ちょっとしたニュース    
          2021年3〜5月編


・青木(ヤクルト)が日米通算2500安打。
 青木宣親外野手(ヤクルト)は5月26日の対日本ハム2回戦(神宮)で、1回裏の第1打席に加藤投手から今季22安打目となるライト前ヒットを放ち、日米通算2500安打を達成しました。

(日本)  1383試合  5345打数  1727安打  打率.323  128本塁打  572打点  170盗塁
(アメリカ) 759試合  2716打数 774安打  打率.285 33本塁打  219打点  98盗塁
通算 2142試合  8061打数 2501安打  打率.310  161本塁打  791打点  268盗塁

<通算2500安打以上の打者(青字は日米通算)>
  選手名(最終所属) 通算安打 通算試合 実働期間 年間100安打 最多安打 年間最多安打 通算打率 3割回数 首位打者 年間最高打率
1 イチロー(マリナーズ) 4367安打 3604試合 199219 21 12 262安打(04年) .322 17 9 .38700年)
2 張本勲(ロッテ) 3085安打 2752試合 195981 20 3 182安打(76年) .319 16 7 .38370年)
3 野村克也(西武) 2901安打 3017試合 195480 18 1 160安打(63年) .277 6 1 .32065年)
4 王貞治(巨人) 2786安打 2831試合 195980 21 3 156安打(69年) .301 13 5 .35573年)
5 松井稼頭央(西武) 2705安打 2543試合 199518 17 2 193安打(02年) .285 7 - .33202年)
6 松井秀喜(レイズ) 2643安打 2504試合 199312 16 - 192安打(05年) .293 6 1 .33402年)
7 門田博光(ダイエー) 2566安打 2571試合 197092 17 - 152安打(71年) .289 9 - .31787年)
8 衣笠祥雄(広島) 2543安打 2677試合 196587 17 1 161安打(84年) .270 1 - .32984年)
8 本豊(阪急) 2543安打 2401試合 196988 18 4 171安打(78年) .291 7 - .32774年)
10 金本知憲(阪神) 2539安打 2578試合 199212 15 - 183安打(05年) .285 8 - .32705年)
11 青木宣親(ヤクルト) 2500安打 2142試合 200421 15 2 209安打(10年) .310 8 3 .35810年)

・茂木(楽天)が通算600安打。
 茂木栄五郎内野手(楽天)は5月26日の対巨人2回戦(東京ドーム)で、2回表の第1打席に高橋投手から今季32安打目となるセンター前ヒットを放ち、通算600安打を達成しました。初安打は16年3月26日の対ソフトバンク2回戦(Koboスタ宮城)で、2回裏にバンデンハーク投手から右中間三塁打して記録。
 5月26日現在の通算成績は577試合、
2166打数600安打、打率.277、58本塁打、218打点、42盗塁。

・吉田正(オリックス)が通算100号本塁打。
 吉田正尚外野手(オリックス)は5月23日の対ソフトバンク11回戦(PayPayドーム)で、9回表の第4打席に岩嵜投手から今季9号ソロを放ち、史上301人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は16年8月18日の対日本ハム18回戦(札幌ドーム)で、3回表に増井投手から記録。
 5月23日現在の通算成績は580試合、2073打数671安打、打率
.324、100本塁打、333打点、17盗塁。

・3、4月の月間MVP。
 5月12日に両リーグから3、4月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはレオネス・マーティン外野手(ロッテ)で初受賞。成績は31試合で118打数32安打、打率.271、10本塁打、24打点、1盗塁。
 セ・リーグは菊池涼介内野手(広島)で2016年8月以来3度目の受賞。成績は30試合で128打数45安打、打率
.352、5本塁打、12打点、1盗塁。

T-岡田(オリックス)が通算1100安打。
 T-岡田外野手(オリックス)は5月11日の対日本ハム7回戦(東京ドーム)で、4回表の第2打席に金子投手から今季14安打目となる2号2ランを放ち、史上265人目の通算1100安打を達成しました。初安打は06818日の対楽天18回戦(スカイマーク)で、6回裏に山村投手からレフト前ヒットして記録。
 
5月11日現在の通算成績は1214試合、4228打数1101安打、打率.260、188本塁打、654打点、31盗塁。

・糸井(阪神)が通算1700安打。
 糸井嘉男外野手(阪神)は5月7日の対DeNA7回戦(横浜)で、6回表の第3打席にエスコバー投手から今季4安打目となる1号ソロを放ち、史上91人目の通算1700安打を達成しました。初安打は日本ハム時代の07910日の対ロッテ19回戦(千葉マリン)で、5回表に高木投手から記録。
 5月7日現在の通算成績は
1604試合、5666打数1700安打、打率.300、166本塁打、726打点、299盗塁。

・伏見(オリックス)がプロ野球通算10万5千号本塁打。
 伏見寅威捕手(オリックス)は5月2日の対ソフトバンク9回戦(京セラドーム)で、6回裏の第3打席に松本投手から1号ソロを放ち、プロ野球通算10万5千号本塁打を記録しました。

<プロ野球通算記念本塁打
  選手名(当時の所属) 年月日 球場     選手名(当時の所属) 年月日 球場
1 藤井勇(タイガース) 36.5.4 甲子園   55000 駒田徳広(巨人) 87.9.7 横浜
5000 千頭久米夫(西鉄) 51.9.23 後楽園   60000 広永益隆(ダイエー) 90.9.26 西宮
10000 渡辺清(阪急) 57.9.19 大阪   65000 谷繁元信(横浜) 94.6.19 甲子園
15000 河野旭輝(中日) 62.8.16 後楽園   70000 駒田徳広(横浜) 97.9.9 東京ドーム
20000 井石礼司(東京) 66.7.6 東京   75000 F・ボーリック(ロッテ) 01.4.21 千葉マリン
25000 高木守道(中日) 69.10.11 中日   80000 R・ペタジーニ(巨人) 03.9.14 東京ドーム
30000 基満男(太平洋) 73.5.20 平和台   85000 J・フェルナンデス(楽天) 06.8.11 インボイス西武ドーム
35000 池辺巌(阪神) 76.7.23 ナゴヤ   90000 D・ブラウン(西武) 09.4.4 札幌ドーム
40000 B・ウィリアムス(阪急) 79.6.28 西宮   95000 松田宣浩(ソフトバンク) 14.5.13 QVCマリン
45000 山本浩二(広島) 82.5.15 広島   100000 C・マレーロ(オリックス) 17.9.29 ZOZOマリン
50000 仲根政裕(近鉄) 85.4.23 藤井寺   105000 伏見寅威(オリックス) 21.5.2 京セラドーム

・岡本和(巨人)が通算100号本塁打。
 岡本和真内野手(巨人)は4月27日の対ヤクルト4回戦(神宮)で、9回表の第6打席に梅野投手から今季4号2ランを放ち、史上300人目の通算100号本塁打を達成しました。467試合目での100本塁打は高卒入団選手では4番目のスピード記録。初本塁打は15年95日の対DeNA21回戦(横浜)で、5回表に砂田投手から代打本塁打して記録。
 4月27日現在の通算成績は467試合、1706打数473安打、打率
.277、100本塁打、318打点、9盗塁。

高卒入団で500試合以内に100本塁打>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終本数
1 秋山幸二(西武) 351試 87.5.26 437本塁打
2 清原和博(西武) 423試合 89.6.4 525本塁打
3 中西太(西鉄) 438試合 55.8.4 244本塁打
4 岡本和真(巨人) 467試合 21.4.27 100本塁打
5 松井秀喜(巨人) 468試合 97.4.27 332本塁打
6 江藤智(広島) 469試合 95.4.25 364本塁打
7 中村剛也(西武) 488試合 09.5.13 426本塁打
8 山田哲人(ヤクルト) 492試合 16.7.10 223本塁打

・鈴木(広島)が通算150号本塁打。
 鈴木誠也外野手(広島)は4月24日の対巨人5回戦(東京ドーム)で、5回表の第3打席に戸郷投手から今季6号2ランを放ち、史上177人目の通算150号本塁打を達成しました。広島では16人目の記録。初本塁打は14925日の対ヤクルト21回戦(神宮)で、1回表に石川投手から記録。
 4月24日現在の通算成績は795試合、2627打数827安打、打率
.315、150本塁打、487打点、77盗塁。

・松山(広島)が通算1000試合出場。
 松山竜平外野手(広島)は4月23日の対巨人4回戦(東京ドーム)に「5番・レフト」で先発出場して、史上510人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は08年4月24日の対ヤクルト3回戦(広島)で、6回裏に代打出場して記録。
 4月
23日現在の通算成績は1000試合、2876打数820安打、打率.285、78本塁打、454打点、6盗塁。

・大谷(エンゼルス)が日米通算100号本塁打。
 大谷翔平投手(エンゼルス)は4月21日(現地時間)の対レンジャーズ戦で、3回裏の第2打席にフォルタネビッチ投手から今季5号ソロを放ち、日米通算100号本塁打を達成しました。

(日本)  403試合  1035打数  296安打  打率.286  48本塁打  166打点  13盗塁
(アメリカ) 269試合  921打数 250安打  打率.271 52本塁打  160打点  31盗塁
通算 672試合  1956打数 546安打  打率.279  100本塁打  326打点  44盗塁

・高橋(中日)が通算600安打。
 高橋周平内野手(中日)は4月18日の対広島6回戦(バンテリンドーム)で、6回裏の第3打席に中田投手から今季21安打目となるライト前ヒットを放ち、通算600安打を達成しました。初安打は12年5月11日の対広島7回戦(マツダ)で、5回表に大竹投手から左中間二塁打して記録。
 4月18日現在の通算成績は
708試合、2285打数600安打、打率.263、48本塁打、279打点、6盗塁。

・福留(中日)が通算400二塁打。
 福留孝介外野手(中日)は4月18日の対広島6回戦(バンテリンドーム)で、1回裏の第1打席に高橋昴投手から今季4本目の二塁打を放ち、史上13人目の通算400二塁打を達成しました。

・近藤(日本ハム)が通算800安打。
 近藤健介外野手(日本ハム)は4月18日の対楽天6回戦(東京ドーム)で、1回裏の第1打席に早川投手から今季15安打目となる1号ソロを放ち、通算800安打を達成しました。初安打は12727日の対オリックス13回戦(京セラドーム)で、6回表に寺原投手からレフト前ヒットして記録。
 4月18日現在の通算成績は800試合、
2598打数800安打、打率.308、34本塁打、345打点、29盗塁。

・森(西武)が通算700安打。
 森友哉捕手(西武)は4月16日の対ソフトバンク4回戦(メットライフドーム)で、6回裏の第3打席に石川投手から今季16安打目となる3号ソロを放ち、通算700安打を達成しました。初安打は14730日の対オリックス13回戦(神戸)で、9回表に榊原投手からヒットして記録。
 4月16日現在の通算成績は716試合、
2411打数701安打、打率.291、86本塁打、378打点、19盗塁。

・菊池涼(広島)が通算100号本塁打。
 菊池涼介内野手(広島)は4月16日の対中日4回戦(バンテリンドーム)で、1回表の第1打席に松葉投手から今季5号ソロを放ち、史上299人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は12年8月21日の対DeNA16回戦(マツダ)で、1回裏に三浦投手から記録。
 4月
16日現在の通算成績は1171試合、4576打数1249安打、打率.273、100本塁打、430打点、111盗塁。

・今宮(ソフトバンク)が通算306犠打のパ・リーグ新記録。
 今宮健太内野手(ソフトバンク)は4月8日の対日本ハム3回戦(札幌ドーム)で、5回表の第3打席に河野投手から今季2個目で通算306個目の犠打を記録し、伊東勤(西武)の通算305犠打を更新する通算犠打のパ・リーグ新記録となりました。

<通算犠打ベスト10
  選手名(最終所属) 通算犠打     選手名(最終所属) 通算犠飛
1 川相昌弘(中日) 533犠打   6 田中浩康(DeNA 302犠打
2 平野謙(ロッテ) 451犠打   7 新井宏昌(近鉄) 300犠打
3 宮本慎也(ヤクルト) 408犠打   8 細川亨(ロッテ) 296犠打
4 今宮健太(ソフトバンク) 306犠打   9 菊池涼介(広島) 294犠打
5 伊東勤(西武) 305犠打   10 金子誠(日本ハム) 292犠打

・源田(西武)が通算600安打。
 源田壮亮内野手(西武)は4月4日の対ソフトバンク3回戦(PayPayドーム)で、3回表の第2打席に和田投手から今季9安打目となるセンター前ヒットを放ち、通算600安打を達成しました。初安打は17年4月1日の対日本ハム2回戦(札幌ドーム)で、6回表に谷元投手からレフト前ヒットして記録。
 4月4日現在の通算成績は549試合、2194打数600安打、打率
.273、10本塁打、176打点、121盗塁。

・大島(中日)が通算1600安打。
 大島洋平外野手(中日)は4月4日の対阪神3回戦(京セラドーム)で、1回表の第1打席にガンケル投手から今季12安打目となるライト前ヒットを放ち、史上105人目の通算1600安打を達成しました。中日では9人目の記録。初安打は10327日の対広島2回戦(ナゴヤドーム)で、5回裏にジオ投手から記録。
 4月4日現在の通算成績は
1440試合、5538打数1600安打、打率.289、32本塁打、320打点、236盗塁。

・鳥谷(ロッテ)が通算1000得点。
 鳥谷敬内野手(ロッテ)は4月3日の対日本ハム2回戦(札幌ドーム)で、7回表に今季3得点目を記録して史上44人目の通算1000得点を達成しました。

・柳田(ソフトバンク)が通算1000試合出場。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は3月28日の対ロッテ3回戦(PayPayドーム)に「3番・センター」で先発出場して、史上509人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は115月8日の対日本ハム5回戦(札幌ドーム)で、9回表に代走出場して記録。
 3月
28日現在の通算成績は1000試合、3440打数1108安打、打率.322、187本塁打、613打点、150盗塁。

・鈴木誠(広島)が通算800安打。
 鈴木誠也外野手(広島)は3月27日の対中日2回戦(マツダ)で、4回裏の第2打席に柳投手から今季1安打目となるレフト前ヒットを放ち、通算800安打を達成しました。初安打は13916日の対巨人20回戦(マツダ)で、4回裏に今村投手からレフト前ヒットして記録。
 3月
27日現在の通算成績は772試合、2547打数801安打、打率.314、144本塁打、475打点、73盗塁。

2021年度公式戦開幕。
 3月26日()にセ・パ両リーグの2021年度公式戦が開幕しました。パシフィック・リーグの東北楽天-北海道日本ハム(楽天生命パーク)は鈴木大選手の3点ツーベースなど10安打8得点と打撃好調の楽天が8-2で勝ちました。埼玉西武-オリックス(メットライフドーム)は山本投手の立ち上がりを攻め、3回までに4得点した西武がオリックスの追い上げをかわして4-3で勝ちました。福岡ソフトバンク-千葉ロッテ(PayPayドーム)は今宮選手の2ランで先行したソフトバンクが4ホームランの長打攻勢で8-2で勝ちました。
 セントラル・リーグの巨人
-横浜DeNA(東京ドーム)は同点の9回裏に亀井選手が史上初となる開幕戦代打サヨナラ本塁打を放ち、巨人が8-7で勝ちました。東京ヤクルト-阪神(神宮)はヤクルトが3度同点に追いつく粘りを見せましたが、8回表にサンズ選手の決勝本塁打が出て4-3で阪神が勝ちました。広島-中日(マツダ)は序盤にリードを奪った広島が7回まで4-0とリードしましたが、中日は8回に5点を挙げて一気に逆転。9回にも2点を追加した中日が7-6で勝ちました。