ちょっとしたニュース    
          
2002年4〜5月編


・清原(巨人)が18本目のサヨナラ打。
 清原和博内野手(巨人)は5月31日の対広島9回戦(東京ドーム)で、延長10回裏に代打でサヨナラヒットを放ちました。これは清原選手自身18本目のサヨナラヒット(うち本塁打10本)で歴代最多の野村克也(南海-ロッテ-西武)にあと1本と迫りました。

<通算サヨナラ安打・ベスト5>
  選手名(最終所属) 本数(うち本塁打)
1 野村克也(西武) 19本(11本)
2 清原和博(巨人) 18本(10本)
3 王貞治(巨人) 15本(8本)
4 長嶋茂雄(巨人) 14本(7本)
4 広瀬淑功(南海) 14本(3本)

・鈴木尚(横浜)が左肩を痛める。
 鈴木尚典外野手(横浜)は、左肩を痛めて5月30日の対阪神戦を欠場しました。29日の同カードで1回の守備で打球をダイビングキャッチした際に左肩を強打していたもの。31日に横浜市内の病院で精密検査を受けた結果、「軽いけん板損傷」と診断されました。登録抹消はしないが、週末の中日戦はスタメンから外れるとの事。

・江藤(巨人)が通算1300安打。
 江藤智内野手(巨人)は5月30日の対ヤクルト12回戦(神宮)で、5回表に代打で石川投手から今季31安打目となる5号2ランを放ち、史上121人目の通算1300安打を達成しました。初安打は広島時代の90年6月14日の対中日11回戦(広島)で今中投手から記録。
 5月30日現在の通算成績は1351試合、4718打数1300安打、打率.276、315本塁打、864打点、74盗塁。

・中村(近鉄)が通算1000本安打。
 中村紀洋内野手(近鉄)は5月29日の対ロッテ10回戦(大阪ドーム)で、5回裏の第3打席にミンチー投手から今季52安打目となる19号3ランを放ち、史上209人目の通算1000本安打を達成しました。初安打は92年6月18日の対日本ハム15回戦(藤井寺)で河野投手から記録。
 5月29日現在の通算成績は1066試合、3733打数1000安打、打率.268、242本塁打、712打点、15盗塁。

・ローズ(近鉄)が通算600得点。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は5月28日の対ロッテ9回戦(大阪ドーム)で、8回裏の第4打席に四球で出塁。その後に中村選手の18号2ランでホームインして今季35得点目を記録し、通算600得点を達成しました。

・ローズ(近鉄)が歴代4位のスピードで20号到達。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は5月28日の対ロッテ9回戦(大阪ドーム)で、6回裏の第3打席に小野投手から20号ソロを放ち、外国人選手では最多タイとなる入団以来7年連続20本塁打を達成。また、44試合目での20本塁打は歴代4位のスピード記録。

<入団以来7年連続20本塁打以上の外国人選手>
選手名(当時の所属) 記録(達成期間)
ジョージ・アルトマン(東京・ロッテ) 7年連続(1968〜74)
クラレンス・ジョーンズ(南海・近鉄) 7年連続(1970〜76)
ラルフ・ブライアント(近鉄) 7年連続(1988〜94)
タフィ・ローズ(近鉄) 7年連続(1996〜02)

<20号到達スピード・ベスト5>
  選手名(当時の所属) 記録 年度 最終本数
1 アレックス・カブレラ(西武) 38試合目 01年 49本
2 長嶋茂雄(巨人) 42試合目 68年 39本
3 チャーリー・マニエル(近鉄) 43試合目 79年 37本
4 タフィ・ローズ(近鉄) 44試合目 02年
5 王貞治(巨人) 45試合目 70年 47本
5 田淵幸一(阪神) 45試合目 75年 43本
5 王貞治(巨人) 45試合目 76年 49本
5 レロン・リー(ロッテ) 45試合目 77年 34本

・桧山(阪神)が通算700安打。
 桧山進次郎外野手(阪神)は5月28日の対横浜10回戦(倉敷)で、1回裏の第1打席に杉本投手から今季52安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上385人目の通算700安打を達成しました。初安打は92年5月31日の対巨人12回戦(甲子園)でケアリー投手から記録。
 5月28日現在の通算成績は919試合、2756打数701安打、打率.254、104本塁打、396打点、28盗塁。

・新庄(メッツ)が日米通算1100安打。
 新庄剛志外野手(メッツ)は5月25日(現地時間)のロッキーズ戦で、4回表の第2打席にスターク投手から今季38安打目となるヒットを放ち、日米通算1100安打を達成しました。
(日本)  1054試合 3841打数 955安打 打率.249 145本塁打 518打点 65盗塁
(メジャー)166試合  551打数 145安打 打率.263  13本塁打  72打点  6盗塁
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 通算  1220試合 4392打数1100安打 打率.250 158本塁打 590打点 71盗塁 

・福浦(ロッテ)が通算600安打。
 福浦和也内野手(ロッテ)は5月25日の対オリックス9回戦(千葉マリン)で、6回裏の第3打席に戸叶投手から今季46安打目となる二塁打を放ち、史上446人目の通算600安打を達成しました。初安打は97年7月5日の対オリックス14回戦(千葉マリン)でフレーザー投手から記録。
 5月25日現在の通算成績は602試合、1989打数601安打、打率.302、39本塁打、258打点、2盗塁。

・野村(広島)が一軍登録。
 右太ももを痛めて4月26日に登録抹消されていた野村謙二郎内野手(広島)は、5月24日に約1ヶ月ぶりに一軍登録されました。

・立浪(中日)がサヨナラ満塁ホームラン。
 立浪和義内野手(中日)は5月21日の対ヤクルト8回戦(ナゴヤドーム)で、3-3の同点で迎えた9回裏の第5打席に五十嵐亮投手から今季第3号のサヨナラ満塁ホームランを放ちました。サヨナラ満塁ホームランはセ・リーグでは昨年7月14日の清原和博(巨人)以来、通算29本目。中日では74年9月3日の飯田幸夫以来、28年ぶり4本目。

・田中幸(日本ハム)が通算900打点。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は5月21日の対ロッテ9回戦(東京ドーム)で、6回裏の第3打席にシコースキー投手から今季14打点目を記録する7号ソロを放ち、史上37人目の通算900打点を達成しました。日本ハムでは張本勲1341打点に次ぐ2人目の記録。初打点は86年6月10日の対南海9回戦(後楽園)で記録。
 5月21日現在の通算成績は1811試合、6618打数1746安打、打率.264、258本塁打、900打点、36盗塁。

・小笠原(日本ハム)が2000打数到達。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は5月19日のオリックス戦で通算2000打数に到達。同日現在、通算2003打数638安打の打率.319で2000打数以上の歴代8位にランクインしています。

<2000打数以上打率ベストテン>
  選手名(最終所属) 打率 打数・安打 3割回数 年間最高打率
1 イチロー(オリックス) .353 3619打数1278安打 7回 .387(00年)
2 R・バース(阪神) .337 2208打数743安打 4回 .389(86年)
3 R・ローズ(横浜) .325 3929打数1275安打 7回 .369(99年)
4 W・クロマティ(巨人) .321 2961打数951安打 4回 .378(89年)
5 L・リー(ロッテ) .320 4934打数1579安打 9回 .358(80年)
6 若松勉(ヤクルト) .31918 6808打数2173安打 12回 .358(77年)
7 張本勲(ロッテ) .31915 9666打数3085安打 16回 .383(70年)
8 小笠原道大(日本ハム) .3185 2003打数638安打 3回 .339(02年)
9 ブーマー・W(ダイエー) .3174 4451打数1413安打 7回 .355(84年)
10 T・オマリー(ヤクルト) .3150 2603打数820安打 6回 .329(93年)

・種田(横浜)が通算600安打。
 種田仁内野手(横浜)は5月19日の対巨人11回戦(東京ドーム)で、4回表の第2打席に高橋尚投手から今季27安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上445人目の通算600安打を達成しました。初安打は中日時代の91年4月6日の対巨人1回戦(東京ドーム)で9回表に木田投手から代打でライト前ヒットして記録。
 5月19日現在の通算成績は854試合、2391打数600安打、打率.251、44本塁打、207打点、57盗塁。

・前田(広島)が通算600得点。
 前田智徳外野手(広島)は5月19日の対ヤクルト9回戦(盛岡)で、5回裏の第3打席にレフト前ヒットで出塁。その後に金本選手の3号2ランでホームインして今季17得点目を記録し、通算600得点を達成しました。

・中村(近鉄)が通算700打点。
 中村紀洋内野手(近鉄)は5月18日の対ロッテ6回戦(千葉マリン)で、5回表の第3打席に加藤投手から今季32打点目を記録するタイムリー二塁打を放ち、史上76人目の通算700打点を達成しました。近鉄では土井正博960打点、羽田耕一812打点、小玉明利758打点、栗橋茂701打点に次ぐ5人目の記録。初打点は92年6月18日の対日本ハム15回戦(藤井寺)で記録。
 5月18日現在の通算成績は1058試合、3700打数988安打、打率.267、235本塁打、701打点、15盗塁。

・松井(西武)が900試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は5月18日の対ダイエー6回戦(長野)に「1番・ショート」で先発出場して、史上6人目の900試合連続出場を達成しました。

・清原(巨人)が一軍復帰。
 4月17日の広島戦でわき腹を痛めて登録抹消されていた清原和博内野手(巨人)は、5月18日に約1ヶ月ぶりに一軍登録されました。

・片岡(阪神)が骨折で登録抹消。
 
片岡篤史内野手(阪神)は、「左手第4、第5中手骨骨折」が判明したため、5月17日に一軍登録を抹消されました。片岡選手は12日の巨人戦(東京ドーム)で、3回表の第2打席で高橋尚投手から左手に死球を受け途中交代し、14日からの対横浜3連戦は欠場していました。当初の検査では「左手挫傷」という診断でしたが、腫れが引かないために17日に兵庫県宝塚市内の病院でMRI検査を受けた結果、骨折で全治3週間と診断されたもの。 

・江藤(巨人)が10本目の満塁ホームラン。
 江藤智内野手(巨人)は5月15日の対ヤクルト8回戦で、1回裏の第1打席に入来投手から今季第3号満塁ホームランを放ちました。これは江藤選手自身、通算10本目の満塁ホームランで歴代9位タイ記録。

・松井(西武)がパ・リーグ新記録の899試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は5月15日の対近鉄8回戦(大阪ドーム)に「1番・ショート」で先発出場して、95年7月22日以来の連続試合出場記録を899に伸ばし、飯田徳治(南海)が50年3月11日から56年10月4日にかけて記録した898試合連続出場を更新するパ・リーグ新記録を達成しました。セ・リーグ記録及び日本記録は衣笠祥雄(広島)の2215試合連続。

・清原(巨人)が復帰に向け二軍戦に出場。
 わき腹を痛めて登録抹消中の清原和博内野手(巨人)は5月15日にイースタン・リーグの対ロッテ戦に「4番・ファースト」で先発出場。レフトファウルフライと2三振で結果は3打数ノーヒットでしたが、4月17日以来の実戦に表情は明るく、「結果は出なかったが、やはり嬉しかった」と語りました。あとは首脳陣の判断で復帰へのゴーサイン待ちという状況です。

・秋山(ダイエー)が通算850長打。
 秋山幸二外野手(ダイエー)は5月14日の対オリックス6回戦(台北)で、7回裏の第3打席に金田投手から今季7長打目となる2号ソロを放ち、史上10人目の通算850長打を達成しました。850長打の内訳は二塁打375本、三塁打41本、本塁打434本。初長打は81年9月29日の対近鉄後期13回戦(日生)で、谷崎投手から三塁打して記録。

・立浪(中日)が通算1800安打。
 立浪和義内野手(中日)は5月14日の対広島7回戦(岐阜)で、6回裏の第4打席にベルトラン投手から今季35安打目となるセンター前ヒットを放ち、史上44人目の通算1800安打を達成しました。中日では高木守道2274安打、谷沢健一2062安打、木俣達彦1876安打、中暁生1820安打に次ぐ5人目の記録。初安打は88年4月8日の対大洋1回戦(ナゴヤ)で、6回裏に欠端投手から二塁打して記録。
 5月14日現在の通算成績は1700試合、6314打数1800安打、打率.285、125本塁打、667打点、122盗塁。

・古田(ヤクルト)が通算1600安打。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は5月14日の対巨人7回戦(東京ドーム)で、1回表の第1打席に工藤投手から今季36安打目となる二塁打を放ち、史上66人目の通算1600安打を達成しました。ヤクルトでは若松勉2173安打に次ぐ2人目の記録。初安打は90年4月30日の対巨人5回戦(神宮)で、2回裏に木田投手から二塁打して記録。
 5月14日現在の通算成績は1506試合、5412打数1600安打、打率.296、156本塁打、766打点、63盗塁。

・稲葉(ヤクルト)が通算700安打。
 稲葉篤紀外野手(ヤクルト)は5月14日の対巨人7回戦(東京ドーム)で、1回表の第1打席に工藤投手から今季34安打目となる安打を放ち、史上384人目の通算700安打を達成しました。初安打は95年6月21日の対広島13回戦(広島)で、2回表に紀藤投手から本塁打して記録。
 5月14日現在の通算成績は738試合、2427打数701安打、打率.289、84本塁打、332打点、34盗塁。

・松井(西武)がパ・リーグタイ記録の898試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は5月14日の対近鉄7回戦(大阪ドーム)に「1番・ショート」で先発出場して、95年7月22日以来の連続試合出場記録を898に伸ばし、飯田徳治(南海)が50年3月11日から56年10月4日にかけて記録した898試合連続出場のパ・リーグ記録に並びました。

・江藤(巨人)が一軍復帰。
 右手首を痛めて5月4日に登録抹消されていた江藤智内野手(巨人)は、5月14日に10日ぶりに一軍登録されました。

・片岡(阪神)が死球を受け途中交代。
 片岡篤史内野手(阪神)は5月12日の対巨人7回戦(東京ドーム)で、3回表の第2打席に高橋尚投手から左手小指に死球を受け、5回の守備から交代しました。都内の病院で検査の結果、「左手小指付け根の挫傷。骨に異常なし」と診断されました。14日の横浜戦への出場は当日の様子を見て決めるとの事。 

・中村(近鉄)が6本目のサヨナラ本塁打。
 中村紀洋内野手(近鉄)は5月12日の対日本ハム8回戦(大阪ドーム)で、9回裏の第5打席に井場投手から10号逆転サヨナラ2ランを放ちました。これは中村自身、通算6本目のサヨナラ本塁打で歴代8位タイ。パ・リーグでは野村克也(南海・ロッテ・西武)の11本、藤井康雄(オリックス)の7本に次ぐ歴代3位タイ。

・松井(西武)が歴代6位の連続出場と2試合連続サヨナラ本塁打と通算1100安打。
 松井稼頭央内野手(西武)は5月11日の対オリックス7回戦(西武ドーム)に「1番・ショート」で先発出場して、95年7月22日以来の連続試合出場記録を895に伸ばし、石嶺和彦の894試合連続を抜いて歴代6位に進出しました。
 また、松井選手はこの試合で10回裏の第5打席に今村投手から今季第6号サヨナラ2ランを放ち、前日の試合から2試合連続のサヨナラ本塁打を記録しました。これは90年9月の門田博光(オリックス)以来、12年ぶり7人目の記録。
 さらにこの本塁打は今季39安打目となり史上177人目の通算1100安打を達成しました。初安打は95年4月9日の対日本ハム3回戦(西武)で、8回裏に芝草投手から記録。
 5月11日現在の通算成績は911試合、3602打数1100安打、打率.305、87本塁打、414打点、267盗塁。

<2試合連続サヨナラ本塁打>
選手名(当時の所属) 達成年月日 備考
桑田武(大洋) 61年4月8日、9日  
豊田泰光(サンケイ) 68年8月24日、25日 2本とも代打
若松勉(ヤクルト) 77年6月12日、13日 2本とも代打
長嶋清幸(広島) 84年9月15日、16日  
ダグ・デシンセイ(ヤクルト) 88年6月15日、18日 2本とも逆転サヨナラ
門田博光(オリックス) 90年9月9日、10日 1本目は満塁サヨナラ
松井稼頭央(西武) 02年5月10日、11日  

・関川(中日)が通算900安打。
 関川浩一外野手(中日)は5月11日の対横浜6回戦(横浜)で、4回裏の第3打席に細見投手から今季10安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上251人目の通算900安打を達成しました。初安打は阪神時代の91年7月31日の対巨人17回戦(甲子園)で、2回裏に香田投手から記録。
 5月11日現在の通算成績は1042試合、3147打数900安打、打率.286、21本塁打、269打点、71盗塁。

・大村(近鉄)が通算800安打。
 大村直之外野手(近鉄)は5月11日の対日本ハム7回戦(大阪ドーム)で、3回裏の第2打席にミラバル投手から今季44安打目となる二塁打を放ち、史上307人目の通算800安打を達成しました。初安打は95年4月18日の対ロッテ4回戦(日生)で記録。
 5月11日現在の通算成績は848試合、2913打数800安打、打率.275、37本塁打、254打点、77盗塁。

・小久保(ダイエー)が通算900安打。
 小久保裕紀内野手(ダイエー)は5月8日の対近鉄8回戦(福岡ドーム)で、1回裏の第1打席に岩隈投手から今季36安打目となるライト前ヒットを放ち、史上250人目の通算900安打を達成しました。初安打は94年4月10日の対オリックス2回戦(神戸)で野田投手から記録。
 5月8日現在の通算成績は911試合、3318打数900安打、打率.271、205本塁打、627打点、43盗塁。

・4月の打者部門月間MVP。
 5月7日に両リーグから4月(3月の成績を含む)の月間MVPが発表されました。パ・リーグは小笠原道大内野手(日本ハム)で、00年8月・01年8月に続く3度目の受賞。3〜4月の成績は25試合で97打数40安打、打率.412、9本塁打、21打点、2盗塁。
 セ・リーグは今岡誠内野手(阪神)が初受賞。3〜4月の成績は26試合で102打数35安打、打率.343、5本塁打、14打点、0盗塁。

・松井(巨人)が通算800打点。
 松井秀喜外野手(巨人)は5月6日の対中日6回戦(ナゴヤドーム)で、9回表の第4打席にギャラード投手から今季18打点目を記録する7号ソロを放ち、史上61人目の通算800打点を達成しました。巨人では王貞治2170打点、長嶋茂雄1522打点、川上哲治1319打点、原辰徳1093打点に次ぐ5人目の記録。初打点は93年5月1日の対ヤクルト2回戦(東京ドーム)で、5回裏に西村投手からタイムリー二塁打して記録。
 5月6日現在の通算成績は1158試合、4182打数1262安打、打率.302、289本塁打、800打点、43盗塁。

・城島(ダイエー)が通算100号本塁打。
 城島健司捕手(ダイエー)は5月6日の対近鉄7回戦(福岡ドーム)で、6回裏の第3打席に前川投手から今季第8号2ランを放ち、史上221人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は96年9月10日の対近鉄21回戦(福岡ドーム)で、久保投手から記録。
 5月6日現在の通算成績は661試合、2343打数669安打、打率.286、100本塁打、396打点、40盗塁。

・セギノール(オリックス)が2試合連続で左右両打席本塁打。
 フェルナンド・セギノール内野手(オリックス)は5月6日の対ロッテ7回戦(神戸)で、1回裏の第1打席に右腕の小野投手から左打席で12号3ラン、3回裏の第2打席に左腕の川井投手から右打席で13号2ランを放ち、前日に続き2試合連続の左右両打席本塁打を達成しました。両打席本塁打2度以上は7人目、年間2度は89年バナザード(ダイエー)、90年松永(オリックス)、91年デストラーデ(西武)に次ぐ4人目ですが、2試合連続は史上初の記録。

<左右両打席本塁打2度以上の選手>
選手名(所属) 回数 記録達成日
松永浩美(阪急・オリックス) 6回 82.5.15日本ハム戦 83.9.23南海戦 85.4.13近鉄戦
87.10.15日本ハム戦 90.5.9ロッテ戦 90.8.12ダイエー戦
バナザード(南海・ダイエー) 3回 88.9.8近鉄戦 89.8.16西武戦 89.10.6ロッテ戦
デストラーデ(西武) 3回 90.9.9オリックス戦 91.6.18オリックス戦 91.10.3日本ハム戦
シェーン(広島) 2回 75.5.17大洋戦 76.4.16巨人戦  
ハリス(近鉄) 2回 81.7.5西武戦 83.9.1南海戦  
松井稼頭央(西武) 2回 00.9.12日本ハム戦 01.8.20日本ハム戦  
セギノール(オリックス) 2回 02.5.5近鉄戦 02.5.6ロッテ戦  

・松井(西武)が歴代7位の891試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は5月6日の対日本ハム6回戦(東京ドーム)に「1番・ショート」で先発出場して、95年7月22日以来の連続試合出場記録を891に伸ばし、大杉勝男の890試合連続を抜いて歴代7位に進出しました。

・清原(巨人)が筋膜炎。
 左脇腹を痛めて登録抹消中の清原和博内野手(巨人)は、5月4日に左太ももの痛みを訴え、5日にトレーナーから左大腿後側に筋膜炎の症状ありと診断されました。この結果、一軍復帰はやや遅れる見通しになったとの事。

・セギノール(オリックス)が左右両打席本塁打。
 フェルナンド・セギノール内野手(オリックス)は5月5日の対近鉄7回戦(神戸)で、3回裏の第2打席に左腕の小池投手から右打席で10号2ラン、6回裏の第3打席に右腕の門倉投手から左打席で11号ソロを放ち、史上15人目(27度目)の左右両打席本塁打を記録しました。

・鈴木尚(横浜)が今季初の欠場。
 鈴木尚典外野手(横浜)は5月4日の対巨人8回戦(横浜)を今季初めて欠場しました。前日の同カードで9回の打席に右肩に死球を受けてそのまま途中交代していました。

・古田(ヤクルト)が通算1500試合出場。
 古田敦也捕手(ヤクルト)は5月4日の対中日6回戦(神宮)に「5番・キャッチャー」で先発出場して、史上135人目の通算1500試合出場を達成しました。ヤクルトでは若松勉2062試合、杉浦享1782試合、池山隆寛1754試合、大矢明彦1552試合、角富士夫1521試合に次ぐ6人目の記録。初出場は90年4月11日の対中日2回戦(神宮)で、6回から捕手として出場して記録。
 5月4日現在の通算成績は1500試合、5389打数1590安打、打率.295、156本塁打、763打点、63盗塁。

・小笠原(日本ハム)が通算100号本塁打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は5月4日の対ダイエー7回戦(東京ドーム)で、2回裏の第2打席にラジオ投手から今季第11号3ランを放ち、史上220人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は98年7月7日の対近鉄15回戦(東京ドーム)で、盛田投手から記録。
 5月4日現在の通算成績は553試合、1963打数625安打、打率.318、100本塁打、312打点、32盗塁。

・仁志(巨人)が一軍登録、江藤(巨人)が登録抹消。
 江藤智内野手(巨人)は5月4日に右手首痛のため一軍登録を抹消され、代わって左脇腹痛で登録抹消されていた仁志敏久内野手が一軍登録されました。江藤選手は以前から痛めていた右手首を、前日の打席でバントした際に悪化させ、激しい痛みを感じたとの事。

・松中(ダイエー)が通算100号本塁打。
 松中信彦内野手(ダイエー)は5月3日の対日本ハム6回戦(東京ドーム)で、5回表の第2打席に正田投手から今季第5号ソロを放ち、史上219人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は98年9月5日の対西武22回戦(福岡ドーム)で、西口投手から記録。
 5月3日現在の通算成績は468試合、1563打数468安打、打率.299、100本塁打、330打点、9盗塁。

・金子(日本ハム)が通算700安打。
 金子誠内野手(日本ハム)は4月29日の対オリックス4回戦(神戸)で、3回表の第2打席に今季19安打目となる二塁打を放ち、史上383人目の通算700安打を達成しました。初安打は95年10月3日の対西武25回戦(西武)で小野投手から記録。
 4月29日現在の通算成績は792試合、2683打数701安打、打率.261、35本塁打、234打点、67盗塁。

・野村(広島)が登録抹消。
 野村謙二郎内野手(広島)は4月26日に一軍登録を抹消されました。先発出場した20日の対横浜4回戦(横浜)で右太ももを痛め、翌日病院で検査の結果、右太もも裏筋損傷と診断されていました。

・秋山(ダイエー)が歴代10位の通算1224得点。
 秋山幸二外野手(ダイエー)は4月26日の対オリックス3回戦(北九州)で、7回裏にレフトへの二塁打を放ち出塁。その後に柴原のタイムリーで生還、今季7得点目を記録し通算1224得点として柴田勲(巨人)の1223得点を抜いて歴代10位となりました。

・松井(西武)が歴代8位の883試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は4月26日の対日本ハム3回戦(西武ドーム)に「1番・ショート」で先発出場して、95年7月22日以来の連続試合出場記録を883に伸ばし、三宅秀史の882試合連続を抜いて歴代8位に進出しました。

・仁志(巨人)は全治2週間。
 左わき腹の痛みを訴えて登録抹消中の仁志敏久内野手(巨人)は、4月25日にの都内の病院で検査を受け、「左内腹斜筋の挫傷で全治2週間」と診断されました。今後もチームと離れて川崎市のジャイアンツ球場で調整する予定との事。

・宮本(ヤクルト)が通算700安打。
 宮本慎也内野手(ヤクルト)は4月24日の対巨人5回戦(神宮)で、6回裏の第3打席に入来投手から今季24安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上382人目の通算700安打を達成しました。初安打は95年4月13日の対中日3回戦(神宮)で、8回にキク投手から記録。
 4月24日現在の通算成績は777試合、2580打数700安打、打率.271、10本塁打、177打点、67盗塁。

・片岡(阪神)が通算1200安打。
 片岡篤史内野手(阪神)は4月24日の対広島4回戦(広島)で、5回表の第3打席に苫米地投手から今季16安打目となる二塁打を放ち、史上148人目の通算1200安打を達成しました。初安打は92年4月4日の対西武1回戦(西武)で、7回に工藤投手から記録。
 4月24日現在の通算成績は1213試合、4351打数1200安打、打率.276、137本塁打、603打点、32盗塁。

・桧山(阪神)が通算100号本塁打。
 桧山進次郎外野手(阪神)は4月23日の対広島3回戦(広島)で、6回表の第3打席に長谷川投手から今季第4号2ランを放ち、史上218人目の通算100号本塁打を達成しました。初本塁打は93年5月29日の対広島6回戦(山形)で、4回に長冨投手から記録。
 4月23日現在の通算成績は894試合、2658打数662安打、打率.249、100本塁打、375打点、27盗塁。

・秋山(ダイエー)が通算1300打点。
 秋山幸二外野手(ダイエー)は4月23日の対西武4回戦(福岡ドーム)で、2回裏の第1打席に松坂投手から今季12打点目を記録するタイムリー二塁打を放ち、史上13人目の通算1300打点を達成しました。初打点は84年4月4日の対ロッテ2回戦(西武)で記録。
 4月23日現在の通算成績は2129試合、7819打数2116安打、打率.271、433本塁打、1300打点、303盗塁。

・田中幸(日本ハム)が通算二塁打の球団新記録。
 田中幸雄内野手(日本ハム)は4月22日の対近鉄4回戦(東京ドーム)で、3回裏の第1打席に小池投手から今季1本目の二塁打を放ち、通算331二塁打として張本勲の330二塁打を抜く通算二塁打の球団新記録を達成しました。

・ローズ(近鉄)が通算200号本塁打。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は4月22日の対日本ハム4回戦(東京ドーム)で、1回表の第1打席にミラバル投手から今季第1号ソロを放ち、史上76人目の通算200号本塁打を達成しました。近鉄では土井正博305本、ラルフ・ブライアント259本、中村紀洋228本、羽田耕一225本、栗橋茂215本に次ぐ6人目の記録。外国人選手では93年8月のブライアント以来で10人目。通算824試合目での達成は歴代10位タイ記録。初本塁打は96年4月4日の対オリックス3回戦(藤井寺)で6回裏に清原投手から記録。
 4月22日現在の通算成績は824試合、3148打数921安打、打率.293、200本塁打、610打点、68盗塁。

<200本塁打達成スピード10傑>
  選手名(当時の所属) 所要試合数 達成日 通算本数
1 ラルフ・ブライアント(近鉄) 578試合 93.8.19 259本塁打
2 ランディ・バース(阪神) 587試合 87.10.3 202本塁打
3 田淵幸一(阪神) 714試合 75.6.19 474本塁打
3 秋山幸二(西武) 714試合 90.4.19 433本塁打
5 落合博満(ロッテ) 760試合 86.5.31 510本塁打
6 ブーマー・ウェルズ(オリックス) 764試合 89.6.6 277本塁打
7 クラレンス・ジョーンズ(近鉄) 770試合 76.4.8 246本塁打
8 長池徳二(阪急) 797試合 72.9.3 338本塁打
9 原辰徳(巨人) 803試合 87.6.23 382本塁打
10 清原和博(西武) 824試合 92.6.26 447本塁打
10 タフィ・ローズ(近鉄) 824試合 02.4.22 200本塁打

・仁志(巨人)が登録抹消。
 仁志敏久内野手(巨人)はわき腹痛のため4月21日に一軍登録を抹消されました。以前から痛めていたわき腹痛の悪化で19、20日の阪神戦を欠場していました。同選手の登録抹消は99年5月以来、約3年ぶりのこと。

・五十嵐(近鉄)が全打順本塁打。
 五十嵐章人内野手(近鉄)は4月21日の対ダイエー6回戦(大阪ドーム)に「8番・セカンド」で先発出場し、5回裏の第2打席に星野投手から1号2ランを放ちました。これで五十嵐選手は史上6人目の全打順本塁打を達成しました。通算26号での達成は史上最少本塁打数での達成となりました。

  選手名(当時の所属) 達成年 記録達成時の本数 通算本塁打
1人目 古屋英夫(日本ハム) 89年5月5日対オリックス戦 163本目 180本
2人目 松永浩美(ダイエー) 96年4月27日対西武戦 200本目 203本
3人目 田中幸雄(日本ハム) 97年8月12日対ロッテ戦 166本目 252本
4人目 堀幸一(ロッテ) 98年5月26日対西武戦 87本目 115本
5人目 小川博文(オリックス) 99年6月3日対ダイエー戦 65本目 89本
6人目 五十嵐章人(近鉄) 02年4月21日対ダイエー戦 26本目 26本

・石井琢(横浜)が通算800得点。
 石井琢朗内野手(横浜)は4月20日の対広島4回戦(横浜)で、6回裏に金城のタイムリー二塁打でホームインして今季11得点目をマーク。史上63人目の通算800得点を達成しました。

・仁志(巨人)がわき腹痛で欠場。
 仁志敏久内野手(巨人)はわき腹を痛めて4月19日の阪神戦を欠場し、99年5月22日以来の連続出場は391試合でストップしました。以前から痛めていたものが悪化したとの事。

・清原(巨人)が登録抹消。
 4月17日の対広島1回戦(広島)で、打席でスイングした際に左わき腹を痛め途中交代していた清原和博内野手(巨人)は、18日にチームを離れて帰京。東京都内の病院で精密検査を受けた結果、「左外腹斜筋の筋挫傷で全治3週間」と診断されました。この結果を受けて、同日清原選手は一軍登録を抹消されました。

・清原(巨人)がわき腹を痛める。
 清原和博内野手(巨人)は4月17日の対広島1回戦(広島)で、6回表の打席でスイングした際に左わき腹を痛め、大事をとって打席終了後に途中交代しました。18日以降に病院で検査をする予定との事。

・片岡(阪神)が通算600打点。
 片岡篤史内野手(阪神)は4月17日の対中日2回戦(ナゴヤドーム)で、9回表の第2打席にギャラード投手から今季5打点目となるライト前タイムリーを放ち、通算600打点を達成しました。初打点は日本ハム時代の92年4月8日の対近鉄2回戦(藤井寺)で記録。
 4月17日現在の通算成績は1208試合、4329打数1196安打、打率.276、137本塁打、600打点、32盗塁。

・井出(日本ハム)が通算700安打。
 井出竜也外野手(日本ハム)は4月16日の対ダイエー4回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席に寺原投手から今季17安打目となる4号ソロを放ち、史上381人目の通算700安打を達成しました。初安打は95年4月2日の対近鉄2回戦(藤井寺)でパウエル投手から記録。
 4月16日現在の通算成績は802試合、2692打数700安打、打率.260、65本塁打、286打点、96盗塁。

・小笠原(日本ハム)が通算600安打。
 小笠原道大内野手(日本ハム)は4月15日の対ダイエー3回戦(東京ドーム)で、3回裏の第2打席に星野投手から今季20安打目となるライト前ヒットを放ち、史上444人目の通算600安打を達成しました。初安打は97年5月10日の対西武7回戦(西武)で記録。
 4月15日現在の通算成績は538試合、1908打数601安打、打率.315、95本塁打、300打点、30盗塁。

・片岡(阪神)が通算700四死球。
 片岡篤史内野手(阪神)は4月14日の対横浜6回戦(甲子園)で、6回裏の第3打席に山田投手から今季10四死球目となる四球を選び、史上50人目の通算700四死球を達成しました。700四死球の内訳は683四球、17死球。

・前田(広島)が通算600打点。
 前田智徳外野手(広島)は4月12日の対ヤクルト4回戦(広島)で、7回裏の第4打席に寺村投手から今季5打点目を記録する2号ソロを放ち、通算600打点を達成しました。広島では山本浩二1475打点、衣笠祥雄1448打点、水谷実雄675打点、江藤智670打点、山本一義655打点、野村謙二郎651打点、金本知憲626打点、藤井弘603打点に次ぐ9人目の記録。初打点は90年6月6日の対ヤクルト8回戦(広島)で、1回裏に西村投手からタイムリー二塁打して記録。
 4月12日現在の通算成績は1151試合、4011打数1219安打、打率.304、159本塁打、600打点、60盗塁。

・松井(巨人)が通算800得点。
 松井秀喜外野手(巨人)は4月11日の対ヤクルト3回戦(東京ドーム)で、3回裏に江藤のタイムリー二塁打でホームインして今季11得点目をマーク。史上62人目の通算800得点を達成しました。

・中村(近鉄)が左ひじ打撲。
 中村紀洋内野手(近鉄)は、4月10日の対ダイエー3回戦(福岡ドーム)で4回表の第2打席に山田投手から左ひじに死球を受け、4打席目終了後に痛みを訴えて途中交代しました。福岡市内の病院で検査の結果「左ひじ打撲、骨には異常なし」と診断されました。12日の日本ハム戦(大阪ドーム)の出場は、今後の様子を見て決めるとの事。

・池山(ヤクルト)が通算600長打。
 池山隆寛内野手(ヤクルト)は4月10日の対巨人2回戦(東京ドーム)で、9回表に代打で条辺投手から今季初長打となる1号3ランを放ち、史上34人目の通算600長打を達成しました。ヤクルトでは若松勉618長打に次ぐ歴代2位の記録。600長打の内訳は277二塁打、19三塁打、304本塁打。

・松井(西武)が歴代9位の873試合連続出場。
 松井稼頭央内野手(西武)は4月10日の対オリックス3回戦(西武ドーム)に「1番・ショート」で先発出場して、95年7月22日以来の連続試合出場記録を873に伸ばし、山本浩二の872試合連続を抜いて歴代9位に進出しました。

・ローズ(近鉄)が通算600打点。
 タフィ・ローズ外野手(近鉄)は4月9日の対ダイエー2回戦(福岡ドーム)で、10回表の第5打席に鈴木投手から今季10打点目を記録する5号2ランを放ち、通算600打点を達成しました。初打点は96年3月30日の対西武1回戦(西武)で、4回表に新谷投手からタイムリーヒットして記録。
 4月9日現在の通算成績は814試合、3108打数913安打、打率.294、196本塁打、601打点、68盗塁。

・中村(近鉄)がチーム歴代3位の226号。
 中村紀洋内野手(近鉄)は4月9日の対ダイエー2回戦(福岡ドーム)で、9回表の第4打席に吉田投手から今季第3号ソロを放ち、通算226本塁打として225本の羽田耕一を抜いてチーム歴代3位に進出しました。1位は土井正博305本、2位はラルフ・ブライアント259本。

・清水(巨人)が通算700安打。
 清水隆行外野手(巨人)は4月9日の対ヤクルト1回戦(東京ドーム)で、8回裏の第5打席に島田投手から今季14安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上380人目の通算700安打を達成しました。初安打は96年4月14日の対横浜3回戦(横浜)で、7回表に島田投手からセンター前ヒットして記録。
 4月9日現在の通算成績は719試合、2338打数700安打、打率.299、63本塁打、237打点、67盗塁。

・清原(巨人)が通算打点で11位進出。
 清原和博内野手(巨人)は4月9日の対ヤクルト1回戦(東京ドーム)で6打点を記録し、通算1324打点として川上哲治(巨人)の1319打点を抜き、通算打点で歴代11位に進出しました。

・小久保(ダイエー)が通算200号本塁打。
 小久保裕紀内野手(ダイエー)は4月8日の対近鉄1回戦(福岡ドーム)で、7回裏の第4打席に関口投手から今季第5号のソロホームランを放ち、史上75人目の通算200号本塁打を達成しました。ダイエーでは野村克也645本、門田博光503本に次ぐ3人目の記録。初本塁打は94年7月5日の対ロッテ13回戦(北九州)で、2回裏に園川投手から記録。
 4月8日現在の通算成績は887試合、3219打数874安打、打率272、200本塁打、617打点、43盗塁。

・塀内(ロッテ)が初打席本塁打。
 塀内久雄内野手(ロッテ)は4月8日の対日本ハム1回戦(千葉マリン)で、3回裏のプロ入り初打席にシールバック投手から1号ソロを放ち、史上43人目のプロ入り初打席本塁打を記録しました。

・中根(横浜)が通算1000試合出場。
 中根仁外野手(横浜)は4月7日の対巨人3回戦(横浜)で、7回裏に代打出場して史上377人目の通算1000試合出場を達成しました。初出場は近鉄時代の89年5月3日の対ロッテ5回戦(藤井寺)で8回裏に代走出場して記録。
 4月7日現在の通算成績は1000試合、2568打数685安打、打率.267、74本塁打、328打点、52盗塁。

・前田(広島)が4000打数到達。
 前田智徳外野手(広島)は4月7日の対中日3回戦(広島)で4打数を記録して通算4000打数に到達しました。同日現在通算打率.304の前田選手は4000打数以上では17人目(ランキングでは12位)の3割打者となっています。通算.304は、現時点では4000打数以上の球団記録である山本浩二の.290を大きく上回っています。
 4月7日現在の通算成績は1148試合、4002打数1216安打、打率.304、158本塁打、598打点、60盗塁。

<通算4000打数以上の3割打者>
  選手名(最終所属) 打数 安打 打率     選手名(最終所属) 打数 安打 打率
1 L・リー(ロッテ) 4934 1579 .320   11 篠塚和典(巨人) 5572 1696 .3043
2 若松勉(ヤクルト) 6808 2173 .31918   12 前田智徳(広島) 4002 1216 .3038
3 張本勲(ロッテ) 9666 3085 .31915   13 大下弘(西鉄) 5500 1667 .303
4 ブーマー・W(ダイエー) 4451 1413 .317   14 谷沢健一(中日) 6818 2062 .302
5 川上哲治(巨人) 7500 2351 .313   15 王貞治(巨人) 9250 2786 .3011
6 与那嶺要(中日) 4298 1337 .3110   16 松井秀喜(巨人) 4104 1235 .3009
7 落合博満(日本ハム) 7627 2371 .3108   17 藤村富美男(阪神) 5648 1694 .300
8 レオン・リー(ヤクルト) 4667 1436 .308            
9 中西太(西鉄) 4116 1262 .307            
10 長嶋茂雄(巨人) 8094 2471 .305            

・大島(オリックス)が通算200犠打。
 大島公一内野手(オリックス)は4月7日の対ダイエー2回戦(神戸)で、1回裏の第1打席にラジオ投手から今季1個目の犠打を記録して、史上20人目の200犠打を達成しました。初犠打は近鉄時代の93年8月18日の西武戦で記録。

・飯田(ヤクルト)が全治6週間。
 飯田哲也外野手(ヤクルト)は「左膝後十字靭帯損傷」で、全治6週間と診断されました。4月3日の練習中に左膝を痛め、翌4日に一軍登録を抹消されていました。

・清原(巨人)が右手打撲。
 清原和博内野手(巨人)は4月4日の対中日3回戦(ナゴヤドーム)で、7回表の第4打席に川上投手から右手人差し指と中指の間に死球を受け、途中交代しました。名古屋市内の病院に直行し、レントゲン検査を受けた結果、「骨には異常なく打撲」と診断されました。かなり腫れているために5日の横浜戦に出場するかどうかは、当日の様子を見て決めるとの事。

・石井琢(横浜)が通算1400安打。
 石井琢朗内野手(横浜)は4月4日の対阪神3回戦(横浜)で、4回裏の第2打席に今季5安打目となるライト前ヒットを放ち、史上100人目の通算1400安打を達成しました。横浜では松原誠2081安打、近藤和彦1725安打、高木豊1668安打、中塚政幸1440安打に次ぐ5人目の記録。初安打は89年10月10日の対ヤクルト25回戦(神宮)で、3回表に加藤投手からセンター前ヒットして記録。
 4月4日現在の通算成績は1279試合、4791打数1400安打、打率.292、57本塁打、405打点、269盗塁。

・高橋由(巨人)が通算600安打。
 高橋由伸外野手(巨人)は4月3日の対中日2回戦(ナゴヤドーム)で、1回表の第1打席に小笠原投手から今季3安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上443人目の通算600安打を達成しました。初安打は98年4月3日の対ヤクルト1回戦(東京ドーム)で6回裏に高木投手からライト前ヒットして記録。
 4月3日現在の通算成績は523試合、1999打数601安打、打率.301、107本塁打、332打点、14盗塁。

・清原(巨人)が歴代11位の通算445本塁打。
 清原和博内野手(巨人)は4月2日の対中日1回戦(ナゴヤドーム)で、9回表の第4打席にギャラード投手から今季第3号ソロを放ち、通算445本塁打として長嶋茂雄(巨人)の444本を抜いて歴代11位に進出しました。
 また、清原選手は99年高橋由伸(巨人)以来の開幕3試合連続本塁打。日本記録は89年ブーマー(オリックス)の5試合連続。セ・リーグ記録は78年ギャレット(広島)の4試合連続。

・小坂(ロッテ)が登録抹消、堀(ロッテ)が一軍登録。
 小坂誠内野手(ロッテ)は右足骨折のため、4月2日に一軍登録を抹消されました。また、ファームで調整を続けていた堀幸一外野手(ロッテ)は4月2日に一軍登録されました。

・小坂(ロッテ)が右足骨折。
 小坂誠内野手(ロッテ)は4月1日の対ダイエー戦(福岡ドーム)で3回裏の守備中に一塁走者と交錯し、右足を痛めて途中交代しました。福岡市内の病院で検査を受けた結果、右足の腓骨を骨折していることが判明しました。全治4〜6週間で、その後リハビリ期間を要するため、長期離脱となる模様。

・柴原(ダイエー)が通算600安打。
 柴原洋外野手(ダイエー)は4月1日の対ロッテ1回戦(福岡ドーム)で、6回裏の第4打席に川井投手から今季5安打目となるレフト前ヒットを放ち、史上442人目の通算600安打を達成しました。初安打は97年4月13日の対オリックス3回戦(福岡ドーム)で記録。
 4月1日現在の通算成績は585試合、2057打数600安打、打率.292、22本塁打、164打点、58盗塁。

・古田(ヤクルト)の左ひざは軽症。
 左ひざを痛めていた古田敦也捕手(ヤクルト)は4月1日に都内の病院で検査を受け、「左ひざ打撲と関節ねんざ」と診断されました。昨年終盤に痛めた「後十字靱帯」への影響はなく、2日からの広島戦への出場は当日の様子を見て決めるとの事。古田選手は3月31日の中日戦で、6回裏の守備中に本塁で相手走者と激突して左ひざを痛め、途中交代していました。