・セントラル・リーグ全日程終了。
2004年度のセントラル・リーグ公式戦は10月16日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。嶋選手(広島)はチームから16年ぶりの首位打者となり、年間189安打はリーグ歴代4位タイ記録。ローズ選手(巨人)は落合博満(ロッテ・中日)に次ぐ史上2人目の両リーグ本塁打王となりました。ウッズ選手(横浜)の入団から2年連続本塁打王は97〜98年のウィルソン(日本ハム)に次いで2人目。金本選手(阪神)は阪神から18年ぶりの打点王となりました。赤星選手(阪神)の4年連続盗塁王は史上4人目でセ・リーグ新記録。
なお、全試合出場者は8名で、金本知憲(阪神)が6年連続6度目、赤星憲広(阪神)が2年連続2度目、井端弘和(中日)が3年ぶり2度目、岩村明憲(ヤクルト)が2年ぶり2度目、今岡誠(阪神)・荒木雅博(中日)・アレックス・オチョア(中日)・矢野輝弘(阪神)がそれぞれ初めて記録しています。
首位打者 | 嶋重宣(広島) | .337 | 初 |
本塁打王 | T・ローズ(巨人) T・ウッズ(横浜) |
45本 | 2年連続4度目 2年連続2度目 |
打点王 | 金本知憲(阪神) | 113打点 | 初 |
盗塁王 | 赤星憲広(阪神) | 64盗塁 | 4年連続4度目 |
最多安打 | 嶋重宣(広島) | 189安打 | 初 |
最高出塁率 | G・ラロッカ(広島) | .425 | 初 |
・岩村(ヤクルト)が年間本塁打の球団タイ記録。
岩村明憲外野手(ヤクルト)は10月15日の対横浜27回戦(神宮)で、3回裏の第2打席に秦投手から今季44号ソロを放ち、99年ロベルト・ペタジーニと並ぶ年間本塁打の球団タイ記録を達成しました。
・横浜が年間本塁打の球団新記録。
横浜は10月15日の対ヤクルト27回戦(神宮)で2本塁打し今季通算194本塁打として、03年の192本を更新するチーム年間本塁打の球団新記録を達成しました。
・石井(横浜)が通算1800安打。
石井琢朗内野手(横浜)は10月13日の対阪神28回戦(甲子園)で、1回表の第1打席に福原投手から今季153安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上48人目の通算1800安打を達成しました。横浜では松原誠2081安打に次ぐ2人目の記録。初安打は89年10月10日の対ヤクルト25回戦(神宮)で3回表に加藤投手から記録。
10月13日現在の通算成績は1657試合、6277打数1801安打、打率.287、81本塁打、521打点、318盗塁。
・谷繁(中日)が通算1300安打。
谷繁元信捕手(中日)は10月10日の対ヤクルト28回戦(神宮)で、7回表の第4打席に鎌田投手から今季105安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上133人目の通算1300安打を達成しました。初安打は大洋時代の89年4月11日の対広島1回戦(横浜)で8回裏に川口投手から代打でレフト前ヒットして記録。
10月10日現在の通算成績は1779試合、5261打数1300安打、打率.247、163本塁打、677打点、28盗塁。
・赤星(阪神)が年間盗塁の球団新記録。
赤星憲広外野手(阪神)は10月7日の対横浜27回戦(横浜)で、7回表に今季62盗塁目となる二盗に成功し、昨年自身が記録した61盗塁を更新する年間盗塁の球団新記録となりました。
・9月の月間MVP。
10月7日に両リーグから9月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは新庄剛志外野手(日本ハム)で阪神時代の99年5月以来2度目の受賞。成績は16試合で75打数24安打、打率.320、7本塁打、20打点。
セ・リーグはアレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)で03年4月以来2度目の受賞。成績は21試合で打率.306、9本塁打、19打点。
・嶋(広島)が年間塁打の球団タイ記録。
嶋重宣外野手(広島)は10月6日の対横浜24回戦(広島)で、1回裏の第1打席にマレン投手から今季314塁打目となるライト前ヒットを放ち、80年山本浩二と並ぶ年間塁打の球団タイ記録を達成しました。
・イチロー(マリナーズ)が日米通算2200安打。
イチロー外野手(マリナーズ)は10月2日(現地時間)の対レンジャーズ戦で、5回裏の第3打席に今季260安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算2200安打を達成しました。
(日本) | 951試合 | 3619打数 | 1278安打 | 打率.353 | 118本塁打 | 529打点 | 199盗塁 |
(アメリカ) | 633試合 | 2718打数 | 922安打 | 打率.339 | 37本塁打 | 242打点 | 157盗塁 |
通算 | 1584試合 | 6337打数 | 2200安打 | 打率.347 | 155本塁打 | 771打点 | 356盗塁 |
・イチロー(マリナーズ)がメジャー新記録の年間258安打。
イチロー外野手(マリナーズ)は10月1日(現地時間)の対レンジャーズ戦で、3回裏の第2打席に今季258安打目となるセンター前ヒットを放ち、1920年ジョージ・シスラー(ブラウンズ)の257安打を更新する年間安打の大リーグ新記録を達成しました。
選手名(所属) ※は左打者 | 安打数 | 年度 | 打率 | |
1 | イチロー(マリナーズ)※ | 259安打 | 2004年 | .373 |
2 | G・シスラー(ブラウンズ)※ | 257安打 | 1920年 | .407 |
3 | L・オドール(フィリーズ)※ | 254安打 | 1929年 | .398 |
3 | B・テリー(ジャイアンツ)※ | 254安打 | 1930年 | .401 |
5 | A・シモンズ(アスレチックス) | 253安打 | 1925年 | .384 |
6 | R・ホーンスビー(カージナルス) | 250安打 | 1922年 | .401 |
6 | C・クライン(フィリーズ)※ | 250安打 | 1930年 | .386 |
8 | T・カッブ(タイガース)※ | 248安打 | 1911年 | .420 |
9 | G・シスラー(ブラウンズ)※ | 246安打 | 1922年 | .420 |
10 | イチロー(マリナーズ)※ | 242安打 | 2001年 | .350 |
・ラロッカ(広島)が入団1年目で40本塁打。
グレッグ・ラロッカ内野手(広島)は10月1日の対中日27回戦(ナゴヤドーム)で、2回表の第1打席にドミンゴ投手から今季40号ソロを放ち、史上7人目となる入団1年目の40本塁打を記録しました。ラロッカは100打点も達成しており、1年目の40本100打点は89年パリッシュ(ヤクルト)、99年ペタジーニ(ヤクルト)、01年カブレラ(西武)に次いで史上4人目。
選手名(当時の所属) | 記録 | 年度 | |
1 | A・カブレラ(西武) | 49本塁打 | 2001年 |
2 | T・ソレイタ(日本ハム) | 45本塁打 | 1980年 |
3 | R・ペタジーニ(ヤクルト) | 44本塁打 | 1999年 |
4 | L・パリッシュ(ヤクルト) | 42本塁打 | 1989年 |
5 | H・ブリーデン(阪神) | 40本塁打 | 1976年 |
5 | T・ウッズ(横浜) | 40本塁打 | 2003年 |
5 | G・ラロッカ(広島) | 40本塁打 | 2004年 |
・ラロッカ(広島)が入団1年目で100打点。
グレッグ・ラロッカ内野手(広島)は9月29日の対巨人27回戦(東京ドーム)で、9回表の第4打席に内野ゴロで今季100打点目を挙げ、史上15人目となる入団1年目の100打点を記録しました。
選手名(当時の所属) | 記録 | 年度 | 選手名(当時の所属) | 記録 | 年度 | |||
1 | A・カブレラ(西武) | 124打点 | 2001年 | 9 | G・アルトマン(東京) | 100打点 | 1968年 | |
2 | R・ペタジーニ(ヤクルト) | 112打点 | 1999年 | 9 | テリー・W(西武) | 100打点 | 1981年 | |
3 | L・リー(ロッテ) | 109打点 | 1977年 | 9 | L・シーツ(大洋) | 100打点 | 1992年 | |
3 | L・ロペス(広島) | 109打点 | 1996年 | 9 | D・ホージー(ヤクルト) | 100打点 | 1997年 | |
5 | D・マルティネス(西武) | 108打点 | 1997年 | 9 | J・フェルナンデス(ロッテ) | 100打点 | 2003年 | |
6 | C・ポンセ(大洋) | 105打点 | 1986年 | 9 | ベニー・A(ロッテ) | 100打点 | 2004年 | |
6 | M・ディアズ(ロッテ) | 105打点 | 1989年 | 9 | G・ラロッカ(広島) | 100打点 | 2004年 | |
8 | L・パリッシュ(ヤクルト) | 103打点 | 1989年 |
・高橋由(巨人)が通算1000本安打。
高橋由伸外野手(巨人)は9月29日の対広島27回戦(東京ドーム)で、6回裏の第3打席にベイル投手から今季135安打目となるライト前ヒットを放ち、史上227人目の通算1000本安打を達成しました。850試合目での達成は歴代8位、日本人選手では4位のスピード。初安打は98年4月3日の対ヤクルト1回戦(神宮)で6回表に高木投手からライト前ヒットして記録。
9月29日現在の通算成績は850試合、3258打数1000安打、打率.307、180本塁打、532打点、19盗塁
選手名(当時の所属) | 所要試合数 | 達成日 | 通算安打 | |
1 | イチロー(オリックス) | 757試合 | 99.4.20 | 1278安打 |
2 | ブーマー・ウェルズ(オリックス) | 781試合 | 89.7.5 | 1413安打 |
3 | 与那嶺要(巨人) | 793試合 | 58.5.25 | 1337安打 |
4 | 松井稼頭央(西武) | 818試合 | 01.7.8 | 1433安打 |
5 | レロン・リー(ロッテ) | 821試合 | 83.9.17 | 1579安打 |
6 | ロバート・ローズ(横浜) | 828試合 | 99.6.15 | 1275安打 |
7 | 長嶋茂雄(巨人) | 849試合 | 64.6.20 | 2471安打 |
8 | 高橋由伸(巨人) | 850試合 | 04.9.29 | 1000安打 |
9 | 野村謙二郎(広島) | 857試合 | 95.9.22 | 1943安打 |
10 | 青田昇(巨人) | 860試合 | 51.9.27 | 1827安打 |
・ローズ(巨人)が日本タイ記録の4年連続300塁打。
タフィ・ローズ外野手(巨人)は9月29日の対広島27回戦(東京ドーム)で、1回裏の第1打席にベイル投手から今季300塁打目となる45号2ランを放ち、67〜70年の王貞治(巨人)と84〜87年のブーマー・ウェルズ(阪急・オリックス)に並ぶ日本タイ記録の4年連続300塁打を達成しました。300塁打は99年にも達成しており通算5度目。5度の300塁打は8度の王貞治(巨人)に次ぎ、ブーマー(阪急・オリックス−ダイエー)と並ぶ2位タイ記録。
・巨人から年間30本塁打以上が4人。
巨人は9月28日の対広島26回戦(東京ドーム)で高橋由伸外野手が30号本塁打を放ち、30本塁打以上が4人となって史上5度目の最多タイ記録となりました。
チーム | 年度 | 選手名・本数 |
広島 | 1978年 | 山本浩二44本、A・ギャレット40本、J・ライトル33本、衣笠祥雄30本 |
中日 | 1984年 | 宇野勝37本、谷沢健一34本、K・モッカ31本、大島康徳30本 |
阪神 | 1985年 | R・バース54本、掛布雅之40本、岡田彰布35本、真弓明信34本 |
ダイエー | 2001年 | 小久保裕紀44本、松中信彦36本、城島健司31本、井口資仁30本 |
巨人 | 2004年 | T・ローズ44本、小久保裕紀41本、阿部慎之助31本、高橋由伸30本 |
・パシフィック・リーグ全日程終了。
2004年度のパシフィック・リーグ公式戦は9月27日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。松中選手(ダイエー)の三冠王は史上7人目(11度目)の快挙。
なお、全試合出場者は3名で、中島裕之(西武)、北川博敏(近鉄)、川崎宗則(ダイエー)がそれぞれ初めて記録しています。
首位打者 | 松中信彦(ダイエー) | .358 | 初 |
本塁打王 | 松中信彦(ダイエー) F・セギノール(日本ハム) |
44本 | 初 初 |
打点王 | 松中信彦(ダイエー) | 120打点 | 2年連続2度目 |
盗塁王 | 川崎宗則(ダイエー) | 42盗塁 | 初 |
最多安打 | 松中信彦(ダイエー) 川崎宗則(ダイエー) |
171安打 | 初 初 |
最高出塁率 | 松中信彦(ダイエー) | .464 | 初 |
・ウッズ(横浜)が年間三振の球団新記録。
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月26日の対中日27回戦(横浜)で、3回裏の第2打席に落合投手から今季133個目の三振を喫し、03年に自身の記録した132三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。
・ウッズ(横浜)が年間三振の球団タイ記録。
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月25日の対中日26回戦(横浜)で、8回裏の第4打席に岩瀬投手から今季132個目の三振を喫し、03年に自身の記録した132三振と並ぶ年間三振の球団タイ記録となりました。
・シーツ(広島)が年間三振の球団新記録。
アンディ・シーツ内野手(広島)は9月25日の対ヤクルト27回戦(広島)で、7回裏の第4打席に鎌田投手から今季130個目の三振を喫し、96年緒方孝市と01年木村拓也の129三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。
・古田(ヤクルト)が通算3000塁打。
古田敦也捕手(ヤクルト)は9月25日の対広島27回戦(広島)で、6回表の第3打席に小山田投手から今季238塁打目を記録する24号ソロを放ち、史上38人目の通算3000塁打を達成しました。
・ズレータ(ダイエー)が年間三振の球団タイ記録。
フリオ・ズレータ外野手(ダイエー)は9月23日の対日本ハム27回戦(福岡ドーム)で、4回裏の第2打席に江尻投手から今季121個目の三振を喫し、98年井口忠仁(現・資仁)と並ぶ年間三振の球団タイ記録となりました。
・小久保(巨人)が両リーグで40本塁打。
小久保裕紀内野手(巨人)は9月23日の対横浜27回戦(横浜)で9回表の第5打席に門倉投手から40号2ランを放ち、史上5人目の両リーグ40本塁打を達成しました。また、タフィ・ローズ外野手に続き同一チームから年間40本塁打以上2人となり、これは史上5度目の記録。
セ・リーグ | パ・リーグ | |
C・マニエル | ヤクルトで77年42本 | 近鉄で79年48本 |
田淵幸一 | 阪神で74年45本、75年43本 | 西武で80年43本 |
落合博満 | 中日で89年40本 | ロッテで85年52本、86年50本 |
T・ローズ | 巨人で04年44本 | 近鉄で99年40本、01年55本、02年46本、03年51本 |
小久保裕紀 | 巨人で04年40本 | ダイエーで01年44本 |
年度・チーム | 選手名・本数 |
78年広島 | 山本浩二44本、A・ギャレット40本 |
85年阪神 | R・バース54本、掛布雅之40本 |
01年近鉄 | T・ローズ55本、中村紀洋46本 |
02年近鉄 | T・ローズ46本、中村紀洋42本 |
04年巨人 | T・ローズ44本、小久保裕紀40本 |
・巨人がチーム年間本塁打の日本新記録。
巨人は9月22日の対横浜26回戦(横浜)で2本塁打し今季通算240本塁打として、80年近鉄の239本塁打を更新するチーム年間本塁打の日本新記録を達成しました。
チーム | 本数 | 年度 | 主な内訳 | |
1 | 巨人 | 240本 | 2004 | ローズ43本、小久保38本、阿部31本、ペタジーニ28本、仁志26本、高橋由25本、清水16本 |
2 | 近鉄 | 239本 | 1980 | マニエル48本、羽田30本、栗橋28本、平野23本、佐々木19本、有田16本 |
3 | 西武 | 219本 | 1980 | 田淵43本、タイロン35本、山崎25本、土井23本、立花18本、スティーブ16本 |
3 | 阪神 | 219本 | 1985 | バース54本、掛布40本、岡田35本、真弓34本、佐野・木戸13本 |
5 | 近鉄 | 212本 | 1985 | デービス40本、バンボ31本、加藤英26本、栗橋・羽田18本、村上16本 |
6 | 近鉄 | 211本 | 2001 | ローズ55本、中村46本、吉岡26本、川口21本、礒部17本、大村16本 |
7 | 広島 | 205本 | 1978 | 山本浩44本、ギャレット40本、ライトル33本、衣笠30本、水谷25本 |
7 | 巨人 | 205本 | 2003 | ペタジーニ34本、二岡29本、高橋由26本、清原26本、江藤17本、阿部15本 |
9 | 阪急 | 204本 | 1980 | 簑田31本、加藤英28本、マルカーノ24本、ウィリアムス・福本21本、島谷16本 |
10 | 巨人 | 203本 | 2000 | 松井42本、江藤32本、高橋由27本、仁志20本、マルティネス17本、清原16本 |
10 | ダイエー | 203本 | 2001 | 小久保44本、松中36本、城島31本、井口30本、バルデス21本、秋山11本 |
・石井(横浜)が通算得点の球団新記録。
石井琢朗内野手(横浜)は9月22日の対巨人26回戦(横浜)で、3回裏に今季73得点目を記録し通算989得点として、松原誠の988得点を更新する通算得点の球団新記録を達成しました。
・田口(カージナルス)が日米通算1200安打。
田口壮外野手(カージナルス)は9月21日(現地時間)の対ブリュワーズ戦で、4回表の第2打席に今季46安打目となるセンター前ヒットを放ち、日米通算1200安打を達成しました。
(日本) | 1107試合 | 4094打数 | 1134安打 | 打率.277 | 67本塁打 | 404打点 | 83盗塁 |
(アメリカ) | 162試合 | 229打数 | 67安打 | 打率.293 | 6本塁打 | 40打点 | 7盗塁 |
通算 | 1269試合 | 4323打数 | 1201安打 | 打率.278 | 73本塁打 | 444打点 | 90盗塁 |
・金本(阪神)が通算900得点。
金本知憲外野手(阪神)は9月21日の対広島24回戦(広島)で、9回表に今季84得点目を記録して史上49人目の通算900得点を達成しました。
・ベニー(ロッテ)が入団1年目で100打点。
ベニー・アグバヤニ外野手(ロッテ)は9月21日の対西武27回戦(西武ドーム)で、6回表の第3打席に張投手から今季100打点目となる35号ソロを放ち、史上14人目となる入団1年目の100打点を記録しました。
選手名(当時の所属) | 記録 | 年度 | 選手名(当時の所属) | 記録 | 年度 | |||
1 | A・カブレラ(西武) | 124打点 | 2001年 | 8 | L・パリッシュ(ヤクルト) | 103打点 | 1989年 | |
2 | R・ペタジーニ(ヤクルト) | 112打点 | 1999年 | 9 | G・アルトマン(東京) | 100打点 | 1968年 | |
3 | L・リー(ロッテ) | 109打点 | 1977年 | 9 | テリー・W(西武) | 100打点 | 1981年 | |
3 | L・ロペス(広島) | 109打点 | 1996年 | 9 | L・シーツ(大洋) | 100打点 | 1992年 | |
5 | D・マルティネス(西武) | 108打点 | 1997年 | 9 | D・ホージー(ヤクルト) | 100打点 | 1997年 | |
6 | C・ポンセ(大洋) | 105打点 | 1986年 | 9 | J・フェルナンデス(ロッテ) | 100打点 | 2003年 | |
6 | M・ディアズ(ロッテ) | 105打点 | 1989年 | 9 | ベニー・A(ロッテ) | 100打点 | 2004年 |
・新庄(日本ハム)が通算1100安打。
新庄剛志外野手(日本ハム)は9月21日の対ダイエー26回戦(札幌ドーム)で、5回裏の第3打席に和田投手から今季145安打目となる23号2ランを放ち、史上190人目の通算1100安打を達成しました。初安打は阪神時代の91年9月10日の対巨人24回戦(東京ドーム)で9回表に香田投手から代打でヒットして記録。
9月21日現在の通算成績は1175試合、4334打数1100安打、打率.254、168本塁打、595打点、66盗塁。
・城島(ダイエー)が通算1000試合。
城島健司捕手(ダイエー)は9月21日の対日本ハム26回戦(札幌ドーム)に、「5番・キャッチャー」で先発出場して史上400人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年5月31日の対オリックス9回戦(福岡ドーム)で、7回裏に代打出場して記録。
9月21日現在の通算成績は1000試合、3615打数1077安打、打率.298、186本塁打、640打点、60盗塁。
・ローズ(巨人)が通算700四死球。
タフィ・ローズ外野手(巨人)は9月20日の対中日26回戦(ナゴヤドーム)で、7回表の第4打席にドミンゴ投手から今季72四死球目となる死球を選び、史上56人目の通算700四死球を記録しました。700四死球の内訳は671四球、29死球。
・石井(横浜)が通算盗塁の球団新記録。
石井琢朗内野手(横浜)は9月20日の対広島22回戦(横浜)で、3回裏に今季11個目の盗塁に成功し通算318盗塁として、屋鋪要の317盗塁を更新する通算盗塁の球団新記録を達成しました。
・松中(ダイエー)が年間塁打の球団新記録。
松中信彦内野手(ダイエー)は9月20日の対日本ハム25回戦(札幌ドーム)で、3回表の第2打席に入来投手から今季341塁打目となる二塁打を放ち、63年野村克也の340塁打を更新する年間塁打の球団新記録を達成しました。
・嶋(広島)が年間安打の球団新記録。
嶋重宣外野手(広島)は9月15日の対巨人25回戦(広島)で、8回裏の第4打席に前田投手から今季174安打目となるレフト前ヒットを放ち、95年野村謙二郎の173安打を更新する年間安打の球団新記録を達成しました。
・セギノール(日本ハム)がスイッチヒッターの年間本塁打新記録。
フェルナンド・セギノール内野手(日本ハム)は9月15日の対西武27回戦(西武ドーム)で、4回表の第3打席に石井貴投手から今季43号3ランを放ち、90年オレステス・デストラーデ(西武)の42本塁打を更新するスイッチヒッターとしての年間本塁打新記録を達成しました。
・岩村(ヤクルト)が年間三振のセ・リーグ新記録。
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月15日の対横浜25回戦(神宮)で、1回裏の第1打席にセドリック投手から今季153個目の三振を喫し、97年清原和博(巨人)152三振を更新する年間三振のセ・リーグ新記録となりました。
・岩村(ヤクルト)が年間三振のセ・リーグタイ記録。
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月14日の対横浜24回戦(神宮)で、4回裏の第3打席に土肥投手から今季152個目の三振を喫し、97年清原和博(巨人)と並ぶ年間三振のセ・リーグタイ記録となりました。
・松中(ダイエー)が史上6人目の年間80長打。
松中信彦内野手(ダイエー)は9月14日の対オリックス27回戦(ヤフーBB)で、4回表の第2打席に相木投手から今季80長打目となる44号ソロを放ち、史上6人目(7度目)の年間80長打を記録しました。
選手名(当時の所属) | 記録 | 年度 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | |
1 | 松井稼頭央(西武) | 88長打 | 2002年 | 46 | 6 | 36 |
2 | 小鶴誠(松竹) | 85長打 | 1950年 | 28 | 6 | 51 |
3 | 藤村富美男(阪神) | 84長打 | 1949年 | 35 | 3 | 46 |
4 | 藤村富美男(阪神) | 83長打 | 1950年 | 41 | 3 | 39 |
5 | P・クラーク(近鉄) | 81長打 | 1998年 | 48 | 2 | 31 |
6 | R・バース(阪神) | 80長打 | 1986年 | 31 | 2 | 47 |
6 | 松中信彦(ダイエー) | 80長打 | 2004年 | 35 | 1 | 44 |
・諸積(ロッテ)が通算1000試合。
諸積兼司外野手(ロッテ)は9月14日の対近鉄26回戦(千葉マリン)で、9回から外野守備に付いて史上399人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は94年4月13日の対近鉄1回戦(藤井寺)で、「1番・センター」で先発出場して記録。
9月14日現在の通算成績は1000試合、2591打数681安打、打率.263、7本塁打、148打点、102盗塁。
・福浦(ロッテ)が史上初の3年連続40二塁打。
福浦和也内野手(ロッテ)は9月12日の対日本ハム26回戦(千葉マリン)で、7回裏の第4打席に井場投手から今季40本目の二塁打を放ち、02年以来3年連続40二塁打を達成しました。3年連続40二塁打は史上初で福浦選手以外では2年連続も例がなく、また年間40二塁打3度は松井稼頭央(西武)の2度を抜く歴代最多記録。
選手名 | 記録 | 達成年 | 選手名 | 記録 | 達成年 | |||
1 | 谷佳知(オリックス) | 52二塁打 | 2001年 | 12 | 藤村富美男(大阪) | 41二塁打 | 1950年 | |
2 | 福浦和也(ロッテ) | 50二塁打 | 2003年 | 12 | イチロー(オリックス) | 41二塁打 | 1994年 | |
3 | P・クラーク(近鉄) | 48二塁打 | 1998年 | 14 | 笠原和夫(南海) | 40二塁打 | 1948年 | |
4 | 山内和弘(毎日) | 47二塁打 | 1956年 | 14 | 与那嶺要(巨人) | 40二塁打 | 1954年 | |
5 | 松井稼頭央(西武) | 46二塁打 | 2002年 | 14 | 松井稼頭央(西武) | 40二塁打 | 2000年 | |
6 | 大沢清(大洋) | 45二塁打 | 1950年 | 14 | 小笠原道大(日本ハム) | 40二塁打 | 2001年 | |
6 | 松原誠(大洋) | 45二塁打 | 1978年 | 14 | 今岡誠(阪神) | 40二塁打 | 2002年 | |
8 | 小玉明利(近鉄) | 42二塁打 | 1961年 | 14 | 吉岡雄二(近鉄) | 40二塁打 | 2002年 | |
8 | A・パウエル(中日) | 42二塁打 | 1996年 | 14 | 福浦和也(ロッテ) | 40二塁打 | 2002年 | |
8 | 礒部公一(近鉄) | 42二塁打 | 2001年 | 14 | 福浦和也(ロッテ) | 40二塁打 | 2004年 | |
8 | 福留孝介(中日) | 42二塁打 | 2002年 |
・松中(ダイエー)が年間長打と年間得点の球団新記録。
松中信彦内野手(ダイエー)は9月11日の対近鉄26回戦(福岡ドーム)で、8回裏の第4打席にパウエル投手から今季78長打目となる42号ソロを放ち、01年小久保裕紀の77長打を更新する年間長打の球団新記録を達成しました。また、この本塁打により今季113得点目を記録して、03年井口資仁の112得点を更新する年間得点の球団新記録を達成しました。
・金本(阪神)が通算250二塁打。
金本知憲外野手(阪神)は9月11日の対横浜22回戦(横浜)で、4回表の第2打席に加藤投手から今季27本目の二塁打を放ち、史上78人目の通算250二塁打を達成しました。
・中村(近鉄)が通算本塁打の球団新記録。
中村紀洋内野手(近鉄)は9月11日の対ダイエー26回戦(福岡ドーム)で、1回表の第1打席に斉藤投手から今季18号3ランを放ち、通算306本塁打として土井正博の305本を更新する通算本塁打の球団新記録を達成しました。
・前田(広島)が通算1500試合。
前田智徳外野手(広島)は9月10日の対中日24回戦(ナゴヤドーム)で、「5番・レフト」で先発出場して史上142人目の通算1500試合出場を達成しました。広島では11人目の記録。初出場は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で、「6番・センター」で先発出場して記録。
9月10日現在の通算成績は1500試合、5208打数1583安打、打率.304、218本塁打、791打点、64盗塁。
・中村(近鉄)が一軍登録。
右足の怪我で一軍を外れていた中村紀洋内野手(近鉄)は9月10日に一軍登録されました。
・岩村(ヤクルト)が年間三振の球団新記録。
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月9日の対阪神23回戦(甲子園)で、7回表の第4打席に藤川投手から今季149個目の三振を喫し、92年池山隆寛の148三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。
・稲葉(ヤクルト)が通算1000試合。
稲葉篤紀外野手(ヤクルト)は9月9日の対阪神23回戦(甲子園)で、「7番・ライト」で先発出場して史上398人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年6月21日の対広島13回戦(広島)で、「8番・ファースト」で先発出場して記録。
9月9日現在の通算成績は1000試合、3351打数959安打、打率.286、120本塁打、433打点、46盗塁。
・松中(ダイエー)が年間長打の球団タイ記録。
松中信彦内野手(ダイエー)は9月7日の対ロッテ26回戦(福岡ドーム)で、3回裏の第2打席に清水直投手から今季77長打目となる二塁打を放ち、01年小久保裕紀と並ぶ年間長打の球団タイ記録を達成しました。
・堀(ロッテ)が通算300二塁打と通算700打点。
堀幸一内野手(ロッテ)は9月7日の対ダイエー26回戦(福岡ドーム)で、1回表の第1打席に和田投手から今季20本目の二塁打を放ち、史上41人目の通算300二塁打を達成しました。また、2回表の第2打席に和田投手から今季48打点目を記録する13号3ランを放ち、史上86人目の通算700打点を達成しました。ロッテでは6人目の記録。初打点は89年4月14日の対近鉄1回戦(川崎)で6回裏に谷崎投手から記録。
9月7日現在の通算成績は1707試合、5755打数1556安打、打率.270、163本塁打、701打点、127盗塁。
・8月の月間MVP。
9月7日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは井口資仁内野手(ダイエー)で初受賞。成績は23試合で87打数37安打、打率.425、5本塁打、19打点。
セ・リーグは岩村明憲内野手(ヤクルト)で初受賞。成績は25試合で106打数31安打、打率.292、11本塁打、27打点。
・新庄(日本ハム)が日米通算1300安打。
新庄剛志外野手(日本ハム)は9月6日の対オリックス24回戦(ヤフーBB)で、5回表の第3打席に具投手から今季130安打目となる20号2ランを放ち、日米通算1300安打を達成しました。
(日本) | 1166試合 | 4292打数 | 1086安打 | 打率.253 | 165本塁打 | 582打点 | 66盗塁 |
(アメリカ) | 303試合 | 876打数 | 215安打 | 打率.245 | 20本塁打 | 100打点 | 9盗塁 |
通算 | 1469試合 | 5168打数 | 1301安打 | 打率.252 | 185本塁打 | 682打点 | 75盗塁 |
・田中幸(日本ハム)、清原(巨人)が一軍登録。
田中幸雄内野手(日本ハム)と清原和博内野手(巨人)は9月7日に一軍登録されました。
・松中(ダイエー)が年間得点の球団タイ記録。
松中信彦内野手(ダイエー)は9月5日の対近鉄25回戦(大阪ドーム)で、8回表に今季112得点目を記録して、03年井口資仁と並ぶ年間得点の球団タイ記録を達成しました。
・金本(阪神)が通算1000三振。
金本知憲外野手(阪神)は9月4日の対巨人25回戦(甲子園)で、4回裏の第2打席に久保投手から今季88個目の三振を喫し、史上37人目の通算1000三振を記録しました。
・岩村(ヤクルト)が通算700安打。
岩村明憲内野手(ヤクルト)は9月3日の対横浜21回戦(横浜)で、4回表の第2打席にセドリック投手から今季132安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上407人目の通算700安打を達成しました。初安打は99年4月3日の対横浜2回戦(横浜)で7回表に斎藤隆投手から二塁内野安打して記録。
9月3日現在の通算成績は661試合、2391打数700安打、打率.293、120本塁打、381打点、53盗塁。
・ウッズ(横浜)が年間本塁打の球団新記録。
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月3日の対ヤクルト21回戦(横浜)で、1回裏の第1打席に鎌田投手から今季41号ソロを放ち、昨年自分自身が記録した40本を更新する年間本塁打の球団新記録を達成しました。
・佐伯(横浜)が通算100号本塁打。
佐伯貴弘外野手(横浜)は9月3日の対ヤクルト21回戦(横浜)で、1回裏の第1打席に鎌田投手から今季18号2ランを放ち、史上236人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は93年8月1日の対広島17回戦(広島)で6回表に佐藤剛投手から記録。
9月3日現在の通算成績は1231試合、3709打数1048安打、打率.283、100本塁打、511打点、34盗塁。
・古田(ヤクルト)が通算犠飛の球団新記録。
古田敦也捕手(ヤクルト)は9月2日の対広島25回戦(神宮)で、1回裏の第1打席にベイル投手から今季3本目の犠飛を放ち、通算57犠飛として若松勉の56犠飛を更新する通算犠飛の球団新記録を達成しました。
・ローズ(巨人)が通算打点の外国人選手最多記録。
タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月1日の対横浜24回戦(大阪ドーム)で、9回裏の第4打席に門倉投手から今季42号ソロを放ち通算913打点として、レロン・リー(ロッテ)の912打点を更新する外国人選手の通算打点新記録となりました。
選手名(最終所属) | 記録 | 選手名(最終所属) | 記録 | |||
1 | T・ローズ(巨人) | 913打点 | 6 | R・ローズ(横浜) | 808打点 | |
2 | L・リー(ロッテ) | 912打点 | 7 | G・アルトマン(阪神) | 656打点 | |
3 | ブーマー・W(ダイエー) | 901打点 | 8 | R・ブライアント(近鉄) | 641打点 | |
4 | レオン・L(ヤクルト) | 884打点 | 9 | J・シピン(巨人) | 625打点 | |
5 | B・マルカーノ(ヤクルト) | 817打点 | 10 | R・ペタジーニ(巨人) | 590打点 |
・立浪(中日)が通算2200安打。
立浪和義内野手(中日)は9月1日の対阪神25回戦(ナゴヤドーム)で、8回裏の第4打席にウィリアムス投手から今季142安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上17人目の通算2200安打を達成しました。中日では高木守道2274安打に次ぐ2人目の記録。初安打は88年4月8日の対大洋1回戦(ナゴヤ)で6回裏に欠端投手からライト線二塁打して記録。
9月1日現在の通算成績は2047試合、7616打数2200安打、打率.289、157本塁打、886打点、130盗塁。
・ウッズ(横浜)が入団2年連続40号と年間本塁打の球団タイ記録。
タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月1日の対巨人24回戦(大阪ドーム)で、7回表の第3打席に上原投手から今季40号ソロを放ち、入団から2年連続40本塁打を記録しました。これは80〜81年のトニー・ソレイタ(日本ハム)、01〜03年のアレックス・カブレラ(西武)に次いで史上3人目。また、昨年自分自身が記録した40本と並ぶ年間本塁打の球団タイ記録を達成しました。
・ペタジーニ(巨人)が通算800安打。
ロベルト・ペタジーニ外野手(巨人)は9月1日の対横浜24回戦(大阪ドーム)で、5回裏の第2打席に土肥投手から今季98安打目となる26号2ランを放ち、史上334人目の通算800安打を達成しました。初安打はヤクルト時代の99年4月2日の対横浜1回戦(横浜)で7回表に三浦投手からレフト前ヒットして記録。
9月1日現在の通算成績は742試合、2528打数800安打、打率.316、220本塁打、587打点、24盗塁。