・・・16年4月26日に史上47人目の通算2000本安打を達成した新井貴浩選手(広島)の試合後のヒーローインタビューを再現してみました。
試合後のヒーローインタビュー 2016年4月26日 神宮 対ヤクルト戦終了後
新井選手がインタビュー場所に登場、歓声と拍手で迎えられる。
−神宮球場で歴史的瞬間を目に焼き付けましたファンの皆さん、ヒーローインタビューです。プロ野球史上47人目の偉業達成。広島東洋カープ、新井貴浩選手です!
新井「有難うございます!」
(帽子を取って歓声に応える)
−2000安打を放って、今、お気持ち如何ですか?
新井「本当に、あのう、チームメイトのお蔭で勝ち試合で達成出来て嬉しいです。有難うございます。」
(大歓声)
−今日は残り1本でスタートしましたが、試合前はどんな気持ちだったんでしょうか?
新井「いえ、試合前はあのう、普段通りだったんですけれども、あのう、さすがにあのう、第1打席に行く前の歓声を頂いた時は緊張しました。」
(笑いと歓声)
−ただ、その後の味方が3者連続ホームランがありました。いいムードを仲間が作ってくれたんじゃないでしょうか。
新井「いや、本当にチームメイトには感謝しかないですね。えー、今日試合前に鈴木誠也に今日2本ホームラン打ってくれよって言ったんですけど、本当に打っちゃいました!」
(大歓声と拍手)
−頼もしい後輩ですね。
新井「いや、本当頼もしいですし、あのー、本当にいい後輩ばっかりなので、あの、本当に嬉しいです、はい。」
−そんな中生まれた2000安打は2打席目でした。あのヒット、振り返って頂けますか?
新井「あの、やっぱりね。あの、チャンスをお膳立てしてくれたので、あの、何とかしたいと思ってバッターボックスに入りました。」
−それがレフト線に落ち、タイムリーになりました。二塁キャンバス上、どんな思いでした?
新井「いや、あの、もちろんあのう、自分自身嬉しかったですけれども、あのー今日ここにたくさん詰めかけて頂いたファンの皆さんの喜んでいる姿を見て、それが嬉しかったです。」
(大歓声と拍手)
−この神宮球場、真っ赤に染まりましたが、新井選手。神宮と言うとドラフト6位で指名される前、大学時代を過ごした場所でしたよね。
新井「そうですね、あの、この球場も大学4年間、えー過ごした球場で、あの、思い出が沢山詰まった球場です。」
−あれから18年たって今の光景、当時想像出来てましたか?
新井「全く出来ませんでした。」
(笑顔)
−ただ、今日で2000安打以上積み重ねる事が出来ました。その要因と言うと、どういう事があるんでしょうか?
新井「えー、まずは丈夫に生んでくれた両親に感謝したいと思います。そしてあのう、本当、あのう、僕の場合はたくさんの人に、えー支えられてお世話になって、えーここまで来れたと思います。本当、お蔭さまです。有難うございます。」
(歓声と拍手)
−そして2000安打は、新井選手が大好きな大好きなカープのユニフォームを着ての達成でしたね。
(歓声と拍手、スタンドから「阪神ファンにも一言!」と声が掛かり、しばし笑顔の後に)
新井「えー何と言っていいか、本当に皆さんありがとうございます。」
(帽子を取って会釈)
−では改めて、たくさんのエールを送られた全国のファンへ、そして明日以降の戦いに意気込みをお願いします。
新井「はい。えー明日もまたしっかりと、頑張ります。そして、最後の最後で皆さんと一緒に笑顔になりたいと思います。明日も頑張ります!」
(大歓声と拍手)
−見事2000安打達成、広島東洋カープ、新井貴浩選手でした!
(新井コールに応え、帽子を取りファンに手を振る)