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2018年8〜10月編


・9、10月の月間MVP。
 10月16日に両リーグから9・10月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは山川穂高内野手(西武)で、今年3・4月以来4度目の受賞。成績は28試合で102打数34安打、打率.333、11本塁打、28打点。
 セ・リーグはネフタリ・ソト内野手(DeNA)で、初受賞。成績は28試合で100打数36安打、打率
.360、14本塁打、31打点。

・セントラル・リーグ全日程終了。
 2018年度のセントラル・リーグ公式戦は1013日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。山田哲人選手(ヤクルト)は2年ぶり3度目のトリプル3を達成しました。なお、全試合出場者は4人で、田中広輔(広島)が3年連続3度目、岡本和真(巨人)が初、糸原健斗(阪神)が初、京田陽太(中日)が初でした。

首位打者 ダヤン・ビシエド(中日) .348
本塁打王 ネフタリ・ソト(DeNA) 41本
打点王 ウラディミール・バレンティン(ヤクルト) 131打点
盗塁王 山田哲人(ヤクルト) 33盗 2年ぶり3度目
最多安打 ダヤン・ビシエド(中日) 178安打
最高出塁率 丸佳浩(広島) .468

・パシフィック・リーグ全日程終了。
 2018年度のパシフィック・リーグ公式戦は1013日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。なお、全試合出場者は11人で、松田宣浩(ソフトバンク)が4年連続6度目、秋山翔吾(西武)が4年連続5度目、鈴木大地(ロッテ)が3年連続5度目、浅村栄斗(西武)が3年連続4度目、源田壮亮(西武)が2年連続2度目、吉田正尚(オリックス)が初、中村奨吾(ロッテ)が初、山川穂高(西武)が初、上林誠知(ソフトバンク)が初、田村龍弘(ロッテ)が初、藤岡裕大(ロッテ)が初でした。

首位打者 柳田悠岐(ソフトバンク) .352 3年ぶり2度目
本塁打王 山川穂高(西武) 47本
打点王 浅村栄斗(西武) 127打点 5年ぶり2度目
盗塁王 西川遥輝(日本ハム) 44盗 2年連続3度目
最多安打 秋山翔吾(西武) 195安打 2年連続3度目
最高出塁率 柳田悠岐(ソフトバンク) .431 4年連続4度目

・山田哲(ヤクルト)が3度目の年間330本塁打30盗塁。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は10月9日の対DeNA25回戦(神宮)で今季の全日程を終了し、打率.315・34本塁打・33盗塁で自身2年ぶり3度目の年間33030盗塁を達成しました。

<年間33030盗塁・・・10人が延べ12回達成>
選手名(当時の所属) 年度 記録
岩本義行(松竹) 1950 打率.31939本塁打・34盗塁
別当薫(毎日) 1950 打率.33543本塁打・34盗塁
中西太(西鉄) 1953 打率.31436本塁打・36盗塁
簑田浩二(阪急) 1983 打率.31232本塁打・35盗塁
秋山幸二(西武) 1989 打率.30131本塁打・31盗塁
野村謙二郎(広島) 1995 打率.31532本塁打・30盗塁
金本知憲(広島) 2000 打率.31530本塁打・30盗塁
松井稼頭央(西武) 2002 打率.33236本塁打・33盗塁
山田哲人(ヤクルト) 2015 打率.32938本塁打・34盗塁
柳田悠岐(ソフトバンク) 2015 打率.36334本塁打・32盗塁
山田哲人(ヤクルト) 2016 打率.30438本塁打・30盗塁
山田哲人(ヤクルト) 2018年 打率.315・34本塁打・33盗塁

・岡本(巨人)が史上最年少で3割30本100打点。
 岡本和真内野手(巨人)は10月9日の対阪神25回戦(甲子園)で、8回表の第4打席に望月投手から33号2ランを放ち、今季100打点に到達。シーズン最終成績を打率.309、33本塁打、100打点として史上初めて満22歳シーズンで「3割30本100打点」を達成した選手となりました。これまでは63年王貞治(巨人)、71年門田博光(南海)、78年掛布雅之(阪神)、15年山田哲人(ヤクルト)の満23歳シーズンが最年少記録でした。
 また、岡本選手の100打点は62年張本勲(東映)、96年松井秀喜(巨人)の99打点を更新する満22歳シーズンの最多打点記録となり、年間100打点の最年少記録となりました。

<年間3割30本100打点の年少記録>
選手名(当時の所属) 年度 その年の
満年齢
打率 本塁打 打点
岡本和真(巨人) 2018年 22歳 .309 33本 100打点
           
王貞治(巨人) 1963年 23歳 .305 40本 106打点
門田博光(南海) 1971年 23歳 .300 31本 120打点
掛布雅之(阪神) 1978年 23歳 .318 32本 102打点
山田哲人(ヤクルト) 2015年 23歳 .329 38本 100打点

・バレンティン(ヤクルト)が年間打点の球団タイ記録。
 ウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト)は10月8日の対阪神25回戦(神宮)で、2回裏の第2打席に才木投手から今季131打点目となる38号3ランを放ち、13年に自身が記録した131打点と並ぶ年間打点の球団タイ記録となりました。

・丸(広島)が年間四球の球団新記録。
 丸佳浩外野手(広島)は10月7日の対DeNA25回戦(マツダ)で、5回裏の第3打席に石田投手から今季129四球目となる敬遠四球を記録し、01年金本知憲の128四球を更新する年間四球の球団新記録となりました。

・秋山(西武)が年間打数の球団新記録。
 秋山翔吾外野手(西武)は10月6日の対ソフトバンク25回戦(ヤフオクドーム)で、今季603打数となり、15年に自身が記録した602打数を更新する年間打数の球団新記録となりました。

・柳田(ソフトバンク)が通算150号本塁打。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は10月5日の対オリックス25回戦(京セラドーム)で、4回表の第2打席に東明投手から今季36号ソロを放ち、史上170人目の通算150号本塁打を達成しました。ソフトバンクでは9人目の記録。初本塁打は1285日の対西武15回戦(ヤフードーム)で、7回裏に松永投手から記録。
 10月5日現在の通算成績は838試合、
2871打数920安打、打率.320、150本塁打、501打点、139盗塁。

・鳥谷(阪神)が通算安打の球団新記録。
 
鳥谷敬内野手(阪神)は10月4日の対ヤクルト23回戦(甲子園)で、5回裏に代打で星投手から今季50安打目となるセンター前ヒットを放ち、通算2065安打として藤田平の2064安打を更新する通算安打の球団新記録となりました。

・浅村(西武)が年間打点の球団新記録。
 浅村栄斗内野手(西武)は10月4日の対ロッテ25回戦(ZOZOマリン)で、1回表の第1打席に有吉投手からタイムリーツーベースを放ち、今季125打点として01年アレックス・カブレラと15年中村剛也の124打点を更新する年間打点の球団新記録となりました。

・秋山(西武)が年間打席の球団新記録。
 秋山翔吾外野手(西武)は10月4日の対ロッテ25回戦(ZOZOマリン)で、1回表の第1打席で今季676打席となり、15年に自身が記録した675打席を更新する年間打席の球団新記録となりました。

・浅村(西武)が年間打点の球団タイ記録。
 浅村栄斗内野手(西武)は10月3日の対日本ハム25回戦(札幌ドーム)で、3回表の第2打席に加藤投手から31号2ランを放ち、今季124打点として01年アレックス・カブレラ及び15年中村剛也と並ぶ年間打点の球団タイ記録となりました。

・鳥谷(阪神)が通算安打の球団タイ記録。
 
鳥谷敬内野手(阪神)は10月2日の対広島24回戦(マツダ)で、8回表に代打でヘルウェグ投手から今季49安打目となるショート内野安打を放ち、通算2064安打として藤田平と並ぶ通算安打の球団タイ記録となりました。

・阿部(巨人)が入団以来18年連続二桁本塁打。
 阿部慎之助内野手(巨人)は10月1日の対ヤクルト25回戦(神宮)で、7回表の第3打席に小川投手から今季10号ソロを放ち、史上4人目となる入団以来18年連続二桁本塁打を記録しました。

<入団からの連続シーズン二桁本塁打>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 清原和博(巨人) 21 8606   5 有藤道世(ロッテ) 17 6985
2 張本勲(巨人) 20 5978   7 江藤慎一(大洋) 16 5974
3 山本浩二(広島) 18 6986   7 田淵幸一(西武) 16 6984
3 阿部慎之助(巨人) 18年 0118年   9 村田修一(巨人) 15年 0317年
5 長嶋茂雄(巨人) 17 5874   10 原辰徳(巨人) 14 8194

・中村晃(ソフトバンク)が通算900安打。
 中村晃外野手(ソフトバンク)は9月30日の対ロッテ20回戦(ヤフオクドーム)で、6回裏の第3打席に二木投手から今季142安打目となる二塁打を放ち、通算900安打を達成しました。初安打は11510日の対オリックス4回戦(ヤフードーム)で、2回裏に寺原投手から記録。
 9月30日現在の通算成績は873試合、3085打数
900安打、打率.292、37本塁打、296打点、40盗塁。

・田中(広島)がトリプル二桁長打達成。
 田中広輔内野手(広島)は9月30日の対巨人24回戦(東京ドーム)で、5回表の第3打席にメルセデス投手から今季10本目の本塁打を放ちました。これで田中選手は二塁打19本、三塁打10本、本塁打10本と3種類の長打を全て10本以上記録。これは今季の上林誠知(ソフトバンク)に次いで、26人目(28度目)の記録

<年間の二・三・本塁打が全て二桁・・・26人が延べ28度達成>
選手名(当時の所属) 年度 記録   選手名(当時の所属) 年度 記録  
大下弘(東急) 1947 23二塁打・11三塁打・17本塁打   張本勲(東映) 1961 31二塁打・10三塁打・24本塁打  
藤村富美男(大阪) 1948 38二塁打・13三塁打・13本塁打   毒島章一(東映) 1962 17二塁打・11三塁打・12本塁打  
川上哲治(巨人) 1949 36二塁打・10三塁打・24本塁打   中三夫(中日) 1964 23二塁打・10三塁打・14本塁打 2回目
金田正泰(大阪) 1949 35二塁打・10三塁打・10本塁打   広瀬叔功(南海) 1965 33二塁打・10三塁打・15本塁打 2回目
原田徳光(中日) 1950 34二塁打・12三塁打・13本塁打   藤田平(阪神) 1967 30二塁打・10三塁打・16本塁打  
永利勇吉(西日本) 1950 20二塁打・12三塁打・21本塁打   福本豊(阪急) 1973 29二塁打・10三塁打・13本塁打  
別当薫(毎日) 1952 26二塁打・10三塁打・18本塁打   大石大二郎(近鉄) 1986 16二塁打・12三塁打・16本塁打  
田宮謙次郎(大阪) 1956 33二塁打・12三塁打・11本塁打   松永浩美(オリックス) 1991 22二塁打・10三塁打・13本塁打  
箱田淳(国鉄) 1956 18二塁打・13三塁打・10本塁打   松井稼頭央(西武) 2000 40二塁打・11三塁打・23本塁打  
豊田泰光(西鉄) 1956 28二塁打・12三塁打・12本塁打   福留孝介(中日) 2003 30二塁打・11三塁打・34本塁打  
関口清治(西鉄) 1956 25二塁打・13三塁打・13本塁打   松田宣浩(ソフトバンク) 2008 33二塁打・10三塁打・17本塁打  
長嶋茂雄(巨人) 1960年 22二塁打・12三塁打・16本塁打   鉄平(楽天) 2009年 26二塁打・13三塁打・12本塁打  
広瀬叔功(南海) 1960年 24二塁打・10三塁打・10本塁打   上林誠知(ソフトバンク) 2018年 22二塁打・13三塁打・22本塁打 9/30現在
中利夫(中日) 1961 14二塁打・11三塁打・13本塁打   田中広輔(広島) 2018年 19二塁打・10三塁打・10本塁打  

・田中(広島)が通算700安打。
 田中広輔内野手(広島)は9月30日の対巨人24回戦(東京ドーム)で、5回表の第3打席にメルセデス投手から今季147安打目となる10号2ランを放ち、通算700安打を達成しました。初安打は1441日の対ヤクルト1回戦(マツダ)で、4回裏に秋吉投手からセカンド内野安打して記録。
 9月30日現在の通算成績は676試合、
2540打数700安打、打率.276、47本塁打、238打点、107盗塁。

・坂本勇(巨人)が通算1700安打。
 坂本勇人内野手(巨人)は9月29日の対広島23回戦(東京ドーム)で、7回裏の第4打席にアドゥワ投手から今季141安打目となる17号2ランを放ち、史上88人目の通算1700安打を達成しました。巨人では7人目の記録。初安打は0796日の対中日21回戦(ナゴヤドーム)で、12回表に高橋投手からセンター前ヒットして記録。
 9月29日現在の通算成績は
1523試合、5866打数1701安打、打率.290、182本塁打、704打点、147盗塁。

・菊池(広島)が通算250犠打。
 菊池涼介内野手(広島)は9月29日の対巨人23回戦(東京ドーム)で、3回表の第2打席に今村投手から今季30個目の犠打を記録し、史上20人目の通算250犠打を達成しました。

・丸(広島)の連続試合出塁が46でストップ。
 丸佳浩外野手(広島)は9月28日の対ヤクルト25回戦(マツダ)で、4打席凡退して出塁出来ず8月3日のDeNA戦から続いていた連続試合出塁が46試合でストップしました。

・岩瀬(中日)が通算1000試合出場。
 岩瀬仁紀投手(中日)は9月28日の対阪神22回戦(ナゴヤドーム)で、9回表に投手として登板して史上496人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は99年4月2日の対広島1回戦(ナゴヤドーム)で、3回表に投手として登板して記録。
 9月28日現在の通算成績は
1000試合、48打数10安打、打率.208、0本塁打、3打点、0盗塁。

・福留(阪神)が日米通算2300安打。
 福留孝介外野手(阪神)は9月28日の対中日22回戦(ナゴヤドーム)で、1回表の第1打席に鈴木翔投手から今季110安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算2300安打を達成しました。

(日本)   1752試合  6148打数  1802安打  打率.293  270本塁打  995打点  76盗塁
(アメリカ) 596試合  1929打数 498安打  打率.258 42本塁打  195打点  29盗塁
通算 2348試合  8077打数 2300安打  打率.285 312本塁打  1190打点  105盗塁

・山田(ヤクルト)が年間得点の球団新記録。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は9月24日の対中日24回戦(ナゴヤドーム)で、3回表に今季120得点目を記録して15年に自身が記録した120得点を更新する年間得点の球団新記録となりました。

・平田(中日)が通算1000試合出場。
 平田良介外野手(中日)は9月24日の対ヤクルト24回戦(ナゴヤドーム)に、「1番・ライト」で先発出場して史上495人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は06年8月26日の対横浜12回戦(ナゴヤドーム)で9回裏に代打出場して記録。
 9月24日現在の通算成績は
1000試合、3224打数878安打、打率.272、92本塁打、419打点、37盗塁。

・福浦(ロッテ)が通算2000本安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は9月22日の対西武24回戦(ZOZOマリン)で、8回裏の第4打席に小川投手から今季38安打目となる二塁打を放ち、史上52人目の通算2000本安打を達成しました。2234試合目での達成は歴代3位のスロー記録。42歳9ヵ月での達成は歴代2位の年長記録。ロッテでは榎本喜八2276安打、有藤道世2057安打に次ぐ3人目の記録。初安打は9775日の対オリックス14回戦(千葉マリン)で、4回裏にフレーザー投手から記録。
 9月22日現在の通算成績は2234試合、7035打数
2000安打、打率.284、118本塁打、935打点、10盗塁。

2000本安打所要ペースランキング>
試合順 選手名(当時の所属) 記録 最終本数   年長順 選手名(当時の所属) 記録 最終本数
1 谷繁元信(中日) 2803試合 2108安打   1 和田一浩(中日) 4211ヵ月 2050安打
2 大島康徳(日本ハム) 2290試合 2204安打   2 福浦和也(ロッテ) 42歳9ヵ月 2000安打
3 福浦和也(ロッテ) 2234試合 2000安打   3 谷繁元信(中日) 425ヵ月 2108安打
4 田中幸雄(日本ハム) 2205試合 2012安打   4 宮本慎也(ヤクルト) 415ヵ月 2133安打
5 中村紀洋(DeNA 2162試合 2101安打   5 落合博満(巨人) 414ヵ月 2371安打
6 柴田勲(巨人) 2143試合 2018安打   6 小久保裕紀(ソフトバンク) 408ヵ月 2041安打
7 清原和博(巨人) 2141試合 2122安打   7 新井宏昌(近鉄) 402ヵ月 2038安打
8 山崎裕之(西武) 2140試合 2081安打   8 金本知憲(阪神) 400ヵ月 2539安打
9 荒木雅博(中日) 2125試合 2039安打   9 大島康徳(日本ハム) 3910ヵ月 2204安打
10 新井貴浩(広島) 2112試合 2203安打   10 中村紀洋(DeNA 399ヵ月 2101安打

・糸井(阪神)が通算1500本安打。
 糸井嘉男外野手(阪神)は9月21日の対広島22回戦(マツダ)で、2回表の第1打席に野村投手から今季125安打目となるライト前ヒットを放ち、史上124人目の通算1500本安打を達成しました。初安打は日本ハム時代の07910日の対ロッテ19回戦(千葉マリン)で、5回表に高木投手から記録。
 9月
21日現在の通算成績は1395試合、4983打数1501安打、打率.301、158本塁打、655打点、287盗塁。

・ロペス(DeNA)が通算150号本塁打。
 ホセ・ロペス内野手(DeNA)は9月19日の対巨人24回戦(東京ドーム)で、3回表の第2打席に吉川光投手から今季21号3ランを放ち、史上169人目の通算150号本塁打を達成しました。公式戦初打席本塁打を記録した打者の通算150本塁打達成は高木守道、稲葉篤紀、T・ブランコに次いで4人目。初本塁打は巨人時代の13329日の対広島1回戦(東京ドーム)で、3回裏にバリントン投手から記録。
 9月19日現在の通算成績は757試合、2759打数785安打、打率
.285、150本塁打、456打点、3盗塁。

・山田(ヤクルト)が年間得点の球団タイ記録。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は9月19日の対阪神22回戦(神宮)で、1回裏に今季119得点目を記録して15年に自身が記録した119得点と並ぶ年間得点の球団タイ記録となりました。

・西武がチーム年間得点の球団新記録。
 埼玉西武ライオンズは9月18日の対日本ハム20回戦(メットライフドーム)で7得点を挙げ、今季通算725得点として04年の718得点を更新するチーム年間得点の球団新記録となりました。

・中田(日本ハム)が通算1100安打。
 中田翔内野手(日本ハム)は9月18日の対西武20回戦(メットライフドーム)で、4回表の第3打席に多和田投手から今季132安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上255人目の通算1100安打を達成しました。日本ハムでは13人目の記録。初安打は09523日の対ヤクルト2回戦(札幌ドーム)で、2回裏にバレット投手から記録。
 9月18日現在の通算成績は
1165試合、4327打数1100安打、打率.254、202本塁打、745打点、13盗塁。

・陽(巨人)が通算100号本塁打。
 陽岱鋼外野手(巨人)は9月17日の対中日25回戦(東京ドーム)で、8回裏に代打で祖父江投手から今季10号ソロを放ち、史上288人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は日本ハム時代の08年429日の対ロッテ7回戦(千葉マリン)で、7回表に成瀬投手から記録。
 9月
17日現在の通算成績は1160試合、4017打数1088安打、打率.271、100本塁打、453打点、140盗塁。

・阿部(巨人)が10本目の満塁ホームラン。
 阿部慎之助内野手(巨人)は9月16日の対中日24回戦(東京ドーム)で、7回裏の第4打席に岩瀬投手から今季第9号の満塁ホームランを放ちました。これは阿部選手自身10本目の満塁ホームランで、10本以上は史上19人目で歴代14位タイ記録となりました。

<通算満塁ホームラン10本以上>
  選手名(最終所属) 本数     選手名(最終所属) 本数
1 中村剛也(西武) 16   11 門田博光(ダイエー) 11
2 王貞治(巨人) 15   11 山本浩二(広島) 11
3 藤井康雄(オリックス) 14   11 清原和博(オリックス) 11
3 中村紀洋(DeNA 14   14 田淵幸一(西武) 10
5 駒田徳広(横浜) 13   14 池山隆寛(ヤクルト) 10
5 江藤智(西武) 13   14 松中信彦(ソフトバンク) 10
5 小久保裕紀(ソフトバンク) 13   14 A・ラミレス(DeNA 10
5 井口資仁(ロッテ) 13   14 新井貴浩(広島) 10
9 野村克也(西武) 12   14 阿部慎之助(巨人) 10本
9 江藤慎一(ロッテ) 12        

・村上(ヤクルト)が初打席本塁打。
 村上宗隆内野手(ヤクルト)は9月16日の対広島22回戦(神宮)で、2回裏の第1打席に岡田投手から1号2ランを放ち、史上64人目の初打席本塁打を記録しました。ヤクルトでは16年9月29日の広岡大志以来8人目の記録。

・福留(阪神)が通算1800安打。
 福留孝介外野手(阪神)は9月16日の対DeNA20回戦(横浜)で、8回表に代打で砂田投手から今季108安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上72人目の通算1800安打を達成しました。初安打は中日時代の9944日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で、3回裏に紀藤投手から右中間二塁打して記録。
 9月16日現在の通算成績は
1746試合、6132打数1800安打、打率.294270本塁打、993打点、75盗塁。

・大山(阪神)が1イニング2本塁打とリーグタイの1試合6安打。
 大山悠輔内野手(阪神)は9月16日の対DeNA20回戦(横浜)で、3回表の第2打席に今永投手から7号ソロ、さらに打者一巡で回って来た第3打席に田中健投手から8号2ランを放ち、史上20人目(22度目)の1イニング2本塁打を記録しました。
 
また、大山選手は1回表の第1打席にレフト前ヒット、3回表の第2打席に7号ソロ、3回表の第3打席に8号2ラン、5回表の第4打席にレフト前ヒット、8回表の第5打席にセンター前ヒット、8回表の第6打席に9号2ランを放ち、51年大沢伸夫(大洋)・54年渡辺博之(阪神)・74年高田繁(巨人)と並ぶ1試合6安打のセ・リーグタイ記録を達成しました。

1イニング2本塁打・・・20人が延べ22度達成>
選手名(当時の所属) 達成日・カード   選手名(当時の所属) 達成日・カード
川上哲治(巨人) 48.5.16金星戦1   池山隆寛(ヤクルト) 93.5.19広島戦3
白石勝巳(広島) 50.5.28西日本戦8   石毛宏典(西武) 94.6.11ダイエー戦7
飯島滋弥(大映) 51.10.5阪急戦7   T・ニール(オリックス) 98.8.9ダイエー戦5
中田昌宏(阪急) 64.5.31近鉄戦7   城島健司(ダイエー) 01.4.13オリックス戦9
山内一弘(阪神) 65.10.3広島戦4   T・ミッチェル(ダイエー) 01.4.18ロッテ戦2
W・カークランド(阪神) 69.8.14巨人戦2   G・ラロッカ(ヤクルト) 06.5.10西武戦4
大島康徳(中日) 72.8.2ヤクルト戦2   C・ブラゼル(阪神) 09.8.26横浜戦5
大島康徳(中日) 77.8.9巨人戦6   D・ビシエド(中日) 16.5.7巨人戦2
山崎裕之(西武) 80.8.7近鉄戦7   大山悠輔(阪神) 18.9.16DeNA戦3回
掛布雅之(阪神) 82.8.24ヤクルト戦7      
山崎裕之(西武) 83.9.1日本ハム戦8      
原辰徳(巨人) 85.5.12大洋戦8   2度達成
岡村隆則(西武) 85.10.22日本ハム戦6   大島康徳(中日) 山崎裕之(西武)

 

1試合6安打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 達成日・対戦カード
1 大下弘(東急) 7安打 49.11.19対大陽戦
2 河西俊雄(グレートリング) 6安打 46.7.15対ゴールドスター戦
2 白石敏男(巨人) 6安打 49.4.19対大陽戦
2 大沢伸夫(大洋) 6安打 51.8.26対広島戦
2 渡辺博之(阪神) 6安打 54.5.26対中日戦
2 仰木彬(西鉄) 6安打 55.5.22対トンボ戦
2 高田繁(巨人) 6安打 74.5.10対中日戦
2 城島健司(ダイエー) 6安打 03.7.27対オリックス戦
2 大山悠輔(阪神) 6安打 18.9.16対DeNA戦
       
  延長戦参考記録    
  古川清蔵(阪急) 7安打 53.8.30対南海戦
  J・ブリットン(阪急) 6安打 52.6.22対近鉄戦
  町田行彦(国鉄) 6安打 61.4.19対広島戦
  近藤和彦(大洋) 6安打 67.10.8対広島戦
  前田智徳(広島) 6安打 97.9.19対巨人戦
  森本稀哲(日本ハム) 6安打 06.9.17対ロッテ戦

・秋山(西武)が通算1200安打。
 秋山翔吾外野手(西武)は9月14日の対楽天23回戦(メットライフドーム)で、8回裏の第5打席に菅原投手から今季169安打目となる二塁打を放ち、史上218人目の通算1200安打を達成しました。西武では14人目の記録。初安打は11413日の対日本ハム2回戦(札幌ドーム)で、2回表にウルフ投手から記録。
 9月14日現在の通算成績は1046試合、4003打数
1200安打、打率.300、91本塁打、440打点、98盗塁。

・青木(ヤクルト)が日米通算2200安打。
 青木宣親外野手(ヤクルト)は9月11日の対巨人21回戦(東京ドーム)で、9回表の第5打席に中川投手から今季142安打目となるレフト前ヒットを放ち、日米通算2200安打を達成しました。

(日本)  1097試合  4331打数  1426安打  打率.329  92本塁打  443打点  166盗塁
(アメリカ) 759試合  2716打数 774安打  打率.285 33本塁打  219打点  98盗塁
通算 1856試合  7047打数 2200安打  打率.312  125本塁打  662打点  264盗塁

・8月の月間MVP。
 9月11日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグはリーグタイ記録の6試合連続本塁打を記録した中村剛也内野手(西武)で、15年7月以来2度目の受賞。成績は26試合で91打数29安打、打率.319、12本塁打、26打点。
 セ・リーグはリーグ新記録の月間47安打を記録したダヤン・ビシエド内野手(中日)で、
17年5月以来3度目の受賞。成績は26試合で101打数47安打、打率.465、7本塁打、24打点。

・柳田(ソフトバンク)が通算900安打。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は9月9日の対オリックス21回戦(ヤフオクドーム)で、1回裏の第1打席に西投手から今季146安打目となるライト前ヒットを放ち、通算900安打を達成しました。初安打は12623日の対日本ハム8回戦(ヤフードーム)で、2回裏に吉川投手から記録。
 9月9日現在の通算成績は823試合、
2815打数900安打、打率.320、146本塁打、491打点、138盗塁。

・山田(ヤクルト)が通算900安打。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は9月8日の対DeNA21回戦(横浜)で、4回表の第2打席に今永投手から今季138安打目となるレフト線二塁打を放ち、通算900安打を達成しました。初安打は1245日の対阪神2回戦(神宮)で、8回裏に榎田投手からレフト前ヒットして記録。
 9月8日現在の通算成績は801試合、3001打数
901安打、打率.300、163本塁打、473打点、132盗塁。

・新井(広島)が通算2200安打。
 新井貴浩内野手(広島)は9月4日の対阪神18回戦(マツダ)で、9回裏に代打で能見投手から今季22安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上20人目の通算2200安打を達成しました。初安打は99512日の対巨人7回戦(広島)で、7回裏に代打でホセ投手からライト前ヒットして記録。
 
9月4日現在の通算成績は2368試合、7919打数2200安打、打率.278、319本塁打、1299打点、43盗塁。

・中村(西武)が通算1300安打。
 中村剛也内野手(西武)は9月4日の対日本ハム18回戦(旭川)で、7回表の第4打席にトンキン投手から今季69安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上182人目の通算1300安打を達成しました。西武では8人目の記録。初安打は03928日の対日本ハム28回戦(東京ドーム)で、1回表にミラバル投手から記録。
 9月
4日現在の通算成績は1507試合、5149打数1300安打、打率.252、381本塁打、1022打点、23盗塁。

・栗山(西武)が通算1700安打。
 栗山巧外野手(西武)は9月4日の対日本ハム18回戦(旭川)で、5回表に代打で鍵谷投手から今季56安打目となるライト前ヒットを放ち、史上87人目の通算1700安打を達成しました。西武では石毛宏典1806安打、伊東勤1738安打に次ぐ3人目の記録。初安打は04924日の対近鉄27回戦(大阪ドーム)で、7回表に小池投手から記録。
 9月4日現在の通算成績は
1701試合、5964打数1701安打、打率.285、91本塁打、677打点、83盗塁。

・陽(巨人)が通算1000三振。
 陽岱鋼外野手(巨人)は8月31日の対中日21回戦(ナゴヤドーム)で、9回表の第5打席に木下雄投手から今季65個目の三振を喫し、史上66人目の通算1000三振を記録しました。

・山田(ヤクルト)が3度目の年間30本塁打30盗塁。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は8月31日の対広島19回戦(神宮)で、7回裏に今季30盗塁目となる二盗に成功し、この時点での30本塁打と合わせて1990年秋山幸二(西武)以来、史上2人目となる3度目の年間30本塁打30盗塁を記録しました。

<年間30本塁打30盗塁>
選手名(当時の所属) 年度 記録   選手名(当時の所属) 年度 記録
岩本義行(松竹) 1950 打率.31939本塁打・34盗塁   野村謙二郎(広島) 1995 打率.31532本塁打・30盗塁
別当薫(毎日) 1950 打率.33543本塁打・34盗塁   金本知憲(広島) 2000 打率.31530本塁打・30盗塁
中西太(西鉄) 1953 打率.31436本塁打・36盗塁   井口資仁(ダイエー) 2001 打率.26130本塁打・44盗塁
張本勲(東映) 1963 打率.28033本塁打・41盗塁   松井稼頭央(西武) 2002 打率.33236本塁打・33盗塁
簑田浩二(阪急) 1980 打率.26731本塁打・39盗塁   山田哲人(ヤクルト) 2015 打率.32938本塁打・34盗塁
簑田浩二(阪急) 1983 打率.31232本塁打・35盗塁   柳田悠岐(ソフトバンク) 2015 打率.36334本塁打・32盗塁
秋山幸二(西武) 1987 打率.26243本塁打・38盗塁   山田哲人(ヤクルト) 2016 打率.304・38本塁打・30盗塁
秋山幸二(西武) 1989 打率.30131本塁打・31盗塁   山田哲人(ヤクルト) 2018年 打率.314・30本塁打・30盗塁
秋山幸二(西武) 1990 打率.25635本塁打・51盗塁        

・グラシアル(ソフトバンク)がサヨナラ満塁ホームラン。
 ジュリスベル・グラシアル内野手(ソフトバンク)は8月26日の対西武18回戦(ヤフオクドーム)で、8-8の同点で迎えた延長12回裏の第6打席に増田投手から今季第4号のサヨナラ満塁ホームランを放ちました。サヨナラ満塁ホームランは17年5月14日の荒木貴裕(ヤクルト)以来で史上81本目。

・バレンティン(ヤクルト)が通算250号本塁打。
 ウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト)は8月26日の対DeNA19回戦(神宮)で、3回裏の第2打席に今永投手から33号2ランを放ち、史上62人目の通算250号本塁打を達成しました。外国人選手では8人目の記録。ヤクルトでは池山隆寛304本に次ぐ2人目の記録。869試合目での達成は歴代3位のスピード。初本塁打は11416日の対横浜2回戦(神宮)で、4回裏に真下投手から記録。
 8月
26日現在の通算成績は869試合、2986打数818安打、打率.274、250本塁打、649打点、7盗塁。

250本塁打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終本数     選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終本数
1 ラルフ・ブライアント(近鉄) 733試合 95.4.11 259本塁打   6 田淵幸一(阪神) 896試合 76.9.14 474本塁打
1 アレックス・カブレラ(西武) 733試合 07.4.29 357本塁打   7 長池徳二(阪急) 927試合 73.9.14 338本塁打
3 ウラディミール・バレンティン(ヤクルト) 869試合 18.8.26 250本塁打   8 タフィ・ローズ(近鉄) 978試合 03.5.12 464本塁打
4 落合博満(中日) 878試合 87.5.19 510本塁打   9 王貞治(巨人) 994試合 66.8.18 868本塁打
5 秋山幸二(西武) 892試合 91.6.26 437本塁打   10 中村剛也(西武) 995試合 14.6.13 379本塁打

<外国人選手通算本塁打ランキング>
  選手名(最終所属) 記録     選手名(最終所属) 記録
1 T・ローズ(オリックス) 464本塁打   6 レオン・L(ヤクルト) 268本塁打
2 A・ラミレス(DeNA 380本塁打   7 R・ブライアント(近鉄) 259本塁打
3 A・カブレラ(ソフトバンク) 357本塁打   8 W・バレンティン(ヤクルト) 250本塁打
4 L・リー(ロッテ) 283本塁打   9 C・ジョーンズ(近鉄) 246本塁打
5 ブーマー・W(ダイエー) 277本塁打   10 T・ウッズ(中日) 240本塁打

・中村(西武)が通算1500試合出場。
 中村剛也内野手(西武)は8月25日の対ソフトバンク17回戦(ヤフオクドーム)に、6番・指名打者」で先発出場して史上193人目の通算1500試合出場を達成しました。西武では7人目の記録。初出場は03928日の対日本ハム28回戦(東京ドーム)に、「4番・ファースト」で先発出場して記録。
 8月
25日現在の通算成績は1500試合、5121打数1287安打、打率.251、379本塁打、1015打点、23盗塁。

・中田(日本ハム)が通算200号本塁打。
 中田翔外野手(日本ハム)は8月24日の対楽天17回戦(札幌ドーム)で、8回裏の第5打席に近藤投手から今季23号ソロを放ち、史上103人目の通算200号本塁打を達成しました。日本ハムでは5人目の記録。初本塁打は10720日の対ロッテ14回戦(札幌ドーム)で、5回裏に大嶺投手から記録。
 8月24日現在の通算成績は1149試合、4264打数1086安打、打率
.255、200本塁打、732打点、13盗塁。

・西川(日本ハム)が通算800安打。
 西川遙輝外野手(日本ハム)は8月22日の対ソフトバンク21回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席にバンデンハーク投手から今季106安打目となる三塁打を放ち、通算800安打を達成しました。初安打は12618日の対DeNA4回戦(横浜)で、9回表に小杉投手から記録。
 8月22日現在の通算成績は807試合、
2855打数800安打、打率.280、40本塁打、261打点、210盗塁。

・山本(DeNA)が初打席本塁打。
 山本祐大捕手(DeNA)は8月19日の対広島18回戦(横浜)で、8回裏に代打で飯田投手から1号2ランを放ち、史上63人目の初打席本塁打を記録しました。DeNAでは17年10月3日の細川成也以来5人目の記録。

・青木(ヤクルト)が通算1400安打。
 青木宣親外野手(ヤクルト)は8月19日の対阪神16回戦(神宮)で、4回裏の第3打席に岩崎投手から今季116安打目となるレフト線ヒットを放ち、史上150人目の通算1400安打を達成しました。ヤクルトでは6人目の記録。初安打は04106日の対阪神25回戦(神宮)で、8回裏に安藤投手からセンター前ヒットして記録。
 8月
19日現在の通算成績は1081試合、4265打数1401安打、打率.328、90本塁打、431打点、166盗塁。

・バレンティン(ヤクルト)が7度目の30本塁打。
 ウラディミール・バレンティン外野手(ヤクルト)は8月19日の対阪神16回戦(神宮)で、1回裏の第1打席に岩田投手から30号2ランを放ち、3年連続7度目の年間30本塁打を記録しました。30本塁打7度は歴代10位タイ記録で、外国人選手ではタフィ・ローズ(オリックス)と並ぶ最多タイ記録。

<年間30本塁打以上の回数>
  選手名(最終所属) 回数     選手名(最終所属) 回数
1 王貞治(巨人) 19   8 大杉勝男(ヤクルト) 8
2 野村克也(西武) 10   8 田淵幸一(西武) 8
2 小笠原道大(中日) 10   10 清原和博(オリックス) 7
4 山本浩二(広島) 9   10 松井秀喜(巨人) 7
4 門田博光(ダイエー) 9   10 T・ローズ(オリックス) 7
4 落合博満(日本ハム) 9   10 W・バレンティン(ヤクルト) 7回
4 秋山幸二(ダイエー) 9        

・銀次(楽天)が通算900安打。
 銀次内野手(楽天)は8月18日の対ロッテ16回戦(楽天生命パーク)で、1回裏の第1打席にボルシンガー投手から今季97安打目となるライト前ヒットを放ち、通算900安打を達成しました。初安打は1071日の対オリックス12回戦(京セラドーム)で、8回表に金子千投手から記録。
 8月18日現在の通算成績は851試合、3055打数
900安打、打率.295、21本塁打、352打点、25盗塁。

・上林(ソフトバンク)がトリプル二桁長打達成。
 上林誠知外野手(ソフトバンク)は8月17日の対オリックス16回戦(京セラドーム)で、9回表の第5打席に山崎福投手から今季10本目の三塁打を放ちました。これで上林選手は二塁打14本、三塁打10本、本塁打17本と3種類の長打を全て10本以上記録。これは09年の鉄平(楽天)以来、9年ぶり25人目(27度目)の記録

<年間の二・三・本塁打が全て二桁・・・25人が延べ27度達成>
選手名(当時の所属) 年度 記録   選手名(当時の所属) 年度 記録  
大下弘(東急) 1947 23二塁打・11三塁打・17本塁打   張本勲(東映) 1961 31二塁打・10三塁打・24本塁打  
藤村富美男(大阪) 1948 38二塁打・13三塁打・13本塁打   毒島章一(東映) 1962 17二塁打・11三塁打・12本塁打  
川上哲治(巨人) 1949 36二塁打・10三塁打・24本塁打   中三夫(中日) 1964 23二塁打・10三塁打・14本塁打 2回目
金田正泰(大阪) 1949 35二塁打・10三塁打・10本塁打   広瀬叔功(南海) 1965 33二塁打・10三塁打・15本塁打 2回目
原田徳光(中日) 1950 34二塁打・12三塁打・13本塁打   藤田平(阪神) 1967 30二塁打・10三塁打・16本塁打  
永利勇吉(西日本) 1950 20二塁打・12三塁打・21本塁打   福本豊(阪急) 1973 29二塁打・10三塁打・13本塁打  
別当薫(毎日) 1952 26二塁打・10三塁打・18本塁打   大石大二郎(近鉄) 1986 16二塁打・12三塁打・16本塁打  
田宮謙次郎(大阪) 1956 33二塁打・12三塁打・11本塁打   松永浩美(オリックス) 1991 22二塁打・10三塁打・13本塁打  
箱田淳(国鉄) 1956 18二塁打・13三塁打・10本塁打   松井稼頭央(西武) 2000 40二塁打・11三塁打・23本塁打  
豊田泰光(西鉄) 1956 28二塁打・12三塁打・12本塁打   福留孝介(中日) 2003 30二塁打・11三塁打・34本塁打  
関口清治(西鉄) 1956 25二塁打・13三塁打・13本塁打   松田宣浩(ソフトバンク) 2008 33二塁打・10三塁打・17本塁打  
長嶋茂雄(巨人) 1960 22二塁打・12三塁打・16本塁打   鉄平(楽天) 2009 26二塁打・13三塁打・12本塁打  
広瀬叔功(南海) 1960 24二塁打・10三塁打・10本塁打   上林誠知(ソフトバンク) 2018年 14二塁打・10三塁打・17本塁打  
中利夫(中日) 1961 14二塁打・11三塁打・13本塁打          

・平田(中日)がサイクルヒット。
 平田良介外野手(中日)は8月16日の対DeNA20回戦(ナゴヤドーム)で、1回裏の第1打席に本塁打、2回裏の第2打席に二塁打、4回裏の第4打席に二塁打、5回裏の第4打席に三塁打、7回裏の第5打席に単打を放ち、史上68人目(73度目)のサイクルヒットを達成しました。中日では16年720日の大島洋平以来8人目の記録。

・中村(西武)が6試合連続本塁打。
 中村剛也内野手(西武)は8月10日の対楽天18回戦(楽天生命パーク)で、4回裏の第2打席に塩見投手から18号2ランを放ち、8月4日の日本ハム13回戦(メットライフドーム)以来6試合連続本塁打を記録しました。6試合以上の連続試合本塁打は史上15人目。6試合連続本塁打はパ・リーグでは9人目の最長タイ記録。

6試合以上の連続試合本塁打>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 7試合 72.9.1120   3 L・スティーブンス(近鉄) 6試合 95.4.713
1 R・バース(阪神) 7試合 86.6.1826   3 A・カブレラ(西武) 6試合 03.9.915
3 大杉勝男(日拓) 6試合 73.10.29   3 阿部慎之助(巨人) 6試合 04.4.916
3 G・アルトマン(ロッテ) 6試合 74.6.1323   3 松中信彦(ダイエー) 6試合 04.7.177.23
3 土井正博(太平洋) 6試合 78.5.1422   3 新井貴浩(広島) 6試合 05.6.226.28
3 D・デービス(近鉄) 6試合 85.8.28   3 A・ゲレーロ(中日) 6試合 17.5.286.3
3 R・ランス(広島) 6試合 87.6.916   3 中村剛也(西武) 6試合 18.8.4〜8.10
3 石嶺和彦(阪急) 6試合 87.9.210          

・嶋(楽天)が通算200犠打。
 嶋基宏捕手(楽天)は8月10日の対西武18回戦(楽天生命パーク)で、3回裏の第1打席に菊池投手から今季13個目の犠打を記録し、史上42人目の通算200犠打を達成しました。

・7月の月間MVP。
 8月8日に両リーグから7月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは井上晴哉内野手(ロッテ)で初受賞。成績は20試合で70打数28安打、打率.400、7本塁打、23打点。
 セ・リーグは山田哲人内野手(ヤクルト)で
16年6月以来6度目の受賞。成績は19試合で73打数33安打、打率.425、7本塁打、18打点、8盗塁。

・中村(西武)が通算1000打点。
 中村剛也内野手(西武)は8月7日の対オリックス15回戦(京セラドーム)で、2回表の第1打席にアルバース投手から今季15号2ランを放ち、史上45人目の通算1000打点を達成しました。西武では初の記録。1484試合目での達成は歴代14位のスピード。初打点は03年9月28日の対日本ハム28回戦(東京ドーム)で、1回表にミラバル投手から記録。
 8月7日現在の通算成績は
1484試合、5064打数1270安打、打率.251、372本塁打、1000打点、23盗塁。

1000打点スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終打点     選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終打点
1 落合博満(中日) 1284試合 90.6.12 1564打点   11 小久保裕紀(ソフトバンク) 1456試合 07.7.18 1304打点
1 アレックス・ラミレス(巨人) 1284試合 10.4.10 1272打点   12 秋山幸二(ダイエー) 1467試合 96.4.7 1312打点
3 藤村富美男(阪神) 1311試合 54.6.27 1126打点   13 原辰徳(巨人) 1475試合 93.4.29 1093打点
4 タフィ・ローズ(オリックス) 1325試合 07.4.4 1269打点   14 中村剛也(西武) 1484試合 18.8.7 1000打点
5 松中信彦(ソフトバンク) 1372試合 09.4.3 1168打点   15 大杉勝男(ヤクルト) 1489試合 77.6.5 1507打点
6 川上哲治(巨人) 1385試合 54.5.22 1319打点   16 清原和博(巨人) 1527試合 97.9.27 1530打点
7 王貞治(巨人) 1414試合 69.10.6 2170打点   16 中村紀洋(中日) 1527試合 07.7.5 1348打点
8 野村克也(南海) 1423試合 66.7.23 1988打点   18 小笠原道大(巨人) 1551試合 09.8.27 1169打点
9 長嶋茂雄(巨人) 1435試合 69.5.4 1522打点   19 張本勲(東映) 1555試合 71.6.9 1676打点
10 加藤英司(阪急) 1455試合 82.7.6 1268打点   20 田淵幸一(西武) 1557試合 82.9.14 1135打点

・山田哲(ヤクルト)が12試合連続打点。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は8月4日の対阪神12回戦(京セラドーム)で、4回表の第2打席にメッセンジャー投手から26号ソロを放ち、7月20日の中日14回戦(神宮)以来、史上2人目となる12試合連続打点を記録しました。

・鈴木(ロッテ)が通算800安打。
 鈴木大地内野手(ロッテ)は83日の対楽天12回戦(楽天生命パーク)で、10回表の第4打席に高梨投手から今季80安打目となるライト前ヒットを放ち、通算800安打を達成しました。初安打は12611日の対巨人4回戦(東京ドーム)で、9回表に西村投手から記録。
 
83日現在の通算成績は870試合、2956打数800安打、打率.271、33本塁打、292打点、26盗塁。

・筒香(DeNA)が通算800安打。
 筒香嘉智外野手(DeNA)は8月3日の対広島13回戦(横浜)で、9回裏の第5打席に中崎投手から今季95安打目となる二塁打を放ち、通算800安打を達成しました。初安打は10107日の対阪神24回戦(横浜)で、7回裏に久保田投手から本塁打して記録。
 8月3日現在の通算成績は788試合、
2790打数801安打、打率.287、160本塁打、502打点、5盗塁。

・山田哲(ヤクルト)が11試合連続打点。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は8月2日の対広島15回戦(神宮)で、7回裏の第4打席に薮田投手から25号2ランを放ち、7月20日の中日14回戦(神宮)以来、史上7人目となる11試合連続打点を記録しました。

<連続試合打点10試合以上>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 R・バース(阪神) 13試合 86.6.187.4   7 柏枝文治(巨人) 10試合 53.9.99.22
2 西沢道夫(中日) 11試合 49.5.85.29   7 千原陽三郎(中日) 10試合 68.4.164.28
2 長池徳二(阪急) 11試合 74.6.86.25   7 宇野勝(中日) 10試合 84.8.28.14
2 L・リー(ロッテ) 11試合 77.5.85.19   7 M・ディアズ(ロッテ) 10試合 90.9.2310.5
2 鈴木健(西武) 11試合 97.5.75.22   7 L・ゴメス(中日) 10試合 98.8.128.22
2 R・ペタジーニ(巨人) 11試合 04.7.278.7   7 小久保裕紀(ダイエー) 10試合 00.6.207.4
2 山田哲人(ヤクルト) 11試合 18.7.20〜継続中   7 福留孝介(中日) 10試合 03.9.99.19
7 川上哲治(巨人) 10試合 49.4.34.14   7 谷繁元信(中日) 10試合 11.9.179.29
7 小鶴誠(松竹) 10試合 50.5.175.31          

・田中(楽天)が左右両打席本塁打。
 田中和基外野手(楽天)は8月1日の対オリックス16回戦(京セラドーム)で、3回表の第2打席に左腕のアルバース投手から右打席で今季10号ソロ、8回表の第4打席には右腕の近藤投手から左打席で11号ソロを放ち、史上18人目(41度目)となる左右両打席本塁打を記録しました。