ちょっとしたニュース    
         2003年9〜10月編


・セントラル・リーグ全日程終了。
 2003年度のセントラル・リーグ公式戦は1016日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。横浜からの本塁打王は15年ぶり。ラミレス選手(ヤクルト)の189安打は歴代8位タイ記録。この他、カムバック賞に自己最多の153安打・95打点を記録した鈴木健選手(ヤクルト)が選ばれています。また、1試合4本塁打の古田敦也選手(ヤクルト)と通算514犠打の川相昌弘選手(巨人)が特別賞に選ばれています。
 なお、全試合出場者は6名で、金本知憲(阪神)が5年連続5度目、宮本慎也(ヤクルト)が3年
ぶり2度目、福留孝介(中日)が2年連続2度目、アレックス・ラミレス(ヤクルト)が初、赤星憲広(阪神)が初、二岡智宏(巨人)が初。

首位打者 今岡誠(阪神) .340
本塁打王 タイロン・ウッズ(横浜)
アレックス・ラミレス(ヤクルト)
40本
40本

打点王 アレックス・ラミレス(ヤクルト) 124打点
盗塁王 赤星憲広(阪神) 61盗塁 3年連続3度目
最多安打 アレックス・ラミレス(ヤクルト) 189安打
最高出塁率 福留孝介(中日) .401

・パシフィック・リーグ全日程終了。
 2003年度のパシフィック・リーグ公式戦は1012日で全日程を終了しました。野手部門の個人タイトルは以下のように決定しています。小笠原選手(日本ハム)の2年連続首位打者はパ・リーグ6人目。谷佳知選手(オリックス)の189安打は歴代8位タイ記録。
 なお、全試合出場者は
3名で、松井稼頭央(西武)が8年連続8度目、城島健司(ダイエー)が2年ぶり3度目、福浦和也(ロッテ)が初。

首位打者 小笠原道大(日本ハム) .360 2年連続2度目
本塁打王 タフィ・ローズ(近鉄) 51本 2年ぶり3度目
打点王 松中信彦(ダイエー) 123打点
盗塁王 井口資仁(ダイエー) 42盗塁 2年ぶり2度目
最多安打 谷佳知(オリックス) 189安打
最高出塁率 小笠原道大(日本ハム) .473

・谷(オリックス)が右打者最多安打のパ・リーグ記録。
 谷佳知外野手(オリックス)は10月12日の対ロッテ28回戦(千葉マリン)で、4回表の第2打席に渡辺俊投手から今季188安打目となる二塁打を放ち、63年広瀬淑功(南海)の187安打を更新する右打者としての年間安打のパ・リーグ新記録を達成しました。

・堀(ロッテ)が通算50犠飛と通算150号本塁打。
 堀幸一内野手(ロッテ)は10月8日の対オリックス27回戦(ヤフーBB)で、5回表の第3打席に牧野投手から今季6本目の犠飛を放ち、史上44人目の通算40犠飛を達成しました。また、8回表の第4打席に萩原投手から22号ソロを放ち、史上133人目の通算150号本塁打を達成しました。初本塁打は89年4月26日の対オリックス5回戦(西宮)で、5回表に星野投手から記録。
 10月8日現在の通算成績は1593試合、5333打数
1443安打、打率.271、150本塁打、649打点、122盗塁。

・ダイエーがチーム打率の新記録。
 
福岡ダイエーホークスは10月7日の対ロッテ28回戦(福岡ドーム)で今季の全日程を終了し、シーズンのチーム打率.297をマークして年間チーム打率のプロ野球新記録となりました。これまでの記録は99年横浜ベイスターズの.294。この他に1461安打、276二塁打、2265塁打、74死球はいずれもプロ野球新記録。822得点、794打点はパ・リーグ新記録。

・ラミレス(ヤクルト)が年間長打と年間得点の球団新記録。
 アレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)は10月7日の対広島23回戦(神宮)で、7回裏の第4打席に菊地原投手から今季74長打目となる38号ソロを放ち、97年ドゥエイン・ホージーの73長打を更新する年間長打の球団新記録を達成しました。また、この本塁打により今季102得点目を記録して97年ドゥエイン・ホージーの101得点を更新する年間得点の球団新記録を達成しました。

・立浪(中日)が通算3000塁打。
 立浪和義内野手(中日)は10月7日の対横浜28回戦(横浜)で、1回表の第1打席に斉藤投手から今季211塁打目を記録するレフト前ヒットを放ち、史上37人目の通算3000塁打を達成しました。

・真中(ヤクルト)が通算900安打。
 真中満外野手(ヤクルト)は10月7日の対広島23回戦(神宮)で、1回裏の第1打席にデイビー投手から今季101安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上266人目の通算900安打を達成しました。初安打は9393日の対巨人22回戦(神宮)で7回裏に斉藤投手からライト前ヒットして記録。
 10月7日現在の通算成績は954試合、3124打数
900安打、打率.288、42本塁打、258打点、60盗塁。

・9月の月間MVP。
 10月7日に両リーグから9月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは谷佳知外野手(オリックス)で初受賞。成績は22試合で92打数39安打、打率.424、7本塁打、22打点。
 セ・リーグは村田修一内野手(横浜)で初受賞。新人選手の新記録となる月間10本塁打が評価されました。

・松井(西武)が8年連続全試合出場と7年連続3割。
 松井稼頭央内野手(西武)はチームの今季最終戦となる10月5日の対ロッテ28回戦(千葉マリン)に、「1番・ショート」でフル出場して8年連続8度目の全試合出場を達成しました。8年連続は飯田徳治(南海)と自身の持つ7年連続を更新するパ・リーグ新、8度目の全試合出場は福本豊(阪急)と並ぶパ・リーグタイ記録。日本記録は衣笠祥雄の17年連続17度。
 また、松井選手は打率.305で97年以来7年連続3割打者となって、これは史上7人目。日本記録は張本勲(日本ハム)の9年連続。

<7年連続3割以上の打者>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 張本勲(日本ハム) 9 6674
2 川上哲治(巨人) 8 4956
2 王貞治(巨人) 8 6370
4 大下弘(西鉄) 7 4955
4 落合博満(中日) 7 8187
4 イチロー(オリックス) 7 9400
4 松井稼頭央(西武) 7年 9703年

・福浦(ロッテ)が史上2人目の年間50二塁打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は10月5日の対西武28回戦(千葉マリン)で、9回裏の第5打席に土肥投手から今季50本目の二塁打を放ち、01年谷佳知(オリックス)の52二塁打に次ぐ史上2人目の年間50二塁打を達成しました。

・福留(中日)が年間得点の球団新記録。
 福留孝介外野手(中日)は10月5日の対横浜26回戦(横浜)で、3回表に今季105得点目を記録して50年西沢道夫の104得点を更新する年間得点の球団新記録を達成しました。

・松井(西武)が通算150号本塁打。
 松井稼頭央内野手(西武)は10月4日の対ロッテ27回戦(千葉マリン)で、2回表の第2打席に小林宏投手から今季33号2ランを放ち、史上132人目の通算150号本塁打を達成しました。西武では13人目の記録。初本塁打は95820日の対近鉄20回戦(西武)で、4回裏に酒井投手から記録。
 10月4日現在の通算成績は1158試合、4633打数
1433安打、打率.309、150本塁打、569打点、306盗塁。

・ラミレス(ヤクルト)が年間長打の球団タイ記録。
 アレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)は10月3日の対巨人28回戦(神宮)で、6回裏の第3打席に上原投手から今季73長打目となる二塁打を放ち、97年ドゥエイン・ホージーと並ぶ年間長打の球団タイ記録を達成しました。

・鈴木尚(横浜)が通算1300安打。
 鈴木尚典外野手(横浜)は10月3日の対中日24回戦(横浜)で、5回裏の第3打席に岡本投手から今季148安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上130人目の通算1300安打を達成しました。横浜では8人目の記録。初安打は9371日の対ヤクルト12回戦(横浜)で8回裏に伊東投手からセンター前ヒットして記録。
 10月3日現在の通算成績は
1162試合、4187打数1300安打、打率.310137本塁打、633打点、60盗塁。

・城島(ダイエー)が通算150号本塁打。
 城島健司捕手(ダイエー)は10月3日の対オリックス28回戦(ヤフーBB)で、2回表の第1打席に加藤投手から今季33号ソロを放ち、史上131人目の通算150号本塁打を達成しました。ダイエーでは7人目の記録。初本塁打は96910日の対近鉄21回戦(福岡ドーム)で、久保投手から記録。
 10月3日現在の通算成績は884試合、3191打数935安打、打率
.293、151本塁打、551打点、54盗塁。

・小坂(ロッテ)が通算50三塁打。
 小坂誠内野手(ロッテ)は10月1日の対ダイエー27回戦(千葉マリン)で、1回裏の第1打席に星野投手から今季7本目の三塁打を放ち、史上39人目の通算50三塁打を達成しました。初三塁打は97年4月13日の対西武3回戦(千葉マリン)で記録。

・カブレラ(西武)が2年連続50本塁打。
 
アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月30日の対オリックス27回戦(ヤフーBB)で、7回表の第4打席にマック鈴木投手から今季50号ソロを放ち、2年連続2度目の50本塁打を達成しました。50本塁打以上2度は3度の王貞治(巨人)、2度の落合博満(ロッテ)、タフィ・ローズ(近鉄)に次ぐ4人目。2年連続は85〜86年の落合に次ぐ2人目。

<年間50本塁打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 本数 年度     選手名(当時の所属) 本数 年度
1 王貞治(巨人) 55 64   7 王貞治(巨人) 51 73
1 T・ローズ(近鉄) 55 01   9 王貞治(巨人) 50 77
1 A・カブレラ(西武) 55 02   9 落合博満(ロッテ) 50 86
4 R・バース(阪神) 54 85   9 松井秀喜(巨人) 50 02
5 野村克也(南海) 52 63   9 T・ローズ(近鉄) 50本 03年
5 落合博満(ロッテ) 52 85   9 A・カブレラ(西武) 50 03年
7 小鶴誠(松竹) 51 50          

・大村(近鉄)が通算1500塁打。
 大村直之外野手(近鉄)は9月30日の対日本ハム28回戦(大阪ドーム)で、6回裏の第3打席に金村投手から今季261塁打目となる二塁打を放ち、史上225人目の通算1500塁打を達成しました。

・福浦(ロッテ)が年間二塁打の球団新記録。
 福浦和也内野手(ロッテ)は9月30日の対ダイエー27回戦(千葉マリン)で、4回裏の第3打席に杉内投手から今季48本目の二塁打を放ち、56年山内和弘の47二塁打を更新する年間二塁打の球団新記録を達成しました。

・立浪(中日)が通算150号本塁打と通算600長打。
 立浪和義内野手(中日)は9月30日の対広島27回戦(広島)で、4回表の第3打席に酒井投手から今季11号ソロを放ち、史上130人目の通算150号本塁打を達成しました。中日では14人目の記録。初本塁打は88年4月17日の対巨人3回戦(ナゴヤ)で、6回裏に加藤投手から記録。
 また、この本塁打ば今季40本目の長打で史上35人目の通算600長打を達成しました。600長打の内訳は415二塁打、35三塁打、150本塁打。初長打は
8848日の対大洋1回戦(ナゴヤ)で6回裏に欠端投手からライト線二塁打して記録。
 9月30日現在の通算成績は1931試合、7161打数2050安打、打率
.286、151本塁打、818打点、125盗塁。

・福浦(ロッテ)が年間二塁打の球団タイ記録。
 福浦和也内野手(ロッテ)は9月29日の対オリックス26回戦(千葉マリン)で、8回裏の第4打席に本柳投手から今季47本目の二塁打を放ち、56年山内和弘と並ぶ年間二塁打の球団タイ記録を達成しました。

・谷(オリックス)が通算200二塁打。
 谷佳知外野手(オリックス)は9月29日の対ロッテ26回戦(千葉マリン)で、6回表の第4打席に川井投手から今季34本目の二塁打を放ち、史上245人目の通算200二塁打を達成しました。初二塁打は97年5月25日の対ロッテ7回戦(千葉マリン)で記録。

・清原(巨人)が両リーグ150本塁打。
 清原和博内野手(巨人)は9月29日の対広島28回戦(広島)で1回表の第1打席にデイビー投手から25号3ランを放ち、史上4人目の両リーグ150本塁打を達成しました。

<両リーグ150本塁打以上の選手>
選手名(最終所属) セ・リーグ パ・リーグ 合計
落合博満(日本ハム) 263本 247本 510本
大杉勝男(ヤクルト) 199本 287本 486本
田淵幸一(西武) 320本 154本 474本
清原和博(巨人) 150本 329本 479本

・巨人が史上10チーム目の年間200本塁打。
 前日まで199本塁打を記録していた巨人は、9月28日の対広島27回戦(広島)で9回表に斉藤宜之外野手が11号3ランを放ち、今季のチーム本塁打を200本としました。年間200本塁打は01年の近鉄とダイエー以来で延べ10チーム目。

 シーズン200本塁打を達成したのは以下の10チーム。( )内は主な選手の本塁打数。
1980年 近鉄 239本(マニエル48本、羽田30本、栗橋28本、平野23本、佐々木19本、有田16本)
1980年 西武 219本(田淵43本、タイロン35本、山崎25本、土井23本、立花18本、スティーブ16本)
1985年 阪神 219本(バース54本、掛布40本、岡田35本、真弓34本、佐野・木戸13本)
1985年 近鉄 212本(デービス40本、バンボ31本、加藤英26本、栗橋・羽田18本、村上16本)
2001年 近鉄 211本(ローズ55本、中村46本、吉岡26本、川口21本、礒部17本、大村16本)
1978年 広島 205本(山本浩44本、ギャレット40本、ライトル33本、衣笠30本、水谷25本)
1980年 阪急 204本(簑田31本、加藤英28本、マルカーノ24本、ウィリアムス・福本21本、島谷16本)
2000年 巨人 203本(松井42本、江藤32本、高橋由27本、仁志20本、マルティネス17本、清原16本)
2001年 ダイエー 203本(小久保44本、松中36本、城島31本、井口30本、バルデス21本、秋山11本)
2003年 巨人 200本(ペタジーニ34本、二岡28本、高橋由26本、清原24本、江藤16本、阿部15本)

・ウッズ(横浜)が年間本塁打の球団新記録。
 タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月28日の対ヤクルト28回戦(横浜)で、6回裏の第3打席に五十嵐亮投手から今季38号ソロを放ち、99年ロバート・ローズの37本塁打を更新する年間本塁打の球団新記録を達成しました。

・宮本(ヤクルト)が通算1000試合。
 宮本慎也内野手(ヤクルト)は9月28日の対横浜28回戦(横浜)に「2番・ショート」で先発出場して史上389人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は95年4月11日の対中日1回戦(神宮)に6回裏に代打出場して記録。
 9月28日現在の通算成績は
1000試合、3470打数958安打、打率.276、19本塁打、234打点、82盗塁。

・野村(広島)が登録抹消。
 9月27日の巨人戦で走塁中に右足を痛めた野村謙二郎内野手(広島)は9月28日に一軍登録を抹消されました。

・高橋由(巨人)が通算150号本塁打。
 高橋由伸外野手(巨人)は9月27日の対広島26回戦(広島)で、6回表の第3打席に河内投手から今季26号ソロを放ち、史上129人目の通算150号本塁打を達成しました。巨人では9人目の記録。初本塁打は98年4月7日の対広島1回戦(東京ドーム)で、4回裏に山内投手から記録。
 9月27日現在の通算成績は737試合、2812打数857安打、打率
.305、150本塁打、452打点、18盗塁。

・ペタジーニ(巨人)が通算700安打。
 ロベルト・ペタジーニ外野手(巨人)は9月27日の対広島26回戦(広島)で、1回表の第1打席に河内投手から今季105安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上402人目の通算700安打を達成しました。初安打はヤクルト時代の9942日の対横浜1回戦(横浜)で7回表に三浦投手からレフト前ヒットして記録。
 9月27日現在の通算成績は636試合、2174打数701安打、打率
.322、194本塁打、509打点、22盗塁。

・ローズ(近鉄)が2度目の50本塁打と3年連続300塁打。
 
タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月27日の対西武28回戦(西武ドーム)で、9回表の第5打席に帆足投手から今季50号2ランを放ち、01年以来2度目の50本塁打を達成しました。50本塁打以上2度は3度の王貞治(巨人)、2度の落合博満(ロッテ)に次ぐ3人目。
 また、5回表の49号本塁打で今季300塁打に到達して史上4人目の3年連続300塁打を達成しました。300塁打は99年にも達成しており通算4度目。4度の300塁打は8度の王貞治(巨人)、5度のブーマー(阪急・オリックス−ダイエー)に次いで山本浩二(広島)と並ぶ3位タイ記録。

<年間50本塁打以上の打者>
  選手名(当時の所属) 本数 年度     選手名(当時の所属) 本数 年度
1 王貞治(巨人) 55 64   7 小鶴誠(松竹) 51 50
1 T・ローズ(近鉄) 55 01   7 王貞治(巨人) 51 73
1 A・カブレラ(西武) 55 02   9 王貞治(巨人) 50 77
4 R・バース(阪神) 54 85   9 落合博満(ロッテ) 50 86
5 野村克也(南海) 52 63   9 松井秀喜(巨人) 50 02
5 落合博満(ロッテ) 52 85   9 T・ローズ(近鉄) 50 03年

・井口(ダイエー)が年間得点の球団新記録。
 井口資仁内野手(ダイエー)は9月27日の対オリックス27回戦(ヤフーBB)で、6回表に今季111得点目を記録して64年広瀬淑功の110得点を更新する年間得点の球団新記録を達成しました。

・松中(ダイエー)が通算150号本塁打。
 松中信彦内野手(ダイエー)は9月27日の対オリックス27回戦(ヤフーBB)で、5回表の第3打席に窪田投手から今季27号ソロを放ち、史上128人目の通算150号本塁打を達成しました。ダイエーでは6人目の記録。初本塁打は9895日の対西武22回戦(福岡ドーム)で、西口投手から記録。
 9月27日現在の通算成績は706試合、2421打数719安打、打率
.297、150本塁打、513打点、12盗塁。

・福留(中日)が年間得点の球団タイ記録。
 福留孝介外野手(中日)は9月27日の対阪神28回戦(甲子園)で、4回表に今季104得点目を記録して50年西沢道夫と並ぶ年間得点の球団タイ記録を達成しました。

・小笠原(日本ハム)が通算900安打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は9月27日の対ロッテ26回戦(千葉マリン)で、4回表の第2打席に清水直投手から今季155安打目を記録する二塁打を放ち、史上265人目の通算900安打を達成しました。初安打は97510日の対西武7回戦(西武)で7回表に石井丈投手から二塁打して記録。
 9月
27日現在の通算成績は783試合、2774打数900安打、打率.324、151本塁打、464打点、46盗塁。

・松井(西武)が7年連続170安打。
 
松井稼頭央内野手(西武)は9月27日の対近鉄28回戦(西武ドーム)で、1回裏の第1打席にバーン投手から今季170安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上初の7年連続170安打を達成しました。

・谷(オリックス)が3年連続170安打。
 
谷佳知外野手(オリックス)は9月26日の対ダイエー26回戦(ヤフーBB)で、12回裏の第6打席に篠原投手から今季170安打目となる17号ソロを放ち、史上4人目の3年連続170安打を達成しました。

<3年連続170安打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 年度
1 松井稼頭央(西武) 6年 97〜02
2 イチロー(オリックス) 5年 94〜98
3 ブーマー・W(阪急) 4年 84〜87
4 谷佳知(オリックス) 3年 01〜03

・村田(横浜)が月間10本塁打のルーキー新記録。
 村田修一内野手(横浜)は9月26日の対広島27回戦(広島)で、1回表の第1打席に大竹投手から今季25号3ランを放ち、月間10本塁打のルーキー新記録を達成しました。これまでの記録は58年8月長嶋茂雄(巨人)、58年9月森徹(中日)、86年9月清原和博(西武)、90年7月石井浩郎(近鉄)がマークした月間9本塁打。

・田中幸(日本ハム)が通算1900安打。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は9月24日の対ダイエー27回戦(東京ドーム)で、8回裏の第2打席に佐藤投手から今季65安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上36人目の通算1900安打を達成しました。日本ハムでは張本勲2435安打、毒島章一1977安打に次ぐ3人目の記録。初安打は86610日の対南海9回戦(後楽園)で井上投手からソロ本塁打して記録。
 
9月24日現在の通算成績は1977試合、7165打数1900安打、打率.265、277本塁打、970打点、39盗塁。

・中村(近鉄)が登録抹消。
 右膝を痛めていた中村紀洋内野手(近鉄)は9月24日に一軍登録を抹消されました。

・ウッズ(横浜)が年間三振の球団新記録。
 タイロン・ウッズ内野手(横浜)は9月23日の対広島24回戦(広島)で、7回表の第4打席に長谷川投手から今季123個目の三振を喫し、02年ボイ・ロドリゲスの122三振を更新する年間三振の球団新記録となりました。

・立浪(中日)が年間犠飛の球団新記録。
 立浪和義内野手(中日)は9月23日の対ヤクルト27回戦(神宮)で、6回表の第3打席に館山投手から今季10本目の犠飛を放ち、59年森徹・94年大豊泰昭・99年ゴメスの9犠飛を更新する年間犠飛の球団新記録を達成しました。

・イチロー(マリナーズ)が3年連続200安打。
 イチロー外野手(マリナーズ)は9月20日(現地時間)のアスレチックス戦で、4回表の第3打席にセンター前ヒットを放ち3年連続の200安打を達成しました。新人から3年連続200安打はMLB史上3人目。

・礒部(近鉄)が通算700安打。
 礒部公一外野手(近鉄)は9月20日の対西武26回戦(西武ドーム)で、4回表の第2打席に松坂投手から今季120安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上401人目の通算700安打を達成しました。初安打は97426日の対オリックス2回戦(大阪ドーム)で5回裏に高橋功投手から記録。
 9月
20日現在の通算成績は789試合、2459打数702安打、打率.285、46本塁打、292打点、34盗塁。

・ラミレス(ヤクルト)が年間安打の球団新記録。
 アレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)は9月19日の対広島22回戦(神宮)で9回裏の第4打席に永川投手から今季168安打目となる二塁打を放ち、76年若松勉の167安打を更新する年間安打の球団新記録を達成しました。

・福留(中日)が年間長打の球団新記録。
 福留孝介外野手(中日)は9月19日の対横浜23回戦(横浜)で、6回表の第3打席に加藤投手から今季71長打目となる31号2ランを放ち、79年大島康徳の70長打を更新する年間長打の球団新記録を達成しました。

・ダイエーから100打点が4人。
 福岡ダイエーホークスは9月17日の対近鉄27回戦(大阪ドーム)で1回表にペドロ・バルデス外野手が押し出し四球で、3回表には松中信彦内野手が3点タイムリーツーベースでそれぞれ今季100打点に到達。すでに100打点を達成していた城島健司捕手、井口資仁内野手と合わせて1チームから年間100打点以上が4人という史上初の記録を達成しました。これまでは50年松竹ロビンス(小鶴誠161打点、岩本義行127打点、大岡虎雄109打点)と85年阪神タイガース(ランディ・バース134打点、掛布雅之108打点、岡田彰布101打点)の各3人が最高。

・中村(横浜)が通算350長打。
 中村武志捕手(横浜)は9月17日の対ヤクルト27回戦(横浜)で、8回裏の第4打席に五十嵐亮投手から今季18長打目となる二塁打を放ち、史上143人目の通算350長打を達成しました。350長打の内訳は206二塁打、9三塁打、135本塁打。初長打は中日時代の87年5月30日の対広島8回戦(ナゴヤ)で7回裏に北別府投手から二塁打して記録。

・ラミレス(ヤクルト)が年間安打の球団タイ記録と年間塁打の球団新記録。
 アレックス・ラミレス外野手(ヤクルト)は9月17日の対横浜27回戦(横浜)で7回表の第4打席に山田投手から今季167安打目となる35号ソロを放ち、76年若松勉と並ぶ年間安打の球団タイ記録を達成しました。また、この本塁打で今季通算309塁打として99年ロベルト・ペタジーニの306塁打を更新する年間塁打の球団新記録を達成しました。

・奈良原(日本ハム)が通算600安打。
 奈良原浩内野手(日本ハム)は9月17日の対ロッテ25回戦(東京ドーム)で、6回裏の第4打席に清水直投手から今季76安打目となる二塁打を放ち、史上458人目の通算600安打を達成しました。初安打は西武時代の91年4月21日の対近鉄3回戦(藤井寺)で5回表に山崎投手から記録。
 9月
17日現在の通算成績は1279試合、2530打数600安打、打率.237、11本塁打、183打点、186盗塁。

・横浜が年間本塁打の球団新記録。
 横浜ベイスターズは9月17日の対ヤクルト27回戦(横浜)で、5回裏に村田修一内野手が今季23号3ランを放ちました。これはチームで今季177本目の本塁打となり、77年の176本を更新する年間本塁打の球団新記録となりました。

・松中(ダイエー)が通算500打点。
 松中信彦内野手(ダイエー)は9月17日の対近鉄27回戦(大阪ドーム)で、5回表の第4打席に前川投手から今季102打点目を記録するライト前タイムリーヒットを放ち、史上164人目の通算500打点を達成しました。初打点は97531日の対西武9回戦(福岡ドーム)で4回裏に石井丈投手からタイムリーヒットして記録。
 9月17日現在の通算成績は699試合、2394打数708安打、打率
.296、146本塁打、501打点、12盗塁。

・福留(中日)が年間長打の球団タイ記録。
 福留孝介外野手(中日)は9月16日の対巨人27回戦(ナゴヤドーム)で、7回裏の第5打席に久保投手から今季70長打目となる三塁打を放ち、79年大島康徳と並ぶ年間長打の球団タイ記録を達成しました。

・立浪(中日)が年間犠飛の球団タイ記録。
 立浪和義内野手(中日)は9月16日の対巨人27回戦(ナゴヤドーム)で、1回裏の第1打席に木佐貫投手から今季9本目の犠飛を放ち、59年森徹・94年大豊泰昭・99年ゴメスと並ぶ年間犠飛の球団タイ記録を達成しました。

・今岡(阪神)が登録抹消。
 左肩を痛めて欠場が続いていた今岡誠内野手(阪神)は9月16日に一軍登録を抹消されました。

・カブレラ(西武)がリーグタイの6試合連続本塁打と3年連続300塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月15日の対オリックス24回戦(ヤフーBB)で、4回裏の第2打席に牧野投手から今季47号ソロを放ち、9月9日の対ロッテ24回戦(西武ドーム)以来6試合連続本塁打のパ・リーグタイ記録を達成しました。6試合以上の連続本塁打は両リーグを通じて10人目。
 また、この本塁打で今季通算303塁打として01年以来3年連続300塁打を記録。67〜70年まで4年連続の王貞治(巨人)、84〜87年まで4年連続のブーマー・ウェルズ(阪急)に次いで史上3人目。

<6試合連続本塁打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 7試合 72.9.1120   3 D・デービス(近鉄) 6試合 85.8.28
1 R・バース(阪神) 7試合 86.6.1826   3 R・ランス(広島) 6試合 87.6.9〜16
3 大杉勝男(日拓) 6試合 73.10.29   3 石嶺和彦(阪急) 6試合 87.9.210
3 G・アルトマン(ロッテ) 6試合 74.6.13〜23   3 L・スティーブンス(近鉄) 6試合 95.4.713
3 土井正博(太平洋) 6試合 78.5.1422   3 A・カブレラ(西武) 6試合 03.9.915

・金本(阪神)が600試合連続全イニング出場。
 金本知憲外野手(阪神)は9月15日の対広島23回戦(甲子園)で全イニング出場して99721日以来、史上3人目の600試合連続全イニング出場を達成しました。

<連続試合全イニング出場・ベスト5
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 三宅秀史(阪神) 700試合 57.7.1562.9.5
2 衣笠祥雄(広島) 678試合 74.4.1779.5.27
3 金本知憲(阪神) 600試合 99.7.21〜継続中
4 松井秀喜(巨人) 574試合 95.5.3099.7.22
5 愛甲猛(ロッテ) 535試合 88.6.2592.7.11

・ペタジーニ(巨人)がプロ野球8万号本塁打と通算500打点。
 ロベルト・ペタジーニ外野手(巨人)は9月14日の対ヤクルト26回戦(東京ドーム)で、4回裏の第2打席に石堂投手から31号2ランを放ち、プロ野球通算8万号本塁打を記録しました。
 また、この本塁打で今季71打点目を記録して史上163人目の通算500打点を達成しました。入団5年目での500打点達成は87年ブーマー(阪急)に次いで2人目。初打点はヤクルト時代の99年4月2日の対横浜1回戦(横浜)で、8回表に横山投手から本塁打して記録。
 9月14日現在の通算成績は628試合、2146打数690安打、打率.322、192本塁打、501打点、22盗塁。

<1万本ごとの記念本塁打>
  選手名(当時の所属) 年月日     選手名(当時の所属) 年月日
1万号 渡辺清(阪急) 57.7.19   5万号 仲根政裕(近鉄) 85.4.23
2万号 井石礼司(東京) 66.7.6   6万号 広永益隆(ダイエー) 90.9.26
3万号 基満男(太平洋) 73.5.20   7万号 駒田徳広(横浜) 97.9.9
4万号 B・ウィリアムス(阪急) 79.6.28   8万号 ペタジーニ(巨人) 03.9.14

・城島(ダイエー)が捕手の年間最多安打。
 城島健司捕手(ダイエー)は9月14日の対オリックス25回戦(ヤフーBB)で、4回表の第2打席にマック鈴木投手から今季162安打目となるレフト前ヒットを放ち、93年古田敦也(ヤクルト)の161安打を更新する捕手の年間最多安打を記録しました。

・小笠原(日本ハム)が通算150号本塁打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は9月14日の対西武27回戦(西武ドーム)で、7回表の第4打席に張投手から今季29号ソロを放ち、史上127人目の通算150号本塁打を達成しました。日本ハムでは8人目の記録。初本塁打は98年7月7日の対近鉄15回戦(東京ドーム)で7回裏に盛田投手から記録。
 9月
14日現在の通算成績は779試合、2763打数898安打、打率.325、150本塁打、463打点、46盗塁。

・カブレラ(西武)が通算150号本塁打と5試合連続本塁打。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月14日の対日本ハム27回戦(西武ドーム)で、4回裏の第3打席に伊藤投手から今季46号ソロを放ち、史上126人目の通算150号本塁打を達成しました。西武では12人目の記録。入団3年目での達成は史上初、380試合目での達成は史上最速記録。初本塁打は01年3月27日の対オリックス1回戦(神戸)で6回表に木田投手から記録。
 また、この本塁打でカブレラ選手は9月9日の対ロッテ24回戦(西武ドーム)以来5試合連続本塁打を記録しました。今季両リーグを通じて3人目。
 9月
14日現在の通算成績は380試合、1375打数432安打、打率.314、150本塁打、342打点、7盗塁。

<150本塁打スピード記録ベスト5>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算本塁打
1 A・カブレラ(西武) 380試合 03.9.14 150本塁打
2 R・ブライアント(近鉄) 424試合 92.6.28 259本塁打
3 R・バース(阪神) 433試合 86.8.19 202本塁打
4 O・デストラーデ(西武) 464試合 92.9.29 160本塁打
5 C・マニエル(近鉄) 475試合 80.6.28 189本塁打

・村田(横浜)が新人20号本塁打。
 村田修一内野手(横浜)は9月14日の対広島23回戦(広島)で、4回表の第2打席にデイビー投手から今季20号2ランを放ち、史上16人目の新人20本塁打を達成しました。セ・リーグでは81年原辰徳(巨人)以来22年ぶり6人目、横浜では大洋時代の59年桑田武以来44年ぶり2人目。

<新人で20本塁打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 年度     選手名(当時の所属) 記録 年度
1 桑田武(大洋) 31本塁打 1959   7 原辰徳(巨人) 22本塁打 1981
1 清原和博(西武) 31本塁打 1986   7 石井浩郎(近鉄) 22本塁打 1990
3 長島茂雄(巨人) 29本塁打 1958   11 樋笠一夫(広島) 21本塁打 1950
4 豊田泰光(西鉄) 27本塁打 1953   11 戸倉勝城(毎日) 21本塁打 1950
5 大岡虎雄(大映) 26本塁打 1949年   11 有藤道世(ロッテ) 21本塁打 1969
5 森徹(中日) 26本塁打 1958   11 石毛宏典(西武) 21本塁打 1981
7 深見安博(西鉄) 22本塁打 1950   15 大下弘(セネタース) 20本塁打 1946年
7 田淵幸一(阪神) 22本塁打 1969   15 村田修一(横浜) 20本塁打 2003年

・ローズ(近鉄)が外国人選手最多の通算284本塁打。
 
タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月14日の対ロッテ26回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席に薮田投手から今季47号3ランを放ち、通算284本塁打でレロン・リー(ロッテ)の283本塁打を抜いて外国人選手通算最多本塁打記録を達成しました。

<外国人選手通算本塁打ベスト10>
  選手名(最終所属) 記録     選手名(最終所属) 記録
1 T・ローズ(近鉄) 284本塁打   6 C・ジョーンズ(近鉄) 246本塁打
2 L・リー(ロッテ) 283本塁打   7 B・マルカーノ(ヤクルト) 232本塁打
3 ブーマー・W(ダイエー) 277本塁打   8 J・シピン(巨人) 218本塁打
4 レオン・L(ヤクルト) 268本塁打   9 G・アルトマン(阪神) 205本塁打
5 R・ブライアント(近鉄) 259本塁打   10 R・バース(阪神) 202本塁打

・ペタジーニ(巨人)が入団から5年連続30号。
 ロベルト・ペタジーニ外野手(巨人)は9月13日の対ヤクルト25回戦(東京ドーム)で、8回裏の第4打席に石井投手から今季30号ソロを放ち、99年の来日以来5年連続の30本塁打を達成しました。5年連続30本塁打は史上11人目。入団から5年連続30本塁打はクラレンス・ジョーンズ(南海-近鉄)に次いで2人目。

<5年連続30本塁打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 19 6080   7 C・ジョーンズ(近鉄) 5 7074
2 秋山幸二(西武) 9 8593   7 田淵幸一(阪神) 5 7276
3 山本浩二(広島) 8 7784   7 池山隆寛(ヤクルト) 5 8892
4 野村克也(南海) 7 6268   7 中村紀洋(近鉄) 5 9802
4 松井秀喜(巨人) 7 9602   7 R・ペタジーニ(巨人) 5年 99〜03年
6 大杉勝男(日拓) 6 6873          

・バルデス(ダイエー)が年間犠飛の球団タイ記録。
 ペドロ・バルデス外野手(ダイエー)は9月13日の対オリックス24回戦(ヤフーBB)で、7回表の第5打席に加藤投手から今季10本目の犠飛を記録し、73年野村克也・76年と88年の門田博光と並ぶ年間犠飛の球団タイ記録を達成しました。

・福留(中日)が5試合連続本塁打。
 福留孝介外野手(中日)は9月13日の対阪神26回戦(ナゴヤドーム)で、1回裏の第1打席にムーア投手から29号本塁打を放ち、9月9日の広島24回戦(尾道)以来5試合連続本塁打を記録しました。今季では4月13日から18日にかけて記録したラミレス(ヤクルト)に次いで2人目。中日では96年の大豊泰昭以来7年ぶり5人目。

・小笠原(日本ハム)が5年連続150安打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は9月13日の対西武26回戦(西武ドーム)で、8回表の第4打席に松坂投手から今季150安打目となるライト前ヒットを放ち、史上8人目の5年連続150安打を達成しました。

<5年連続150安打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 年度 本数
1 松井稼頭央(西武) 7年 97〜03年 178、179、178、177、170、193、162
2 長嶋茂雄(巨人) 6年 58〜63年 153、150、151、158、151、163
2 石井琢朗(横浜) 6年 97〜02年 166、174、157、165、171、156
4 榎本喜八(東京) 5年 60〜64年 170、180、160、169、161
4 イチロー(オリックス) 5年 94〜98年 210、179、193、185、181
4 野村謙二郎(広島) 5年 94〜98年 169、173、150、151、158
4 谷佳知(オリックス) 5年 99〜03 155、150、178、171、153
4 小笠原道大(日本ハム) 5年 99〜03年 156、182、195、165、150

・カブレラ(西武)が入団から3年連続100打点。
 アレックス・カブレラ内野手(西武)は9月13日の対日本ハム26回戦(西武ドーム)で、1回裏の第1打席に金村投手から今季100打点目を記録する45号2ランを放ち、史上14人目(16度目)となる3年連続の100打点を達成しました。また、入団から3年連続100打点は史上初の記録。これまでの記録は89〜90年のマイク・ディアズ(ロッテ)、96〜97年のルイス・ロペス(広島)と01〜02年にカブレラ自身が記録した入団2年連続100打点でした。

<3年連続100打点以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 7 6369   6 長嶋茂雄(巨人) 3 6870
2 山本浩二(広島) 5 7781   6 長池徳二(阪急) 3 6971
3 野村克也(南海) 4 6265   6 大杉勝男(東映) 3 7072
3 王貞治(巨人) 4 7174   6 王貞治(巨人) 3 7678
3 ブーマー・W(阪急) 4 8487   6 松井秀喜(巨人) 3 0002
6 川上哲治(巨人) 3 4850   6 中村紀洋(近鉄) 3 0002
6 藤村富美男(阪神) 3 4850   6 タフィ・ローズ(近鉄) 3年 01〜03年
6 青田昇(巨人) 3 4951   6 アレックス・カブレラ(西武) 3 01〜03年

・ローズ(近鉄)が通算1000三振。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月13日の対ロッテ25回戦(大阪ドーム)で、1回裏の第1打席に小林宏投手から今季120個目の三振を喫し、史上35人目の通算1000三振を記録しました。

・田口(カージナルス)がメジャー初本塁打。
 田口壮外野手(カージナルス)は9月12日(現地時間)の対アストロズ戦で7回にメジャー初本塁打となる2ランホームランを放ちました。

・ローズ(近鉄)が外国人最多タイ記録の通算283本塁打と5度目の100打点。
 
タフィ・ローズ外野手(近鉄)は9月12日の対ロッテ24回戦(大阪ドーム)で、8回裏の第4打席に清水直投手から今季46号2ランを放ち、通算283本塁打でレロン・リー(ロッテ)と並ぶ外国人選手通算本塁打タイ記録を達成しました。
 また、この本塁打で今季101打点として3年連続5度目の100打点を記録しました。3年連続100打点は史上13人目(15度目)で、5度目の100打点は歴代4位タイ記録。

<100打点以上の回数ベスト5>
  選手名(最終所属) 回数     選手名(最終所属) 記録
1 王貞治(巨人) 14   4 ブーマー・W(ダイエー) 5
2 野村克也(西武) 7   4 松井秀喜(巨人) 5
3 山本浩二(広島) 6   4 タフィ・ローズ(近鉄) 5回
4 長嶋茂雄(巨人) 5        


<3年連続100打点以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 達成期間     選手名(当時の所属) 記録 達成期間
1 王貞治(巨人) 7 6369   6 長嶋茂雄(巨人) 3 6870
2 山本浩二(広島) 5 7781   6 長池徳二(阪急) 3 6971
3 野村克也(南海) 4 6265   6 大杉勝男(東映) 3 7072
3 王貞治(巨人) 4 7174   6 王貞治(巨人) 3 7678
3 ブーマー・W(阪急) 4 8487   6 松井秀喜(巨人) 3 0002
6 川上哲治(巨人) 3 4850   6 中村紀洋(近鉄) 3 0002
6 藤村富美男(阪神) 3 4850   6 タフィ・ローズ(近鉄) 3年 01〜03年
6 青田昇(巨人) 3 4951          

・松井(西武)が通算50三塁打。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月12日の対日本ハム25回戦(西武ドーム)で、1回裏の第1打席に桜井投手から今季3本目の三塁打を放ち、史上38人目の通算50三塁打を達成しました。初三塁打は95年4月23日の対日本ハム6回戦(東京ドーム)で記録。

・緒方(広島)が通算400長打。
 緒方孝市外野手(広島)は9月11日の対中日26回戦(広島)で、8回裏の第4打席にバルデス投手から今季60長打目となる27号ソロを放ち、史上112人目の通算400長打を達成しました。400長打の内訳は191二塁打、25三塁打、184本塁打。初長打は88917日の対阪神17回戦(甲子園)で4回表に野田投手から本塁打して記録。

・高橋由(巨人)が通算150二塁打。
 高橋由伸外野手(巨人)は9月10日の対横浜28回戦(横浜)で、8回表の第4打席にデニー投手から今季27本目の二塁打を放ち、史上260人目の通算150二塁打を達成しました。初二塁打は98年4月5日の対ヤクルト3回戦(東京ドーム)で川崎投手から記録。

・谷(オリックス)が5年連続150安打。
 谷佳知外野手(オリックス)は9月7日の対日本ハム25回戦(東京ドーム)で、1回表の第1打席に正田投手から今季150安打目となる二塁打を放ち、史上7人目の5年連続150安打を達成しました。

<5年連続150安打以上の選手>
  選手名(当時の所属) 記録 年度 本数
1 松井稼頭央(西武) 7年 97〜03年 178、179、178、177、170、193、157
2 長嶋茂雄(巨人) 6年 58〜63年 153、150、151、158、151、163
2 石井琢朗(横浜) 6年 97〜02年 166、174、157、165、171、156
4 榎本喜八(東京) 5年 60〜64年 170、180、160、169、161
4 イチロー(オリックス) 5年 94〜98年 210、179、193、185、181
4 野村謙二郎(広島) 5年 94〜98年 169、173、150、151、158
4 谷佳知(オリックス) 5年 99〜03年 155、150、178、171、151

・福浦(ロッテ)が史上初の2年連続40二塁打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は9月7日の対西武24回戦(西武ドーム)で、1回表の第1打席に許投手から今季40本目の二塁打を放ち、史上初の2年連続40二塁打を達成しました。また、年間40二塁打2度は松井稼頭央(西武)に次いで2人目。

<年間40二塁打以上の選手>
  選手名 記録 達成年     選手名 記録 達成年
1 谷佳知(オリックス) 52二塁打 2001   11 藤村富美男(大阪) 41二塁打 1950
2 P・クラーク(近鉄) 48二塁打 1998   11 イチロー(オリックス) 41二塁打 1994
3 山内和弘(毎日) 47二塁打 1956   11 福浦和也(ロッテ) 41二塁打 2003年
4 松井稼頭央(西武) 46二塁打 2002   14 笠原和夫(南海) 40二塁打 1948
5 大沢清(大洋) 45二塁打 1950   14 与那嶺要(巨人) 40二塁打 1954
5 松原誠(大洋) 45二塁打 1978   14 松井稼頭央(西武) 40二塁打 2000
7 小玉明利(近鉄) 42二塁打 1961   14 小笠原道大(日本ハム) 40二塁打 2001
7 A・パウエル(中日) 42二塁打 1996   14 今岡誠(阪神) 40二塁打 2002
7 礒部公一(近鉄) 42二塁打 2001   14 吉岡雄二(近鉄) 40二塁打 2002
7 福留孝介(中日) 42二塁打 2002   14 福浦和也(ロッテ) 40二塁打 2002年

・8月の月間MVP。
 9月7日に両リーグから8月の月間MVPが発表されました。パ・リーグは松中信彦内野手(ダイエー)で01年9月に次ぐ2度目の受賞。成績は23試合で84打数34安打、打率.405、7本塁打、32打点。
 セ・リーグはアンディ・シーツ内野手(広島)で初受賞。成績は
24試合で94打数33安打、打率.351、9本塁打、23打点。

・清原(巨人)が通算1400打点と通算本塁打歴代単独9位。
 清原和博内野手(巨人)は9月7日の対広島25回戦(東京ドーム)で、7回裏の第3打席に河内投手から今季56打点目を記録する21号ソロを放ち、史上11人目の通算1400打点を達成しました。1400打点は土井正博(西武)と並ぶ歴代10位タイ記録。初打点は西武時代の8645日の対南海2回戦(西武)で9回裏に藤本修投手から本塁打して記録。
また、この本塁打で通算475本塁打として田淵幸一(阪神-西武)を抜いて歴代単独9位となりました。
 9月7日現在の通算成績は2097試合、7118打数1964安打、打率.276、475本塁打、1400打点、59盗塁。

<通算打点ベストテン>
  選手名(最終所属) 通算打点 実働期間 年間最多 打点王
1 王貞治(巨人) 2170打点 195980 124打点(77年) 12
2 野村克也(西武) 1988打点 195480 135打点(63年) 7
3 門田博光(ダイエー) 1678打点 197092 125打点(88年) 2
4 張本勲(ロッテ) 1676打点 195981 100打点(70年) -
5 落合博満(日本ハム) 1564打点 197998 146打点(85年) 5
6 長嶋茂雄(巨人) 1522打点 195874 125打点(68年) 5
7 大杉勝男(ヤクルト) 1507打点 196583 129打点(70年) 2
8 山本浩二(広島) 1475打点 196986 113打点(7779 3
9 衣笠祥雄(広島) 1448打点 196587 102打点(84年) 1
10 土井正博(西武) 1400打点 196281 113打点(71年) -
10 清原和博(巨人) 1400打点 198603 121打点(01年) -


<通算本塁打ベストテン>
  選手名(最終所属) 通算
本塁打
打数 本塁打率 実働期間 年間最多 本塁打王
1 王貞治(巨人) 868 9250 10.65 195980 55本(64年) 15
2 野村克也(西武) 657 10472 15.93 195480 52本(63年) 9
3 門田博光(ダイエー) 567 8868 15.64 197092 44本(8188年) 3
4 山本浩二(広島) 536 8052 15.02 196986 44本(777880年) 4
5 落合博満(日本ハム) 510 7627 14.95 197998 52本(85年) 5
6 張本勲(ロッテ) 504 9666 19.17 195981 34本(70年) -
6 衣笠祥雄(広島) 504 9404 18.65 196587 32本(74年) -
8 大杉勝男(ヤクルト) 486 7763 15.97 196583 44本(70年) 2
9 清原和博(巨人) 475本 7118 14.98 1986〜03 37本(90年) -
10 田淵幸一(西武) 474 5881 12.40 196984 45本(74年) 1

・松井(西武)が史上初の7年連続150安打。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月7日の対ダイエー27回戦(福岡ドーム)で、3回表の第2打席に水田投手から今季150安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上初となる7年連続の150安打を達成しました。これまでの最多記録は58〜63年の長嶋茂雄(巨人)、97〜02年の石井琢朗(横浜)及び松井選手自身の6年連続150安打でした。

・井口(ダイエー)が通算400打点。
 井口資仁内野手(ダイエー)は9月6日の対西武26回戦(福岡ドーム)で、5回裏の第3打席に西口投手から今季91打点目を記録する23号3ランを放ち、史上263人目の通算400打点を達成しました。初打点は97年5月3日の対近鉄4回戦(福岡ドーム)で4回裏に山崎投手から記録。
 9月6日現在の通算成績は752試合、2593打数668安打、打率
.258、121本塁打、401打点、135盗塁。

・小坂(ロッテ)が通算三塁打の球団新記録。
 小坂誠内野手(ロッテ)は9月5日の対日本ハム20回戦(千葉マリン)で、7回裏の第5打席に野村投手から今季5本目の三塁打を放ち、通算48三塁打として榎本喜八の47三塁打を更新する通算三塁打の球団新記録を達成しました。

・谷(オリックス)が通算400打点。
 谷佳知外野手(オリックス)は9月5日の対近鉄24回戦(ヤフーBB)で、4回裏の第2打席に岩隈投手から今季69打点目を記録するタイムリーヒットを放ち、史上262人目の通算400打点を達成しました。初打点は97年5月25日の対ロッテ7回戦(千葉マリン)で2回表に薮田投手から記録。
 9月5日現在の通算成績は
888試合、3362打数1018安打、打率.303、62本塁打、400打点、129盗塁。

・柴原(ダイエー)が通算150二塁打。
 柴原洋外野手(ダイエー)は9月4日の対日本ハム24回戦(東京ドーム)で、8回表の第5打席に立石投手から今季20本目の二塁打を放ち、史上259人目の通算150二塁打を達成しました。初二塁打は97年4月22日の対日本ハム4回戦(東京ドーム)でグロス投手から記録。

・緒方(広島)が通算700得点。
 緒方孝市外野手(広島)は9月4日の対阪神22回戦(広島)で、6回裏に今季60得点目を記録して史上96人目の通算700得点を達成しました。

・大島(オリックス)が通算1000安打。
 大島公一内野手(オリックス)は9月3日の対ロッテ23回戦(ヤフーBB)で、9回裏の第5打席に戸部投手から今季75安打目となるショート内野安打を放ち、史上215人目の通算1000安打を達成しました。初安打は近鉄時代の93423日の対西武1回戦(藤井寺)で、9回裏に鹿取投手から代打でヒットして記録。
 9月3日現在の通算成績は
1226試合、3848打数1000安打、打率.26023本塁打、308打点、68盗塁。

・赤星(阪神)が年間52盗塁の球団新記録。
 赤星憲広外野手(阪神)は9月3日の対広島21回戦(広島)で、3回表に今季52個目の盗塁となる二盗に成功して54年吉田義男の51盗塁を更新する年間盗塁の球団新記録を達成しました。

・広沢(阪神)が通算700四死球。
 広沢克実内野手(阪神)は9月2日の対広島20回戦(広島)で、6回表に代打で高橋投手から今季6四死球目となる四球を選び、史上54人目の通算700四死球を記録しました。700四死球の内訳は660四球、40死球。

・金本(阪神)が通算800得点。
 金本知憲外野手(阪神)は9月2日の対広島20回戦(広島)で、5回表に今季78得点目を記録して史上65人目の通算800得点を達成しました。

・緒方(広島)が通算1100安打。
 緒方孝市外野手(広島)は9月2日の対阪神20回戦(広島)で、3回裏の第2打席に伊良部投手から今季118安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上184人目の通算1100安打を達成しました。初安打は88917日の対阪神17回戦(甲子園)で4回表に野田投手から本塁打して記録。
 9月2日現在の通算成績は
1297試合、3914打数1100安打、打率.281、179本塁打、539打点、253盗塁。

・福留(中日)がセ・23年ぶりの二桁三塁打でトリプル二桁達成。
 福留孝介外野手(中日)は9月2日の対巨人24回戦(倉敷)で、3回表の第2打席に木佐貫投手から今季10本目の三塁打を放ちました。これは80年高橋慶彦(広島)以来、セ・リーグ23年ぶりの二桁三塁打。
 また、福留選手は二塁打25本、本塁打23本と合わせて3種類の長打を全て10本以上記録。これは現役では00年松井稼頭央(西武)のみが持つ記録で、セ・リーグでは67年藤田平(阪神)以来36年ぶりの記録。

・堀(ロッテ)が通算450長打。
 堀幸一内野手(ロッテ)は9月1日の対オリックス21回戦(ヤフーBB)で、8回表の第4打席に本柳投手から今季34長打目となる17号ソロを放ち、史上91人目の通算450長打を達成しました。450長打の内訳は273二塁打、32三塁打、145本塁打。初長打は89年426日の対オリックス5回戦(西宮)で5回表に星野投手から本塁打して記録。

・松井(西武)が通算1400安打。
 松井稼頭央内野手(西武)は9月1日の対近鉄24回戦(大阪ドーム)で、3回表の第2打席にバーン投手から今季146安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上106人目の通算1400安打を達成しました。西武では石毛宏典1806安打、伊東勤1738安打、高倉照幸1446安打に次ぐ4人目の記録。初安打は9549日の対日本ハム3回戦(西武)で8回裏に芝草投手から記録。
 9月1日現在の通算成績は
1137試合、4536打数1401安打、打率.309、144本塁打、552打点、303盗塁。