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砂田喜昭 2012年5月27日更新  
消費税増税反対署名
心配や怒りの声、次々

 日本共産党小矢部市委員会は5月21日、市内で各家々を訪問し「社会保障の充実、財政危機の打開に、消費税に頼らない別の道があります」と話しかけながら、「消費税10%アップと社会保障切り捨て中止を求める請願」署名を集めました。その中で出された市民の声をお知らせします。


☆ これからどうなるのでしょう。テレビや国会の議論を聞いていてもとても不安になります。
☆ 年金がどうなるか、心配です。共済年金と厚生年金が一緒にされるというが、低い水準に合わせられるのではないですか。大変困ります。
☆ 消費税は反対だ。内税になって、消費税が見えなくされて困っている。私らはお客さんから値切られると、消費税を、身銭を切って出さなければならないのだ。
☆ いずれは必要だとは思うけど、高級官僚が天下りでうまい汁を吸っていることに、もっとメスを入れてからでないと納得できない。
☆ 私よくわからないから、後でこのパンフレット読んでおくね。

(橋本内閣のときに消費税を3%から5%に引き上げたが、国の税収は反対に14兆円も減ってしまった。法人税減税や大金持ち優遇税制にしたからだ、という私たちの説明を聞いて)

☆ 鳩山さんみたいに、国会議員の人たちは裕福な人ばかりだから、私たち庶民のことがわからないのでしょう。

(フランスやギリシャで、選挙で政権交代ができたでしょう。日本でもそうしたいですねと話しかけると)

☆ 民主党もダメだけれど、自民党に戻っても困るしね。あんたら、頑張ってね。

(年所得1億円を超えると、税と社会保険料の負担割合が軽くなる。トヨタ自動車の豊田社長は自社株の配当で年間2億円以上あり、役員報酬1億3千万円と合わせた収入にかかる所得税・住民税と社会保険料は6900万円弱で、負担率は20%。一方トヨタ社員は負担率22%で、社長が社員より軽いのです。証券優遇税制導入以来の豊田社長の減税額は2億8300万円に上ります。このことを説明したら)

☆ (たまたま店に来ていたお客さんも)不公平があまりにもひどいですね。私はこの家のものではないが、署名してよいですか。
☆ 私は小矢部市のものでないが、署名してもよいですか 。

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