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2000年8月27日号

地下水汚染の検査体制が急務
水島の食品メーカーで大腸菌群検出


水島にあるアイスクリームなどを製造している会社で大腸菌が検出された問題が当局から報告されました。約40メートルの井戸からくみ上げた地下水からも、大腸菌群が検出されました。
この問題に関連して、砂田市議は「地下水の一般細菌を含む検査体制を作り、安心しておいしい地下水を飲みつづけられるようにすることが大事だ」と述べました。
昨年12月議会の民生文教常任委員会でも砂田市議は地下水の細菌を調べる定期検査を提案し、年間数万円でできると主張しました。その後3月議会で取り上げ、民生部長は井戸水の公害検査を実施している個所26地点で、細菌検査を追加することについて、「その程度でしたらやれると思います」と答弁していました。これをまだ実行していなかったのですが、今度の事件でその必要性がいっそう高まりました。
また、今年3月、国体準備室が民泊家庭の井戸水検査を行いましたが、そのデーターを保険環境課でも把握して、井戸水の汚染状況をチェックすることが必要だと主張し、市役所の中での協力体制の強化を訴えました。

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