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砂田喜昭 2013年6月9日更新  
6月議会議案
一般会計1億6千万円増額


 6月議会が7日から始まりました。市が提出した議案の主なものは次の通りです。

大谷小学校、東部小学校耐震に追加工事

 大谷小学校、東部小学校の耐震補強工事に9210万円を追加します。耐震基準の見直しに伴い追加工事が必要になったものが5760万円、工事単価の値上げ分が3450万円です。

 水田農業経営体活性化対策事業費に2365万8千円を計上しました。これは12農業経営体のトラクター、コンバイン、田植え機購入資金への一部補助です。

美術館の実施設計に着手

 美術活動拠点施設、いわゆるアートハウスの実施設計に1264万8千円を計上しました。

企業立地にともなう固定資産税課税免除期間の延長

 富山県企業立地促進計画に適合すると県が承認した事業者に対して、新たに取得した土地、家屋に課税される固定資産税を3年間課税免除しています。この優遇措置の期限をさらに5年間延長します。なお、進出が予定されている三井アウトレットパークはこの対象外です。

 市道の路線認定
アウトレットパーク内に新設


 国道8号線からアウトレットパーク内へ進入するための道路を整備するために、東部産業団地線として事前に市道として認定します。計画では延長800メートル、総幅員9.5メートル(うち車道幅員6メートル)の道路を新設します(図参照)。
アウトレットパーク内に市道東部産業団地線を新設


市職員の給与削減

 小矢部市は7月から今年度の管理職手当を一律10%削減します。なお、給料、期末・勤勉手当については削減しません。小矢部市の場合、影響を受けるのは管理職だけに限られます。
 これは総務大臣が地方公務員の給与削減を、国家公務員に準じて行うように求めたことから起きたことです。国は給与引き下げを地方自治体に強いるため、これに相当する地方交付税を減額しました。国は、東日本大震災に対処するため国家公務員の人件費削減をしましたが、これを地方自治体にも押し付けたものです。
 地方6団体(全国知事会・都道府県議長会、市長会・市議会議長会、町村長会・町村議長会)は国のやり方を、次のように厳しく批判しています。
 @地方固有の財源である地方交付税を給与引き下げの手段として用いたこと、A地方のこれまでの人件費抑制の努力を考慮していないこと、B本来、地方自治体が条例に基づいて自主的に決定すべき給与を国が引き下げ要請したことはあってはならないことです。


看護師、介護職員の処遇改善を
富山県医療労働組合が陳情


 医療や介護の職場で、看護師不足や介護職員が職場に定着しない問題が深刻になっています。この改善を求めて、富山県医療労働組合が5月30日、国に対して意見書を提出するよう、小矢部市議会に陳情しました。
 その主な内容は、@ILO看護職員条約に基づき、看護師など夜勤交替制労働者の労働時間を1日8時間、週32時間以内、勤務間隔を12時間以上とすること。A医師・看護師・介護職員の大幅増員のために診療報酬・介護報酬の引き上げを図ることを求めています。
 これを受けて富山県議会、滑川市議会、入善町議会が意見書を採択しています。


2013年国民平和大行進
今年も核兵器廃絶を願い


 2013年原水爆禁止国民平和大行進(富山〜広島コース)は6月6日に朝日町を出発し、14日(金)午後、旧福岡町役場を出発して小矢部市入りします。
 沿道で集める「核兵器全面禁止のアピール」署名は、2015年のNPT(核拡散防止条約)再検討会議が具体的に動き出すようにと、国連へ提出されます。
 「核兵器の全面禁止を求めて」、一歩でも二歩でも、ともに歩きましょう。

   予定時刻は次のとおりです。

 14日(金) 13:15福岡行政センター〜14:30大滝交差点のコンビニ〜15:10芹川西〜15:35小矢部市中央児童公園〜16:20小矢部市役所
 15日(土) 9:30小矢部市役所〜10:10小矢部商工会館前交差点〜10:40 国道471号線へ右折〜11:10安楽寺信号付近〜11:30倶利伽羅トンネル出口付近〜12:00引継ぎ集会・解散

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