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砂田喜昭 2017年9月27日更新  
学童保育時間延長
「来年4月から改善したい」民生部理事

 砂田市議 私に届いたメールは、ことし学童保育時間延長が認められなかったことについて「子育てのしやすい市と聞いて移住してきただけに、ショックです。小矢部市が、女性が働きながら子育てしやすいまちになるよう切に願います。」、「正社員として働いて、せっかく築き上げてきたものを放課後児童クラブのためだけに仕事をやめたり、パート勤務に変更したりしなければならなくなるのは非常に困る。」との内容であった。市は3月議会で、大谷の放課後児童クラブの定数増についてたいへん素早く対処した。このように一生懸命子育てに力を入れている小矢部市としては、この方の訴えに真剣に向き合って、時間延長についてすぐに改善できるようお願いしたい。

 
利用者アンケートを
   9月実施


 民生部理事
 時間延長については保護者のニーズを把握し、運営方針、体制を整えてから実施することが望ましいと考えている。そのため放課後児童クラブを利用されている方や、来年度から小学1年生になる方を対象に、利用希望に関するアンケートを今月実施する予定としている。その結果をふまえて必要があれば、平成30年4月からの開設時間の延長を検討し、利用希望に応えるよう運営方針を検討し、改善したいと考えている。

指導員の確保、
 来年4月に向け努力


 指導員の確保についても、市報やハローワークを通じて募集をしたり、利用されている保護者の皆さんや指導員の知り合い、元教員や元保育士や学生さんなど、いろいろな機会を捉え個別に依頼したりしているが、いま年度途中でもあることから依然として厳しい状況にある。ひきつづき努力して平成30年4月までには延長に向けて人員体制も整えていきたい。

 国・県の助成の
有無にかかわらず前向きに


 国・県の助成については県内10市の内6時間を超える国の長時間加算の対象となっているのは2市、4時間を超えての開設は5市、その内県の補助を受けているのは3市ということだが、本市としては延長加算の有無にかかわらず前向きにすすめたいと考えている。

アスベスト・中皮腫などの
  健康被害救済対策


 
砂田市議 中皮腫の発症までに数十年かかると言われている。建設業や電気工事業などに従事していて、何十年も前にアスベスト撤去やアスベストが吹き付けられていた現場で仕事をして、いまになって被害が顕在化した事例がある。元請けやその下請企業が倒産や廃業で存在しない場合もある。そのような場合でもアスベスト・中皮腫の健康被害を救済する方法はある。

市としても周知に努めたい

 
企画政策部長 労災や石綿健康被害救済法が施行されているが、これらの制度を知らず申請していないケースもある。本市としてもさらなるアピールとして企業協会等を通じ被害の防止対策、被害を受けた際の救済制度について機会を捉え周知に努めたい。

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