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砂田喜昭 2017年1月15日更新  
12月議会報告
地球温暖化対策を次期総合計画の柱に

 
砂田市議 2020年からスタートするパリ協定の具体化として、小矢部市としても温室効果ガス削減を施策の柱に据えて、温室効果ガス削減目標を持ち、その手段を検討することが求められる。
 市の第7次総合計画(2019年度から10年間)の一つの柱として位置づけてはどうか。今から、市民や専門家を集めてこのための検討を開始すべきでないか。

 
民生部長 市民や専門家による実行計画を策定し、第7次総合計画においても今後の政策を定めてまいりたい。次年度以降、早々の段階で取りかかりたい。

 
砂田市議 再生可能エネルギーとして小水力とか太陽光、風力、太陽熱、それから木質バイオマス発電に取り組むことによって、新たな産業、新たな雇用を生み出すということが可能になる。人口減少が盛んに議論をされているが、新しい仕事をつくることによって、若者の定着にもつなげていくことが重要でないか。
 全国の経験から言えば、市民ファンドをつくり公共施設の屋根を貸して太陽光発電をし、売電した利益で出資者に配当する取り組みもある。
 公共施設で太陽光発電、太陽熱の活用やペレットボイラー、ストーブの活用で木質バイオマスの需要を喚起することもできる。

 
民生部長 今度の実行計画の中では、温室効果ガスの総排出量の削減目標を、市としてもつくる。そのためには、電気や、重油、灯油のような燃料ばかりでなく、他のものへの転換などを全体的に考慮した中で進めることになる。

 
街灯のLED化で、
 電気料金ほぼ半減


 
砂田市議 小矢部市内の街灯が全部LEDに切りかわった(2014年4月)。ある町内(街灯40口)で、以前の電気料は月額8、828円だったが、現在4、769円へと約半額になった。照明をLEDへ切り替えることも非常に有効だ。

 
太陽熱温水器 
 秋でも41度のお湯


 太陽熱の活用についても、夏の晴れた日には50度から60度ぐらいのお湯が出てくる。11月の一日中晴れた日にも風呂の温度が41度になった。太陽熱は非常に強力なエネルギー源になる。この設備は24年前に23万円で設置したものだが、全く問題なく使える。こういう切りかえは大きな効果があり、意欲的な計画をつくるように要望をしておきたい。

 バイオマス資源
活用推進計画の見直しも


 
砂田市議 小矢部市バイオマス資源活用計画について、バイオマス資源を、燃料だけでなくて肥料とか土壌改良材として土づくりにも生かしていくということが、非常に重要でないか。

 
産業建設部長 バイオマス活用推進計画については、さまざまに状況も変わっており、実行計画の作成も今後始まっていく。それらと歩調を合わせて、バイオマス活用計画見直しの中でも調査・検討を進めていくべきと考える。

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