でじたみん限定 喰霊-零- 1/8スケール 諌山黄泉 
  2009年10月末発売 メガハウス製


  第一話で視聴者の度肝を抜いたアニメ”喰霊-零-”よ”黄泉”です!(梓もびっくりしました(^^;)
塗装も綺麗に塗っていただきました!

ただ、ちょっと残念なことが…
上の写真のアングルだと何も違和感ないのですが、前、後ろからなど他のアングルだとちょっとバランスが悪いのです。
(重心バランスがちょっと変なのかな?)

簡単な修正方法としてはベースと接続されている右足を1.2mmほどベースから浮かせて傾けることによってやや解消されます。
けどせっかくの特設ページなのでこの製品版を原型の時のバランスに近づけるべく改造する方法をのせちゃいます(^^b

それでは製品版を原型状態に修正したものを見て頂きましょう。(下写真)
改造ポイントは
1)腰の傾き
2)獅子王をもった右手の角度
3)携帯電話を持った左手の角度
の3ポイントです。


何が違うかというと上半身の傾きが製品版ではちょっと違ってしまっています。
わかりやすいように写真サイズを同じにして二つ並べてみました。
右が製品版で左が原型版(製品版改造)です
製品版は獅子王の傾きが違うため肝心のお腹が隠れてしまうのでここでは取り外しています。

原型では右の腰を出して体を少し反らしている感じなのですが、製品版では上半身と下半身がまっすぐな感じで接続されてしまっています。
わかりやすいところで言うと原型では制服の上着とスカートの隙間から脇腹部分の右側がチラッと見えているのですが
製品版では完全に隠れて左側の脇腹が大きく見えてしまっています。
下半身もやや傾いている感じなのですが、後ろ姿を見てもやはり上半身の傾きが少し変になってしまっているようです。

   おそらく製品版用に金型原型の分割作業をして組み付け用のダボを製作する際にちょっと傾きを間違えちゃったのかなぁという感じです。
せっかくよくできている製品版の黄泉ですのでこの製品版を原型の重心バランスに近づける改造方法をこのページでは載せてみたいと思います。


■改造コーナー!! (>v<)b


まず、上半身と下半身を分解します。前から上着とお腹の上の方の接合部分にマイナスドライバーを入れてグリグリ引き抜きます。
かなりしっかりと接着されているので苦労すると思いますが頑張りましょう(`・ω・´)

おまけ:スカートはいてない黄泉(せっかくなので(^^;)

下半身のダボは2段階になっているのですが、2段目のダボは不要ですので切り離しちゃいます。

1段目のダボと下半身パーツをφ2mmくらいのアルミ棒で接続します。
このアルミ棒の見える部分は2段目のダボと高さと同じくらいにします。
この部分にパテを盛って固定するわけですが…

その前に上半身のダボのはまる部分にメンタムをしっかり塗っておきます。
これはあとでパテを盛った下半身をつけたときパテで上半身と接着しないようにするためです。

スカートには3カ所のダボがあるのですが邪魔なので削っちゃいます。

下半身のアルミ部分にパテを盛ります。
このとき、だいたい切り取った2段目のダボと同じ分量になるように盛ります。
あまり盛りすぎないように気をつけて下さい。

パテを盛った下半身を上半身と接合します。
この時、スカートもはかせて上の写真のバランスになるように下半身を曲げて調整します。
位置をきめたらそのままパテが硬化するまで待ちます。

次に獅子王を持った右手首の加工です。
φ1mmのドリルでダボと手首中央部分くらいまで穴をあけます。

φ1mmのアルミ棒を通してダボと接続します。
これで手首が回転できるようになりましたのでお好みの角度に手首を調整して下さい。
左手首も同じようにアルミ棒を通して調整して下さい。



完成です。いかがだったでしょうか?
下半身につけたパテはポーズの固定用ですので、自信の無い方はパテは盛らずにアルミ棒だけでも大丈夫です。
最初の上半身と下半身の接着部分をはがす作業が一番苦労しますが後はアルミ棒とドリルがあれば比較的簡単にできると思います。
見栄えが結構良くなりますので、もしよろしければチャレンジしてみてください(>v<b