・・・13年5月5日に史上43人目の通算2000本安打を達成した中村紀洋選手(DeNA)の試合後のヒーローインタビューを再現してみました。
試合後のヒーローインタビュー 2013年5月5日 ナゴヤドーム 対中日戦終了後
中村選手がインタビュー場所に登場。
−放送席、放送席、そしてナゴヤドームのファンの皆さん。お待たせ致しました、ヒーローインタビューです。日本プロ野球43人目の通算2000本安打を達成しました、中村紀洋選手です。おめでとうございます。
中村「有難うございます。」
−とうとう、2000本という大きな数字に届きましたね。
中村「そうですね、あのー、2年間お世話になった、えー、このナゴヤドームで、あのう、ドラゴンズファンの前で打ちたいなと思っていたので、本当に今日は嬉しいです。」
(歓声と拍手)
−その照準定めたナゴヤドーム。8回、あと1本というところ。どんな思いでした?
中村「えー、そうですね。あのー、ラミレスがね、あのう、いいところで打った後で。まあ、気楽に打席に立てましたけどね、はい。」
−ただ、プレッシャーあるいは高まる思い、あったんじゃないですか?
中村「いや、あのう、打った瞬間、あの、ホッとしました。あのう、念願かなったので。有難うございます。」
(歓声と拍手)
−またナゴヤドームから拍手が起きました。それにしても鋭い当たり、フルスイング。勝利に貢献する一打でした。中村さんらしい2000本でしたね。
中村「えー、そうですね。あのう、ようやく2000本打てましたけれども、これからまだチームの為に、あの、どんどん打っていきたいと思います。頑張ります。」
−その2000本まで、これほどまで波乱に満ちた2000本達成者は過去いなかったと思います。
中村「えー、そうですね。まあいろいろあったんですけれども、あの本当に、あのう、ここに来られているドラゴンズファンの皆さん、本当に有難うございました。えー、並びに、えー、横浜DeNAベイスターズファンの皆さん、有難うございます。これからも必死に頑張ります、よろしくお願いします。」
(帽子を取って一礼、歓声と拍手)
−ここで終わらせたいところですけど、支えた家族の方も今日は来てましたね。
中村「そうですね。あのう、今日しか、あのう、娘が部活で、あのう、来れないという事で(スタンドから笑い声も混じる)、今日は必死で打とうと。やっぱりあのう、子供の前で打ちたいなと思ってましたんで、打てて良かったです。」
(拍手)
−改めましてドラゴンズファンの皆さん。そして子供の日です。たくさんの子供さんがフルスイングに魅了されました。ファンに向けてお願いします。
中村「これからも頑張ります。えー、応援よろしくお願いします。」
(帽子を取って一礼、歓声と拍手)
−偉業を達成致しました中村紀洋選手でした。どうぞ大きな拍手をお送りください。ヒーローインタビューでした。
(大きな歓声と拍手、紀洋コールが続く中、記念ボードを掲げる)