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鉄砲 百発百中

稲富祐直(直家)(1552〜1611)


戦国時代、スゴ技の持ち主・稲富祐直(直家)鉄砲・火縄銃で、針に刺さしたシラミを狙撃したり、鳥の声を聞いただけで見事に鳥ののど元を射抜いたり、手ぬぐいで目隠しをした状態でも百発百中だったという逸話がある。


鉄砲(砲術)は祖父から学んだ。
はじめ、一色家に仕えていたが一色家滅亡後は細川忠興に仕えた。関ヶ原の戦いでは大坂の細川屋敷を守っていたが、西軍によって屋敷を囲まれた時、稲富祐直は逃げ出し、これに怒った細川忠興は稲富祐直を追放した。


その後、松平忠吉、徳川義直に仕えた。井伊直政や浅野幸長は稲富の弟子である。剃髪後、「一夢理斎」と号した。

稲富祐直
(「信長の野望 烈風伝」より)