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砂田喜昭 2012年12月23日更新  
総選挙、共産党8議席

 第46回総選挙(12月16日投開票)で日本共産党は8議席を獲得しましたが、改選前より1議席減らし、北陸信越ブロックでは議席を獲得できず、たいへん残念な結果になりました。
 比例代表で日本共産党に投票された方は全国で369万人(北信越 21万人、小矢部市 571人)、小選挙区で470万人(北信越 26万5千人余、小矢部市1150人)に上ります。日本共産党はこれら方々はじめ、ご支援をいただいた方々に、心からお礼を申し上げます。
 一方、「民主にガッカリ、自民党もイヤ」と迷い投票しなかった人も多く、投票率は全国59・31%で、投票者は前回衆院比1千万人も減りました。県内でも39万人、市内では1万人が棄権しました。

3区 小選挙区得票数



県内 主な政党の比例代表得票数



「せっかく協力したのに、残念だ」

 市民の方からこんな声が寄せられました。
 Aさん 「せっかく協力したのに、なーん、あかんだぜ。比例で政党名を書くとき、ちょっと手が止まってしまったよ。」
 党員Bさん 「期待に応えられず、申し訳なかったです。」
 Bさんは「この方はきっと初めて共産党に投票していただいたのだろうと思います。このような方々の期待に応えられず、残念でした。」と語っています。

「憲法変えられるのではと、心配で心配で」

 党員Cさんに次のような電話がかかりました。
 「自民・公明党が3分の2以上の議席で、総裁が安倍さんでしょう。憲法が変えられるのではと、心配で心配でならない。」
 Cさんは「日本が危険な道へ進まないよう、頑張らないと」と感想を持ちました。

もっと国民に溶け込み結びつく共産党に

 日本共産党中央委員会常任幹部会は12月17日に、議席の前進に結び付けられなかった最大の理由として、次のように述べています。
 「党の力の根源は、何よりも、さまざまな困難に直面しその解決を求める各層の広範な国民に溶け込み結びつく力にこそあります。日本共産党が持つ「草の根の力」は、他党と対比するならば、抜群のものがあります。しかし、それも、今の情勢が求めているものに比べればまだまだ小さいし、これまでより弱まっている面も少なくないのです。行き詰まった古い政治のもとで、苦しめられている多くの国民と結びつき、その苦難を軽減するために活動し、現状を打開する展望を語り合う、そんな党をつくりあげるうえでまだまだ不十分です。」
 小矢部市で活動する共産党としても、この面からも問題を深め、努力していきたいと考えています。

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