ちょっとしたニュース    
          2008年3〜4月編


・小久保(ソフトバンク)が通算350号本塁打。
 小久保裕紀内野手(ソフトバンク)は4月30日の対西武8回戦(西武ドーム)で、2回裏の第1打席に石井一投手から今季4号ソロを放ち、史上21人目の通算350号本塁打を達成しました。1512試合目での達成は歴代9位のスピード記録。初本塁打は9475日の対ロッテ13回戦(北九州)で2回裏に園川投手から記録。
 4月
30日現在の通算成績は1512試合、5521打数1526安打、打率.276、350本塁打、1026打点、55盗塁。

350本塁打スピード記録>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 最終本数
1 落合博満(中日) 1257試合 90.5.8 510本塁打
2 田淵幸一(西武) 1268試合 80.4.29 474本塁打
3 王貞治(巨人) 1273試合 68.9.21 868本塁打
4 タフィ・ローズ(巨人) 1278試合 05.6.14 412本塁打
5 秋山幸二(ダイエー) 1335試合 94.10.1 437本塁打
6 原辰徳(巨人) 1455試合 92.9.25 382本塁打
7 野村克也(南海) 1482試合 66.10.6 657本塁打
8 清原和博(巨人) 1499試合 97.8.21 525本塁打
9 小久保裕紀(ソフトバンク) 1512試合 08.4.30 350本塁打
10 大杉勝男(ヤクルト) 1524試合 77.8.11 486本塁打

・イチロー(マリナーズ)が日米通算2900安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は4月29日(現地時間)の対インディアンス戦で、9回表の第6打席に今季30安打目となるショート内野安打を放ち、日米通算2900安打を達成しました。

(日本)  951試合  3619打数  1278安打  打率.353  118本塁打  529打点  199盗塁
(アメリカ) 1145試合  4889打数 1622安打  打率.332 69本塁打  435打点  278盗塁
通算 2096試合  8508打数 2900安打  打率.341 187本塁打  964打点  477盗塁

・中島(西武)が通算600安打。
 中島裕之内野手(西武)は4月27日の対オリックス9回戦(西武ドーム)で、8回裏の第5打席に菊地原投手から今季35安打目となる二塁打を放ち、通算600安打を達成しました。初安打は02年10月6日の対日本ハム28回戦(東京ドーム)で2回表に金村投手から記録。
 4月27日現在の通算成績は576試合、2070打数600安打、打率
.290、75本塁打、319打点、58盗塁。

・井口(パドレス)が日米通算1300安打。
 井口資仁内野手(パドレス)は4月23日(現地時間)の対ジャイアンツ戦で、5回裏の第2打席に今季18安打目となるレフト前ヒットを放ち、日米通算1300安打を達成しました。

(日本)  894試合  3175打数  860安打  打率.271  149本塁打  507打点  159盗塁
(アメリカ) 430試合  1617打数 440安打  打率.272 42本塁打  184打点  42盗塁
通算 1324試合  4792打数 1300安打  打率.271 191本塁打  691打点  201盗塁

・田口(フィリーズ)が日米通算1500本安打。
 田口壮外野手(フィリーズ)は4月22日(現地時間)の対ロッキーズ戦で、9回表の第5打席に今季7安打目となるライト前ヒットを放ち、日米通算1500本安打を達成しました。

(日本)  1107試合  4094打数  1134安打  打率.277  67本塁打  404打点  83盗塁
(アメリカ) 595試合  1296打数 366安打  打率.282 19本塁打  156打点  36盗塁
通算 1702試合  5390打数 1500安打  打率.278 86本塁打  560打点  119盗塁

・福留(カブス)が日米通算1200安打。
 福留孝介外野手(カブス)は4月22日(現地時間)の対メッツ戦で、7回裏の第4打席に今季25安打目となる二塁打を放ち、日米通算1200安打を達成しました。

(日本)  1074試合  3852打数  1175安打  打率.305  192本塁打  647打点  71盗塁
(アメリカ) 19試合  70打数 25安打  打率.357 1本塁打  9打点  3盗塁
通算 1093試合  3922打数 1200安打  打率.306 193本塁打  656打点  74盗塁

・ラミレス(巨人)が通算1000試合出場
 アレックス・ラミレス外野手(巨人)は4月18日の対広島1回戦(広島)に「5番・レフト」で先発出場し、史上425人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場はヤクルト時代の01年3月30日の対横浜1回戦(横浜)に、「5番・レフト」で先発出場して記録。
 4月18日現在の通算成績は1000試合、4005打数1204安打、打率.301、216本塁打、762打点、12盗塁。

・城島(マリナーズ)が日米通算1500本安打。
 城島健司捕手(マリナーズ)は4月15日(現地時間)の対ロイヤルズ戦で、5回裏の第3打席に今季8安打目となる二塁打を放ち、日米通算1500本安打を達成しました。

(日本)  1117試合  4031打数  1206安打  打率.299  211本塁打  699打点  63盗塁
(アメリカ) 292試合  1032打数 295安打  打率.286 32本塁打  141打点  3盗塁
通算 1409試合  5063打数 1501安打  打率.296 243本塁打  840打点  66盗塁

・ラミレス(巨人)が500試合連続出場
 アレックス・ラミレス外野手(巨人)は4月15日の対中日4回戦(ナゴヤドーム)に「4番・レフト」で先発出場し、04年8月8日の対横浜戦以来史上35人目(36度目)の500試合連続出場を達成しました。外国人選手では初の記録。

<500試合以上の連続試合出場>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 衣笠祥雄(広島) 2215試合 70.10.1987.10.22   21 愛甲猛(ロッテ) 694試合 87.10.2093.6.6
2 金本知憲(阪神) 1346試合 98.7.10〜継続中   21 中村紀洋(近鉄) 694試合 98.5.1203.5.21
3 松井秀喜(巨人) 1250試合 93.8.2202.10.11   23 掛布雅之(阪神) 663試合 81.4.486.4.20
4 飯田徳治(国鉄) 1246試合 48.9.1258.5.24   24 王貞治(巨人) 648試合 70.4.2375.4.9
5 広沢克巳(巨人) 1180試合 86.10.1295.10.8   25 古屋英夫(日本ハム) 646試合 80.8.1385.8.17
6 松井稼頭央(西武) 1143試合 95.7.2203.10.5   26 池山隆寛(ヤクルト) 616試合 87.6.792.4.8
7 藤村富美男(阪神) 1014試合 46.8.3054.7.31   27 井端弘和(中日) 589試合 04.4.2〜継続中
8 石嶺和彦(阪神) 894試合 88.8.1495.7.12   28 王貞治(巨人) 577試合 61.5.1865.7.11
9 大杉勝男(ヤクルト) 890試合 68.9.2175.8.20   29 福本豊(阪急) 559試合 82.8.2487.4.18
10 三宅秀史(阪神) 882試合 56.4.1162.9.5   30 水上善雄(ロッテ) 553試合 79.10.184.5.3
11 山本浩二(広島) 872試合 76.10.2283.8.28   31 田中幸雄(日本ハム) 548試合 87.9.591.10.10
12 秋山幸二(西武) 833試合 85.4.691.6.16   32 和田豊(阪神) 528試合 93.7.1697.7.13
13 徳武定之(中日) 821試合 61.4.967.4.10   33 辻発彦(西武) 521試合 87.10.2091.10.10
14 江藤慎一(中日) 809試合 59.4.1165.4.16   34 小笠原道大(日本ハム) 512試合 98.10.702.8.20
15 山崎隆造(広島) 803試合 83.10.1690.4.28   35 青田昇(巨人) 510試合 46.8.2450.7.30
16 イチロー(オリックス) 763試合 94.4.999.8.24   36 アレックス・ラミレス(巨人) 500試合 04.8.8〜継続中
17 駒田徳広(横浜) 736試合 93.10.2199.7.16          
18 堀井数男(南海) 733試合 50.4.1956.3.24          
19 柏原純一(日本ハム) 717試合 79.8.1485.5.9          
20 引地信之(大洋) 708試合 52.5.1857.8.29          

・小久保(ソフトバンク)が通算1500試合出場。
 小久保裕紀内野手(ソフトバンク)は4月13日の対西武6回戦(ヤフードーム)に、「5番・ファースト」で先発出場して史上157人目の通算1500試合出場を達成しました。初出場は9549日の対オリックス1回戦(神戸)で、「6番・ライト」で先発出場して記録。
 4月
13日現在の通算成績は1500試合5479打数1517安打、打率.277、347本塁打、1021打点、54盗塁。

・金本(阪神)が1200試合連続全イニング出場。
 金本知憲外野手(阪神)は4月13日の対横浜6回戦(横浜)で全イニング出場して99721日以来1200試合連続全イニング出場となりました。

<連続試合全イニング出場記録>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間 備考
1 金本知憲(阪神) 1200試合 99.7.21〜継続中 セ・リーグ記録
2 三宅秀史(阪神) 700試合 57.7.1562.9.5  
3 衣笠祥雄(広島) 678試合 74.4.1779.5.27  
4 松井秀喜(巨人) 574試合 95.5.3099.7.22  
5 愛甲猛(ロッテ) 535試合 88.6.2592.7.11 パ・リーグ記録

・金本(阪神)が通算2000本安打。
 金本知憲外野手(阪神)は4月12日の対横浜5回戦(横浜)で、7回表の第4打席に寺原投手から今季13安打目となるライト前ヒットを放ち、史上37人目の通算2000本安打を達成しました。40歳0ヶ月での達成は歴代3番目の年長記録。1911試合目での達成は37人中、16番目のスピード。大卒選手では8人目の達成。初安打は広島時代の9388日の対ヤクルト16回戦(広島)で7回裏に代打で山田投手から二塁打して記録。
 4月12日現在の通算成績は
1911試合、6850打数2000安打、打率.292、397本塁打、1230打点、152盗塁。

2000本安打年齢順ランキング>
  選手名(当時の所属) 記録 最終本数
1 落合博満(巨人) 414ヵ月 2371安打
2 新井宏昌(近鉄) 402ヵ月 2038安打
3 金本知憲(阪神) 40歳0ヵ月 2000安打
4 大島康徳(日本ハム) 3910ヵ月 2204安打
5 古田敦也(ヤクルト) 398ヵ月 2091安打
6 門田博光(南海) 396ヵ月 2566安打
7 田中幸雄(日本ハム) 395ヵ月 2012安打
8 加藤英司(南海) 3811ヵ月 2055安打
9 野村謙二郎(広島) 389ヵ月 2020安打
10 有藤道世(ロッテ) 386ヵ月 2057安打

・新井(阪神)が通算1000本安打。
 新井貴浩内野手(阪神)は4月12日の対横浜5回戦(横浜)で、1回表の第1打席に寺原投手から今季13安打目となる二塁打を放ち、史上249人目の通算1000本安打を達成しました。初安打は広島時代の99512日の対巨人7回戦(広島)で7回裏にホセ投手からライト前ヒットして記録。
 4月12日現在の通算成績は
1094試合、3587打数1001安打、打率.279、194本塁打、582打点、18盗塁。

・ローズ(オリックス)が外国人選手の通算安打新記録。
 タフィ・ローズ外野手(オリックス)は4月11日の対楽天4回戦(Kスタ宮城)で、9回表の第5打席に青山投手から今季17安打目となるセンター前ヒットを放ち、通算1580安打としてレロン・リー(ロッテ)の1579安打を抜く外国人選手の通算安打新記録を達成しました。

<外国人選手通算安打ベストテン>
  選手名(最終所属) 記録     選手名(最終所属) 記録
1 T・ローズ(オリックス) 1580安打   6 R・ローズ(横浜) 1275安打
2 L・リー(ロッテ) 1579安打   7 A・ラミレス(巨人) 1197安打
3 レオン・L(ヤクルト) 1436安打   8 J・シピン(巨人) 1124安打
4 B・マルカーノ(ヤクルト) 1418安打   9 R・バルボン(近鉄) 1123安打
5 ブーマー・W(ダイエー) 1413安打   10 G・アルトマン(阪神) 985安打

・山崎武(楽天)が通算2500塁打。
 山崎武司内野手(楽天)は4月9日の対日本ハム4回戦(札幌ドーム)で、8回表の第4打席に武田久投手から今季36塁打目となるレフト前ヒットを放ち、史上78人目の通算2500塁打を達成しました。

・ローズ(オリックス)が通算1100打点。
 タフィ・ローズ外野手(オリックス)は4月8日の対ソフトバンク1回戦(熊本)で、8回表の第5打席に三瀬投手から今季11打点目を記録する42ランを放ち、史上22人目の通算1100打点を達成しました。外国人選手では初の記録。初打点は近鉄時代の96330日の対西武1回戦(西武)で、4回表に新谷投手からタイムリーヒットして記録。
 
4月8日現在の通算成績は1464試合、5528打数1576安打、打率.285、406本塁打、1100打点、85盗塁。

・小久保(ソフトバンク)が通算650長打。
 
小久保裕紀内野手(ソフトバンク)は4月8日の対オリックス1回戦(熊本)で、2回裏の第1打席に山本投手から今季1長打目となる二塁打を放ち、史上29人目の通算650長打を達成しました。650長打の内訳は280二塁打、24三塁打、346本塁打。初長打は94410日の対オリックス2回戦(神戸)で7回表に野田投手からレフト線二塁打して記録。

・高橋由(巨人)が通算250号本塁打。
 高橋由伸外野手(巨人)は4月6日の対阪神3回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席に福原投手から今季3号2ランを放ち、史上52人目の通算250号本塁打を達成しました。巨人では5人目の記録。初本塁打は9847日の対広島1回戦(東京ドーム)で、4回裏に山内投手から記録。
 
4月6日現在の通算成績は1178試合、4473打数1353安打、打率.302、251本塁打、721打点、22盗塁。

・松中(ソフトバンク)が通算550長打。
 
松中信彦内野手(ソフトバンク)は4月5日の対ロッテ5回戦(千葉マリン)で、5回表の第3打席に成瀬投手から今季4長打目となる二塁打を放ち、史上60人目の通算550長打を達成しました。550長打の内訳は261二塁打、12三塁打、277本塁打。

・青木(ヤクルト)が通算600安打。
 青木宣親外野手(ヤクルト)は4月3日の対横浜3回戦(横浜)で、1回表の第1打席に三浦投手から今季10安打目となるレフト前ヒットを放ち、通算600安打を達成しました。初安打は04年10月6日の対阪神25回戦(神宮)で8回裏に安藤投手からセンター前ヒットして記録。
 4月3日現在の通算成績は449試合、1783打数601安打、打率
.337、37本塁打、155打点、92盗塁。

・山崎武(楽天)が通算300号本塁打。
 山崎武司内野手(楽天)は4月3日の対ロッテ3回戦(Kスタ宮城)で、3回裏の第2打席に久保投手から今季2号ソロを放ち、史上32人目の通算300号本塁打を達成しました。初本塁打は中日時代の9159日の対大洋5回戦(横浜)で5回表に田辺投手から記録。
 4月3日現在の通算成績は
1590試合、4978打数1309安打、打率.263、301本塁打、866打点、8盗塁。

・緒方(広島)が通算900得点。
 緒方孝市外野手(広島)は42日の対阪神2回戦(広島)で、1回裏に今季1得点目を記録して史上53人目の通算900得点を達成しました。

・谷繁(中日)が通算1600安打。
 谷繁元信捕手(中日)は3月30日の対広島3回戦(ナゴヤドーム)で、2回裏の第1打席に長谷川投手から今季4安打目となるライト前ヒットを放ち、史上72人目の通算1600安打を達成しました。初安打は大洋時代の89411日の対広島1回戦(横浜)で8回裏に川口投手から代打でレフト前ヒットして記録。
 3月30日現在の通算成績は
2199試合、6533打数1600安打、打率.245192本塁打、824打点、31盗塁。

・礒部(楽天)が通算1200安打。
 礒部公一外野手(楽天)は3月29日の対日本ハム1回戦(Kスタ宮城)で、2回裏の第1打席に藤井投手から今季6安打目となるライト前ヒットを放ち、史上180人目の通算1200安打を達成しました。初安打は近鉄時代の97426日の対オリックス2回戦(大阪ドーム)で5回裏に高橋功投手から記録。
 3月
29日現在の通算成績は1263試合、4236打数1200安打、打率.283、97本塁打、508打点、54盗塁。

・二岡(巨人)が通算1100安打。
 二岡智宏内野手(巨人)は3月28日の対ヤクルト1回戦(神宮)で、1回表の第1打席に石川投手から今季1安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上216人目の通算1100安打を達成しました。巨人では18人目の記録。初安打は9943日の対阪神2回戦(東京ドーム)で7回裏に川尻投手からセンター前ヒットして記録。
 3月
28日現在の通算成績は1099試合、3853打数1100安打、打率.285、156本塁打、509打点、48盗塁。

・セントラル・リーグ公式戦開幕。
 2008年度のセントラル・リーグ公式戦が3月28日に開幕。中日対広島(ナゴヤドーム)は広島が3回表にシーボルのタイムリーで1点を先行。その裏の中日は開幕投手の川上が通算8本目となる本塁打を放ち、すかさず同点。その後は広島・大竹、中日・川上の譲らぬ投手戦で1-1のまま9回に突入。9回表の広島は石原のタイムリーツーベースで2-1とついに勝ち越し。このまま逃げ切るかと思われましたが、中日も粘って9回裏ツーアウトから中村紀が同点タイムリーツーベース。その後は両チームとも小刻みに継投し相手に得点を許さず、結局延長12回で決着付かず2-2の引き分けに終わりました。

 阪神対横浜(京セラドーム)は、横浜が2回表に併殺崩れの間に1点を先取。4回表にも相川のタイムリーで追加点を挙げ、2-0とリード。しかし3回までパーフェクトに抑えていた寺原がその裏突然崩れ、四球の走者二人を置いて金本に同点三塁打、今岡に勝ち越しタイムリーを浴びて3-2と阪神が鮮やかに逆転。5回裏にも平野の犠牲フライで追加点を挙げ、4-2とした阪神は6回から得意の継投策。渡辺-久保田-ウィリアムスが1イニングずつ8回まで三者凡退で横浜の攻撃を終わらせ、9回は藤川。藤川は2安打を許したものの得点は与えず、4-2で阪神が勝ちました。

 ヤクルト対巨人(神宮)は、巨人が2回表にラミレスの1号ソロで先取点。しかしヤクルトはその裏すぐに反撃し、飯原のタイムリーツーベースでまず同点。石川のセカンドゴロの間にさらに1点を奪って勝ち越すと1番・川島慶、2番・田中も連続タイムリーで続き4-1と逆転に成功。攻撃の手を緩めないヤクルトは4回裏にも田中のタイムリーツーベース、5回裏には飯原がタイムリーで6-1と巨人を突き放します。巨人は7回に高橋由のタイムリーで1点を返すのがやっと。6-2でヤクルトが勝ちました。

・山崎(楽天)が通算1300安打。
 山崎武司内野手(楽天)は3月26日の対オリックス2回戦(京セラドーム)で、9回表の第3打席に吉野投手から今季4安打目となる1号ソロを放ち、史上150人目の通算1300安打を達成しました。初安打は中日時代の89910日の対ヤクルト19回戦(ナゴヤ)で9回裏に内藤投手から記録。
 3月26日現在の通算成績は
1584試合、4958打数1300安打、打率.262、299本塁打、858打点、8盗塁。

・川崎(ソフトバンク)が通算40三塁打。
 川崎宗則内野手(ソフトバンク)は3月22日の対楽天2回戦(ヤフードーム)で、8回裏の第5打席に田中投手から今季1本目の三塁打を放ち、史上77人目の通算40三塁打を達成しました。

・パシフィック・リーグ公式戦開幕。
 2008年度のパシフィック・リーグ公式戦が320日に開幕。西武対オリックス(西武ドーム)はオリックスが3回表に3番・ラロッカのタイムリー二塁打で先行。西武も4回裏に5番・G.G.佐藤が1号ソロを放ち1-1の同点。その後はオリックス・金子、西武・涌井の投手戦が続きましたが、8回表にオリックスは涌井の失策などで1死2・3塁とし、ラロッカが犠飛を打ち上げて2-1と勝ち越し。最後はストッパー・加藤が締めて2-1でオリックスが勝ちました。

 日本ハム対ロッテ(札幌ドーム)は、ロッテ・小林と日本ハム・ダルビッシュの投手戦。5回までロッテが3安打、日本ハムが1安打を放ったものの0-0。6回裏に日本ハムは2安打1死球で満塁のチャンス。ここで小林が足を痛め降板。代わった小宮山から3番・稲葉が内野ゴロに倒れたものの、併殺崩れとなる間に待望の先取点が日本ハムに入りました。結局ダルビッシュがこの1点を守り、4安打10奪三振の完封。1-0で日本ハムが勝ちました。

 ソフトバンク対楽天(ヤフードーム)は楽天がソフトバンクの先発・杉内を攻め、初回にフェルナンデスのタイムリーで先制。4回には礒部、高須の連続タイムリーで2点を追加し、3-0とリードしました。一方、楽天の先発・岩隈は丁寧な投球で7回を散発4安打無四球に抑える好投。6回に暴投で1点を失ったものの、3-1と2点のリードで救援陣にリレーしました。青山−吉崎の継投で8回を乗り切った楽天は9回裏に4番手・ドミンゴを投入しましたが、これが大誤算。3番・多村が内野安打で出塁すると、4番・松中のツーベースでノーアウト2・3塁とたちまち一打同点の場面。ここで打席に入った5番・柴原がライトスタンドに劇的な逆転サヨナラ3ランを放ち、4-3でソフトバンクが勝ちました。