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日本共産党の政府交渉
日本共産党富山県地方議員団は5月29日、住民からの要望を持って上京、日本共産党の井上さとし参院議員の紹介で政府関係省庁と交渉しました。小矢部市から砂田喜昭市議も参加しました。
能越自動車道路料金
値下げに支援を
国土交通省
地方道路公社の値下げに
支援を検討
高速道路料金の土日割引を踏まえて、能越自動車道路料金の値下げ運動を小矢部市議会が呼びかけたことを受けて、砂田市議は国土交通省で国の支援を訴えました。
国土交通省道路局有料道路課指導係長は「地方道路公社からも値下げの要望を聞いている。どういうスキーム(計画、案)が可能か検討している」と答えました。聞くところによると、名古屋市も名古屋高速の値下げを国に要望しているそうです。国は地方が自らの創意で地域の活力を高める取り組みに対して、地域活力基盤創造交付金を出して支援する制度を持っており、県から要望があればこの対象となるとのことです。
環境省
単独浄化槽を合併浄化槽に
切り替え促進が課題
散居村での浄化槽市設置型の整備促進を求めた砂田市議の要望に、環境省は「市が決めればOKである。下水道より経済的かどうかで判断している。下水道区域の見直しで市の生活排水処理計画に取り入れれば可能。県の下水処理構想の見直しに合わせる必要がある。」と答えました。
国はモデル事業で補助率を3分の1から2分の1に引き上げたことも明らかにしました。
さらに今後、単独浄化槽(トイレだけを浄化)を合併処理浄化槽(台所、洗濯、風呂を含む生活雑排水全体を浄化)に切り替えることも大事なテーマだと強調しました。
総務省
公営企業の出資債に
国の支援あり
総務省では水道企業会計などの企業債に対する国の支援について、担当者は「料金収入を持ってしても足りない場合に、一般会計から繰り入れた出資債に対してその2分の1を国が地方交付税で補填する仕組みがある」と述べました。水道企業会計では、災害対策や老朽管の更新、あるいは水源対策や水道の普及など政策目的をもって行う出資債が対象となると述べました。
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