくる。

「今度こそ貴様を、俺の晩飯にしてやる!」

私は、再び恐怖に震えた。ミオさんが私を抱きかかえ、ひいおばあちゃんが私達を庇う。だがザングースはお構いなしに向かってくる。

もうダメだと思ったその時、父のキセルがザングースの背を突いた。

「私の娘に、手を出すな……!」

驚いて振り返ったザングース。その隙を逃さず、父はキセルを思いっきり横に薙いだ。
脇腹を打ち据えられ、よろめくザングース。そこに間髪をいれず、父の操るキセルがザングースに確実にダメージを負わせていく。

「ルビー。あれを見ても、さっきみたいな事、言えるか?お前の大好きなパパは、お前の為に、ああやって戦ってるんだぜ。」

ナオヒコさんの言葉に、私は父を真っ直ぐに見た。涙は止まっている。私の視線は、父に集まっていた。
次の瞬間、満身創痍のザングースは父のキセルに突き飛ばされ、慌てふためいて逃げていった。
敵を撃退した事を確認した父は私に向かって微笑むと、その場にどさりと倒れこんだ。

「パパ!」

私は父に駆け寄った。先程まで止まっていた涙が、再び溢れてくる。父はうっすらと目を開けると、私の頭を撫でてくれた。

「パパ、ありがとう……私はいつでも、パパのこと大好きだよ……」

血は繋がっていなくても、家族である事に変わりは無い……それを知った私は、前よりもっと、父を、ザフィネル・エティフィーズを大事に出来る、そんな気がした。



                                  Fin...


>>キャラ紹介<<(○=ポケモン、●=人間)
○ルビー・エティフィーズ(ハブネーク・♀)
 人間換算年齢9歳。一年前里子としてナオヒコの元にやってきた。父・ザフィネルが大好き。

○ザフィネル・エティフィーズ(ザングース・♂)
 ハジツゲタウン出身の27歳。ルビーの里親。
 穏やかな性格で、面倒見がとてもよい。趣味はガーデニングと香を焚く事。料理もうまい。
 バトルの際には家に飾られている巨大なキセルを使って戦う。

○サファイア・エルクール(ハブネーク・♀)
 ハジツゲタウン出身の30歳。ルビーの曾祖母。
 ドスのきいた声と姉御風の喋り方が特徴。まさしく姉御肌。

●磐田 ナオヒコ
 ヒワマキシティ出身の16歳。ザフィネル、ルビーのトレーナー。
 喋り方は荒いが、ポケモンの事は大事に思っている。実は結構忙しい。
 ポケモントレーナーとしてはかなりの腕前で、彼のポケモンは各々の武器を持ちそれを活用する特殊な戦い方をする。

●鴻野 ミオ
 ジョウト地方アサギシティ出身の16歳。サファイアのトレーナー。
 凛とした佇まいと白銀色の髪が美しい女性トレーナー。きつめの印象を与えるが物腰は柔らか。


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