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砂田喜昭 2014年12月1日更新  
初参加体験記
誰もが楽しめ、勉強になった「赤旗まつり」

 3日間で約15万人が集った第41回赤旗まつり(1〜3日)。これに参加された方と核兵器禁止の署名を集めておられる方から感想や意見が寄せられました。今週はそれを紹介します。

 小矢部から駆けつけた初日は、生憎小雨だったが、2日目は晴れた。娘夫婦・孫も一緒に「赤旗こども広場」で遊ぶという。
 赤旗まつり会場までの地下鉄の中で、笠井亮衆院議員夫妻に出会った。私の家族を紹介し、お二人と話が出来て感激した。新木場では、駅から会場入り口までが既に人波で身動き取れないほど。

 野外特設ステージでの
小池晃参院議員と森永卓郎さんの「超貧困と戦争の日本なんかにしない」アベノリスク対談を聴いた。「日本が超2極化、格差社会になっている、消費税は5%にもどせ。」や、「戦争は人の理性を狂わせる。」、「マハトマ・ガンジーのように『非暴力、不服従』で、それぞれが出来る範囲で戦いましょう。」「TPPは、暮らしを(格差の大きい)アメリカ型にするもので、社会の根っこが弱くなって長続きしません。」という言葉には、共感できた。また、「アメリカ側スタッフが、『日本語を使うこと自体が非関税障壁だ』といった。」という笑い話には驚いた。

 これが終って、娘夫婦と物産模擬店めぐり。産地特産品で腹ごしらえをした後、家族と別れ再び特設会場へ急いだ。

 
志位委員長の演説を聴くつもりだったが、周りは立ち見の人垣、内には座り込んでいる人たちでびっしりだった。(後で知ったが約8万人の人出がここに集まっていたのだ。)意を決して通路に飛び込み、とにかく志位さんの顔を識別できる所まで進み、腰を降ろした。遠くで右翼の街宣車と思われるざわめきが風に乗って来た。志位さんはものともしないで、安倍政権を「異論に耳を貸さない強権体質、政治を金でゆがめる古い金権体質」とばったばったと切り倒す。「この党を大きくすることに日本の未来がかかっている」と述べると、皆一緒に拍手喝采となった。

 
八代亜紀さんの歌になり、席を立とうとしたがさらなる人垣が出来ており再び通路に座り込んで、人々の間から覗き込むようにして「雨の慕情」「舟歌」等に聞きほれた。音響装置と映像装置がすばらしい。
その後、人波を泳ぐようにしてこども広場に駆けつけた。孫は「周防の猿回し」や「フワフワトランポリン」などを十二分に楽しんでいた。

  3日目、
不破さんの「科学の目講座『日本の戦争』を考える」も大変面白く、先を見通せない指導者による戦争や政治の怖さを知った。

  「赤旗まつり」はその規模の大きさが半端でなく、多様性があって、しかもテーマの統一性がある。初参加でも、面白く遊べて勉強になった。誰もが生き生きと参加し楽しんでいた。
 
安倍右翼政権を倒し日本を救えるのは、この日本共産党しかないと思った3日間だった。        (A・H) 

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