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ガビチョウ(画眉鳥)

 外来生物法特定外来生物に指定された、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている鳥です。

 外来生物法は日本在来の生態系を損ねたり、人や農林水産物に被害を与えたりする恐れのある外来種を「特定外来生物」に指定し、許可なしに飼育や栽培、保管、持ち運びや輸入を禁じる法律です

ガビチョウは地上採食性です。日本の野鳥の中にはツグミ、スズメ、イカルなど沢山の地上採食性の小鳥が沢山います。
 そんな中で生態系を壊すと危惧されていますが、ソウシチョウと同じ特定外来生物に指定されているこの鳥も私達人間が持ち込んだものです。


昨年5月庭の木にとまっていました。目の周りを
アイラインで白く塗ったようなヒヨドリほどの大きさです。
近年、とくに鳴き声を聞くようになりました。
普通の野鳥の鳴き声とは違います。
ひときわ大きな声で、東南アジアか中国語が
入り混ざったような早口の鳴き声です。
最初は珍しい鳴き声だなと思っていましたが、
最近はうるさく感じるようになりました。
もともとの分布は、中国南部から東南アジア北部です。日本では、
ペットとして輸入された個体が「かご抜け」により定着しました。

庭の駐車場にアジサイが咲いています。

車の前のアジサイの中から時々鳥が出るのを見ていました。
ヒヨドリの飛び方とはが違いますし、チョット茶色じみていました。ガビチョウかもしれない。
ソット中を覗いて見ると、茂みの上の方に固まりが見えました。やはり
小鳥の巣です。


カメラで覗き込むと

目が合いました。

ガビチョウ

次の日、親鳥が巣を離れたのを見たので、
急いでアジサイの茂みをかき分けて巣の中を覗きました。
雛が二羽、卵が一個確認出来ました。
卵はブルーです。
二日目、雛の産毛も生えていました。



次の日、朝から新聞を取りに駐車場まで
行くと、前を雛がチョコチョコと歩いて
横切って茂みに入りました。

急ぎカメラを取りに引き返し
写真を撮りました。
親鳥が心配して茂みに向かって
雛をよんでいました。

茂みの中から小さな雛の声が
聞こえました。


どこだ! オスです。
まだシッポの毛が生えていませんので飛べません。
しかし、足はしっかりしていました。
巣立ち
私があまり巣を覗くので早めに巣立たせたのかもしれませんね。
しかし親鳥が側に居ますので安心です。明日になれば飛べると思います。
(2014.7.8)
外来生物法特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている鳥として、
日本
在来の生態系を損ねたり、人や農林水産物に被害を与えたりする恐れあり」とありますが、
まだはっきり確認されていません。見守って行きましょう。

私とガビチョウとターコイズブルー
私の母黌(高校)の先輩に、永谷正輝さんがいらっしゃいます。
日本を代表するカントリーシンガー「チャーリー永谷」さんです。

熊本市在住の頃、30数年程前はよくライブハウスに通ったものでした。
巣に残った無精卵です。
トルコ石の青色、きれいなターコイズブルーでした。

当時チャーリーさんお薦めのアメリカインディアン・ナバホ族手造りのターコイズです。
今でも大切に使っています。
  
ナバホ族とターコイズについては、こちらをご覧ください。