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砂田喜昭 2017年2月22日更新  
新年度予算案の概要

 2017年度予算の概要が市議会に報告されました。市民の皆さんから寄せられた要望がいくつも取り入れられました。日本共産党や砂田喜昭市議もその実現のために議会質問などで取り組んできました。


子育て支援で拡充
子どものインフルエンザ予防接種助成が実現  663万5千円

 満1歳から小学生は2回で計4千円、中学生は1回で2千円の助成をします。
 砂田市議は2015年12月議会、16年6月議会でこの実現を迫り、8月に行われた国民健康保険運営協議会でも「インフルエンザの流行を抑えれば医療費の抑制になる」と助成制度の創設を訴えました。新日本婦人の会小矢部支部も市長との予算要望で訴えていました。市議会民生文教常任委員会も16年9月議会の委員長報告でこの実現を求めました。
 65歳以上のインフルエンザ予防接種の助成もひきつづき実施します。  1709万8千円。

子ども及び妊産婦医療費助成 
呉西6市で窓口無料に
   9840万8千円

 子ども医療費の窓口負担無料の範囲を呉西6市の医療機関に拡大します。2014年6月議会、15年9月議会で砂田市議は、砺波市や高岡市など近隣市の医療機関にかかったときも窓口無料とできるようにして欲しいと繰り返し質問していました。昨年9月議会において県西部6市の連携中枢都市圏のなかで窓口無料制度を取り入れることになりました。

就学援助の入学準備金を入学前に支給

 子どもの貧困が深刻な問題となっていますが、生活困窮世帯(小矢部市の場合、生活保護基準の1・5倍までの所得世帯)には学用品費や給食費、修学旅行費などを就学援助金として支給しています。小学1年生、中学1年生の入学前にはランドセルや制服などを準備しなければなりませんが、それらの経費も入学準備金として支給されていました。ただ、その支給時期が1学期の終わり頃で、実情に合っていませんでした。砂田市議は2016年9月議会でこの問題を取り上げ、改善を求めていましたが、市はこの4月に入学する児童生徒から、前倒し支給することとしました。

多人数学級支援講師
小学3年生まで拡充
 1043万2千円

 30人を超えるクラスに小矢部市独自に、もう一人補助の先生を配置しています。これまでは小学1年、2年生まででしたが、新年度から小学3年生まで拡大します。
 昨年の決算特別委員会、12月議会で砂田市議はこの拡充を求めていました。

下水道計画の見直し
散居村では合併処理浄化槽方式も


 小矢部市はこのほど下水道計画の見直しを検討していましたが、散居村では家と家の距離が60メートルを超える家庭には合併処理浄化槽で整備するとの中間報告をとりまとめました。長年にわたって砂田市議が改革を求めてきたことです。
 これに伴って合併処理浄化槽の維持管理費と下水道使用料金との差額を助成する制度を創設します。合併処理浄化槽の維持管理には業者による年3,4回の点検と、法律で定められた年1回の県浄化槽協会による点検を受ける必要があります。さらに年1 回、浄化槽のくみ取り清掃が必要です。これらを全て満たした家庭に下水道料金との差額を補助します(5人槽で2万4千円、7人槽で2万7千円、10人槽で3万6千円)。
 水洗便所改造資金利子補給制度を、合併処理浄化槽整備にも対象とします(貸付利子率のうち5%相当を上限として5年間助成)。
 公共下水道の整備を促進し、概ね10年で完成させるために、工事費を3億円増やします(11億5千万円)。

 
石動駅周辺整備事業に
    13億6026万円。

 南北自由通路、駅前広場、駅南駐車場、既設エレベーター付き跨線橋に階段、駅事務室の移転補償費

 
子育て支援(続き)

☆ 北陸中央病院内の保育所で、病児・病後児保育の実施。5月より市内の保育園児全てが対象。石動西部保育園で病後児保育。1135万2千円。
☆ 統合こども園の整備。大谷校下と蟹谷校下で用地取得、設計。1億1124万2千円。
☆ かんだ放課後クラブ拡張工事(蟹谷小学校に併設の学童保育)185万円。
☆ 子どもの貧困実態調査・分析 300万円。

 
高齢者福祉の充実

☆ 変則デマンドタクシーの試験運行 仮称「城山線」「まちなか 線」など、起伏の大きい町で買い物支援にもなる。100万円。
☆ 運転免許自主返納者へのサービス拡充 バス、タクシーの利用券を2万円支給。
☆ 75歳以上市営バスの無料化。
☆ 地域密着型介護老人施設の整備助成 認知症対応で、金屋本江において。3097万8千円。

 
地球温暖化対策

☆ 地球温暖化対策実行計画
をつくります。12月議会で砂田市議もパリ協定の具体化として実施を求めたものです。 800万円。
☆ おやべの木活用促進事業 住宅の新築・改築に市産材を3立方メートル以上使用した場合の助成金1立方メートル2万円で、限度額を30万円から50万円に引き上げ。150万円。
☆ 地籍調査(山村境界基本調査)に本格着手します。国土交通省が実施主体。石動、宮島、南谷、子撫の各地区で4haの予定。砂田市議が2015年3月議会一般質問で実現を求めていました。39万8千円

 
教育環境の充実

☆ 蟹谷小学校図書室の移設整備 2200万円
☆ 奨学金貸付事業 新年度より他奨学金と併給可能に。624万円。
☆ 平和教育にひきつづき取り組みます。学習教材の配布や平和式典派遣費に70万7千円。
☆ 言葉の教室指導員の1名増員(発達障害児の対応) 607万9千円。
☆ 新高岡駅利用促進のため、大谷中学校の修学旅行に新高岡・富山間の新幹線運賃を助成 14万2千円。
☆ 新図書館充実のために図書購入を増冊に1124万7千円、図書のIC化事業(図書にICタグを付ける)に761万2千円。

 
その他

☆ 輝くママ移住支援助成 ひとり親の転入を促進する アパート家賃月1万円補助。240万円。
☆ 津沢夜高会館建設のための設計費用 1500万円。
☆ パークゴルフ場適地調査 第7次総合計画に盛り込むために。 200万円。
☆ 駅前空きビルで地域・まちなか商業活性化支援事業補助金 1200万円。 商工会がコモリビルを活用する。

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