赤旗読者通信のページ
2000年12月3日号

30人学級で
どの子にもわかる学校を

みんなの会小矢部がユニー前で署名行動

 11月25日(土)、「みんなの会小矢部」(明るい富山県政をみんなでつくる小矢部市の会)は『ユニー』前で30人学級の実現などを求める、国への要請署名活動をユニー前で署名行動をする「みんなの会」のみなさんしました。土曜日の午後、天気もよく、参加者6名の元気のいい署名の訴えに買い物客が次々に足をとめ、約1時間で102筆が集まりました。
 参加の『新婦人』の会員は、「若い人が積極的で、小矢部市以外の人も署名してくれた。38名のクラスで勉強している高校生は、少ない方がいいけど、友達と別れるのはイヤ、と言いながら、してくれた。早く30人学級になればいいね。」と感想を話しました。『砺波女子高校の再編成功を目指す懇談会準備会』から参加した方は、「若いお母さんが『そうなんです、これ、大事なんです、小矢部でも、してらしたのですか』と署名活動を待っていたような方があって感激した」と話しました。
 しかし一方では、「たくさん人数がいたほうがよい」「先生を減らさないためにするのか」など、30人学級の意義をよく理解してくれない人も案外多かった、と参加者はいいます。
 「物質文明の時代が進んで、核家族が圧倒的の多くなり、子どもも一人か二人で、集団的に遊ばず、テレビでバラバラにされて育つ今の子どもを昔のように号令で動かすことができない実情をもっと訴えたかった」、また、「『30人学級』の運動は、一人一人の子どもが大切にされ、基礎学力を身につけ、市民道徳を育成する学習活動をちゃんとやらせる学校づくりが目的であり、結果として先生の数が増えることになるだけだということをもっと、宣伝しなければ」との感想も寄せられました。

赤旗読者通信のページへ戻る

砂田喜昭のホームページへ戻る